ベル・クラネルが仮面ライダーになろうとしているのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

4 / 4

ベルの力の大きさ。

恩恵を受ける前:仮面をつけた東島丹三郎の0.7倍
恩恵を受けた後:仮面をつけた東島丹三郎の1.5倍
仮面をつけた場合:仮面をつけた東島丹三郎の5倍


ライダァァァキックーーー!!!

 

エイナの説教から10日後。現在のベルのステイタスはこうなっている。

 

ベル・クラネル

 

Level:1

 

力:S 980

耐久:S 902

器用:A 801

俊敏:S 993

魔力:I 0

 

魔力以外のステイタスがほぼカンストしている状態である。ヘスティアは頭を抱えていた。

 

「ど、どうしてこんなステイタスに・・・」

 

ヘスティアはベルの1日を思い出す。朝は軽く町内を走り、軽めの運動する。そして教会の横に建っている建物の石壁に向かって殴り始める。どうしてそんな事をしているのかと聞くと

 

「拳を鍛える為です。本当だったら大木とかが良いんですけどオラリオにそんな場所が無いので、仕方なく頑丈な石壁を殴って鍛えるんですよ」

 

確かに木に向かって殴る事で拳を鍛える事は何処かで聞いた事はあるが、なぜ代わりに石壁にしたのか?ヘスティアは頭が痛くなった。その後はダンジョン向かい、ひたすらモンスターとの乱闘である。まあ、それもおかしかった。何故なら1対1では無く、わざとモンスターに囲まれてから戦い始めるのだ。ベル曰く

 

「仮面ライダーでも敵に囲まれて戦う事が多かったんです。これが特訓に凄く良いんですよ」

 

あまりにの危険な行動の為、やめる様に説得するも

 

「命の危険を感じないと特訓にならないです」

 

と嘘一つ言っていない言葉に更に頭を抱えてしまう。そして現在ベルはと言うと何故か5階層に来ている。

 

「・・・よしこんなもんかな」

 

5階層のモンスターを倒し、魔石を集め終わったベル。辺りを見回し、

 

「出て来いショッカー!!!お前達がいるのは分かっているぞ!!!」

 

と冗談まじりについ叫んでしまうベルだったが、突如大きな足音が聞こえ始める。

 

「!?」

 

その足音は段々と近くなる。

 

(ま、まさか、ほ、本当にショッカーが!?)

 

ベルは期待を胸に戦える様に構えるが、出て来たのは

 

『ブモォォォォォォォ!!!』

 

「・・・・・・何だミノタウロスか。一瞬ショッカーだと思ってときめいたけど・・・なんかがっかり」

 

本来この階層に出ないはずのミノタウロスに驚かなければならないが、ベルはため息を吐きテンションが下がる。だが、そんなベルにお構い無しにミノタウロスは殴りかかるが、

 

「うおっと!?」

 

『ブモォッ!?』

 

殴りかかったミノタウロスの腕を掴み、背負い投げの様に投げ飛ばす。当然投げ飛ばされたミノタウロスは受け身を取る事が出来ず、ダメージが入る。その隙を見逃さずにベルは追加で攻撃を仕掛ける。

 

「ライダーーパンチ!!」

 

『ブオッ!??』

 

右顔面を殴られたミノタウロスは歯が何本か折れながら血を吐くが、怯まずに反撃でベルの胴体に拳をめり込む。

 

「グッハァァ!!」

 

ベルは殴り飛ばされるも、体制を立て直すも、もろに胴体に攻撃を喰らった為口から血を吐き出す。普通のレベル1の冒険者であれば死んでしまう攻撃だが、カンストしたベルのステイタスでは耐えられる攻撃だった。

 

「ああ、良い、このピンチは凄くいい!!」

 

ベルは更に気合いが入る。再びミノタウロスの攻撃が始まるが、ミノタウロスが右腕で殴りかかる寸前で殴り飛ばし、その攻撃をキャンセルすると同時にカウンターでミノタウロスの顎を殴る。

 

「ライダーーーパンチ!!!」

 

『ブモォォォ!!』

 

脳を揺らされてたミノタウロスはダウンしてしまう。

 

「止めだァァ!!!トウッ!!!」

 

ベルは高く飛び上がり、空中で一回転し、蹴りを放つ。これこそが仮面ライダーの始まりの必殺技であり、長い歴史に受け継がれる必殺技その名も

 

「ライダァァァキックーーー!!!」

 

『ブモォォォォォォォ!!!!』

 

ベルの放つライダーキックはミノタウロスの胸にめり込む。更にその一撃はミノタウロスの身体をどうして地面に幅が入る。ミノタウロスは断末魔の様な叫び声を上げて消えて行った。

 

「さ、最高だァァァ!!!」

 

ベルもミノタウロスを倒す事が出来て雄叫びを上げた。ミノタウロスの魔石を回収してベルはダンジョンから出て行った。だがベルは知らない。単独でミノタウロスを倒した事でランクアップが出来る事そして、

 

「・・・何だろうあの子?」

 

ベルとミノタウロスの戦いの一部始終を見られていた事を。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

兎の群れ√ 出会いの果ての未来(作者:サイセンサイ)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

英雄となったベル・クラネル▼その後の続く人生で大人となり親となった▼修羅場はあれどハーレムの主となった▼それを得て少しだけ変わった彼と彼の妻達と子供達が今もオラリオで暮らしている


総合評価:1064/評価:8.89/連載:50話/更新日時:2026年06月12日(金) 11:27 小説情報

幼少期にヘルンと出会うのは間違っているだろうか(作者:借金滞納ニート)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

幼少期ベル君がフレイヤの狂信者になる前のヘルンに出会っていたら▼


総合評価:226/評価:7.25/連載:7話/更新日時:2026年02月14日(土) 07:12 小説情報

キングダムハーツ オラリオ ミィス(作者:小説好きー)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

キングダムハーツとダンまちのクロスオーバー


総合評価:2190/評価:9.11/連載:50話/更新日時:2026年06月10日(水) 12:00 小説情報

帰ってきた英雄候補(作者:ナルミホイル)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

暗黒期を早期終息させた立役者のひとり、ベル・クラネル。未来からやってきたという彼は、帰り方がわからず頭を悩ませていたが▼「あれ、帰ってきてるぞ?」▼普通に寝て起きたら、元いた時代に戻っていた。▼これは、少年が英雄を目指し続ける物語。▼


総合評価:170/評価:9/短編:1話/更新日時:2026年05月25日(月) 00:35 小説情報

草喰みの白兎(作者:リヴィドーカリェー)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

 これは、一人の少年の物語。▼ いつまでも続くと思われた静穏の時に訪れた、少年の心を深く傷つける出来事。▼ それが嫌で、悲しくて・・・許せなくて。▼ ───少年は、癒しをもたらす者となった。


総合評価:142/評価:7.2/連載:12話/更新日時:2026年06月13日(土) 21:08 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>