Fantastic4 Heroes' Days 作:アメコミ勢
地下の男
レッドゴーストを刑務所送りにしたファンタスティック4、しかし、これによりファンタスティック4を悪く思う人物が、自分ならもっと簡単にファンタスティック4を倒せるかも知れないと思う様になったのである。但しモールマンは違った。無論モールマンは自身の事をモールマンと呼ばれる事は嫌っている、彼の本名はハーヴェイ・ルパート・エルダーでありMr.エルダーと呼ばれる事を好む様だ。ではモールマンの目的は何なのか。それは、地上世界の征服である。レッドゴーストとは目的は違えどモールマンもやはり計画を立てていた。先ずは人間とモグラのハーフ(?)のモロイドを従える。そしてドリルの付いた巨大な乗り物を造る。時間は掛かったもののこうして地上世界の襲撃の準備が整った。先ずはモロイドを地上世界へと向かわせる。
その頃ファンタスティックフォーはと言えばニューヨークの地上ではなく海でヒーロー活動をしていた。どうやら巨大な貨物船のエンジンがテロリストにより破壊され制御が効かなくなり沈んでしまいそうなのである。そこに駆け付けたのは正しくファンタスティックフォーである。先ずはザ・シングが海に入り先端に錨を付けている鎖を掴み浅瀬へと向かう。そして怪力で引っ張りそれ以上船が沈まない様にする。それだけではない。ヒューマン・トーチが船内へと向かいオイルタンクを見つける。そして熱で穴を開けるとそこに火を付ける。理由はオイルが漏れ海に流れ出ると環境汚染となるからである。ミスター・ファンタスティックとインビジブル・ウーマンも無駄ではなく、ミスター・ファンタスティックは港へ急ぎ腕を伸ばす。そしてゴムの伸縮性を利用し船を引っ張るつもりである。またインビジブル・ウーマンはと言えばハービーにファンタスティカーの操縦を任せ船の後へ向かう。そしてフォースシールドを使い船を推し始める。ザ・シングはヒューマン・トーチがずっと船中に居ればオイルを燃やした事による有害なガスの発生による中毒を危惧しヒューマン・トーチに出てくる様に無線で伝える。ヒューマン・トーチはそれを聞き船内から出て来て船の後へと向かう。そして姉のインビジブル・ウーマンと共に船を押す事を決める。また乗組員に関してはザ・シングが鎖を持った後、ミスター・ファンタスティックとインビジブル・ウーマンにより船外への避難が完了し小型ボートを使い脱出に成功した。そして4人の協力により船は無事港に送り届けられた。因みにヒューマン・トーチがオイルを燃やした事により発生したガスに関しては船の換気システムにより外に漏れる事なく事なきを得た。
その頃地下世界ではどうなのだろうか。実は地下世界でも地上の電波は届く様だ。そしてモールマンは地上世界には敵となる存在ファンタスティックフォーが存在する事は既に知っていた。ではどの様にしてファンタスティックフォーを避け地上を支配するのかを考える。やはり沢山居て色々な場所から出現できるモロイドである。モロイドを利用しファンタスティックフォーを撹乱、そしてファンタスティックフォーの手が回ってこない内に地上を攻めると言う計画である。そしてモールマンは地上にモロイドを送り込むのであった。
地上にモロイドが送り込まれるとニューヨークは大騒ぎになった。見たことも無いような生物が市民を襲っているからである。やはりここでも必要になるのはファンタスティックフォーの存在であった。今回は汎ゆる場所で謎の存在モロイドが発生している為ファンタスティックフォーは手分けして対処する事にした。
ミスター・ファンタスティックもインビジブル・ウーマンもヒューマン・トーチもザ・シングもすばしっこく何処からでも現れるモロイドに手を焼いていた。しかしベンの意見によりモロイドをどう捕まえるかが決まった。先ずはミスター・ファンタスティックが体を伸ばし囲を造る。そしてヒューマン・トーチとザ・シングがモロイドを追い掛け一箇所に集める。そしてインビジブル・ウーマンがモロイドをフォースシールドで捕まえると言う算断である。捕まえ損ねたモロイドは何体かいたもののこれにより数多くのモロイドを捕まえる事が出来た。しかし、これは罠だった。
モールマンはファンタスティックフォーがモロイドに気を取られている隙にエンパイアステートビルの地下をドリル付きの大きな戦車で掘りそこで行われていたパーティーを襲う。パーティー会場にいた人々はモールマンの手下であるモロイドに襲われパニックとなる。人々はファンタスティックフォーが来るのを今か今かと待っていたものの一行にファンタスティックフォーは現れない何故ならモロイドに気を取られているからである。
パーティー会場が襲撃されているとは露知らず。ファンタスティックフォーはモロイドを捕まえラボで調べてみる事にしようとした。しかし、とある人物によってその目的は果たされなくなる。それは白い髪で眼鏡を掛けベージュのニットを着た男性である。その男性がファンタスティックフォーに今はそれどころではなくパーティー会場に向かってくれと伝える。それを聞いたファンタスティックフォーは驚きつつも場所を聞き出しファンタスティカーに乗りヒューマン・トーチが横を飛びながらエンパイアステートビルへと向かう。
モールマンが人々をモロイドを使い脅していると突然会場で大きな爆発が起こる。それはファンタスティックフォーのヒューマン・トーチが起こした物である。そしてモールマンの目の前にファンタスティックフォーの4人が現れる。ファンタスティックフォーはこの様な事をするべきではないと伝える。しかし、モールマンは聞かなかった。だが、インビジブル・ウーマンの発言によりモールマンは考え直しインビジブル・ウーマンの事にだけは従う事にした。そうしてモールマンを改心させた後、ザ・シングがミスター・ファンタスティックの体を使いビルを引き上げる。下ではインビジブル・ウーマンがフォースシールドを使って持ち上げる。持ち上げ終わるとミスター・ファンタスティックとザ・シングが色々な建材を持ってきてビルを支える。そしてヒューマン・トーチが金属の部分に炎を当て溶接する。
ファンタスティックフォーは今日もまた英雄と呼ぶに相応しい事をした。モールマンは逮捕こそされなかったものの地下の王国に留まりこれまで通りそこを支配し続ける事にした。以前と違う部分と言えばファンタスティックフォーを邪魔だと思わなくなった事と地上を攻めようと思わなくなった事である。
ファンタスティックフォーの登場、及びレッドゴーストの登場によりヴィランとなった者は沢山居た。しかし、現れたのはヴィランだけではなかった。ファンタスティックフォーが直接関わっているかは分からないもののヒーローもまたファンタスティックフォーが登場した後に現れる様になったのである。かの有名な会社、スターク・インダストリーズの社長、トニー・スタークもその一人であった。次回Fantastic4Heros'Day「鉄の意志」