Fantastic4 Heroes' Days 作:アメコミ勢
鉄の意志
ファンタスティックフォーが活動を初めて何年か経った頃、大企業スターク・インダストリーズの社長、トニー・スタークがアフガニスタンに武器を売りに行った際何者かに拉致され胸にリアクターを付け戻ってくる。そして彼はアイアンマンとなり人々の注目を集める事となった。実はこのトニー・スタークと言う人物はただのヒーローではない。ファンタスティックフォーのリーダーであるミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズの大学時代の同期である。トニー・スタークはファンタスティックフォーをニュースで見た時見覚えがあると感じた。リード・リチャーズもまたトニー・スタークがアイアンマンとして活動を始めた時ニュースに映った顔に見覚えがあると感じた。二人は実際に同期として、そしてヒーローとして会ってみたいと思ったのである。思い切ってリード・リチャーズはトニー・スタークに連絡を入れてみる。トニー・スタークは最初驚いた様な姿を見せたもののかつて学業を共にした仲間だと分かり懐かしさに微笑む。リード・リチャーズはトニー・スタークに今度実際に会い一緒にディナーを食べないかと誘った。トニー・スタークは最初悩むような素振りを見せたものの最後には笑ってディナーに行く事を承諾した。
後日トニー・スタークは高級車に乗りファンタスティックフォーの拠点であるバクスタービルに現れる。トニー・スタークは約束の時間に何分か遅れたもののファンタスティックフォーの4人は慣れていた為怒る理由はない。リードの案内によりトニーはエレベーターに乗り応接室へと向かう。他の三人は先に応接室へ向かい待っていた。しかし、ザ・シングことベン・グリムは料理を作り最後の味付けの調整をしていた。トニーはベンが作る料理の良い匂いに舌鼓を打つ。普段トニーはハンバーガー等のジャンクフードや高級レストランなどで高級料理を食べている。其の為余り家族の温かみを料理に感じた事が無かった。其の為新しい感覚となる上に子供の頃の懐かしさも感じたのである。最後の味見を終えベンがブリトーやサラダ等をテーブルに置く。早速ジョニーはサラダに手を伸ばし食べてみる。とても美味しいと感じたのか喜び手から炎を出してしまう。ベンは失礼ではと軽く叱責したもののトニーは余り気にせず笑って許した。こうしてジョニーの余興とも言える行動によりテーブルには賑わいが現れディナーの時間はとても楽しいものとなった。メインディッシュの後はベンがデザートを持ってきた。デザートは甘いケーキである。5人はデザートは別腹とか何とか言いながらデザートもペロリと食べてしまった。ディナーの後は4人の能力をトニーに見せる事になった。トニーにとってはどの能力も初めて見るものでこそないものの生で見るのは初めての様で驚きと喜び、そしてそれによる笑い声でバクスタービルの応接室は包まれた。夜遅くなりトニーは帰らなければならない時間になった。リードや他の3人は泊まって行っても良い様な雰囲気を出していたもののトニーはやはり申し訳無いと感じ家に帰る事にした。
後日、街に異変が発生した。謎のロボット集団が現れたのである。最初人々はトニーが作った機会だと思っていた。しかし、それは間違いだった。その正体はトニーがかつて倒した敵、アイアンモンガーことオバダイヤ・ステインの息子であるエゼキエル・ステインである。どうやらエゼキエルは父を倒され逮捕されてしまった原因であるトニー・スタークを●すつもりの様である。エゼキエルはトニーに一人で自分に会いに来る様に言った。ファンタスティックフォーはトニーに協力したかったもののファンタスティックフォーがトニーに加担すれば何が起こるか分からない。其の為トニーはファンタスティックフォーにロボット軍団の対処と市民の救助を優先させた。ミスター・ファンタスティックはモヤモヤしていたもののザ・シングの言葉によりトニー、アイアンマンに言われた事を行う事に決めた。先ずはヒューマン・トーチが空に炎を放つ。それにより熱に反応したロボット軍団がファンタスティックフォーに迫る。しかし、これはファンタスティックフォーの作戦の想定内だった。すかさずインビジブル・ウーマンがフォースシールドでロボット軍団の周囲を囲む。そしてミスター・ファンタスティックがロボットに巻き付き破壊する。ザ・シングが怪力でロボットを引き千切り破壊する。ヒューマン・トーチがロボットを炎で溶かし破壊する。
その頃アイアンマンはアイアンモンガーとなったエゼキエルにかなり手を焼いていた。エゼキエルが作った新たなアイアンモンガースーツはアイアンマンの過去のデータが組み込まれており簡単にアイアンマンの攻撃を避ける。それだけでなくアイアンモンガーは攻撃にも長けておりアイアンマンは簡単に攻撃を食らってしまう。対処をしようにもアイアンマンの攻撃は手に取るかの様にアイアンモンガーに予測され防がれてしまう。ファンタスティックフォーに応援を頼みたい所だったがアイアンマンは一人で来る様に言われた為呼ぼうに呼べない。アイアンマンは悩みながらもジャービスにアイアンモンガーを分析させる。分析の結果あることが分かりアイアンマンは一か八かの賭けに出る事にした。それはフレア弾である。アイアンマンはフレア弾を発生させ一時的にアイアンモンガーのカメラを使用不可能にする。そして胸のアークリアクターから一気にビームを放つ。そう、ユニビームである。ユニビームは防ごうとしたアイアンモンガーの腕を貫き爆発させる。エゼキエルは脱出システムにより死なずには済んだもののかなりのダメージを負い病院送りにされてしまう。警察はトニー・スタークを逮捕しようとしたもののファンタスティックフォーと市民の厚い言葉によりトニー・スタークを逮捕するのを辞める。トニーは自身を救ってくれたファンタスティックフォーの4人とニューヨーク市民に感謝の印としてアークリアクターを渡すのであった。
アイアンマンと共に新たなアイアンモンガーとその手下のロボット軍団を倒したファンタスティックフォー。しかし、ヒーローはファンタスティックフォーよりも前から存在した事が判明する。次回Fantastic4Heros'Day「星条旗の超人」