そこでは陸上の大会が行われてそこには荒木レナが記録をとっていた。
投稿者より閲覧してくれた方へ
今回は荒木レナをヒロインにして支配人がレナをスカウトするまでを書いてみました。
前回のハルちゃんよりは文字数を多くし、プロローグとエピローグを加えました!
荒木レナはとても元気なスポーツガールです!
高校一年かな?たぶん。自分より年下なのにすごい!ぜひ後輩にしたい!そんな感じの女の子です!
これをみてレナちゃんが好きになってくれると嬉しく思います( ^ω^ )
まだ世の中が7thシスターズの人気ですごかった時。
僕は街の公園でただ座っていた。
「今日は特になにもすることないけど、こうして天気がいい日に空をみてると心が落ち着くな。」
僕が雲ひとつ無い空を眺めていた時。泣き声が聞こえた。
「転んじゃって足を擦りむいたよー」
そこには女の子が足を擦りむいて泣いている姿が見えた。
多分一人で遊びに来たのだろう。
僕は女の子の膝から血が出てたので少し焦った。
「大丈夫?足いたい?」
「うん。」
女の子はまだ泣いていた。
僕は女の子を蛇口のあるところに連れていって水をかけて消毒してあげた。ちょうど絆創膏があったので、応急処置はできた。
「よし、これで大丈夫だ。」
すると彼女は泣き止み笑顔で「ありがとう!お兄ちゃん!」といった。
その笑顔を見た僕はその子にはなんかとてもがんばって欲しくなった。だからカバンからニコルのキーホルダーを取り出して渡してあげた。
「わぁ。ニコルだ!お兄ちゃんいいの?もらって。」
「うん。君はきっとニコルみたいに元気な子になると思ったからね。これでなにが変わるわけじゃないけど、泣かないで笑顔でがんばってね。」
「うん。ありがとう!お兄ちゃん」
「レナーそろそろ帰るわよー。」
「あ、お母さん。それじゃお兄ちゃんバイバイ!」
女の子はバイバイと別れを告げると帰って行った。
「あら。ニコルじゃない。どうしたの?」
「さっきのお兄ちゃんがくれたの。これつけてがんばってねだって。」
「そうなの。じゃあ頑張らなきゃね。」
「うん!」
僕は人を救ったことにすごく満足していた。
そのあとは帰って7thシスターズを聴いていた。
そしてそんな日からもう5年が経っていた。
ナナスタにもたくさんの子たちが入ってきた。
これには僕もとても満足している。
このままいけばセブンスシスターズと同じぐらい、いやそれ以上の人気を出すだろう。
そのためにはさらに個性的な子をスカウトしてアイドルとして活躍してほしいと思っている。
「なら、支配人!スカウトしにいこうず!」
「わっ!コニーさん!なんで僕の考えていることがわかるんですか!」
「支配人の考えてることなんて顔を見ればわかるって!」
コニーさんにはこれでは頭が上がらないな。
「ほらほらそんなにスカウト行きたそうにしてるならさっさとスカウトにいく!」
こうして、僕は今日もスカウトをしに町へ出たのだった。
「はぁ。昼を過ぎたけどアイドルになれそうな子は見つからなかったな。僕ってこういうのに全く縁がないよな。」
僕は朝早くからひたすら歩いていたので公園のベンチで休憩をしていた。
バンッ!
