Fantastic4 Heroes' Days   作:アメコミ勢

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アイアンマンと共にアイアンモンガーの跡継ぎとその手下のロボット軍団を倒したファンタスティックフォー。実はファンタスティックフォーより古い時代から存在するヒーローが居た。アイアンマンの一件によりヒーローはどんどん姿を表してゆくのだろう。そして実はヒーローはファンタスティックフォーの活動開始以前にも存在した。それはアメリカ軍を勝利に導いたキャプテンアメリカことスティーブ・ロジャースである。


星条旗の超人

1939年、アメリカ軍は第二次世界大戦に備えるべくとあるプロジェクトを始める。スーパーソルジャー計画である。その計画は元々は体の弱かった軍人スティーブ・ロジャースに行われた。最初は心配する様な声も有ったもののスティーブ・ロジャースは見事超人血清に適合し強力な肉体を手に入れる。そしてキャプテンアメリカとして第二次世界大戦の闘いを有利に進めたのであった。しかし、ある時キャプテンアメリカは北極での任務で自らを犠牲とし、敵の基地を破壊する。そしてキャプテンアメリカは海に落ち、氷に閉じ込められ長い長い眠りに就く。

 

時は現在、ファンタスティックフォーのジョニー・ストームはとあるノンフィクション映画を見ていた。それは当時偉大な英雄として活躍したキャプテンアメリカの映画である。ベン・グリムはディナーの準備をしておりリード・リチャーズは研究を行っている。スー・ストームはと言えばのんびり昼寝でもしている様であった。4人がそれぞれ気ままに過ごしているとバクスタービルにとある人物が訪れる。S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーである。ニック・フューリーは以前からファンタスティックフォーに関心を持っていた。そしてS.H.I.E.L.D.のアベンジャーズに協力して貰えないだろうかと思っていたのである。またS.H.I.E.L.D.はリード・リチャーズの父であるナサニエル・リチャーズが過去に所属していた組織である。ファンタスティックフォーの4人は一階へ降りて行きニック・フューリーをバクスタービルに迎え入れる。ニック・フューリーは4人にアベンジャーズに入らないかと誘ってみる。ジョニーは名前が気に入り喜ぶも他のファンタスティックフォーのメンバーは余り実感が沸かず少し気不味い雰囲気となる。そこでニック・フューリーは話題を変える。それはかつて氷河に沈んだ偉大な英雄キャプテンアメリカの捜索である。またしてもジョニーは喜んだが今度は他の3人の反応も良かった。何故ならキャプテンアメリカは有名で勇ましく汎ゆる人々に好かれているからである。またキャプテンアメリカが復活すればアベンジャーズ計画もより上手く行くのではとも考えたのだろう。

 

こうしてファンタスティックフォーはS.H.I.E.L.D.のクインジェットと共にファンタスティカーで北極へと向かうのである。もちろんヒューマン・トーチことジョニー・ストームは横を飛んでゆくのである。ニューヨークから北極の、キャプテンアメリカが落ちたと思われる場所はかなりの距離が有ったものの4人は何気ない雑談でやり過ごした。一週間程経った頃、ファンタスティックフォーとS.H.I.E.L.D.の工作員達はいよいよ北極に到着する。先ずはS.H.I.E.L.D.制のクインジェットによるスキャンでキャプテンアメリカの乗っていた戦闘機を探す。実を言えばファンタスティカーにも同じ機能が有り手分けして探す事にした。しかし、何時間も探しても中々それらしき物を見つける事は出来ない。どうやら戦闘機がかなり深い場所に落ちてしまっておりまた氷の重なりにより超音波が届き難くなってしまっている様だ。其の為、ミスター・ファンタスティックとS.H.I.E.L.D.のエージェントは困り果ててしまう。しかし、ここで捜索を買って出たのがインビジブル・ウーマン、乃ちスー・ストームである。インビジブル・ウーマンは自身の透明化の能力を氷に使うつもりの様だ。そしてフォースシールドを使い周囲を探ってみる。すると、それらしき戦闘機を見つける。しかし、戦闘機はかなり深い場所に有りどの様にして地上に引き上げようかとまたしても悩むのであった。しかし、今度はヒューマン・トーチであるジョニー・ストームが名乗りを上げる。どうやら炎の熱で氷を溶かし戦闘機を取り出す様だ。エージェントとファンタスティックフォーの他の三人はその案に賛成しヒューマン・トーチは氷に向かって炎を浴びせ始める。ヒューマン・トーチの炎はかなり温度が高かった様で割と早く氷は溶けるのだった。戦闘機の場所まで到着すると今度はザ・シングの出番である。ザ・シングは怪力で錆びた戦闘機の扉を外して見せる。するとその中にはキャプテンアメリカが眠っていたのである。キャプテンアメリカを刺激すると何が起こるか分からない為ミスター・ファンタスティックが柔軟な体でキャプテンアメリカを包み込み地上へと向かう。しかし、ミスター・ファンタスティックはゴムの為低温に弱いのである。ミスター・ファンタスティックは段々と柔軟性を失っていき落ちてしまいそうになる。しかし、怪力を持つザ・シングにより受け止められる。こうしてエージェントとファンタスティックフォーの4人はキャプテンアメリカを連れ氷上に出る。そしてファンタスティックフォーはS.H.I.E.L.D.の施設へと向かうのである。しかし、この一部始終を見ていた人物が居た事にエージェントもファンタスティックフォーの4人も気が付かなかった。

