お馬鹿な武道家達の奮闘記   作:星の海

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時間が掛かった上にやや短いです。申し訳ありません。


2話 特訓 特訓 更に特訓

巨大なボクシンググローブを付けた右拳がネギの眼前に迫る。

「う…わっ⁉︎」

ネギは竦みかける体を何とか動かし、半ば倒れ込む様になりながらも、一撃を右に躱した。

「わぶっ⁉︎」

しかし、直後に突き出された矢張りグローブ付きの左拳がネギの顔面を捉え、ボスリという鈍い打撃音と共にネギは後ろに倒れ込んだ。

「大丈夫か〜ネギ?」

残心を取ってからネギを打ち倒したグローブの少年ーー中村がネギの腕を掴んで立ち上がらせつつ、尋ねる。

「は、はい…大丈夫です」

ネギは赤くなった鼻の頭を空いている方の手で押さえながら返事を返した。実際に打撃を喰らったにしては何処も痣になったり出血してはおらず、先程の一撃が相当に手加減されていた事を伺わせていた。

「ん、ならいい。但しナンボ怪我になんねえ様に力抜いてるからって、当たり所が悪けりゃ最悪障害が残る様なダメージ入んだ。少しでも調子が悪いと思ったら隠さずに言えよ?」

「はい」

ネギの返答に満足気に中村は頷くと、ネギに対して先程の動きで何がいけなかったかを伝え始める。

「いいかネギ。さっき俺の右拳をお前は俺から見て左に躱したけど、そうすると空いた俺の左拳が届き易い俺の正面にお前は移動しちまうだろ?こういう場合は俺の外側へ逃れる様にした方が良い。今の場合だと俺から見て右だな。勿論最善な回避位置なんてのは時と場合で違うから常にそうしろなんて言わねえ。動いた先の展開で自分が少しでも有利になる様に考えて動くんだ、ネギ」

「はい‼︎」

ネギは元気良く返事をする。

「よっしゃ‼︎まだ時間あっからもう一回行くぞ!構えぃ‼︎」

「はい‼︎」

 

「ネ、ネギせんせ〜……」

「大丈夫です、のどか。中村先輩はこういう所でいい加減な人では無いですよ。大事にならない様に手加減してくれている筈です」

「…にしてもやっぱり全然駄目ねー…避けるだけでもあんな難しいんだ……」

「それはそうだよ。言ってしまえば人をぶっ倒すことだけ考えて生きてる人種だもの、武道家(おれたち)は。魔力強化(ドーピング)で付きとはいえ真面に喧嘩もしたことが無い十歳児なんて勝負さえ成立させない位じゃ無ければこれまでの修行が浮かばない。寧ろ始めて数日であそこまで動けてるネギ君、破格に筋が良いんだけどね…」

 

時間帯はまだ陽も登り切らぬ早朝、話し合いから早数日、ネギは辻達と強くなる為の修行を開始していた。現在は兎に角真面な対人戦闘経験の全く無いネギを、一先ず戦闘において動ける(・・・)様にする訓練を行っている。

 

 

 

話し合いの際、ネギは大豪院の質問に対して明確な答えを返せなかった。

「強さの違い……ですか…?」

「ああ」

大豪院は頷く。

「一口に強さと言っても色々な定義がある。肉体的だけでなく精神的なものも指すが、この場合でお前が求めているのは所謂『腕っ節』の強さだろう」

「は、はい…」

ネギは戸惑いながらも頷く。

「…おそらく今のお前は漠然と力を着けたいと思っているのだろう。しかしな、目的意識を持たずに闇雲に鍛錬をしても、ある一定以上の強さは身につかないものだ、ネギ」

大豪院はキッパリと言う。

「お前はどういった理由で、どういう風に、どれ位強くなりたいのか?…今直ぐに答えを固めろとは言わん。お前の歳ではっきりとそれ等(・・・)が定まっている方がおかしいのだから。しかし、常に答えを探す様にしておけ。強くなるにおいて非常に大事な事だからな」

 

 

 

「…まあ、はっきり言って十歳児に考えさせるような事じゃあ無いよねえ」

山下が豪徳寺との組手の差中、溜息混じりに呟く。

「まあな……俺らがあん位の頃は難しいこと考えずに、ただ強くなる‼︎…って一念だけで修行してたもんだぜ」

獲られた腕が捩じられるのを筋力で強引に抵抗しながら豪徳寺が返す。

「それでも場合が場合だ。十年掛かりでゆっくり鍛えるのがネギ君の年齢考えれば良いんだろうけど、流石にそこまで俺達が関わっていられる保証も無いし、大きな声で言えないけど事態は多分、急を要する。鍛錬に近道無しとは言うけれど、幸いネギ君には魔法って下地がある。手っ取り早く直せる所と鍛えられる部分を優先しよう…ああ、神楽坂ちゃん、別に俺が喋ってる差中でも打ち込んできていいよ。勝負勘をまず養う為にやってることだから、いけると思ったらどんどん来て。不味かったらちゃんと解説した上で修正するから」