「この音はスターターピストルだったかな?そういや今日は陸上の大会だったな。見にいこうかな。」
僕は公園近くにある陸上競技場へと足を運んだ。
そこでは高校生の陸上の大会が行われていた。
「わぁ。速いな。僕もあれぐらい速かったらいいのにな」
僕はただリレーを走っている選手を観ながら過去の自分の足の遅さを思い出しつつやはり鍛えておくべきだったと後悔するのであった。
「続いては棒高跳びの記録会を行います。出場する選手の人は集まってください。」
リレーが終わって次は棒高跳びをするそうだ。面白そうだし観ていくとしよう。
棒高跳びの選手が次々のバーを超えていく中、一人の少女が僕の理想のアイドルオーラを出していたのだった。
「では、次の方どうぞ。」
「はい!荒木レナです!お願いします!」
荒木レナと名乗ったその少女は他の選手たちが飛ぶよりも楽しそうにバーを飛び越えていた。とびきりの笑顔を見せていた。
そのあと彼女は他の選手がどんどんリタイアしていく中、さらに高いバーを飛び越えていった。
あの子をスカウトしてアイドルにしたらきっとみんなに笑顔を届けてくれるのではないだろうか。
僕はそう思ったが、その日は彼女と会うことはできずに会場を後にした。
次の日僕はまた公園のベンチで休憩をしていた。
今日は陸上の大会の二日目でここにいたら彼女に会えそうな予感がしたので昼頃からベンチに座って待っていた。
そうして待っていると、本当に彼女は現れた。ちょうどアップをしていたのだろうか。
迷ってる暇はないんだ。チャンスはしっかりと手にしないと。そう思った僕はランニング中の彼女に声をかけた。
「ねぇ。君。今少し時間いいかな?」
「え?私?いいけどお兄さん一体どちらさん?」
「僕はこういうものなんだ」
そう言って僕は彼女に名刺を渡す。
「へぇ。アイドル事務所の支配人さんなんだ。で、その支配人さんが私に何のよう?」
「ねぇ。アイドルやってみないか?君の笑顔を観て君はきっといいアイドルになれると思ったんだ。どうかな?」
僕は真剣に想いをぶつけた。彼女は少し悩んでいたが少し経ってから今は陸上に集中したいといって断り、走っていこうとしていた。僕はそんな彼女に「明日もここでまっているから、もしも少しでも興味があったらここに来て」と少し大きめに言った。
彼女は「ありがとう。それじゃあ」といって会場の方へと走っていった。
今日は多分顔を見せるといけないだろうなと思った僕は彼女と別れた後、事務所へと帰った。
事務所に帰るとスイがアイスを食べていた。
「おお。スイ。来てたのか。」
「し、支配人!ちょ、うわっ!」
スイの男性アレルギーはかなりの重症なのだろうな。これは。
「ところでスイは荒木レナちゃんって子を知ってるかい?」
スイは陸上部ではないけど水泳部として運動はできるのでもしかしたら知っているかもしれない。そう思ったのでちょうどいいし聞いてみた。
「ああ!その子知ってる!私の友達に陸上部の子がいるんだけど同じ高1とは思えないぐらい運動神経がいいんだって!あとすごく笑顔が素敵って聞いたことがあるよ!」
やはり僕の目は腐ってなかった。彼女のあの笑顔はやっぱり本物だ。僕は確信した。
「でも、支配人。なんでその子のことを?」
「それはあの子をアイドルにしたいと思ったからだ!うん!きっとあの子はいいアイドルになれる!僕は確信したぞ!」
僕はスイの質問に宣言付きで答えてやった。
スイもそれにはとてもびっくりしていた!
「スイ!ありがとう!君のおかげだ!」
僕はスイの手を握って握手をした。スイは顔を赤くした
「し、支配人!触らないでっていってるでしょ!」
そういうとスイは思いっきり僕を放り投げた
壁に直撃してしまったが腰が痛むぐらいで済んだのでよかった。
そのあとスイにめっちゃくちゃ謝られた。
そして、次の日
僕は約束通り公園のベンチで彼女を待っていた。
しかし、彼女は昼になったが僕の前には姿を見せなかった。やはり陸上が大変なのだろうか。
大会会場からはもうスタート告げる銃声も聞こえてこない
「あーもう。無理なのかな」
僕は待っている中そういった。
すると、会場の方から女の子が走ってきた。
そう、それはあの子だった。
「あーやっぱりいたんだ。お兄さん」
「そりゃ待つよ。君をアイドルにしたいって本気で思っているんだから」
と僕が自慢のようにいうと彼女はポケットから何かを取り出した。
それは七咲ニコルのキーホルダーだった。
