異世界転生したサモナーさんは呪いの世界に行く 作:cohaku
結構な話数になったので短編集ではなく独立した形で投稿する事にしました
視点がコロコロ変わります
呪符を破く。
それでこの帳の中から数人の非術師が消える。
(こんなもんなければ恵と兄貴のタッグでもっと送れるんだけどな)
兄貴の拡張術式の一つ。シャドーゲート、影を媒体に転移する術式と恵の影を操る拡張術式を合わせれば広範囲で転移用の影を展開し大人数を強制的に転移させることが出来る。
影に中には相手を眠らせる術式を持った式神が待機し眠らせた後、こっちの陣営の補助監督たちがいる兄貴の拠点に転移され保護される手はずになっている。
(まだ五条の坊は移動中のはずだ。道中の奴らは目についた奴らだけで、まずは敵がいる駅構内にいる奴らを優先する)
渋谷駅の中は補助電源が働いているのか電気がついていて明るい。まずは敵に気づかれないようにそこを破壊する必要がある。
(多少の犠牲はしょうがねぇ、それを最小限にとどめる努力はしねぇとな)
既に渋谷駅の詳細な地図は記憶している道中の非術師達を保護しながら一直線に補助電源に向かう。
(これだな)
たどり着いた電源室にある補助電源を落とした。
(怪しまれるかもしれねえが、呪霊もそこら辺に放置してんだ。こんなことになるのも想定内だろ)
気配を消しながら走る。一般人たちが暗闇になってパニック状態になっているが元からそんなものだ気にする必要はない。
(来たか)
五条の坊の気配を感じる。
(さて、これからはタイミングが大事だな)
少しずつ非術師達を避難させながらタイミングを計る。
(これ絶対、悠仁の製造者関わっているよねー)
両面宿儺の器を人工的に作り出した呪詛師。しかも樹と甚爾を自分が動くのに合わせて海外に飛ばすぐらいには上層部を抱き込んでいる奴。
(まぁ、2人はすでにこっちに戻ってきているだろうし、何かあっても大丈夫だろうけど)
特級と禪院家だけに教えられている樹の拡張術式の一つ『テレポート』の本当の術式範囲。売店で販売されている奴は、態と効果を下げて日本国内という範囲に設定してあるが本来の効果は何処にいても効果が発揮される術式だ。海外から日本へ日本から海外へ、地球の裏側に居たっていつでも好きな時に戻ってくることが出来る。
(そして樹がいる以上、僕に何かあっても問題なし)
六眼と無下限の抱き合わせ、本来なら呪術界で最強と謳われる五条家の最高傑作。だけど、今の呪術界には僕を上回る樹が存在する。
無下限を突破する拡張術式に、術式そのものを使えなくさせる封印術式など樹は間違いなく僕を超える最強だ。宿儺だって樹に勝てるはずがない。
そして樹は底をまだ見せていない。
『兄貴は積極的にアレを使いたくねぇみたいだが、使えば兄貴は最強だ。誰も兄貴を殺せなくなる』
甚爾が一度洩らしたアレ、それがどんなものなのかは分からないが甚爾がそう断言するほどの力がある何か。
『私の天敵は甚爾だろうな』
一度、樹に一番戦いたくない奴っている?と聞いたとき樹は甚爾が天敵だと答えた。
『本気を出した私を唯一殺せる可能性があるのが甚爾だけだから、真希も可能性があるけど色々足りないからね』
呪力0のフィジカルギフデットが天敵。その真意までは分からないけど、僕や傑、同じ特級の九十九の名前も出さず甚爾の名を出した意味があるはずだ。
(そして樹の天敵である甚爾はこちら側、なら絶対に負けるはずがない)
樹も甚爾もそういう嘘はつかない。つまり樹の切り札は同じ特級が相手でも一方的に完封できる何かだ。
(なら何も心配はいらないよね)
樹と甚爾がいる、海外に今いるけど傑も優太もいる。なら何も心配する必要はない。
(なんで僕をターゲットにしたんだろうね?樹を何とかした方が良いと思うけど)
明らかに相手側は僕をメインターゲットに据えている。確かに僕は強いけど、呪術界での影響力とかにおいても樹は僕より上だ、派閥の人数も何もかもが違いすぎる。
呪術界御三家で一番戦闘要員が多い禪院家の当主であり、樹の元に保護され養育された術師や補助監督、窓の人数は呪術界で一大派閥を作り上げている。六眼と無下限の抱き合わせ以外碌な術師がいない五条家よりもよほど注意すべき陣営のはずだ。
(まぁ、あっちの考えなんてわかるわけないか。なるべく犠牲を少なくするために集中しないと)
今回は規模が大きすぎる、犠牲無しなんて土台無理な話だ。ならその犠牲を最小限に留めるように動くしかない。
「まぁ、何とかするでしょ」
「動きが早いね」
呪術師達との戦闘のせいか駅の非常電源が落ちた。こりゃあ、電車に乗せて改造人間を送り込むことは難しい。
「まぁ、出来ないわけではないけどね」
力の強い呪霊達を呼び出して真人が改造人間を詰め込んだ電車を駅のホームに押し出す。
「これでとりあえず作戦通りに行くかな?」
獄門疆を見る、封印できるのはたった一人。五条悟か禪院樹、そのどちらかしか封印できない。
