# オーリンの詳細設定
## 基本情報
**名前**:オーリン
**年齢**:25歳(本編開始時点)
## 外見的特徴
- **髪**:青みがかった黒髪を短く刈り込んでいる。手入れはあまりしておらず、無造作に伸びては切るを繰り返しているだけだが、それがかえって男気を感じさせる。
- **目**:髪と同じ青みがかった黒い瞳。精悍な面立ちで、常に真っすぐな視線を向ける。
- **体格**:幼少期から頑健な体躯に恵まれ、特に腕力に優れる。長年の肉体労働と鍛錬によって鍛え上げられた筋肉は岩のように硬く、貧相な印象のバルザックとは対照的な頼もしさがある。
- **印象**:裏表のない真っすぐな人柄が表れた誠実な風貌。朴訥としているが、その佇まいには自然と人が安心する温かさがある。
## 性格と内面
**表層的性格**:
純朴で真っすぐ。良くも悪くも忠犬気質であり、一度心を許した相手や恩義のある相手のためなら、自分を顧みず尽くすタイプ。思考よりも先に行動が先行しがちだが、その行動の根底には常に「守りたい」「役に立ちたい」という誠実な想いがある。
**内面**:
自身の才能の限界を自覚しており、師の研究分野や高度な魔法理論においてほとんど役に立たないことに引け目を感じている。特に、明晰な頭脳と魔法の才能で師から期待されるバルザックに対しては、劣等感に近い羨望を抱きつつも、彼を「家族」として深く案じている。村人たちや姉妹から隔意を抱かれ、どこか溝のあるバルザックを何とか打ち解けさせたいと思いつつも、不器用なゆえに何も出来ない自分に歯がゆさを感じている。
## 背景
・来歴
コーミズ村の近くの森でバルザックと共に行き倒れていたところをエドガンに保護された孤児。当時の記憶はほとんどないが、バルザックと共にエドガンの弟子として育つ。しかし、学問的な分野ではバルザックに遠く及ばず、もっぱら肉体労働や雑務に近い実働を担当するようになる。
・コーミズ村での生活
その怪力と人柄から村の力仕事を積極的に手伝い、村人たちからの信頼も厚い。エドガンの研究支援としては物資の調達や実験設備の構築など、体力を要する作業を担っている。また、エドガンが引き取ったマーニャとミネアの姉妹にとっては命の恩人であり、頼れる兄貴分として接している。
## 能力と適性
- **前衛としての戦闘能力**:頑健な体躯と怪力を活かし、前衛で仲間を守る盾役としての適性が高い。鉄の槍、青銅の鎧、うろこの盾、皮の帽子を装備し、その腕力によって鍵のかかった扉ですら力ずくで抉じ開ける。魔法主体の後衛タイプであるマーニャやミネアを守る最前線として欠かせない存在となる素質がある。
- **肉体労働**:伐採や運搬などの力仕事には右を出る者がいない。また、山岳地帯であるコーミズ村周辺の地形にも詳しく、遭難者の手配や救助などにも力を発揮する。
- **魔法の才能**:学術的な理論構築や高度な魔法の習得には向いていないが、弟分のバルザックから教えられた医療技術によって初歩的な傷の手当てや応急処置の心得はある。原作ゲームではこれによって瀕死の重傷から生き延びた。バルザックの完璧なベホマに対して、オーリンの手当ては荒削りだが温かみがある。
## 人間関係
**エドガン**(師):
命の恩人であり、血の繋がり以上の絆で結ばれた父親代わり。師の偉大さを誰よりも尊敬しているが、自分はその研究の本分においてほとんど役に立たないという無力感も抱えている。それでもエドガン自身はオーリンの誠実さと誠心誠意を尽くす姿勢を誰よりも理解し、家族として深く愛している。
**バルザック**(弟弟子):
兄弟同然に育った幼馴染であり、その冷静で的確な能力には信頼を置いている。しかし、理論構築や魔法の才において自分とは段違いの才覚を示す弟分に対し、劣等感に近い引け目を抱いている。それでも、村人たちや姉妹から隔意を抱かれ、孤独になりがちなバルザックを心から案じており、何とか打ち解けさせたいと思っている。不器用なゆえにその想いを伝えられず、距離を置かれることへの歯がゆさを感じている。
**マーニャ&ミネア**(義妹):
命の恩人として救った姉妹であり、自身の家族。特に自身を頼れる兄貴分として慕ってくれることには、自身の無力感を埋める救いを感じている。姉妹が自由奔放に振る舞うのを暖かく見守りつつ、その身を守る盾となることを誓っている。
**コーミズ村の住民**:
その裏表のない真っすぐな性分から村人たちからも好意的に見られており、何かと頼られる存在。特に力仕事や山林での案内などでは欠かせない人材として重宝されている。村人たちとの関係は良好で、自主的に農作業の手伝いなどを通じて貢献している。
**キングレオ王とその配下**:
エドガンの研究支援のために王が村を訪れた際には、自身は直接対面していないが、その存在については師から聞かされている。王がマーニャやミネアを養子にと希望した際には内心「義妹たちは王妃や王女になるよりジプシーとして世界を旅した方が幸せだと思う」と思っているが、口には出さない。