ハンターハンターに転生したからパソコン具現化して最強を目指す!   作:ざりばに

1 / 3
書いてみたくなったので書きました。続きが思いつかなかったので三話で終わります。


病院×転生

 暗い・・・何も見えない・・・ここはどこだ?俺はなんでこんなところに居る?体も動かない・・・

 

 訳が分からない。何とか思考を整理しないと・・・さっき俺は何をしてたっけ。・・・そうだ、ハンターハンターの最新刊が出るって聞いたからコミックスを一から読み返していたんだ。暗黒大陸編の初めまで読んで・・・

 

 思えばこの頃はすごく面白かった。これまでもこの先も面白いことは面白いけど性質が違って、暗黒大陸の脅威とかを説明されるほどワクワクするって言うか・・・どんな怪物がいるんだろう、どんな宝があるんだろうっていうグリードアイランド編を思い出すときめきがあった。

 

 ・・・違う違う、いまはそんなことより何があったのかを思い出すのに集中しないと。そう、それで漫画を読んだあとパソコンで考察とか調べようと思って・・・そうだ、思い出した!電源を入れたらパソコンが爆発したんだ!それで、それで・・・そうか、それで重傷を負って今病院か。

 

 ふう、今の状況が分かって落ち着いてきたぞ・・・うーん、何で爆発したんだろう。こまめに掃除はしてたし古くなったパーツは買い換えてたし・・・まあわからんことは考えなくていいや。

 

 今考えるべきは入院の期間と治療費・・・!!今の俺は最低でも全身のやけど、感覚麻痺、失明、失聴・・・!最悪の場合治療費は数十万、数百万にも達する・・・!その場合とるべき行動は・・・

 

 なんてな、ハンターハンターのモノローグっぽかっただろ?なにせとるべき行動もなにもここまでの重体ならだいたいどんな行動してもあんまり意味ないもんな。はははは!はぁ。まあとりあえずなんか起きるまで待つか。

 

 

 

 

 

 ーーーーーはっ!どれくらい経った?くそ、結構時間経ったと思うんだけどな・・・まだ感覚は戻らないか・・・

 

 しかし暇すぎるな。あまりにも暇すぎてパソコンが夢にまで出てきやがったぜ。まあ朝起きたらパソコンに向かうような生活をしてたから仕方ないけど。

 

 うおおー暇だあああ!もしかして一生このままなのか!?だとしたら狂っちまうよ!

 

 ・・・ん?んんん?急になんだ?なんか体全体に圧迫感がある・・・う、うおおお!?なんだこれ!?なんだこれ!?痛い!?いや痛くない!?やっぱり痛い!?なんか光ってる!?・・・いや眩しい!!

 

 うぐごごわああああああ!!??

 

 

 

 

 「おめでとう!元気な男の子だよ!」

 

 なに!?なんなの!?なにこれ!?意味が分からない!泣きそう!ていうか泣いてる!・・・!?俺、泣いてる!?

 

 「おぎゃああああああ!おぎゃあああああ!」

 

 「おっ、でかい泣き声だねぇ!こりゃ将来強くなるよー!」

 

 「ふぅ、ふぅ、無事に生まれてきてくれてよかった・・・」

 

 ちょ、ちょっと待てよ。ラノベとか好きだし俺分かっちゃったかもしれない。これ、転生じゃないの!?今流行りの・・・やったぜ!ラッキー!ヒャッホウ!ここからあれだろ!?なんか魔力とか増やしてドラゴンとか倒してハーレムとか作るんだろ!?

 

 ・・・いや、やっぱハーレムはいらないかな・・・って、そうじゃなくて!転生だよ転生!最高!イエーイ!

 

 はあ、はあ、はあ。・・・ちょっと落ち着こう。今なんか生まれたときの衝撃と永遠の暇からの解放でテンションがおかしなことになってる・・・よし、ちょっと落ち着いたぞ。深呼吸をしよう。

 

 「スー、スー、ズッ!ケホッ!カハァッ!」

 

 「おいおい!落ち着きのない子だねぇ!生まれたばっかでべちゃべちゃなんだ、湯に浸けるまで待ちな!」

 

 なんだ!?なんか吸い込んだ!出た!なんかあったかい!眠い!寝る!