(どちらも私の邪魔になる存在だが、禪院樹ならいくらでも殺せるチャンスがある)
五条悟の六眼と無下限の抱き合わせは無敵だ。攻撃を当てる事すら難しい。
反対に禪院樹は、五条悟の様な絶対的な防御は持っておらず本体を狙う事は出来る。
(まぁ、それが難しいんだけど)
禪院樹、御三家禪院家当主であり特級術師。その傍には接近戦に置いて敵なしと言われる禪院甚爾が侍り、扱える手足は五条悟を超える一大派閥の主。
本人の術式も強力無比、その凡庸性はあらゆる術式の上を行く。式神で手数を、拡張術式で攻撃・防御・補助が出来、それを道具に込めることで味方の戦力の補強も出来るまさに万能。
そして式神使いの弱点である接近戦も最高峰の実力を持つ欠点が何一つない最強の術師。
(五条悟を封印したとしても禪院樹が控えている以上、海外から戻ってくる前にある程度決着をつけないと)
海外に飛ばした以上、しばらくは帰ってこれないはずだ。渡した任務は地球の裏側の国に設定したし、移動するだけでも一日は簡単につぶれる。
(まずは五条悟の封印)
「オイ、俺ノ出番ハマダカ?」
「もうちょっと待っててくれ、そろそろだよ」
「…胸糞悪い」
外にいた非術師達の保護はあらかた完了した。駅構内にも先行させた式神たちが入り込み相手に悟られないように少しずつだが保護は進めているが、悟君の動きを封じるためだけに巻き込まれてしまった彼らを全て救う事は出来ない。
すでに改造人間にされた人間も、呪霊共に殺された人間も多い。
「…真希」
【なんだ、樹さん】
「お前は完成したな、なら甚爾と同じように先行して構内にいる一般人たちの救助を頼む。ただし、特級がいる可能性が高い戦闘は極力避けろ」
【了解、じゃすぐに行くぜ】
試練を突破し、呪力0のフィジカルギフデットになった真希を甚爾と同じく先行させる。真希はまだまだ技術が未熟で甚爾の様な潜入行動には慣れていないから不安だが逃げるだけなら簡単だ。少しでも犠牲を少なくさせるために先行させることにした。
「後は、帳さえなくなれば」
悟君が封印されようがされまいが、やることは同じだ。敵を閉じ込めて倒して、一般人も極力保護をする。
「…よし、帳は降りたな」
敵の帳を囲むように下ろされたこちら側の帳。相手を逃がさないための物。
「保険も仕掛けてあるし、最悪はそれを使うしかないよな」
こういう知識を叩き込んでくれたゲルタ婆様達に感謝だ。この世界の結界術と組み合わせれば色々やれることが増えた。
「相手がどこまで動くか、よく観察しないと」
今回、ここまで規模がデカい事をされた以上絶対に逃がすわけにはいかない。必ず殺す必要がある。
「逃げられると思うなよ」
《君たちは面白いね。強くなりたくないかい?》
この言葉が私たちの今後を大きく変えた。
禪院家、呪術界の御三家の一つ。私たち双子はその家で生を受けた。
一卵性双生児の女。それだけで本来の呪術師の家なら虐げられ片方が殺されてもおかしくない瑕疵だった。
だから私たちは父親に存在を無視された。だけど母親は普通に私たちを育ってくれたし
「真希、真依元気か」
優しく笑ってくれるあの人がいたから何も気にしなかった。
禪院樹、禪院家の現当主にして呪術界最強の術師。元は呪術師至上主義で男尊女卑の塊だった禪院家を壊した男。
そして
「真希、真依。ちょっと一緒に来てくれないか?」
虐げられず父に愛されずとも健やかに育っていた私たちは今樹さんに抱えられてある場所に向かっていた。
「い、樹さん?」
「ゴメンね、君たちに会いたいって言われてね。まぁ多分悪い事にはならないよ」
不安そうな真依を落ち着かせるために真依の手を握る。それでも私も怖くて樹さんの服に縋りつくように手を伸ばした。真依も私の手を痛いくらいに握りしめて樹さんに手を伸ばす。
そんな様子の私たちに樹さんは苦笑してさらに強く抱きしめてくれた。
「アポロン様方、言われた通り連れてきましたよ」
《やぁ、樹。今回も我儘を聞いてもらってすまないね》
そこにいたのは私たちが目の前に立つことすら忌避するほどの呪霊とは全く違う圧を持つ複数の何か。
「「っ」」
《ごめんなさいね、樹の目から貴方達を見ててどうしても気になったから樹に連れてきてもらったのよ》
何と表現すればいいのか分からない。それらは光の塊のようなものに見えてる何か。
《同一人物と判断され、呪術的な事が全て平等に分かれてしまうか…》
「「っ」」
その言葉に私たちは息を飲んだ。
一卵性双生児の私たちは呪術的に同一人物とみなされる。何もかも半分になる、だから真依の呪力量は少ないし、真希に呪力が流れてしまい天与呪縛も甚爾さんと違って中途半端になってしまっている。
もしも二卵性双生児だったのなら真依の呪力はもっとあって、真希の天与呪縛は甚爾さんと同じ天与の肉体を持つもう一人の暴君になっていたはずだった。
「あまりこの子達に負担をかけたくない、用件は手短にお願いします」
