太郎君:全く今まで何をやって、って太郎じゃねぇっつってんだろ!
天 月:仕方がないなぁ、これでいいんでしょ?
主人公:いや、普通に名前をくれればいいんだが……。
天 月:それは誰かからもらってよ……読者とか。
主人公:読者からかよ!?というか考えてねぇのか!?
天 月:主人公の名前なんてあんまり思いつかないんだよぉ!
主人公:えばるな!
天 月:だから読者の方々、彼に名前を~!できれば理由もね!何となくとかでも可!
主人公:マジで読者に頼むの!?
天 月:マジだよ!寧ろ真剣だよ!まぁとりあえず!
二 人:それでは始まります!
「それで?安心院(あじむ)はなんのようで俺に話しかけてきたんだ?」
俺はめんどくさそうにそう言ったが本心では喜んでもいた。
なにせこの数年【あの四人】意外とまともに話したことなんてなかったから。
「ん~、安心院(あじむ)ではなく安心院(あんしんいん)さんはと呼んで欲しいところだけど今は気にしないでおこうじゃないか、それと君に会いに来た理由なんだけどね」
安心院は笑いながら俺に顔を寄せてきた。
「……近いぞ」
「あんまりほかの人に聞かれていいものじゃないからね、君、友達がいないだろう?」
「大きなお世話だ」
「クラスメイトからは敬遠され大人からは侮蔑の目で見られ久々に話しかけられた人には太郎くん呼ばわりされている」
「太郎って呼んでんのはお前だからな?」
「……まぁ、それは気にしないでくれたまえ」
こいつ・・・・・・誤魔化すの下手だな~。
「では、本題だが……
その嫌われる体質……僕なら治せる、と言ったらどうする?」
………………………今コイツはなんて言った?
俺の嫌われるのが体質?
まぁ、それはいい、半ば知ってたことだし。
だけどそれを治すだと?
そんなことが本当に―――――――――
「できるよ、この僕ならね」
……コイツ、やっぱり心読めるみたいだな
「できるよ、僕だからね」
「おんなじような返答するんじゃねぇよ!」
「それは仕方がないさ、それで、どうするんだい?」
「どうするって……」
「その体質を残して誰ともかかわれずに生きていくか、それともその体質をどうにかして多少はましな生き方をするか……」
さぁ選びなよ。
そういう安心院に対し俺は迷っていた。
コイツの話が本当なら願ってもない話だ。
だが嘘ならどうだ?
信じた結果に「冗談だよ」っと、この一言を言われてしまったら俺は心を保つことができなくなるだろう。
チラッ
どうするんだい?とでも言いたそうな表情を指を組んだ手の上に顎を載せながら見てくる安心院。
コイツの目を見る限り嘘をつくやつの目じゃあねぇ(もともと人の目なんかあんまし見てねぇからわかんねぇけど……)。
せっかくのチャンスだ、もし嘘だとしても気にすることはないのかもしれない。
「安心院、」
「ん? なんだい?」
「どうすればいいんだ?」
「へぇ、話に乗るってことかい?」
コイツが何を考えているかはわからないけど―――――――――
「あぁ、お前を少しだけ信じてみよう」
話すやつが増えても損はないだろう。
天 月:これで君にも友達が!
主人公:といっても主に関わってんのはあいつらだけだけどな……。
天 月:気にしない気にしない!