 

S.H.I.E.L.D.の本拠地を始めて見たファンタスティックフォーの4人はその大きさと技術力に驚きを隠せなかった。特にジョニーは非常に興奮する姿を見せた。キャプテンアメリカはS.H.I.E.L.D.の病室で目を覚ます。ファンタスティックフォーを見るともしかしたら混乱するのではとニック・フューリーは考えファンタスティックフォーは別室でモニターから見る事とする。キャプテンアメリカは目を覚ますと違和感を感じ病室を飛び出す。そして外に出る。外はキャプテンアメリカにとって全く知らない世界だった。キャプテンアメリカはあちこちを見渡すも訳が分からず病室に戻って来る。ニック・フューリーはもうファンタスティックフォーに会っても問題無いと考えキャプテンアメリカにファンタスティックフォーが救ってくれた事を伝える。キャプテンアメリカは驚きつつも4人に感謝を伝える。

 

ビブラニウムの盾は無事だったもののキャプテンアメリカのスーツは温度変化等によってボロボロになっていた。其の為、S.H.I.E.L.D.はキャプテンアメリカに新たなスーツを与える。そして会見を開きファンタスティックフォーのミスター・ファンタスティックにインタビュアーを行ってもらう。過去の偉大な英雄と現代の偉大な英雄が出会ったと言う事で会見を見に来ていた人々は歓声を上げる。しかし、会見にとある人物が紛れ込んていた。それはかつてのキャプテンアメリカの相棒でありHYDRAに捕まり殺戮兵器と化したウィンターソルジャーである。これにはニック・フューリーを始めとするS.H.I.E.L.D.のエージェントもファンタスティックフォーの4人も気が付かなかった。しかし、唯一キャプテンアメリカだけは気付いていた。ただ見に来ている人々の安全の為にキャプテンアメリカは何も言わなかった。会見が終わるとS.H.I.E.L.D.の本部に戻ったキャプテンアメリカはファンタスティックフォーの4人とニック・フューリーにウィンターソルジャーの事を伝える。またウィンターソルジャーに関しては自分が対処しなければならない事も伝える。また何処にHYDRAの基地があるのかが分からないと言う事もありキャプテンアメリカは自身が囮となる作戦を立てる。ミスター・ファンタスティックは無謀ではないかと心配したもののキャプテンアメリカは自身が犠牲になる事を全く気にしない人物である。ただ一応キャプテン一人では心許ない為、姿を消す事の出来るインビジブル・ウーマンが動向する事となった。

 