《ああ、申し訳ない。私たちの存在が負担になるのを忘れていた》
《君たち二人に聞きたいことがあるのさ。このままならどちらかが死なない限り君たちは一人前になることはできない、だけど君たちは仲のいい姉妹だ。殺し合いなんてもっての外だろう?》
「「あ、当たり前だ/よ!!」」
その光の言葉に二人して声を上げた。
《おお、我らの威圧におびえながらも声を荒げるか。なんと肝の据わった女子達か》
《妹の方は臆病そうだったが、しっかりと立ち上がることもできるのだな》
《姉の方は流石、甚爾と同じ可能性を秘めし者。今も怯えながらも妹を守ろうとしている流石だ》
《私は賛成だ、死別のみが完成する条件などあってはならない》
「……」
《禪院の姉妹よ。我らに名を名乗ることを許そう》
「ぜ、禪院真希!」
「ぜ、禪院真依!」
《君たちは面白いね。強くなりたいかい?》
光の一つが私たちに近づく。それにさらに樹にしがみついて二人で目を合わせる。
「わ、私は強くなりたい!甚爾さんみたいに樹を支えられる強い人に!」
「わ、私は呪霊が怖くて術師になんてなりたくないけど、樹さんを支える甚爾さんと真希を支えられる呪具職人になりたい!」
真希の夢は、甚爾みたいに樹を支える人になる事。臆病な真依の夢はそんな樹を支える甚爾と真希を支える呪具を作る職人になる事。
《正直でよろしい!じゃあ、君たちに試練を与えよう。本来なら何もしないでしてあげたいところなんだけどちょっと今回は無料でやれることではないからね。君たちに試練という縛りを与えることでその奇跡は成就する》
帳で閉ざされた渋谷を見る。
「直昆人様、配置完了しました」
「おう、ご苦労さん」
直哉が樹の為の儀式の舞台を整えるなら直昆人の部隊は相手を逃がさないために帳を下ろすのが役割だ。
「保険だって言ってたが、さてどうなるか」
樹が拵えた帳の要石を見た。この要石を通して儀式をしている樹が帳に干渉し相手を逃がさない帳に変える、そしてもう一つ
「おい、直昆人。もう動いていいか?」
「っ!真希、お前まさか」
「ああ、つい最近試練を突破したんだ」
此方にやってきた真希にあるものが無くなっていることに気づいて目を見開いた。
「そうか、とうとう完成したのか」
「ああ、真依も呪力が上がってこれ作ってくれたよ」
真希が肩に担いでいる特級呪具・釈魂刀を指さした。
「では、行くがいい。天与の肉体を存分に試してこい」
「慣らし運転にはちょうどいいな」
呪力を遮断する布で釈魂刀を包み真希が帳の中に入っていく。
「とうとう試練を突破したか、どこまで高みに登れるか」
樹に聞いた真希と真依に与えられた奇跡。それが成就して二人は死別を経ることなく完成に至ることになった。
同じ肉体になっても甚爾と真希では完成度が違う。産まれながらに天与の肉体を持ち樹に育てられた今なお進化し続けている甚爾、試練を突破し一卵性双生児のくびきから解き放たれた真希では肉体の完成度が違いすぎる。
だがそれでもその強さは本物だ。
「まぁ、いい。今の状態でも一級以上は確実。特級とぶち当たらん限りは何の問題もないだろう」
それに樹の呪符もあれば逃げるだけならどうとにでもなる。
「俺の役割は、非術師の保護をしながら帳を守る事だ」
この要石を用いた帳は相手を逃がさないためのものだがそれ以外にも役割がある。樹が保険だと言ったもう一つ。
「これを使う事にならなきゃいいけどな」
「五条さんが封印されたですか、まぁ問題ないですね」
「そうですね、樹さんがいるみたいだし、樹さんがいるなら親父もいます」
空を見上げれば無数の鳥が空を跳んでいる。それが樹さんの式神であることは一目見ればわかった。
「では私たちは、帳の対処をしましょう。封印されたままでもいいですが、さっさと終わらせるに越したことはありません。単独行動をしているであろう虎杖君と合流し帳の解除に行きましょうか」
「「はい!」」
七海さんの言葉に俺と猪野さんが頷き、虎杖の元へ向かった。
空を見上げれば3体の鳥が俺達を導くように前を飛んでいる。それに従えばすぐに虎杖と合流することが出来た。
「俺は今、スパイ容疑で禪院樹の庇護下にイル。これは禪院甚爾に救出されず殺されていた場合に使おうと思っていた保険ダ。条件は「五条悟封印後」という縛りで用意していたやつダ」
「つまり、それが発動したという事は五条さんが封印されたと解釈できると。成程」
メカ丸先輩の言葉に七海さんが考えこむように黙り込んだ。
「すでに樹さんから情報の共有は終わっているでしょう。まずは術師を入れなくされている帳を解除させるのが優先ですね」
「では行きましょう、時間をかければその分犠牲も多くなります」
「よっしゃ、さっさとやっちまおうぜ」
「あっちも準備万端みたいだしな」
猪野さんの視線の向こう側には先ほどまで自分たちを観察するように見ていた4体の鳥が飛び立つ姿があった。
「すでにあの子たちは帳の基点を知っているようですね」
(護衛か!)
