ウマ娘は静かに闘争に飢えている   作:英霊が集いし幻想の楽園

1 / 1
ジュニア期
始まり


キーンコーンカーンコーン

 

チャイムが鳴りクラスメイト達が帰宅、部活、コンビニと各々の目的で教室から動き始める。私はカバンを持ち教室を出て下駄箱に向かい靴に履き替える。

 

青鹿毛ウマ娘「明日はどうするか」

 

白葦毛ウマ娘「明日がどうかしたの?アリウス

 

アリウス「あぁ、ウィンター

 

私の名前はアリウススクワッド。東京都の某中学校の中学三年だ。そして話しかけてきたのは昔からの付き合いである同じウマ娘のレッドウィンター。

彼女とは家が近所同士のためよく話している。

 

アリウス「なに。日曜の予定の為に予備の弾を買おうと考えていたが当日でも問題ないから明日はどうするか考えていたんだ」

 

ウィンター「なるほど。それなら明日トレセン学園に行かない?」

 

アリウス「ここらのトレセン学園ってことは中央か?」

 

ウィンター「そうそう」

 

アリウス「理由は?」

 

ウィンター「実は明日中央で感謝祭があって一般の人も入れるんだよ。私達も今年で三年だから思いっきり楽しむついでに近場だから進学先の一つとして見に行こうと思って」

 

なるほど。それはいいアイディアかもしれない。それに中央の感謝祭は一般のウマ娘も走れるレースをやると聞いたこともある。うまくいけばそこで印象を残せるかもしれない。

 

アリウス「いいな。そうしようか」

 

ウィンター「OK、集合時間と場所は?」

 

アリウス「中央の最寄駅前に9時集合でどうだ?」

 

ウィンター「OK。それでいいよ」

 

そうこう話てる内に家に着いたのでひとまず解散した。

部屋に戻った私はとりあえず明日の為の準備を始める。

 

アリウス「さて何を持っていくか」

 

取りあえず服はいつも着ている趣味のセット群の中から一番走りやすい組み合わせの服を取り出して椅子の背もたれに掛けとこう。財布とスマホとモバイルバッテリーは必須だとするが他は何がいるか。

一応、なにかしら用でカバンも持っていくか。

その後は夕食の時に一緒に暮らしてる父さんと母さんに明日のことを伝えたら父さんからは私用のクレカと小遣いとして15万程を、母さんからは新しく開発した私専用の試作品シューズαを渡された。いつものことだが些か大袈裟な気がするが父さんと母さんには感謝しかない。

 

翌日

 

駅前で合流した私とウィンターはタクシーで移動してトレセン学園の正門前にいる。

 

アリウス「ここが中央トレセン学園か」

 

ウィンター「CMや写真で見るよりも広大だね」

 

全くだ。伊達に日本に数あるトレセン学園の中でも有名だけある。

 

ウィンター「それにしてもここに来る前に立ち寄ったお店で1個買って来たけど大丈夫かな?」

 

アリウス「まあ下手にカバンから出さなければ大丈夫だろ」

 

アリウス「それにしても色んな屋台が出てるんだな」

 

ウィンター「だね。ぱっと見は普通の学校の文化祭に似てるね。規模とかはかなり違うけど」

 

アリウス「とりあえず色々と見ながらレースが開かれているであろう奥のグランドに向かうか」

 

ウィンター「OK。…そうだアリウス」

 

アリウス「なんだ?」

 

ウィンター「走るとしたら“アレ”は使うの?私は使わないつもりだけど」

 

アリウス「ふむ」

 

どうしようか。別に使ってもいいがもしここに入るとなったら手札はあまり見せない方がいいのかもしれないな。それに…。

 

アリウス「そもそも“アレ”が同じように使えるかもわからないし、使ってもここに入れないと意味がないからな。私も今回は使わないでいく」

 

ウィンター「そういうことならOKだよ」

 

ウィンター「そういえば今回開かれてるレースってどんなの?」

 

私はパンフレットを開く。

 

アリウス「えっと…【リギル&スピカ主催 体験レース】だな。内容まで書かれていないな」

 

ウィンター「リギルとスピカっていったら中央で真っ先に名前が出る2大チームだね」

 

アリウス「有名なウマ娘がいるところだったか」

 

ウィンター「そうそう。確か、皇帝と帝王って呼ばれてるのがいたはず。名前や姿までは忘れたけど」

 

アリウス「それは私も同じだから問題ないだろ」

 

その2人のウマ娘には悪いが覚えていないから仕方ないことだ。

 

アリウス「しかし走る距離は決まってるのかそれとも選べるのか書いておいてほしかったな」

 

ウィンター「でもこういう場合は大抵決まってるものだから大丈夫じゃない?」

 

アリウス「それらもグランドに着けば分かるか。なるべく長距離を走ることができるといいんだがな」

 

ウィンター「そうだね~」

 

いろんな屋台に立ち寄ったりそんなことを話しながら私とウィンターは学園奥のグランドを目指して歩いていった。




記念すべき第一話を読んでいただき誠にありがとうございます。

大まかな設定や一部ウマ娘の設定をざっくりと決めてから見切り発車で書きました。
そのため本来とは色々と違ったりしている所が粗として出てくる可能性があります。
それでも大丈夫な方はご愛好のほどよろしくお願いします。

書き始めたからには続けていくつもりであります。

また、誤字、脱字等ありましたらご指摘くださると嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。