インビジブル・ウーマンがフォースシールドで自身の姿を消した所から作戦は始まる。キャプテンアメリカは広い場所に立つ。キャプテンアメリカのスーツと盾は星条旗を模した物であり非常に目立つ。するとキャプテンの目の前の地面に何かが飛んでくる。銃弾である。遂にウィンターソルジャーが現れたのである。ウィンターソルジャーは路地から走り出しキャプテンアメリカに迫る。そして金属の義手によるパンチをキャプテンに放つ。しかし、キャプテンも軟ではない。キャプテンは盾を構えウィンターソルジャーのパンチを防ぐ。そしてここからキャプテンとウィンターソルジャーの戦いが始まる。キャプテンはこの戦いでは盾は邪魔になるのではと思い盾を投げ捨てる。ウィンターソルジャーは銃のリロードの手間を省く為ナイフで斬り掛かる。キャプテンはナイフを防ぐ為にウィンターソルジャーの手元を狙い殴る。その連続によりどちらもお互いに致命傷を与える事が出来ない。ニック・フューリーやファンタスティックフォーの4人はキャプテンを助けたかったもののキャプテンは自分の事だからと何もさせなかった。長い戦いの末、キャプテンはウィンターソルジャーのゴーグルとマスクを外す事に成功する。そして自身もヘルメットを外す。お互いの顔を見た時、二人は動きを止める。ウィンターソルジャーは逃げようとするもインビジブル・ウーマンのフォースシールドにより逃げられない。更にミスター・ファンタスティックの蛇のような腕により拘束され身動きを取れなくなる。そしてS.H.I.E.L.D.の工作員により超音波で気絶させられる。ウィンターソルジャーが目を覚ました頃、彼は洗脳を解かれていた。どうやらミスター・ファンタスティックによる処置の様だ。そしてウィンターソルジャーはキャプテンによるカウンセリングによりHYDRAの基地の場所を明かす。ミスター・ファンタスティックは座標を入力しファンタスティックフォーはそこへ向かう事を決める。ニック・フューリーはキャプテンアメリカ、ウィンターソルジャー、そしてS.H.I.E.L.D.の工作員であるブラック・ウィドウに動向させる。こうして7人はドイツにあるHYDRAの基地へと向かう。ファンタスティックフォーはファンタスティカーで、ヒューマン・トーチは飛び、他の三人はクインジェットでドイツへと向かうのであった。

 

ドイツに到着すると7人は何処に基地があるのか探し始める。すると突然銃弾が飛んで来たのである。どうやらHYDRA兵とそれらの乗る戦車の様である。7人にとってHYDRA兵を倒すのはそこまで難しい事ではなかった。また戦車に関してもザ・シングの怪力と耐久力で粉砕、ヒューマン・トーチの火力で爆発、インビジブル・ウーマンのフォースシールドで拘束し戦車も無力化する。そしめ7人はHYDRAの本部へと向かう。HYDRAは汎ゆる手を使い7人を倒そうとするもののどれも圧倒的な戦力差により有効打にならない。大柄で力の強いクロスボーンズが現れるもザ・シングは更に大柄で力も強いため簡単に倒してしまった。また洗脳を試みようとするもミスター・ファンタスティックのゴムの肉体は催眠波を通さない為、他の6人が洗脳されたとしてもミスター・ファンタスティックにより洗脳を解かれてしまう。

 

そして遂に7人はボスであるレッドスカルの居る場所に到達する。キャプテンはレッドスカルと一騎打ちする事に決める。他の6人は見ている様に言われるのであった。レッドスカルはかなりの強さでキャプテンアメリカのパワーと互角に戦える程である。しかし、キャプテンは何か違和感に気が付く。それはウィンターソルジャーよりも力が弱かった事である。確かにレッドスカルは頭は良いのかも知れない。しかし、キャプテンは頭脳と腕力、そして精神を集中させ遂にレッドスカルの弱点を見抜く。長い戦いの末キャプテンは遂にレッドスカルを戦闘不能の状態に持って行く。ここでミスター・ファンタスティックがレッドスカルを拘束しブラック・ウィドウがS.H.I.E.L.D.に連絡しレッドスカルをラフトと呼ばれる能力者が送られる刑務所に送る様に要求する。こうしてHYDRAは事実上解体されファンタスティックフォーとキャプテンアメリカ、ウィンターソルジャー、ブラック・ウィドウはレッドスカルとクロスボーンズを連れニューヨークに戻って来る。レッドスカルとクロスボーンズはラフトに送られ、その他のHYDRAの兵士はS.H.I.E.L.D.によって一般の刑務所へと送られたのである。

 

こうしてファンタスティックフォーはかつての偉大な英雄を復活させただけでなく悪の組織を事実上解体し今日もまたニューヨーク市民の支持を得るのであった。そして今日もファンタスティックフォーは市民の味方として、ヒーローとしてニューヨークを守る偉大な存在になったのである。




キャプテンアメリカを復活させ、キャプテンアメリカ、ウィンターソルジャー、ブラック・ウィドウと協力し悪の組織HYDRAを事実上解体したファンタスティックフォー。その頃とある博士は研究が失敗続きだった様だ。ファンタスティックフォーが帰って来た頃、博士は事故に遭いニューヨークに怪物が現れるのだろう。次回Fantastic4 Heros' Day「緑の超人」
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