異世界転生したサモナーさんは呪いの世界に行く 作:cohaku
「ここが高専か」
「だ、大丈夫かしら」
「兄者」
「で、お前らの処遇だけど二つ道がある。
呪術師として生きる道と私の世界で仕事に従事する道だ」
禪院樹に匿われていた俺達は、「上層部の掃除も終わったしそろそろ身の振り方考えるか」と言われ地球にある高専に連れてこられた。
「まぁ、血塗君は見た目が完全な人外だから私の世界で仕事に従事した方が面倒事はないだろうけど呪術師として活動したいならそこら辺の補助はちゃんとやるから心配しなくていいよ」
「補助ですか?」
「そう、例えば」
樹が立ち上がり、俺の体に触れる。どこから取り出したか分からない紙が俺の触れていない手にあるのが見える、その紙が破れると
「こんな風に触れた相手に変身する呪符もある」
驚きで目を見開く。呪力すら俺と同じになった俺になった樹が隣で笑っていた。
「まぁ、人間に関わりたくないって言うなら私の世界で仕事をするのはアリだと思う。給料は払うし欲しいものがあれば補助監督に頼んで買ってきてもらう事も出来る好きな道を選ぶといい」
クスクスと笑った俺に変身した樹が変身を解いて元の席に座る。
「好きな道をと言われても」
「ねぇ」
「だよなー」
「まぁ、そうだよな。しばらくは高専で過ごして身の振り方を考えるといい、はいこれ身分証」
身分証と言われ渡されたのはカードの様なものと金色のブレスレット。
「高専の皆には事情は説明してるし部屋も用意してるからゆっくり今後の事をを考えるといい」
「お呼びですか、樹様」
「彼らの案内を頼む」
「了解しました、こちらへどうぞ」
樹が呼んだ補助監督に連れられて俺たち三人は樹に見送られて部屋を出た。
「高専の寮は個人部屋なのでこちらの地下室の部屋をご用意しました。ここならそこそこの広さがありますので3人で過ごすのに不自由はないと思います」
「あら、気が利くわね」
案内されたのは地下にある部屋だった。それに少し顔をしかめるが理由を聞けばこちらに配慮した結果だとわかった。
俺達が3人で過ごせるようにここを選んだらしい。確かに兄弟が離れ離れになるのは嫌だからその配慮はありがたかった。
「高専の敷地から出なければ自由に過ごしてもらって構いません、現代の常識についての講習などもありますのでそれに参加するもしないも自由です。ただし、もめ事などは起こさないようにお願いします」
「分かっている、樹の顔に泥を塗るような真似はしない」
「では、失礼します」
補助監督が階段を上っていく。
「それで兄者、まず何しようか?」
「そうだな、まずは」
そして俺達は、高専で新たな弟に出会う事になる。
「教えなくてもいいの?」
「多分、すぐわかるだろうし私とあまり関わり合いになりたくないだろうしね」
「ふーん」
兄弟は無事に出会ったようですね
どんな番外編が読みたいとか意見があったら教えてください
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1 日常小話
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2 IF小話
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3 サモナーさんが特級に成るまでの前日譚
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4 その他(コメントに書いてください)