異世界転生したサモナーさんは呪いの世界に行く 作:cohaku
「はぁ、めんどくさい事してくれたなぁ」
渋谷に一般人だけを閉じ込める帳が下ろされた。相手側の要求は「五条悟を出せ」確実に樹さんが警戒しとる宿儺の器の製造者である呪詛師の何らかの策だ。
「しかも情報通り、樹さんと甚爾君を海外に飛ばすとはわかりやすい奴やな」
まぁ、そんなことをしても無意味や。奴らは分かっとらんのや樹さんの規格外さが。
「直哉さん設置完了しました」
「ようやったわ、後で樹さんにボーナス弾むように行っとくわ」
呪術界で唯一反転術式のアウトプットが出来る家入さんが常駐する救護所の近くに設営した舞台。禪院家が資材を運んで作ったステージや。
「アンタらいったい何してんの?」
「家入さんか、勿論当主様からの指示で準備しとったんや」
「樹の指示?」
僕らが色々しているのを見て様子を見に来た家入さんと夜我学長が僕らが準備したものを見た。
「さてと、樹さん。準備できたで」
「樹は海外任務んなんじゃ」
「なんや、君らも樹さんを舐めすぎや。そんなの障害にもならへんよ」
僕の連絡を合図にステージの中央に樹さんと甚爾君が現れた。樹さんはいつもの格好じゃない装飾過多な服装をしとるがそれも何か意味があるんやろ。
「甚爾、お前は帳の中に」
「了解」
「さて、久々にちょっと本気を出すか」
甚爾君が樹さんの指示を受けて帳の中に入っていく。そして樹さんは僕らが用意したステージ、複雑な魔法陣らしきものが描かれた石板の中央に立ちいつの間に持っていたのか巨大な魔法の杖の様なものを両手に持ち目を閉じた。そして普段は抑えている樹さんの呪力が解放されそれに反応するように魔法陣が光り輝く。
「サモン・レギオン」
樹さんの言葉に呼応し魔法陣のみならず服装についている煌びやかな装飾も光り輝き地面や空に無数の魔法陣が展開される。
「呪詛師も呪霊を探し近くに味方が居なければ速やかに殺せ、近くに味方がいれば誘導し補助をしろ、一般人は保護しすぐに避難させろ」
現れたのは数えるのも嫌になるほどの樹さんの式神たちや。それが一斉に指令を受けて方々に散っていった。
「直哉、縛りの関係上私はここを動けない。準一級以上は前へ、以下はここの防衛を」
「了解や、まぁそいつらが居れば樹さんに護衛は必要ないもんなぁ」
既に警戒態勢で樹さんの傍にいる白い狼と白いフクロウを見た。一番樹さんが信頼している式神のヴォルフと黒曜や。下手な特級呪霊達より強い奴らや、何の心配も必要あらへん。
「ほな、俺は前線に出ますわ。いくで、お前ら」
「「「「「「「「ハッ」」」」」」」」」」
そして俺は周りに待機してあった準一級以上の家の連中を連れて呪詛師共と呪霊共を殺すために走り出した。
年代関係なくサモナーさんの忠実な配下である禪院家
オリジナル呪文「サモン・レギオン」
従魔を一定時間無数に召喚する呪文
色々縛りをしたりして呪力消費やら範囲やらを強化してる