Fantastic4 Heroes' Days 作:投稿マン
猿の幽霊
橋での一件によりファンタスティック4はヒーローとなる。しかしそれを良く思わない人物も中には何人か居た。その一人がイワン・グラコフである。彼はソ連の残党であり三頭の猿を従えている科学者である。どうやら自身のほうが上位の存在だと思っていた様だ。
一方その頃ファンタスティック4はと言えばアメリカで今日もヒーローとして活躍している。今日はどうやら線路がテロリストによって破壊されてしまった様だ。しかも、この線路にブレーキは無く電車はもうすぐこの地点を通過するだろう。しかし、ファンタスティック4により事故は未然に防がれた。ヒューマン・トーチが空を飛び他の三人はザ・シングが運転するファンタスティカーに乗り現場へと駆けつける。到着すると先ずはインビジブル・ウーマンが線路の破片をフォースシールドで持ち上げ線路の有った位置に戻す。すかさずヒューマン・トーチがそこを燃やし溶接する。そして溶接が終わるとミスター・ファンタスティックが冷気を出す装置を使い線路を冷やす。これらはものの数分で終わり線路は元通りとなる。そしてそこに電車が走ってきて電車はその上を通過する。電車は落ちる事無く通過出来た。固唾を呑んで見守っていたニューヨーク市民はファンタスティック4のこの救助活動に大きな拍手を送るのだった。無事に電車を助けたファンタスティック4は拠点であるバクスタービルに戻り休憩に入る。
その頃ロシアではファンタスティック4が電車を救ったニュースが放送されていた。イワン・グラコフはスーツを着てレッドゴーストとなりニューヨークに行く事を決める。しかし、ロシアからアメリカまではかなり距離があり入国審査等もある為アメリカまで行くのは難しい。ただここで引き返すつもりは無かった様でレッドゴーストはコンテナ船のコンテナの中に隠れることにした様だ。もちろん三頭の猿も一緒である。誰も見ていない隙を狙い手頃なコンテナを4つ見つけ中に入る。そしてその船は何日かしてニューヨークに到着する。
レッドゴーストがニューヨークに到着した頃、ファンタスティック4はと言えばバクスタービルでご飯を食べたりテレビを見たりしている。しかし、突如謎のニュースが流れて来てファンタスティック4の4人に戦慄が走る。謎の三頭の猿が港で人を襲い始めたのである。ファンタスティック4はヒーローである。この様な事件を放おっておける訳がない。すぐさま4人はまた青く4のロゴのあるスーツを着て現場へと向かう。ヒューマン・トーチが全身を発火させ空を飛びザ・シングが運転するファンタスティカーの後ろにミスター・ファンタスティックとインビジブルウーマンは乗る。もちろんハービーも一緒にファンタスティカーに搭乗する。4人とハービーは港に到着したは良いものの肝心の三頭の猿が居ない。周囲を探していると今度は自由の女神像の下の島に三頭の猿が現れたと言う情報がファンタスティカーに搭載されているラジオ機能から入る、どうやら観光客を襲っている様だ。幸い自由の女神の島はそこまで遠い訳では無い。ファンタスティック4に迷っている時間は無く4人は直ぐに自由の女神の島へと向かう。そこには三頭の猿が居た。4人は猿に攻撃を仕掛けるも相手は中々強い。ヒューマン・トーチの炎が効きにくい上にインビジブル・ウーマンのフォースシールドによる拘束も相手が素早いが故に簡単に避けられてしまう。ザ・シングがパンチを放とうとするも逆にキックで飛ばされてしまう。ミスター・ファンタスティックもまた伸びる肉体で拘束しようとするも中々捕まえられず終いには顔を引っ張られてしまう。この敵はかなり手強いと考えファンタスティック4は一旦バクスタービルに引き返す。これまでは救助や修復などが活動の中心だったがヴィランと戦うのは何気に初めてである。其の為慣れていないと言う事だ。4人は三頭の猿を倒す為に計画を立てることにした。ここで使うことが決まったのは主に動物に使われる麻酔である。しかもこの麻酔は牛用の強い物である。