辻が山下達に意見を飛ばしながら、正面でハリセンを構える明日菜に声を掛ける。

「イ()ァァァッ‼︎」

(フン)‼︎」

その後ろでは大豪院と古がブ○ース・リーもビックリの凄まじい打ち合いを繰り広げていた。

「…なんて言うか、ホント今更ながら人間離れしてるわね、先輩達……」

「わぶ〜〜っ⁉︎」

「あ、ヤベ」

「せんせ〜⁉︎」

「ちょ、先生が吹き飛んだですよ⁉︎」

辻の向こうで騒いでいるネギ達の喧騒をBGMに、明日菜はしみじみと呟いた。

 

 

 

目立った外傷は無いとはいえ、殴られて転がされて幾分ヘタった印象のネギと3ーA女子達を見送ってからバカレンジャーは学校に登校した。

「しっかし何なのかねネギきゅんは。ホントに最低限の体捌きしか教えて無えのにそこそこ攻撃捌くしよ。いくらこっちが気無しあっちが魔力強化済みとはいえ、あり得ねえぜ普通?」

昼休み、中村が椅子に寄りかかりながら呆れた様に言い放つ。

「天賦の才…と、言えるのかもしれん。実際齢十にして先生など、考えるまでも無く普通は不可能だ。要領と飲み込みが良いのだろうよ」

「相当才能ありってことだな、魔法も体術もよ。何だ普通に天才じゃねえか」

「本人は謙遜してるけど、実際そんな感じだねえ…」

山下が苦笑しながら肯定する。

「…さすれば問題は魔法方面の指導者か……」

辻がが顔を顰めて問題点を告げる。

「まあなー。そればっかりは俺様ちゃん達一切力になれねえしなぁ…」

中村も渋い顔になりながら言葉を返す。

「そもそも俺達の個人的な魔法関係者の知り合いなど、ネギを除けばあの女吸血鬼位だろうが」

「あの女にだきゃあ死んでも頼りたく無いぞ、俺ぁ…」

「あ、僕らが頼む頼まない以前に無理っぽいよエヴァさんを頼るの」

大豪院と豪徳寺の会話に山下が割り込む。

「ん?どういうこと、山ちゃん?」

辻が不思議そうに尋ねる。

「いや前に顔出した時の帰り際にエヴァさんが言ってたんだけどさ。ほらネギ君って修学旅行に行く前からエヴァさんに血を分割で分け与えていたじゃない。こっちに帰って来てからの献血分で一先ず封印ってのを解くのに必要量が溜まったらしくてさ、待ちに待った封印解除の為の儀式用意に入るから、くれぐれも面倒事を持ち込むな、って釘刺されてたんだよ。何やら色んな意味で魔法関係者達の期待の星のネギ君を今のタイミングでエヴァさんとこ連れてったら、絶対魔法関係者達が黙ってないから。……って事なんじゃないかな?」

山下の説明にその場が沈黙する。あれ?と首を傾げる山下に、中村がワナワナと体を震わせながら言い放つ。

「山ちゃん……お前、ロリコンだったのか⁉︎」

「なんでそうなるのさ…」

また馬鹿が馬鹿なこと言い出したと半目で中村を見やる山下だが、何時もと違って何やら辻達も懐疑的な目線で山下を見ている。

「いや、そもそも何で会いに行ってんだよ山下?」

「お土産があってさ。まあ言いたいことは解るけど、何が何でも敵対して殺し合いしなければいけない状況でももう無いじゃない、エヴァさんとは」

「…まあ、そうだがな……」

「いやしかし殺しかけて殺されかけた相手によく平気な顔で会いにいけるよな山ちゃん……」

俺には無理だと身を震わせる辻に苦笑しながら山下は締めくくる。

「そんな訳だから、エヴァさんに頼るのは無理だと思うな」

「いや、元々頼る気は薄かったけどな…」

「山ちゃん、あのロリババア狙うなら只野の野郎に気ぃ付けろや。あの人間失格教師、唯でさえ貧乳ロリ体型美少女の一人リーダーと多少交流有るんで目の敵にされてんだからよ」