補助監督を排除しようと呪詛師を差し向けたが、いつの間にか出現した式神に呪詛師共が殺されている。
(あれが禪院樹が常に配下に付けている護衛!)
アレからは聞いている特級術師禪院樹。数多の式神を使役する術式を持ち、配下である人間達に式神たちを護衛としてつけているという話は有名だ。
(それは術師が海外にいても関係ない可能性があるとは聞いていたが、真だとはな)
これでは補助監督を殺すのは無理だな。私自身が動けば幾人かは殺せるかもしれないがそこまでする義理はない。
(なら宿儺様との合流を優先するか)
呪詛師共はそのまま放置してしまおう。多少の陽動としては使えるはずだ。
そう考えを改めると私も帳の中に入っていく。
(待っていてください、宿儺様)
(兄貴からは五条の坊が封印されても無視をしろ。相手を最大限油断させて確実に殺すために相手の予定通りに動かせ、今は一般人の保護を優先に動く)
相手は推定1000年生きた呪詛師か両面宿儺と同じように呪物となって受肉した平安時代の呪詛師。
だが上層部を抱き込んでいて、加茂憲倫がその呪詛師である可能性が高い以上1000年生きていると仮定された。
(そんな奴がこんな大々的に動いて尻尾を掴ませてくれるなんてそうそうねぇ、だから今回で確実に殺す)
外にいる呪詛師共は元から捨て駒、いくら殺したって相手は気にはしないだろう。連絡も取れる状況じゃねぇし、兄貴の式神たちならほぼ一撃必殺で殺す。だから、俺と兄貴の存在は最後までバレないはず。
(俺たちの存在に気づけは相手は一目散に逃げることを考える)
五条の坊を警戒しているが、呪術界の最強は兄貴だ。それは揺るがないし、嘘偽りのない本当の話。兄貴の本気に勝てる術師は存在しねぇ。
(たとえ相手の手札に両面宿儺がいても兄貴に勝てるはずがねぇ。兄貴の切り札は最強だ)
それの事を知った時、反則だ!とすぐに思った。誰よりも強い兄貴が持つ手札にしてはあまりにも強すぎる。
六眼と無下限の抱き合わせだって兄貴に勝てる可能性は0になる最凶の手札。最強の呪術殺し、これを使えばどんな呪術師・呪詛師・呪霊が勝てるはずがない。
(今は舞台を整える時間だ。獲物を追い込み必ず殺せる状況を作る時間)
相手は今、高笑いをしているだろう。自分の計画が順調に遂行され、達成できるという高揚感。それが偽りの物と知らずに酔い狂っている。
(精々いい気分に浸っていればいいさ、自分自ら兄貴の前にある皿に乗っているとも知らずにな)
「特級ですか、仕方ありませんね」
特級なんて相手はしたくありませんが接敵した以上仕方ありません。
「皆さん少し揺れますよ」
一級術師以上だけが買う事が出来る呪符。それを破り捨てると風景が歪んでいく。
「ぐうっ!一体何が」
「さて、それではいつもの組み合わせで終わらせましょう」
さらに2枚の呪符を破り捨てる。黒い帯が呪霊を拘束し、呪霊の呪力が封じられる。
「さてこれで終わりです」
最後に持っていた瓶のふたを開け呪霊に向ければ、呪霊は瓶に吸い込まれて呪霊玉に姿を変えた。
「封印完了です、あとで夏油さんにでも売りましょうか」
「な、ナナミン。えっとそれどういう事?」
「特級をただ祓うのも持ったないと考えた樹さんと夏油さんが共同開発した封印ボトルです。恵君、影に収納してもらっても?」
「あ、はい。どうぞ」
