# マーニャの詳細設定
## 基本情報
**名前**:マーニャ
**年齢**:7歳(本編開始時点)
## 外見的特徴
- **肌**:ジプシーの血筋を引く、日焼けたように健康的な褐色の肌。
- **髪**:アメジストを思わせる鮮やかな紫色の長い髪。年齢に合わぬ艶やかさを持ち、無造作に伸ばしているだけでも光を吸い込むような美しさがある。
- **目**:髪と同色の紫の瞳。感情が乏しいバルザックの琥珀色の目とは対照的に、喜怒哀楽がはっきりと出る生きた宝石のような瞳。
- **体格**:まだ幼女の域を出ないが、既に将来の美貌の片鱗が垣間見える。手足はしなやかで、踊り子となるべく日課として欠かさないレッスンによって幼いながらも筋肉がつき始めている。
- **印象**:コーミズ村の純朴な子供たちとは異なる、異国情緒あふれる日の下の精霊のような印象を与える。
## 性格と内面
**表層的性格**:
感情表現が豊かで、好き嫌いがはっきりしている。好奇心旺盛で活発、自分の思いに正直に行動する。護られた環境で育っているためか、言葉は少し幼く、率直すぎるきらいがある。
**内面**:
両親を失い、死体を漁るオオカミに狙われた恐怖の記憶は深く刻まれており、夜になると無意識に妹ミネアを抱きしめて眠る癖がある。そのためか、自分と妹を守ってくれた「絶対的な強者」に対しては絶対的な信頼を寄せる反面、不確定性や曖昧さに対しては強い警戒心を抱く。
## 背景
・来歴
元々は旅のジプシーの一座に生まれた。両親からは芸人としての才覚を誉められ、一座の仲間たちに囲まれて放浪の旅を続けていたが、魔物の襲撃により一座は壊滅、両親を目の前で殺害された。逃げ延びた森の中で、死体を漁りに来たオオカミに妹ミネアともども狙われた絶体絶命の瞬間、エドガンとオーリンに救出された。以後、エドガンの養子としてコーミズ村で暮らしている。
・コーミズ村での生活
エドガンの養子となってからは、村の子供たちと触れ合いながら比較的自由に育てられている。当代のキングレオ王がエドガンの研究を支援するために村を訪れた際、その愛らしさや芯の強さ、思慮深さから王や城の人々にも可愛がられている。特に王からは息子の后として迎えたい=次代の王妃として城に来ないかと勧誘されるほどに将来を嘱望されているが、本人はジプシーの慣習に従い「踊り子になる」と決めており、エドガンの支援の下で踊りのレッスンを欠かさない。
## 能力と適性
- **攻撃魔法の才能**:メラ、ギラ、イオ系など多種多様な攻撃魔法の才能に恵まれており、将来は規格外の才女となる素質がある。現時点ではまだ修行中の身だが、エドガンの教導の下で基礎を固めている。多忙な養父に代わってバルザックが家庭教師役となることも多いが、それすら我慢して勉強するほどに向上心は強い。
- **踊り子としての才能**:ジプシーの血筋と幼い頃からの慣習により、リズム感と柔軟性に優れている。将来はモンバーバラの大劇場のスターとなる才能の片鱗は既に見えている。
- **前衛としての適性**:原作では踊り子として鍛え上げられた体によって前衛としても戦えるほどの体力や打たれ強さを併せ持つ規格外の才女となるが、現時点ではまだ7歳の幼女であり、その域には達していない。
## 人間関係
**エドガン**(養父):
命の恩人であり、実の父以上に慕っている。エドガンが帰宅すると真っ先に駆け寄り、甘えるのが日課。エドガンの膝の上は自分とミネアの特等席だと思っている。バルザックに対する敵意の源流は、エドガンの愛情を独占したいという独占欲から来るものでもある。
**ミネア**(妹):
2歳下の妹。オオカミに襲われた夜から、無意識に守ろうとする習性がついている。自分とミネアは一心同体だと思っており、ミネアに近づく不届き者(特に男)は敵と見なす。
**オーリン**(養父の弟子):
命の恩人であり、頼れる兄貴分。オーリンの朴訥で誠実な性格は信頼できると判断している。何よりオーリンは自分とミネアを守ってくれる強さを持っている。
**バルザック**(養父の弟子):
「とーさまを独り占めしようとする嫌な奴」。感情の機微が読めず、何を考えているかわからないバルザックに対しては本能的な警戒心を抱いている。特にバルザックがエドガンと何か話していると「いっつも難しい話ばかりして!もっと私たちと一緒に遊んだり構ったりしてくれてもいいのに!」と内心で苛立っている。ただし魔法の才能と知識についてだけは不本意ながらも認めている。
**コーミズ村の住民**:
明るく素直な性格で、また拙いながらも踊りを披露して見せることで、娯楽の乏しい村の中で貴重な潤いをもたらしてくれる存在として村人達から愛されている。子供たちはお姫様のように憧れと崇拝の対象にしており、大人たちも子や孫のように可愛がっている。
**キングレオ王とその配下**:
エドガンの研究を支援するために村を訪れた際に出会った。王が自分やミネアに対して「城に来てもらえないか」「将来は城勤めをしてもらいたい」と述べた際には「私、踊り子になりたいの!」と即答したが、王を含めて皆からは「可愛いものだ」と微笑ましく思われている。