「だからそんなんじゃ無いよ馬鹿。大体エヴァさんも僕なんて眼中に無いよ、ネギ君のお父さんにベタ惚れなんだから」

山下が若干不愉快そうに中村を睨み付ける。

「な〜んだよ山ちゃん、珍しくイラついて。あれ真逆マジでぇぇぇぇぇぇっ⁉︎」

中村が言葉の途中で座っていた椅子ごと宙に舞い、首から床に叩きつけられた。

「まあ馬鹿は放っといて。現状麻帆良の魔法関係者に頼るのは彼方の目的が解らない以上避けたいし、残念ながら俺達に現状出来ることは無いな」

首を奇妙な角度に捻じ曲げながら床で痙攣している中村を綺麗に無視して、辻が結論を纏める。

「だな」

「そうだねぇ……」

「…頼るにしても、彼方の出方が解ってから、だな……」

他の面々も同意し、昼休みの終わりも近いので、各々授業の準備を始めようと散会しかける。

「…ま、待てや……!」

が、中村が頭を真横に傾けたまま復活し、他のバカレンジャーを睨み付ける。

「なんだ馬鹿村、いいから寝てろ」

「そうそう。どうせ聞いてても聞いてなくても理解度は同じでしょ?」

「生きてても…おっと、起きてても有害なだけだから沈んでろよ」

「お前の生きる権利ってお前が自分で思っている以上に周りから認められていないぞ」

「黙れや冷血漢共ぁぁ‼︎てめえら如きカス共に認められずとも俺様は薔薇色の人生生き抜いてやるわ⁉︎兎に角そんな話じゃ無え、何とかなるかもしれねえぞネギの魔法方面強化」

「何?」

大豪院が怪訝そうに声を上げる。

「どういう…」

「貴様ら席に着け、授業始めるぞ」

豪徳寺の言葉の途中で昼休み終了のチャイムが鳴り、教室の扉を開けて杜崎が入ってくる。

「ほれ」

ビシッ!と中村が杜崎を指差す。

「……あ〜〜〜………」

山下が納得の呟きを洩らす。

「居るじゃねえか、相談しても唯一話拗らせそうに無えゴリラがよ」

「人を指差すなカス村」

「キャァァァァァァァァァ⁉︎」

突き付けたままの中村の指を杜崎が捻じ曲げ、乾いた音を指が立て、甲高い悲鳴を中村が上げた。

 

 

 

「畜生あの猿人ゴリが。覚えてやがれ毎度毎度……!」

「モッさんも全く同じことを中村に対して思ってると思うけどね。何せよいいじゃない気前良く貸してくれたんだから、魔道書とやら」

放課後、ネギと約束している夜の部の修行を行う為公園に向かいながら怨嗟の声を上げる中村を山下が取りなす。

「直接指導して貰えりゃ話は早えんだけどなぁ、それは無理か」

「そうだな。何度も言うが魔法関係者の出方が決まらん内はネギと杜崎教諭、双方の為にならん。無責任な言い方になるが、暫くはネギ本人に頑張って貰うしかなかろう」

豪徳寺の呟きを大豪院が肯定する。

「…まあ、貸して貰った魔道書も初級者向けの物らしいし、魔法を習得するだけなら難しくは無いらしいから、ネギ君なら大丈夫なんじゃないか?…と、いたいた。おーいネギ君、待たせたね!」

辻が公園で準備運動をしていたネギに声を掛ける。

「いえ、殆ど待っていません!よろしくお願いします、皆さん‼︎」

薄らと汗を滲ませながらネギが元気良く返事をする。

「こんばんわ、先輩達。今回は朝倉と刹那さん、用事があるから不参加らしいわよ」

「よ、宜しくお願いしますー…」

「こんばんわです。今回は何をするですか?」

ペコリと頭を下げるのどかの傍ら、夕映がそんな事を問うてくる。因みに古はその場に居はしたが、站椿(たんとう)による気の自己鍛錬の差中らしく、辻達に一礼してまた中腰の様な姿勢に戻る。楓は山に設けている拠点に用があるらしく、遅れて来るとの事だ。

「んー、まだまだ修行らしい修行には入れないけれど、重要な要素を鍛えるつもりだよ」

辻は背負っていた木剣とフツノミタマの入ったケースを降ろしつつ、宣言した。

 

「おら逃げろー!戦場では足を止めた奴から死ぬんだよー!」

「うわーーん⁉︎」

鬼の形相で追いかけてくる豪徳寺から必死に逃げつつ、ネギは泣いている様な悲鳴を上げる。

「…見た目はアレですが、これも体力鍛錬、という訳ですね……」

悲鳴を上げているネギの様子を、そわそわと落ち着かなさ気に見守るのどかを宥めつつ、夕映が呟く。

「そう。ネギ君に足りていないのは戦闘技術云々は勿論だけど、何より体力、というか身体能力(フィジカル)全般が足りて無い。僕らみたいなのを基準に考えたら、十歳児がその基準に達してないのは当たり前なんだけど、いざと言う時になったらそんなこと言ってられないからね。直ぐには効果は現れなくとも、こういった事はサボらずにやっておくべきなんだ」

