機動戦士ガンダムZZ【放送事故】ハマーン様、軍事回線ジャックでハプニング10連発を世界配信されてしまう   作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった

34 / 35
響け全宇宙へ!別宇宙の資金荒稼ぎデトネーション 〜俺たちのアイデンティティはマップ兵器の中に〜

度重なる通信室の爆破を経て、ついにアナハイム社の禁忌のデータアーカイブは「別の宇宙での戦いの記録」……すなわち、「あらゆる世界線のロボットが一堂に会する、数字と精神コマンドが全てを支配する大戦のログ」と直結してしまった!

 

空間全体に流れ出すのは、いつもの宇宙世紀の重苦しい空気ではなく、聴くだけで脳内のテンションが強制的に跳ね上がる『アニメじゃない』の圧倒的に陽気なゲーム用戦闘BGMのイントロ!

 

ジュドーたちが別の宇宙で「戦闘指揮兼、経営コンサルタント」として荒稼ぎし、邪悪な精神コマンドで強敵をハメ倒していたという、衝撃の「別宇宙のリアル戦記」が今、奇跡の爆誕!

 

ジュドー(14歳)

「(目の前に突如出現した、莫大な数字の『資金』と『PP』が爆発的に加算されていくデータ画面を見て絶叫)……おい!今度はシャングリラのゴミ山じゃねえ!!俺が別の宇宙の戦場で、伝統的に自前で習得する精神コマンド『幸運』をハイドロ・ポンプみたいにブチ撒きながら、威力・範囲ともにトップクラスの『マップ兵器のハイメガキャノン』で敵の群れを一網打尽にして資金を荒稼ぎしてるログが直結してやがるんだ!!全ガンダム系の中で最も資金を稼ぐ『戦闘指揮兼、経営コンサルタント』みたいになってる俺の姿を全宇宙に配信されるの、ガチで金に汚いジャンク屋の極みみたいで背中の汗が止まんねえ!!」

 

ルー(15歳)

「(そのデータを冷ややかな目で見ながら、お腹を抱えて爆笑して)ふふ……いいじゃない、素晴らしい経営手腕よジュドー。全宇宙の連邦軍の会計監査が、あなたのハイメガキャノンの一撃で動く金額が大きすぎて、モニターの前でズッコケて電卓放り投げてるってマジ? ……あ、でも私のデータも出てるわよ。なぜかカミーユが別の強力な最新鋭機に乗り換えたせいで、余ったZガンダムのシートに私が当然のように収まりがちな定番のログよ! 私の高い回避・命中値と、ウェイブライダー突撃の相性が良すぎて、一線級で大活躍してる姿、最高にスタイリッシュだわ!」

 

ジュドー

「ルーはいつもいい機体を横取り……ゲフン、譲り受けてるからいいよな!!……って、うわああ!今度はモニターの向こうで、ビーチャとモンドの二人の顔が、ものすごく邪悪なグラフィックでカットインしてきたぞ!」

 

ビーチャ&モンド(別宇宙のサポート音声)

「へへへ、ジュドー!俺たちの能力値は二流だけど、精神コマンドのラインナップは極めて邪悪で優秀だぜ!敵の気力をガッツリ下げる『脱力』や、敵を好きな場所に誘導する『挑発』を低消費で連発してやるからな!」

 

ジュドー

「お前らの精神コマンドが『嫌がらせの塊』すぎるわ!!強敵の能力を根こそぎ削ぐマスコット・サポート要員として、ガンダム系の中ですごく特異な地位を築いてんじゃねえよ!戦い方が汚すぎるだろ!!……って、ひえええ!今度は目の前の作戦マップの画面に、ものすごい赤字の太字で『最優先タスク』って文字が点滅しだしたぞ!」

 

プル(10歳)

「(天真爛漫な笑顔でデータ空間に飛び込んできて)ジュドー、見ーつけた!!別の宇宙でも、攻略本や攻略サイトの『隠しユニット獲得条件』のページで、まずはジュドーで私を『説得』して、その後に出てくるプルツーを二人で『説得』するのが鉄板の仕様なんだよ!絶対に最初に見かける最優先タスクなんだからねー!」

 

ジュドー

「隠し要素の元祖かつ大定番として、戦場で敵味方を超えて必死に話しかけまくってる俺たちの感動のシーンを、システムの内部データ越しに実況するなプル!!……って、うわああ!今度は俺の乗ってるZZガンダムの周りに、ものすごく分厚い追加装甲がドカンと装着されたぞ!」

 

イーノ(15歳)

「ジュドー!『フルアーマーZZガンダム』になると継戦能力がバグるよ!敵に撃破されるか、任意で『分離』コマンドを選ぶと、HPが全快した通常のZZガンダムに戻る仕様だからね!実質ライフ2回分だよ!」

 

ジュドー

「ガンダム系でありながら敵陣に突撃させて壁にできるタフさを手に入れたのは嬉しいけど、実質ライフ2回分ってシステムを悪用したゾンビ戦法みたいに言うなバカヤローー!!……って、うわ!今度はコックピットの通信回線から、もの凄く声のデカい、年上の豪快な男たちの笑い声が聞こえてくるぞ!」

 

破嵐万丈&流竜馬(別宇宙の先輩たち・熱血音声)

「ハッハッハ!ジュドー、いいジャンク屋精神だ!気に入ったぞ!お前は精神的に大人だから、悩んでるリアル系の主人公たちの良き相談相手・メンターにもぴったりだな!なんなら俺たちのダイターン3やゲッターロボと一緒に突撃するぞ!」

 