割れたりしないように恵君の影に収納しこの呪霊の対処は終わりました。
「さて、先を急ぎますよ。原理は移動しながら説明しましょう」
「「「は、はい!」」」
駅構内を走る。
「先ほど使った呪符は樹さんの物だという事は貴方達も知っているでしょう?」
「は、はい。だけどあんな効果がある奴なんて見たことが」
「一枚目に使った奴は一級術師以上しか買えない呪符ですからね。貴方達が知らないのも無理はありません」
「一級以上しか買えない…」
「一枚目は特に厳重に管理されている呪符です。防御回避不可の攻撃をする呪符、一撃で相手を瀕死に出来る呪符の中でも最強の攻撃力を誇る呪符です。代わりに相手にとどめを刺すことはできませんし一度の戦闘で使えるのは一枚という縛りがあります」
「防御回避不可ってなんつぅ代物を作っているんですか」
「だから一級以上にしか買えないんですよ。そして特級術師の夏油さんの呪霊操術は2級までなら無条件で調伏できますがそれ以上となるとある程度弱らせる必要があります」
「!あの呪符で一方的に弱らせることが出来れば」
「ええ、あの呪符を手に入れて以来調伏がとても楽になったと夏油さんがよく言ってましたよ。そして拘束する呪符で相手を拘束し、封印術式で相手の呪力を封じ回復を阻害。最後に呪霊操術の呪霊を呪霊玉にするところだけを付与した瓶に呪霊を封印する呪具が作られました。
これによって樹さんの傘下の一級術師達は安全に特級や一級を封印して、夏油さんは強力な呪霊を自分で態々調伏をする手間を省いて取り込むことが出来るようになったという訳です」
これは画期的な発明だった。一級以上の呪霊には有用な術式を持つものも多い、これまでは夏油さんの手が回らず有用なのに祓っていた呪霊達を取り込むことが出来る。
「ただあの瓶を作る材料は樹さんしか手に入らず、二人の共同作業で作られます。両方とも忙しい特級ですからねさほど数も揃えられませんし、割れたら使い物になりません。
今回の様な確実に使う相手がいるとわかる状態でなければ持ち歩けません。恵君が一級になればそっち方面の任務が多く振られるかもしれませんね」
「!」
「…次が来ますか」
「陀艮はどこだ」
「あ、五条先生に喧嘩吹っ掛けた特級呪霊!」
「宿儺の器か、ちょうどいい貴様に用があったところだ」
現れた新たな特級呪霊。先ほどの特級呪霊よりも格上。
「…3人は先行してください」
「七海さん!?」
「大丈夫です、私は戦いませんから」
コンコンと靴で影を叩く。影が広がり、樹さんの式神達が姿を現す。
「問題はありません、私には樹さんの式神がついてますから」
そして呪符を一枚破り捨てた。
「呪力からの脱却だよ」
「違う、呪力の最適化だ」
「そんなのどっちも興味ねぇよ」
ザンッ
「くっ」
「返してもらったぜ、五条の坊」
「禪院甚爾!」
何時からいたのか甚爾さんが敵の後ろにいた。手には正方形の何か、アレが多分五条先生を封印した呪物だ。
「何故お前がここに!」
「舐めすぎじゃねぇか?俺達が静観すると思ったか?」
「くっ、君と九十九を同時に相手をするのは面倒だね。なら」
敵が一気に俺達から距離を取った。
「これを使う事になるなんてね、足止め頼むよ裏梅」
「早くしろ!」
敵の手には、巻物と人の死体。
巻物が広げられるとそこには大量の宿儺の指、それが死体の口に
「ケヒッ、そう来るか」
(宿儺!?)