山下が解説を行う。

「アイヤ、でも何故に鬼ごっこアルか?」

鍛錬を一段落つけた古が大豪院に尋ねる。

「せめてお前達程度に体が育っていれば、単純に筋力トレーニングや走り込みを行っても良いのだが、成長期真っ盛りの小学生にそれを行わせても成長の阻害にしかならん。最悪骨格を痛めて障害が残ることもあるからな。だから子供でも行う様な遊びの延長で、動き回りながら体力を付けさせる」

大豪院が理由を語る。

「それに加えて、どうもネギ君、同年代の子供とこういった感じの遊びをやったことが無いみたいだからね。実はこういった遊びで身に付く勝負勘や駆け引きって、案外重要なものなんだ。僅かながらもネギ君を指導して解った事は、ネギ君は兎に角素直で、こっちの言ったことを忠実に守って鍛錬をするんだけど、組手擬きではそれが悪い方に出ていてね。フェイントにも引っかかり易いし、自分で考えるようにしていても、一度見せたこっちの動きをパターン化して覚えてるのか、どうしても前回の俺達を基準に対応しようとして失敗している。これは物覚えの良い悪いじゃなくて、遊びでも何でも、競い合うことを殆どしていないから、相手がいることを前提とした考え方が出来ていない所為なんだ。だからこういった遊びの延長で、先ず争うと言う事はそれを行う相手(・・)が居て、尚且つそれは自分と同じでちゃんと思考(・・)している、と言う事を実感してもらう。そんな狙いもあるんだ」

大豪院に続いての辻の補足に、一同が感心した様に頷く。

「…想像以上です。凄く緻密に内容を考えての指導ですね」

「うんうん。凄いわ辻先輩〜」

夕映と木乃香が感心した様子で辻を褒め称える。

「いや、俺だけで考えた訳じゃ無いし……仮にも弟子として鍛える以上は考えて当然だろう?」

賞賛の視線に若干照れ臭そうにしながら辻が答える。

「そういうこっちゃ。ゴリラからかっぱらって来た魔道書(これ)も含めて、指導方針を決めようぜ早いとこ」

「捕獲ーっ‼︎」

「わーっ⁉︎」

捕まえられた罰として空中で振り回されるネギを見やりながら中村が纏めた。

 

その後ものどか達への指導やトレーニングを交えつつ、ネギの修行は続いた。

 

「ネギ‼︎何回も言っているだろう、予想外の事態に遭っても思考を止めるな‼︎擦り傷ならば支障無く動ける。軽傷ならば後に手当てをすれば良い。重傷でもまだその場を乗り越えれば次に繋がり、助かる芽もある。致命傷でも目の前の敵は少なくとも斃せる。そして考えるのを止めず咄嗟に動けば、致命傷を重傷に、重傷を軽傷に、軽傷を擦り傷に、擦り傷を無傷に出来る‼︎死にたくなければ動き続けろ‼︎」

 

「うん。ネギ君は物覚えが破格に良いから、ある程度武道における体捌きを身に付けておくことは悪いことじゃない。でもあらゆる攻防においてこれを覚えておけば間違い無い、なんて技術(わざ)は存在しない。習得したらそれを頼るのは自然な事だけど、それだけに頼りすぎない様に。それにあくまで現段階では、君は格闘を行おうとするよりも相手の攻撃をどう捌き、如何にして自分の距離…魔法を放つ時間を稼ぐかを考えた方がいい。現在の自分の長所を理解して、それを戦闘においてどう活かせるかを考えよう」

 

「…で、これを貸してくれた魔法使いによると……え?一体それは誰かって?…ええとね…」

「とある人語を理解し、魔法までも使い熟す、麻帆良の森林に生息するマジカル☆ゴリラだ。そのゴリラからかっぱらっただけだから心配すんなネあふんっ⁉︎」

「お前は黙ってろ。まあ、それに関しては本人に口止めされててね。何れ紹介出来ると思うよ。兎に角、ネギ君が習得し易い様な各方面の魔法が記載されてる魔道書を借りて来たから、この中で役に立ちそうなのを見繕って覚えてみよう。特に身体能力強化の魔法は、是非とも正式なものを習得した方が良いらしくてさ。簡易魔力強化の術式は燃費も悪くて負担も大きいらしいから、先ずはこの……」

 

 

 

そしてネギが修行を始めて一週間が経過した頃。

 

「TEGAKARI?」

「は、はいー……」

「何故にカタコトかは知りませんが…その通りです。恐らくネギ先生のお父上に関する手掛かりに相違ないかと」

のどかと夕映の手によって、一つの転機が訪れる。

 




閲覧ありがとうございます。星の海です。忙しくて時間がとれず、更新が遅れて申し訳ありません。今回は修行&次回への繋ぎとなりまして、殆ど展開が進んでいませんが、もうじき話を大きく動かせるかと思います、ご了承ください。それでは、それではまた次話にて、次もよろしくお願いします。

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