ジュドー

「スーパー系の先輩たちと息が合いすぎだろ俺!!万丈さんや竜馬さんみたいな破天荒な大人たちに気に入られるのは光栄だけど、リアル系の仲間たちのメンター役まで押しつけられて、俺のシャングリラでの苦労人属性が別宇宙でも炸裂してるじゃねえか!!……って、うわ!ネオ・ジオンの面々が、ものすごいカットインを引っ提げて乱入してきたぞ!」

 

マシュマー(大真面目なカットイン)

「おおお!ハマーン様!!この別宇宙の戦場でも、薔薇を散らしながら大真面目に自軍のギャグ担当として居座って見せましょう!!」

 

キャラ・スーン(大興奮のカットイン)

「ああっ、このゾクゾクする感じ!味方の真面目なパイロットたちを困惑させてあげるわよおおお!!」

 

ジュドー

「戦闘時のセリフやカットインが原作通りに再現されすぎて、味方の真面目な部隊が本気で困惑してルート分岐で頭を抱えてるじゃねえか!!条件を満たすと自軍に参戦してエンディングまで賑やかに居座るの、愛すべきおバカ枠の極みだよ!!……って、うわ!画面の裏で、あのエリート血統のはずのグレミー・トトが、怪しいおっさんたちと密約を結んでるぞ!」

 

グレミー(別宇宙の暗躍ログ)

「フフフ……ネオ・ジオン内での反乱だけでは終わらん。Dr.ヘルやミケーネ帝国、さらにはインスペクターなどの強力な敵勢力とすぐ手を組み、巨大な『グレミー軍』を組織してプレイヤーの前に立ち塞がってやる!」

 

ジュドー

「他作品の悪の組織とすぐ手を組みがち問題のクセが強すぎるわグレミー!!世界観の垣根を越えて裏切り行為をグローバル展開するんじゃねえ!!……って、ちょっと待て、さっきからこの空間全体に鳴り響いてる、この圧倒的なテンションのイントロはなんだ!?」

 

『アニメじゃない』のゲームアレンジBGM

(地球滅亡や宇宙消滅がかかったシリアスな最終決戦のマップを、一瞬でお祭りムードに変える無敵のイントロ)

 

ジュドー

「(音楽の圧倒的テンションに引っ張られて目が血走り、リアルで精神コマンド『気合』が発動しながら)うおおおおお!!!地球滅亡がかかったシリアスな最終決戦のマップでも、俺たちが戦闘に入った途端にこの陽気で力強いイントロが流れて、プレイヤーの精神コマンドをリアルで発動させるカタルシスが凄すぎるーーー!!!もうシリアスな敵のボスも、この曲の前では全員ただの俗物だぜーーー!!!」

 

ハマーン(20歳)

「(顔を真っ赤にして、自分の名曲(?)が別宇宙でお祭りBGMとして消費されている事実に震えながら、そろばんを限界まで弾いて)お、おのれ、地球圏のゲームメーカーどもが遺した『ネオ・ジオンの威厳を完全に陽気なメロディで上書きするための完璧なプログラム』め……!だが、全宇宙の愚民どもよ、ネオ・ジオンの経済支配は終わらん!この戦闘BGMが流れるごとに、画面の前でテンションを爆上げしたプレイヤーから10億ゴールドバウの『サントラ使用税』を強制徴収する!我が軍の戦費は宇宙が滅びても黒字だ!」

 

ジュドー

「あんたは別の宇宙のシステムすらお金に換えて世界を経済支配しようとする最強の総帥だったよ!!」

 

プル&プルツー

「えへへ、みなさーん!これで本当に、スーパーな大戦での私たちのアイデンティティも全部コンプリートだよ!あ、宇宙(そら)に、ハイメガキャノンで稼いだ莫大な資金と、フルアーマーの装甲の形をしたニュータイプの光が広がっていくよ!みんなで、幸運をかけながら、次のマップへ出撃しよーね!」

 

ジュドー

「(ヤケクソでハイメガキャノンをマップ兵器の範囲で誤射しそうになりながら通信パネルの数字データを全粉砕する)もうこれ以上は別宇宙の荒稼ぎログに耐えられねえ!!今夜の笑いと、10個のクロスオーバー爆笑過電流で、アーガマの歴史のタイムラインを完璧にお祭りムードに書き換えてやるぜ!!」

 

(ガンダム・チームの爆笑と、ハマーンのそろばんの珠が弾け飛ぶ音が、宇宙全土のミリタリー回線をジャックして完全にフェードアウトしていく)

 

ジュドー

「お相手は、幸運をかけたジュドーと!」

 

ルー

「いつでもZガンダムのシートを狙っている、ルーと!」

 

ハマーン

「ハマーン・カーンだ……(小声で)グレミー、後でDr.ヘルと一緒に私の部屋に来い……」

 

プル&プルツー

「プルと、プルツーでした!えへへ、お隣のジュドーも、また次のターンで説得してねー!」

 

全員

「シャングリラ・マップ兵器アタック!!!!!(最大級のポップな大エコー)」

 

この直後、羞恥と商業的計算(および自軍の幹部たちの他作品での勝手な暗躍)が完全にオーバーフローし、精神が真っ白に燃え尽きたハマーンの最後の合図により、親衛隊が通信室の床ごと、ハイパー・メガ粒子砲の最大出力で物理的に完全消滅破壊。

 

跡形もなくなった臨時通信室には、キュベレイの後光のような恐るべき殺気と、真っ二つに割れた「ゲームの攻略本」、そして「これで我がネオ・ジオンの戦闘BGMビジネスは永久に黒字だな」と静かに微笑む総帥の沈黙だけが取り残されたという。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。