しかし、ただ打つだけでは場所がバレてしまうかも知れない上に上手く刺さらなければ暴れるのは承知の上だ。そこで考えたのはインビジブル・ウーマンのフォースシールドで姿を隠し、音の出ない吹き矢で仕留める事である。そしてニュースを見ながら三頭の猿が何処かに現れるのを待つ。何分かして遂に速報が出た。それはエンパイアステートビルである。今回はヒューマン・トーチとザ・シングは目立つと言う事で後で駆け付ける予定である。先ずはインビジブル・ウーマンがミスター・ファンタスティックと本人、ファンタスティカーをフォースシールドで隠し猿から見えない様にする。そしてミスター・ファンタスティックが吹き矢を放ち猿の内の一頭の動きを止める。そしてそれをフォースシールドで隠し伸びる腕で縛る。猿を持ち帰り調べてみると頭に装置が付いており何者かが操っている事が分かった。
その頃当のレッドゴーストはと言えば猿が一頭消えた事により焦っている様だ。どうやら猿はグレイトエイプと言うらしい。レッドゴーストは頭の装置を元にグレイトエイプが何処にいるのか探してみる。どうやらグレイトエイプはニューヨークのバクスタービルの中のラボにいる事が判明した。レッドゴーストにとってはファンタスティック4を倒すことに繋がると思い内心喜んでいる様だ。
一方ファンタスティック4はと言えば装置を手に入れたと言う事で何か作戦に活かせないかと考える。ザ・シングがとある案を出した、それは装置を使って猿を操っている黒幕を捕まえようと言うものである。準備が整うと4人はバクスタービルの天辺に登り装置が目立つ様にする。
レッドゴーストはビルの近くに行き捕まったグレイトエイプの装置が何処にあるかを電波の受信で調べた。するとどうやら装置はバクスタービルの天辺にある事が分かった。二頭のグレイトエイプを天辺に向かわせ捕まったグレイトエイプを助け出すと同時にファンタスティック4を倒そうと試みるも何かが可怪しい。そこで近くのビルのエレベーターを使いバクスタービルの上を見てみるととんでもない事に気が付く。
一体何が起こったのか、それはファンタスティック4の策略である。ビルの天辺に登って来たグレイトエイプはインビジブル・ウーマンのフォースシールドにより姿を消したインビジブル・ウーマンとミスター・ファンタスティック、ザ・シングに気が付かなかった。グレイトエイプがビルの天辺に到達した途端インビジブル・ウーマンがフォースシールドを展開しグレイトエイプが逃げられない様なバリアを張る。そしてミスター・ファンタスティックが伸びる肉体を、ザ・シングが怪力を使い二頭のグレイトエイプを捕獲する。
レッドゴーストは二頭のグレイトエイプが見えない的に捕まった様子を見て焦り逃げ出そうとするも突然目の前の壁が爆発しファンタスティカーを操縦する小型ロボットハービーと全身が炎に包まれているヒューマン・トーチが現れる。レッドゴーストはもう逃げられないと悟り抵抗せずにヒューマン・トーチとハービーに連れられ警察に出頭する。
数十分前、ハービーは隣のビルにグレイトエイプの頭に付いている装置に繋がる信号を感知する。逃げられない内に隣のビルにファンタスティカーで突撃する。もちろんヒューマン・トーチも一緒に行き彼の炎で壁を爆発させレッドゴーストの前に現れる。レッドゴーストは抵抗するのを辞めファンタスティカーに乗せられヒューマン・トーチと共に警察へ出頭する。レッドゴーストの、グレイトエイプを操る装置はハービーにより機能を停止させられミスター・ファンタスティックとザ・シングが捕まえているグレイトエイプの洗脳が解ける。ラボで拘束されていたグレイトエイプ含め三頭の猿はニューヨークにある大型動物園に引き渡される。
こうしてファンタスティック4は初のヴィランを倒しいつもの日常を取り戻すのであった。
レッドゴーストを倒したファンタスティック4、しかしこれは序章に過ぎない。地球にはまだファンタスティック4を悪く思う人物がたくさん存在する。次回Fantastic4Heros'Day「地下の男」