 

 

 

 

 はい、転生してから何日か・・・いや、何か月か?経ちました。あれから寝たり起きたりしながら調べたところやはり転生したようだ。手も動くし足も動く。時折口に入る何かは母乳だと思うしその味も感じる。というわけで転生に確信も持てたし魔力を感じてみようと思う!・・・え?転生したからと言って魔力があるとは限らないって?ははは!その通り!でもまあやってみても別に損にはならないよね?ってことでやってみよう!

 

 

 

 

 お?なんだ?なんか・・・出るぞ?なんかこう、オーラっぽい奴が体から出てるぞ!?や、やった!ついにやったぜ!魔力だ!出たぞ!よっしゃー!

 

 「あうあうあー!!」

 

 「あらら、どうしたの?なにかいいことあった?」

 

 とっ、喜びのあまり雄たけびを上げてしまったぜ。ママンに不審がられるわけにはいかないな。何でもないさ、ママン!

 

 「あぶぶぶ、うー!」

 

 「あら、そうなのー。よかったわね」

 

 なんだとっ!ママン、心が読めるのかっ。なんてな、赤ちゃんがなんか言ってるから喜んだだけってのは分かってるぜ!ふう、茶番茶番。さて、今のやり取りでお分かりのように俺はすでに言語もわかるし声も出せる。言葉を喋るのはまだだがそろそろいけそうな気配もある。つまり魔力の知覚までそれだけかかったってことだ。それを考えればこのような茶番に興じるのもわからなくはないだろう。簡単に言えばテンションが上がってる!だってそうだろう!今の今までうんともすんとも言わなかったのが唐突に分かるようになったんだからな!

 

 ・・・落ち着こう、落ち着こう、俺。このテンションではしゃいでいればさすがにママンも怪しんだ顔をして・・・ないな、うん。まあ今までもうまくいかないことにいら立って暴れたこともあるし慣れてるんだろう。

 

 じゃあはしゃいでいっか!いえーい!魔力だ!いえーい!

 

 

 

 

 はい、魔力の知覚からまた何日か過ぎました。というわけで魔力を認識してから操ってみたり出しまくってみたりいろいろやってみたんだけど・・・あんまりうまくいってません!

 

 まず転生物のラノベに倣って体内で動かそうと思ったんだけど・・・動かすってのが良く分かりません!俺の魔力ってそもそも体の表面から湧き出してるオーラっぽい感じなんだよね。ってことで体外のオーラを動かしてみたんだけど、これが割と難しい。なんか足りてないのに無理やり動かしてるって感じだ。なので当分はもう一つの取り組み、魔力を出しまくることに集中する。こっちも出しすぎると体調が悪くなったりで割と難しいが続けてると魔力が増えるのを実感できる。このまましばらくは・・・そうだな、ラノベ知識で考えれば魔力を増やせるのは赤ん坊のみってのが定説だし魔力が増えなくなるまでは続けてみようかな。

 

 

 

 

 言葉を喋ることができるようになった。魔力はまだ増えてる。

 

 

 

 

 ぼんやりだけど目が見えてきた。どうやらママンやパパンは魔力がほとんど無いようだ。頭からちょっとだけ出てる。魔力はまだ増えてる。

 

 

 

 

 たぶん2歳になった。ここは小さな村のようだ。現代文明とはかけ離れた暮らしだが飯は割とうまい。魔力はまだ増えてる。

 

 

 

 

 たぶん3歳になった。他の村人も魔力はないようだ。あと動くようになってから分かったが魔力を纏っていると身体能力が向上するようだ。たぶん身体強化魔法。魔力はまだ増えてる。

 

 

 

 

 たぶん4歳になった。魔力はまだ増えてる。

 

 

 

 

 たぶん5歳になった。今までは魔力を出すのに集中が必要だったが最近は何かしながらでも魔力を出せるようになってきたのでご飯中とかにも魔力を出してみようと思う。魔力はまだ増えてる。

 

 魔力を出しながらスープを飲もうとしたらゲーミングカラーに光っている何かが出てきて爆散した。なにこれ?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。