放課後、マミ姉達と帰っていると、二人が足をとめて薬指を見る、そこにあるのはソウルジェムが変化した指輪、魔女の出現を感知するものらしい。
「ヒーローには頼らないの?」
「魔法じゃないと倒せないのよ」
「それに、頼りないから、」
「そう?」
「事故の時に魂魄を助けられなかったでしょう?」
「間に合っていたら二年も魂魄にならなかったかもしれないわ」
「そっか…」
そんなに使用が低いのか、後で契約した相手と合わせてくれるって言っていたけどどんな存在なんだろう。魔法少女というくらいだから、マスコットみたいなキャラクターかな?でも魔女化のことを考えると、そんなゆるふわキャラじゃない気もするけど。
「魂魄、先に帰りましょう」
「何で?マミ姉は?」
「魔女、いえ、この反応はたぶん使い真ね、近くにいるから倒してくるわ。その間織莉子の言うことをちゃんと聞くのよ」
「子供じゃかいよ…」
「そうね、でも、心配なのよ」
「わかったよ、ちゃんと帰ってきてよ、」
「…ええ、」
マミ姉は走っていった。織莉子姉達は僕が目をさましたときにどっちが僕のそばに残るかを話し合っていたらしい。結果偶数日はマミ姉、奇数日は織莉子姉が僕のそばに残るらしい。一人で大丈夫かな。
「大丈夫、マミはそう簡単にやられないわ」
「ならいいけど」
◇◆◇◆◇◆
魂魄のためにも早く倒さないとね。
結界の中には、死臭がする薔薇園だった。薔薇の魔女ってとこかしら。結界も狭いから使い魔でかくていね。それじゃあ早く片付けて魂魄の所に戻らないと。
さっき結界に入る前にインキュベータをいじめている子がいたけど、事実を知った子かしら?因果応報ね。魔法少女は魔女になる、でも魂魄がいるから絶望しない、たとえどんな絶望があっても魂魄のために私は希望を持ち続けるから。
気を取り直して走って進んでいくと、見滝原中の制服を着た少女が二人、使い魔に襲われていた。急いでリボンを使って壁を作り、二人の少女の前に降り立つ。
「大丈夫?」
「え?はい、」
「大丈夫です…」
「それじゃぁ、時間がないから早く倒させてもらうわよ!」
二人の安全が確保できたら使い魔を倒すだけ。リボンを銃に変えて使い魔へ発砲を繰り返す。一体、二体、三体。マスケット銃一つにつき、使い魔一体のペースで倒していく。
あら、逃げられちゃったわね。
「ふぅ、大丈夫だった?」
「はい…あの、巴さん!さっきのあれは」
「名前知っているのね、でも改めて私の名前は巴マミよ」
「マミさん、さっきのあれは?」
「あれは使い魔って言って個性とは別のもの」
「じゃあマミさんは?」
「魔法少女よ、さっきの使い魔と戦うの。この力も個性は違うわね」
「なるほど……」
「ごめんなさい、説明はそこにいる子に聞いてくれる?私はすぐに戻らないといけないから」
そう言い残して私は魂魄のもとに向かう。事実を知っているみたいな子だし、たぶん大丈夫でしょう。なら私は魂魄との時間を増やすために急いで家に帰るのが先だ。
「ただいま!」
「おかえり、マミ姉」
「おかえりなさい、」
「ええ」
この書き方楽だな、短い話を短いスパンで書いていく方式