ベル・クラネルが仮面ライダーになろうとしているのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
ギルド本部にたどり着いたベルは中に入り、受け付けに行った。
「すみません。冒険者登録したいのですが」
「登録ですか?では、所属のファミリアとお名前、年齢を記入してください」
受け付けの人はベルに紙を渡し、それを受け取りベルはささっと記入して渡す。
「はい。少々お待ちください。・・・・・はい確認出来ました。冒険者登録おめでとうございます。これより私、エイナ・チュールがベル・クラネルさんの攻略アドバイザーとして担当することになります。よろしくお願いします」
「はい」
そしてベルはアドバイザーのエイナから数時間、ダンジョンや冒険者の一般知識を教えられた。
「大体こんな感じかな?」
「は、はい・・・」
ベルは講習で少し疲れてしまう。それからエイナのテストがおこなわれた。
「ど、どうでしょうか?」
ベルは提出してドキドキしながらエイナの反応を待っていた。
「大体いいかな。はい合格」
「そ、それじゃあ。ダンジョンに行ってもいいんですか?」
「良いけど。今日は一層までの探索しか許可しないし、軽く探索して無茶しないで戻る事いいね?」
「わ、わかりました」
こうしてベルはエイナからダンジョン探索の許可を貰った。早速ベルはダンジョンに向かった。それからしてベルはダンジョンの入り口であるバベルの塔に入り下へ降りていく。第一階層は洞窟になっており、所々には電球の様な物が所々に壁から出ていた。
「へーこんな風になってるんだ」
その時であった。ベルの近くの壁が崩れてその中からモンスターであるゴブリンが出て来た。
「グギャ!!」
「壁からモンスターが生まれるんだ」
殴りかかって来たゴブリンを避け、ゴブリンの横顔を殴り、怯んだところにもう1発打ち込み、ゴブリンは消滅した。
「よし!!いい感じ」
ベルはそこから移動して少し広くなった場所に来ていた。
「ついに、ついにこの仮面をかぶる時が来た!!」
ベルはイチロウか託された1号のマスクを持つ。それと同時に脳裏に小さな頃に初めて見た本郷猛の変身ポーズが浮かぶ。右手を高く突き上げ、右にずらし、右手を引き戻すと同時に左手を右側に高く突き上げる。
『ライダァァァ変身ッ!!!!』
力強い声が聞こえる(幻聴)。ベルは不適な笑みを浮かべ、マスクを頭の上に掲げ、
「変・・・・」
いきよいよく被る。
「身!!!!!」
被ると同時にマスク内に収納されていたクラッシャーが出てベルの口元を覆う。
「!?」
その瞬間に稲妻が走る。全身の血が血管内をいきよいよく駆け巡る。火の付いた魂が炎になり魂が激しく燃える。身体の中から感じた事の無い無限のエネルギーが溢れ出す。目の前にタイフーンが回るシーンが映った。
「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ベルは興奮とエネルギーを解放するかの様な雄叫びをあげる。そしてその雄叫びに釣られて3体のゴブリンが現れる。
「「「グギャギャギャ!!!」」」
ゴブリンの存在に気が付いたベルは拳を握りしめ
「いくぞ・・・・いくぞ!!!!」
一番前にいたゴブリンに攻撃する。
「ライダァァァパァァァンチィィィ!!!」
力を込めたパンチはゴブリンの顔面に当たり、頭が吹き飛ぶ。ゴブリンは悲鳴をあげる事なく、灰になり消滅する。
「「!?」」
残った2体のゴブリンは驚くが、
「隙だらけだ!!!」
隙だらけのゴブリンをアッパーカットで殴り上げ、襲いかかって来た最後のゴブリンを左の裏拳で顔面を潰し、倒していく。
「す、凄い・・・これが仮面ライダーの力!?」※違います
興奮のあまり仮面ライダーの力だと思い込んでしまっているベルを他所にゴブリン、コボルトがそれぞれ5体ずつずつ現れ、ベルに襲い掛かろうとするが、ベルはゴブリン達に拳を構えて立ち向かう。
「来い!!かかって来い!!モンスター共!!」
「・・・で何か言う事は?」
「い、いや、軽く探索って言っても軽くって人それぞれの意味になるって言いますし、ちょっと怪我はしましたが、無茶はしていませんからちゃんとエイナさんの言い付けは守t「ベル君?」・・・すみませんでした」
ベルは3時間後にギルドに戻って来てエイナからの説教を受けている。あの後ベルはゴブリン20体、コボルト10体を倒していた。それから1時間後エイナからの説教が終わり、ヘスティアの本拠地に戻り、ステイタスの更新を行う。
ベル・クラネル
Level:1
力:I0→G221
耐久:I0→I45
器用:I0→H124
俊敏:I0→H187
魔力:I 0
「・・・」
アビリティ400オーバーのステイタスの更新となりヘスティアは絶句する。