突然宿儺に体の主導権を奪われる、そして
「がっ」
宿儺が俺の小指を嚙み千切る。
「宿儺!」
宿儺が俺の小指を敵に投げ捨てると同時に俺の体から宿儺が
「これで13本か」
「まさか予備で取っておいたこの体を使うなんてね」
死体が目を覚まし呪印が浮かび上がったそいつは
「面倒な事になったな」
「樹くんは?」
「準備中だ」
俺から移った宿儺がその場に立っていた。
「宿儺少し足止めを頼むよ。さて、禪院甚爾がいるなら禪院樹もいるさっさと終わらせよう。
無為転変」
「!?術式の遠距離発動!」
「何をした」
「マーキング済みの2種類に遠隔で「無為転変」を施した。
虎杖悠仁のように呪物を受肉させたもの、吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造が非術師のもの。それぞれの脳の形を術師に整えたんだ。そして」
「やらせると思うか」
「禪院樹!」
敵が取り出した何かの結ばれている紐が消える。
「これが呪物たちの封印の要か」
「随分、お早い到着だね」
「宿儺の呪力が増えたからな、急いだよ」
樹さんが空に立っていた。
「禪院樹」
「成程な、その故人だから虎杖悠仁が作れたわけか。まぁ、それは後で良い」
スッと空から地面に降りる。
「貴様らを野放しにはできない」
「ほう、それではどうすると」
「保険を使う。貴様らを逃がさないための檻にぶち込む。
テレポート」
光があたり一面を包み込む。それが晴れると
「ようこそ、私の世界へ」
地平線が見えるほど続く草原に移動していた。
「まずは全員の治癒と避難か」
パンッ
禪院樹が手を叩くと式神たちがその場にいた術師達を全員一か所に集めて結界を展開する。
「これで心置きなく戦えるな、甚爾も九十九も下がっていていいよ。どうせすぐに終わるし」
「それじゃ、お言葉に甘えて」
「随分と余裕だな」
九十九と甚爾が決壊の中に入っていく、私たちを相手に一人で戦うつもりか。
「勝ちが決まった勝負なんだから余裕なのは当たり前だと思うよ」
「宿儺様がお前ごときに負けるわけがない!」
「主人を信じるのはいいけど、ここに転移させられた以上君たちは逃げる事は出来なくなった。その時点で君たちは詰みだ」
「詰み、ね」
此方を冷めた目線で見る禪院樹の言葉の真意を探ろうと周りを確認するが何もわからない。
「そうだな、呪いの王両面宿儺。軽い説明が必要かな?それとも何もわからずに私と戦う?」
「…説明を求めれば説明をすると?」
「勿論、出なければ問答無用に襲い掛かっている」
「成程な、ならば説明して見せろ」
「まずは私の術式の説明が必要だ。宿儺の器の製造者…名前は?」
「…羂索」
「そうか、では羂索。お前は私の術式についてどれほど知っている?」
「術式開示もしない君の術式が分かるわけがないだろう、分かっているのは無数の式神を召喚し、その式神は倒されても再召喚可能でそれ以外にも攻撃・回復・補助などの拡張術式がある凡庸性に優れすぎている万能で強力な術式だってことだけだよ」
「確かに何も知らなければそう見えるだろう」
「普通に考えてあり得んことだがな。だが知れば知るほどお前の術式は規格外だ」
「お褒めにあずかり光栄だ。さて、それが知られている私の術式だ。しかしそれが本質ではないな」
「どういうことだ?」
訝し気に禪院樹を見る。本質とは?なんだ。
「本来なら私の術式は常人では使いこなせない外れ術式。たまたま私が使いこなせただけの、まぁ無下限術式のような代物だと思う方が良いだろう」
「それほど扱いづらい術式だとは思わないけど?」
六眼がなければまともに使いこなせない無下限と同じような術式?どういう事だ、私の知っている情報だとそこまで扱いづらい術式ではないはず。
「私の術式の名は現実侵食術式、簡単にいえば世界を自分の使いやすいように改変する術式だ」
「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」
「現実世界の法則すら書き換える超常の術式。本来なら扱いきれずにすぐに死んでしまう外れ術式さ」
「あり得ない、そんなの呪力がいくらあっても」
「そう普通なら呪力が足りない。それを解決する方法が私にはあったってだけ。さてここで問題です、君たちが今いる場所は何処でしょう?」
「…!?地球ではないのか!」
「正解!答えは、私の術式で存在そのものを書き換えられている火星でした!」
宿儺の言葉に、周りに漂っているはずの呪力が極端に薄い事に気が付いた。呪力が殆どない海外でもこんなことはなかった、そして樹の言葉の通り樹の術式が現実を書き換えるものならおのずと答えは出た。
「私の術式の対象に地球を選ぶと色々面倒だからね、術式を自覚した次の日には火星に飛んでもらって術式の対象にさせてもらったのさ。地球で使うのは私の周りだけを書き換えられている火星と同じ状態にしているって感じかな?
これでお前ら逃げられないよな」
威圧感のある笑みを浮かべた樹の言葉に、私たちが袋小路に追い詰められたネズミになっていることに気が付いた。私たちにこの星から出る手段は存在しない。
「そして書き換えられた法則に従って私は力を得る。この世界はそうだな、分かりやすく言えばRPGの世界だ。ゲームは知っているよね?
