つまらないと思ったらすぐ別の小説に言って下さい。
自分でもよくわかってない暇人が書いたものですから。
愛とは何だろう?
そう気にする人はいるだろうか。
しかしここに一人に思索家がいた。
一心 優(いっしん すぐる)という男だ。
なぜこんなつまらないことを考えるのかは理解に苦しむが男は愛に目をつけてから一心にそれについての思索を続けていた。
「なぁ蕾?愛についてはお前はどう思う?」
「先輩。いっつもいつも言っているじゃないですか。くだらないって。」
青田蕾(あおた つぼみ)という女性は侮蔑の表情を浮かべてそう言った。
この男と青田蕾の関係は出会いがしらこの男に問いかけられ戸惑いながらも付き合ってからだ。
最初は不審者という意識だったが、今ではうっとうしいストーカーだ。
一心優という男にとって問いに答えるというのは目をつける理由になるらしい。
今までにあったことなどないのに偶然の三回目の出会いで分かった。
この男ストーカーだと。
それから身の回りを警戒していたが全く男の姿、足音すらしない。
五回目の出会いで思い切って聞いてみた。
「あのストーカーしてるんですよね。技術には少し感心しますがやってることは悪質な犯罪ですよ。」
すると優が言った。
「失礼な。これは単なる行動予測だよ。」
「は~。すごく頭いいんですね。でも付きまとってるからストーカーですよ。」
「さて、今日の問いだ。愛についてどう思う。」
「くだらない。もう付きまとわないでください。」
蕾がそう言って去って行っても男は追わない。
蕾がこれで解放されたと思っていてたが、次の日大学に行くとまた会った。
蕾は思った。これどういってもやめないやつだと。蕾は考えた。別に物理的な危害を加えられてるわけじゃないしもうどうでもいいや。蕾は諦めた。
それから30回ぐらいあった時蕾は問いかけた。この男が愛についてどう思ってるのか、嫌みのつもりで問いかけた。
「先輩。愛ってどう思ってます?」
「ああ俺か、久々だなこの問いをされるのは。」
「で、先輩はど・う・お・も・って・る・んですか?」
蕾がにやにやしながら問いかけた。
蕾はやり返せたということに少し、いやだいぶ喜びを感じていた。
「愛か。それは根源的なものだと思ってるよ」
「へー、根源的。ふーん。ふむふむ。どういう意味ですか?」
「ああ言葉か足りなかったな。根源的ってのは元から人に備わってる一つの機能、心の感情だってことだ。」
「うーん。ますます意味が分からない。もっと具体的にしてください。」
「具体的か。そうだな。子供は親を求めるものだ。叱られれば悲しみ、褒められれば喜ぶ。それは子供の関心が親にあるからだ。そしてそうさせる心は親に愛されたいこれに尽きる。愛されたいこれも一つの愛だ。
逆に親には子供を愛せるか問われる。子供が死ねば悲しいし、子供が転んだら心配する。口では叱ってもその関心が子供から離れることがない。これは愛したいという心の機能、感情の一つだ。愛がない親は子供が死んでも転んでも心が動かない。愛したいは愛されたに支えられてる。子供のころに愛されなかった子供は子供を愛さない。
俺はこう思い考えてる。」
「へぇ、そんな暇なこと考えるなら学生生活を謳歌することのほうがいいですよ。」
ここまで読み切ったらすごいですよ。