限界社畜おじさんが、猫耳Vtuberになって世界をかわいく征服する   作:双葉鳴

106 / 110
先輩はごろ寝しながら煮卵食べてる

「はーい、それじゃあ第一試合を始めちゃいますねー」

「それではいってみよう!」

「一回戦はにゃん族VS爆炎竜コアのお子さんたちですね、今回もタッグ戦です」

「にゃん族にとっては弔い合戦です。果たして勝敗の行方は如何に!」

 

<コメント>

:果たしてりゅう族がどれほどの猛威を振るうかだな

:ドラゴンとは何が違うの?

:ドラゴンだぞ?

:上級ドラゴンを眷属にしてるのがりゅう族

:爆炎竜コアの一族は炎系が多いな

:なるほど

:BWVの最終ラウンドに出てくるドラゴンがそれだって噂

:ほえー

 

「一回戦はミザリー&イルマーニVSグレイトサラマンダー&ウルトラヒュドラです!」

 

<コメント>

:勝てるか?

:無理そう

:上位竜ってそういう

:Sランクが一個中隊揃えて挑む相手やんけ

:それも二体!?

 

「グレイトサラマンダー選手は生まれて二週間ほどだそうですが、勝てますかね?」

「うちの子が生まれて一週間なのを考えれば、難しいね。年季の差でどうにかできるのならとっくに復讐は完遂しているはずだし」

「りゅう族の呪いさえどうにかできればワンチャン勝てると聞きましたが?」

「あー、それが問題だったね。じゃ、頑張って」

 

<コメント>

:相変わらずやる気のない司会だこと

:今回はリコちゃん参加しないの?

:するだろ

:自分の貞操がかかってるからな

:なお、産卵経験あり

:なら誰でもいいかー

:どのりゅう族の卵を産むかで所属が変わるから死活問題だぞ?

:あー、立ち位置の問題?

:コアを裏切って別の種族行ったら抗争始まっちゃう

:嫁入りも許してくれないのか

:りゅう族に嫁入りの文化があるかも疑わしいけどな

:炎タイプが毒タイプに嫁入りしていいことあるか?

:ない

:つまりはそういうこと

:じゃあ本人が嫁入り気分でも、親にとっては人質取られた気分なのか

:抗争待った無しで草

 

「さぁ、始まりました。第一回戦! おーっとここでミザリー選手。魔法のコンパクトを取り出したー! 果たして上位竜相手に通用するかー!?」

 

<コメント>

:そうじゃん、ミザリーって言ったら魔法少女系にゃん族じゃん

:サルバちゃんとタッグ組んでた時は猛威を振るってたな

:対戦相手に一般人が混ざってたからな

:Sランクもいたぞ

:その相手に一歩も引かなかったがここではどうか?

:変身は変わらず早い

:しかしここでサラマンダー君の灼熱ブレス攻撃だ!

:脱げろ! 脱げろ! 脱げろ!

:おい、邪の妄想を抱きながら応援するな

:だが無傷! 灼熱ブレスを凌ぎ切ったー

:ちっ、使えねーなー

:サラマンダー向いてないよ君

:先輩の母親に欲情するな

:見た目可愛ければ何歳でもいける

:にゃん族は見た目から年齢が推し量れないからな

:なお、中身はミミ先生だぞ

:あー、ちょっと考えるわ

:身内でBL本執筆する変態だからな

:失礼だな、純愛(百合)だよ

:GLじゃったか

:身内で書くなっていう話だが?

 

「おーっと、ここでイルマーニ選手が動き出す。何やら見慣れない金属の棒を持っているようだがー?」

 

<コメント>

:すんごいぐにゃぐにゃするじゃん

:これなんだ?

:にゃん族の科学力が火を吹いたか?

:今にゃん族のトップは先輩だからな

:あっ(察し)

:にゃん族の威信をかけた戦いだから当然介入はするでしょ

 

「今回僕は企画の承認をしただけで母さん達の武器はノータッチだよ。だから純粋に母さんの技術力が火を吹いた形だよね」

 

<コメント>

:してなかった!

:弔い合戦とはいかに?

:というか、先輩的には戦い足りないニャン族用の相手を用意したのが今回の企画か

:敵が偉え強いのに目をつぶればな

 

「ここでイルマーニ選手、横なぎだ! リーチは短いが届くかー!?」

 

<コメント>

:空振り確定

:にゃん族の戦士は目測もできないか?

:いや、届いてる

:は?

:あの棒、先端から糸状の細い何かが出て、それをワイヤーとして射出してるんだ

:ふぁーwww

:そして動き出すミミ先生

:ミミ先生いうな

:漫画家が無理すんな

:そっちは世を偲ぶ仮の姿でこっちが本体だぞ?

:そうだった

:スペアボディ使いだから、本戦で戦いながらきっと漫画も描いてる

:多才だなぁ

:問題はその攻撃が鱗の防御力を越えてないってだけ

:ダメじゃん

 

『届けば十分! それにこれで足場も確保できた。行くわよ。イル』

『言われなくても』

『『獣神化!!』』

 

<コメント>

:なんだ、見た目が!

:なんかおっきくなった?

:猫じゃなくて虎定期

:可愛くなくなっちゃった!

:ドラゴン相手に可愛いままで勝てると思ってる方がおかしい

:Sランクで可愛いまま強いやつもいないだろ?

:アメリアちゃんとか?