「私ね。小さい頃は失敗ばっかでよく泣いてたんだ。
でもね、ある時変わったお兄さんからこのキーホルダーをもらって言われたの。君もニコルみたいになれるって」
彼女にそんな過去があったのか。しかしなんでだろう。僕も過去にそんな女の子を見た記憶がある。
「わたしそれからそのお兄さんのことを信じてみたの。七咲ニコルみたいに笑顔を出して、がんばって努力して、そしたら陸上の選手としてとてもいい成績が出てたの。とても嬉しかった。」
僕はその時、この子があの時の子だったということに気がついた。
「ねぇお兄さん。あなたはその時のお兄さんにそっくりなんだ。違ったら悪いんだけどね。あはは。」
「違くなんてないよ!思い出した。君はあの時の公園で泣いていた。僕はそんな君にニコルのキーホルダーをあげた。うん。思い出したよ!」
「やっぱりだ。あなたが私を救ってくれたんだ。
そんなあなたにもう一度会えるなんて思わなかった。今すごく嬉しいよ。」
彼女はそう言うと僕に抱きついた。
「ちょ、ちょっとどうしたのさ」
僕は慌てたが彼女は僕に抱きついて泣いていた。
「ありがとうね。あなたがあの時私にあんなことをしてくれなければ今頃どうしてたかわからなかった。」
「気にしなくていいよ。僕は男だけどニコルに憧れていたからニコルみたいにみんなを支えていけるようになりたいと思ってただけなんだ。
「でもそんなあなたの優しさが私にはとても大切なものだったの。これからも。」
その時はただ泣いている彼女の頭を優しく撫でていた。
「はい。お茶。」
僕は彼女にお茶を渡す。
「ありがとう。にしてもびっくりだね。ほんとに」
「おいおい。また泣いたりしないでくれよ。」
「泣かないよ。笑顔笑顔。」
そして、彼女は笑顔を見せる。
「でさ、改めてなんだけどアイドルをしてみたくはないか?」
僕は彼女に問いかける。
「うん。あの時のお兄さんからのお願いだもん。そりゃ断れるわけがないよ。」
「ってことは!?」
「うん。これからよろしくお願いしますね!支配人!」
「うん!これからもよろしく。え、えーとなんて呼ぼうか。」
「レナでいいよ。」
「うん。じゃあレナ。改めてよろしく。僕は必ず君をすごいアイドルにしてみせるからがんばってくれよ!」
「うん!アイドルも陸上もちゃんとやってみせるから!支配人もがんばってね!」
と言って。レナは満面の笑みを見せた。
それはニコルよりも元気で癒される笑顔であった。
僕はレナを連れてナナスタに帰ってきた。
「支配人さん!おかえりなさい!あれ?その子は?」
そこにはハルが掃除をしていた。ホントにありがたい。
「紹介するよ。荒木レナ。これからはアイドルとして僕らの仲間としてがんばってもらうことになった!」
「はじめまして!荒木レナです。これからよろしくお願いします!」
ハルはとても嬉しそうな顔をしていた。
「うん!こちらこそよろしくね!レナちゃん」
するとコニーさんが現れた。
「支配人おかえり!ちゃんと一人でスカウトできるじゃんおけーおけーこのペースでじゃんじゃんスカウトしてってねー」
もうこの人は一体なんなのか。
「ねぇねぇレナちゃん。私レナちゃん似合いそうな服持っているんだけど着てみない?」
ハルがすごくワクワクしながらレナにそう言う。
この時のハルはとても怖い。
「え!ぜひ着てみたいよ!見して見して」
そのハルについてくレナもまたすごいな。
ハルがレナを連れて更衣室に言ってから10分ぐらい経って、ドアがバンッ!と開いた。
「支配人さん!どうですか!このレナちゃん可愛くないですか!」
「あのさ。ハルこれは一体?」
「見ればわかるじゃないですか!猫耳にメイド服ですよ!」
これはこれで萌えっじゃなくて、ひどい。
「レナ大丈夫なのか?ハルのやりたい放題っぽいけど」
「ん?これは私のチョイスだよ!」
「えっ?」
まさかのレナはこういう子になってしまったのか。
そう思ってるとレナは
「でも、支配人ってこういうのが好きなんでしょ?コニーさんがそう言ってたよ。」
ぶ、ぶー
僕は飲み途中のコーヒーを吹き出した。
「大丈夫?支配人?」
「あ、ああ。大丈夫。」
それにしてもコニーさんはなんてことを教えているんだ全く。まぁ、それはそれでいいか。
「よし、じゃあ明日からもがんばっていこうか!」
「うん!しっかりと全部やってみせるよ!支配人!」
こうしてレナが加わった新たなナナスタが始動したのであった。
To Be Continued