そのゲームの登場人物たちの力を私が使えると思うといい」
「げ、ゲームってそれじゃあ」
「式神を召喚する力は召喚師の力、攻撃・回復・補助の拡張術式は魔法使いの力、身体能力は確か剣聖の力だったかな?凡庸性が高い?当たり前だ、複数の職業の力が適用されているからね」
その言葉に戦慄した。ゲームは空想の代物だから気軽に明らかに現実にあったらヤバいと思えるものが普通に出てくる。
「死者の蘇生もそれ関連か!」
「そういう事だね。だってゲームの闘技場って同じキャラクターが出てくるの多いだろ?」
噂になっていた禪院家などに施される死の訓練。眉唾だと思っていたが真実だったか。
「勿論デメリットというかそう言うのはある。RPGだからレベル上げが必要だし、この世界を維持するのに呪力の大半を使うから普段使える呪力は少なくなるし、この星が破壊されたら私は全力が出せなくなる」
「レベル上げが必要?あり合えない、お前は術師になってからすぐに頭角を現したはずだ!」
「そこは私だからスキップしたというか、産まれながらに高レベルだからとしか言いようがないな」
「使える呪力が少ないだと…その呪力量でか!」
「そう、この呪力量で…おや、丁度いいタイミングだ。あちらを見るといい」
愉快そうに笑い私たちの後ろを指さす樹に言われた通り後ろを見ると白い筋が一本生えていた。
「術式開示による術式の底上げで結実した。世界は全て私の物」
その線がさらに細くなり、消えると同時に樹から先ほどの呪力が赤ん坊のものに思えるほどの呪力が噴き出した。
「これが、私本来の呪力量だ」
「は、はは。なんて、ありえない」
元からの呪力量でも両面宿儺10本分はあった呪力量をはるかに超える呪力量。呪力量だけで強さは計れないとはいえその呪力量は脅威以外の何物でもない。
「この星は私の領域そのもの、常に領域展開をしている状態と言っても過言じゃない。君たちが何処に逃れようと私は手に取るようにわかるし、君たちの領域では星一つを包めない以上私と領域勝負をしても無駄だろう。
そして君たちはこの星から出る手段もない。完全な詰みというわけだ」
「くっ」
樹の言葉に舌打ちをした。もはや打つ手はない、この星から逃げる方法がない以上私たちは
「貴様に決闘を申し込む」
「へぇ」
「縛りだ、俺達が勝てば俺達を地球に戻せ、俺達が負ければ俺たちの全てを貴様にくれてやろう。欲しくないか平安最強の術師の力と1000年生きた此奴の知識を」
「成程、それは面白い提案だ。確かに一考の価値がある」
宿儺の言葉に興味深そうな顔をした樹。確かにその方法しかない、縛りを結び唯一地球とここを行き来できる術を持つ樹に
地球に戻してもらうしか方法がない。
「君たち二人はどうだい?この縛りによって負けた君たちがどうなるかは分からないが、賛成するのかな」
「宿儺様が負ける前提で話すのだな」
「これがゲームなら多少遊んでもいいが、流石に一般市民に被害が出かねない存在を解き放つわけにはいかないからね。禁じ手中の禁じ手を使わせてもらうからまぁ9割は君たちの負けだよ」
「禁じ手中の禁じ手?」
「それに宿儺、君は今13本分の力しかないだろう?それでどうやって私と戦うつもりだ?」
「6本はこの星にあるな」
「分かるんだ、結構隠蔽にも力を入れていたんだけど…そうだね、6本は私が保管している。ただ取り戻せないと思うけど。だって君の指が保管されている拠点は星の裏側にあるからね。海や谷を越えて星を回ってみるかい?
ただし」
すっと樹が指を滑らせる。
「「「ギャオォォォ!」」」
「当然、RPGなんだからモンスターもいる人外魔境を旅する事になるけど」
現れたのは三つ首の蛇や山の様な体躯を持った亀など様々なモンスターがこちらを睨みつけている光景だった。
「しかもここは最後に領域にした場所に近い、まぁいわゆる魔王城的な場所か最後のやり込み要素の場所だからもっとも危ない奴らが闊歩しているというわけだ」
「……随分な歓迎だね」
「両面宿儺とその従者に1000年暗躍していた羂索、君たちを放置していては無関係な一般人たちに被害が及ぶ。私はそれを容認する事は出来ない。
私は君たちを確実に殺せる手段を持っている。確かに平安最強と謳われた両面宿儺、君の実力は気になる事ではあるがその私情を優先するつもりは私にはない。やるなら徹底的に完膚なきまでに叩き潰して殺す」
「では、縛りを結ばないと?」
「そんなに結びたいの?君たちを確実に殺すって言っているのに?」
「……」
「いいね、諦めてない目だ。しょうがないね、じゃあ君が納得するために縛りを結んであげよう。私が負けたら君たちを地球に戻す、かわりに私が勝ったら君たちの全てを私に渡す。これで良いんだよね?」
「ああ、構わん」
「ただし私は手加減しないよ?遊びもなく君たちを殺しにかかる、そして君たちは私に負ける」
「何故そこまで自分の勝利が確実だと言い切れる」
自分が勝つのは当然であるという顔をしている禪院樹。アレほどの自信、どんな切り札を持っているのか。
「私の天敵は禪院甚爾、それはなぜだと思う?」
「呪力0のフィジカルギフデット…」
「私の切り札、禁じ手中の禁じ手それは、相手だけ呪力を使用不可にする力を持った式神を召喚する力。呪力を使えなくなった君たちは呪力強化も出来ない純粋な身体能力のみで私と戦う事になる。
呪力が無くなれば君たちはただの人間。それが私に勝てるとでも?