アメリア:誰が可愛いだ、かっこいいって言え。ぶっ飛ばすぞ

:あ、聞いてた

:本人はあれでかっこいいつもりなのか

:そうそう、可愛い物好きではあるがな、自分の可愛さで売り出してないから

 

「おーっと、ここでにゃん族の最終決戦モード『獣神化』のお披露目だー! 使うと寿命が縮むという切り札ですが、先輩はこれをどう見ますか?」

「スペアだから死亡を気にしなくていい分何回も使えるなって」

「でもそれで負けたらみっともなくないですか?」

「勝てる算段があるんだろう。あの人なんだかんだで勝算の低い勝負は仕掛けない人だから」

「なるほど、それは見ものですね!」

 

<コメント>

:早い、早い!まるで雷の如くの猛追だ

:しかしここで三つ首ヒュドラのバリエーションブレスの追撃

 

「ブレスの内容は『混乱』『麻痺』『眠り』だそうです」

「そこにサラマンダーの『灼熱』が加わって確殺してきますね」

「恐ろしいコンビだよなぁ」

「きっとこのタッグで縄張り内を無双していたのでしょう」

「それが、母さんたちにも通じると?」

「きっとそう思ってらっしゃるんでしょうねぇ」

「スピードタイプをきっと相手にしたことがないんだろう」

 

『躱してしまえばブレスなどどうということはない』

『ミズ、あれを使わせてもらうわ』

『ええ、よくってよ』

『なんだその返事、気持ち悪い』

 

<コメント>

:某有名ロボットアニメの演出か

:体操服着て乗り込む巨大ロボットかな?

:ガンでバスターするやつな

:イルマーニ選手、めちゃくちゃ気味悪がってて対比がおもろい

:オタクじゃなきゃ通じないでしょ

:スーパーでウルトラなキックの前ぶり演出な

:ここにもオタクがうじゃうじゃ

:先輩に興味抱く錬金術師なんて大抵オタクだよ

:錬金術師の二次被害待ったなし!

 

『受け止められるか! サンダーブレイク!』

 

<コメント>

:違った、グレートでマジンガーなやつだった!

:でもキックだぜ?

:電撃を放ちながら、その電撃に体を預けた音速のキック

:ドラゴン君もこれはたまらない!

:あーっと、ここまで無傷だった鱗に裂傷が!

:爆心地は真っ黒に焦げてその傷跡は痛ましい!

:司会が実況しないからコメント欄で実況する始末

:司会に実況させる隙を与えてないのが俺らだぞ?

:それは草

:先輩はごろ寝しながら煮卵食べてる

:司会がそれでいいのか?

:後輩の膝枕付き

:後輩ちゃん! めちゃくちゃいい顔してる

:にゃん族の後輩ちゃんは可愛いなぁ

:一般の後輩ちゃんも顔出ししていいのよ?

 

「え、嫌です」

「君たち、無茶振りしたらその国のスペア取り消すって前にも言ったでしょ?」

「そうですよ、スペアの供給止めますよ!」

 

<コメント>

:冗談に返す脅しじゃないんだよな

:冗談として受け取ってもらえないネタだって気づけ

:人によってはセクハラだから

:でも先輩たちからスペアは買い付けてなかったんじゃないの?

:そうだよ

:今やミニ企画でスペアの素材集めは簡単って聞くし

 

「簡単かなぁ?」

「今回の出場選手、グレートサラマンダー、ウルトラヒュドラが群生する魔境での素材集めが簡単だと思えるんなら、ぜひ企画に参加してくださいね」

「熟練度300もあれば炸裂玉で追い払えるしね。熟練度上げは自分の身を守るためにも必要だよ」

 

<コメント>

:あっ

:そういえば爆炎竜のナワバリ付近での採掘が確定してるんやっけ

:Aランク上位前提だからな

:Sランクだからってソロで潜れる場所じゃねーんだよ

 

「なお、熟練度480の炸裂玉は一個中隊のドラゴンをもろとも消し飛ばす威力を誇るよ」

 

<コメント>

:聞いてないんだが?

:なるほど、今の先輩の熟練度はそこってことですね

:また上がってるじゃんよ

:もう500行くのでは?

:よくそこまで上昇するレシピがありましたね

 

「ないよ。血清作ったり、飴ちゃん作ってたりしてたらなんとなく上がった」

 

<コメント>

:それってインド救出に作ったあれ?

:先輩を持ってしても無茶振りだったか

 

「近いうちにレシピを公開するね。難易度は450だから、君たちも早く追いついてね」

「素材獲得が一番きついやつですよね」

「それ」

 

<コメント>

:そのレシピを作った先輩もそうだけどやり遂げて今があるんだよな

:血清でその難易度はおかしい

:素材だって分析しなきゃいけないからな

:その難易度だと今までの分析器は役に立たない定期

:それより試合は?

:ウルトラヒュドラ君陥落しとる!

:あの一瞬で何が?

 

「サンダーブレイクを連発しただけですよ、ね?」

「だね。天井からヒュドラにくくりつけたロープで何回も突撃を繰り返した結果だね」

「まさかあの武器、必殺技の発射台として扱われるものだとは思いませんでした」

「知恵のミザリー、闘争本能のイルマーニと言われるだけはある。勝負勘は見失ってないようで何より」

 

<コメント>

:そこは技と力じゃないんか

:にゃん族にバッタの本質を見出さないで

:特撮ヒーローと比較されてもな

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。