英霊召喚 太公釣魚」
禪院樹
ある程度の避難とかも終わったので縛りを解いて戦闘用装備にお着換えしてやってきた特級術師
式神達のお陰で原作よりも犠牲者少ないし、宿儺の大暴れもないので渋谷大量虐殺もない
サモナーさんてある呪文のお陰で能力バトルにおいて絶対的な優位に立てるサモナーさんはマジで最強だと作者は思ってます
禪院甚爾
一般人の避難も終わって他の術師達も会敵してるからいくかーといって獄門疆を奪取したフィジギフ。
始めてアレの詳細を聞いたとき反則じゃねと思ったらしい。唯一アレの影響下でも万全に戦える存在だった
禪院真希
神様達からの試練を突破し、一卵性双生児の呪縛から解き放たれて完成した二人目の呪力0のフィジカルギフデット
甚爾と違ってまだまだ経験が足りないので強さは一級ぐらい
禪院真依
神様達からの試練を突破し、一卵性双生児の呪縛から解き放たれて呪力が爆上がりした構築術式の使い手
色々縛りをして特級呪具・釈魂刀を作り出した
虎杖悠仁
真人との戦闘は式神も参加して原作よりも傷も少なく終わった
お兄ちゃんとの戦闘もなくミミナナ達も敵側じゃないので宿儺の暴走はなかったけど自分の父親の死体に宿儺が受肉した時の共振で一時的に宿儺に乗っ取られてそのまま出ていかれた。
原作と違って宿儺は隠れて修行しているときに甚爾と沢山戦ったから術式は刻まれて入るけどまだ目覚めていない
七海健斗
陀艮と漏瑚の封印に成功し確保した。
陀艮は黄金パターンのカタストロフィ+八部封印+ブラックベルト・ラッピングのコンボで封印。
漏瑚は自分は浄土曼荼羅に避難し、式神たちが弱らせたところを封印
式神達が守っているので五体満足で生きている
補助監督たち
樹の護衛により全員無事。呪詛師共は漏れなく全員樹の護衛達に殺されてる
東堂・釘崎
式神達の参戦によって五体満足で生存
棘
宿儺の大量虐殺ないので五体満足で生存
羂索
追い込まれた脳みそ野郎。
虎杖悠仁がだめだった時用にとっておいた虎杖仁の体に宿儺を受肉させて逃げようとしたがさせねぇよと逃げられない場所に強制転移させられた
九十九・夏油・乙骨
樹から連絡を受けて緊急帰国。九十九が先行して、夏油と乙骨が渋谷で残っていた残党を倒していた
英霊召喚
サモナーさん時代でもここぞという時の切り札として使われていたお助け英霊を召喚する呪文
なかでも太公釣魚は強敵相手に必須とも言うべき最強の能力をもつ。
アクティブ状態の敵の武技、魔法、特殊能力の発動を一定時間封印という英霊は戦わないがそれでも問題ないほどの能力を持つ軍師を召喚する。
現実侵食術式
モジュロで「混沌」と「秩序」っていう明らかにぶっ壊れ術式でたからいけるやろと考えたサモナーさんの術式
サモナーさんの敵である運営は様々な並行世界に移動して世界のリソースの回収という名目で見切りをつければ世界を滅ぼす組織だった。サモナーさん達も運営の技術を流用し並行世界に自分たちの情報を飛ばし異世界にまで自分たちの情報を飛ばせるようになった。
異世界からの侵略者ともいえるサモナーさんの術式は、現実世界を運営が作るゲームの世界に作り替える力を持つ術式となった。
その世界ではゲームの法則が適用される。サモナーさんは複数の自分の情報を統合して飛ばされた情報体なので複数の自分のレベルや職業・スキルを合算し習得しているチートプレイヤー
その世界を維持する呪力は神様達だったりドラゴン達だったり自分の式神達だったりからちょっとつづ分けてもらいながら豊穣の乳効果で呪力の底上げをしてやっと最近宿儺の指10本分(大体乙骨位)を普段使いできるようになった。
火星を完全に書き換えた後の全力だとおよそその10倍ぐらいには膨れ上がる
サモナーさんが大抵のクロスオーバーで最強って思われているのは本人のリアルチートもありますが、この英霊召喚も加味されていると思います。
相手の能力を封じて自分は使い放題のワンサイドゲームになりかねない極悪チート。
これを持ったサモナーさんに勝てるのは肉体が武器の呪力0のフィジカルギフデットしか可能性はないと思ってます。
両面宿儺が強いとはいえ、呪力強化もなし・術式もない状態で特級術師であるサモナーさんに勝てるわけないのよ
唯一の勝ち筋は英霊召喚の時間切れぐらい?皆さんはどう思いますか?
それ以外の勝ち筋が思いついた方がいらっしゃったら、コメント欄とかに書いて教えてください。
ご意見ご感想があれば気軽にコメント欄に書いていただけると作者は喜びます。楽しんでいただけると嬉しいです