三年後__
僕が3歳の時、それは起きた
さて、ここからは人間の常識、生物の常識について語るとしよう
大丈夫、今回は教科書もいらないし、道徳のように少しあやふやな答えなんてない。当たり前を改めて教えるだけだ
もし、自分には子供、そう同じ血を引き継ぐ息子がいたとしよう、その息子の髪色は結婚相手か自分かどちらかに似通うだろう、それか混ぜ合わせたかのような色。当初はその絶対普遍的な常識に従い
その髪色は綺麗な白だった。正直白金に近いかも
銀髪ではなくて良かったって言ったら、不快な気持ちになるよな
その髪色が突如として墨を直接ぶっかけたような黒に染まった時、どのような混乱をすると思う?
常識が覆るなんて、正直に言って天井を突き破るほどびっくり仰天を披露するところだったよ
人間は常識が通じぬ存在を君悪がり避けるのが普通の本能と言っていい
とにかく何が起きたのかというと街の人たちからのけ者にされました。
しかも体格も変わったし、性別も変わったんだけど、なにこれ?
いやまぁこの体には権能があって、その影響でこうなったってのが可能性としては高いんだけどさ
かーるく流してはいるが、なにも知らぬ純粋無垢な子にとっては辛い状況と言わざるおえない
普通に暮らして、物心つきたての子が、自分の髪色が両親とは違うのに変わったってのに、(両親は例外)気味悪いという理由で慰められず、疎外される。前まで仲良かった子から無視され、挙げ句の果てに石を投げられる等のイジメもされる
どんなに鈍感な子供でも分かる。
......僕はいらない子なんだ
ってね。
ここがリゼロの世界で、俺がそれに関する作品を読んでて、だからこそ気分的には物語の中の登場人物....己を客観的にしか認識できていない
客観的に見れるからこそ、人の形をしといて、別の人間へと姿形を変える”何か”なんて、気色悪いに決まっている。故に大人たちが取った行動は生物として当たり前....
まぁ仕方のない事ってやつだ
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
僕が6歳の時だ。
イジメられた。
結構胸糞だぞこれ、たまにだけどさ髪引っ張られる時あんのよ、『やめてよ〜』って感じの悪ふざけというより、悪意が入り混じった『もっとやれ〜』って感じの歓声ばっかのいじめで、誰かが通りかかっても、平然と横を通り過ぎるわ、通る道を変えるわ
年齢によっちゃ普通に参加してくるやつもいるわで.....
あっれれーおっかしぃぞー?リゼロってこんなあからさまなイジメする世界でしたっけ?
笑い事じゃないんだよ、いてぇよ、帰りたいよ、じゃぁ引き篭もれよ
なんて言われてもただただ親の不孝ってやつになるし、表向きには平気で元気って演出しなくちゃいけんし、あと時間があればやれることは色々としておきたいし、こんな世界だから明日には厄災に見舞われるなんてことも....
イジメもたまに....だったから、傷も自然治癒で治るし、親に気付かれにくいし
なんともまぁ酷く厳しい話
それでも親がマシなのは救いだった。いつもは仕事が忙し過ぎて肝心なところで助けが来ないが.....
笑っていたら、共に笑ってくれた。美味しいご飯を作ってくれた、食べることができた。ちゃんとした教育もされた。計算とか価値とか、生活に役立つこととか、精神的な教えで悪いことしちゃいけないとかの善人となるためのような教育
僕はその時、すごい親だなと思った。もし、僕の中身がただの子供だったら、捻じ曲がりつつも、根は”善人”の人間不信の人間と育っていただろう
レグルスほど元の性格がクソじゃなければだが....
幸せと言える生活だった。
まっ、いくらか不満のある生活だったが
暮らしてはいけた。
だが
俺は今更に気づいた。この世界は残酷であったよいうことに.....
気づいた時の、当時の俺はこう思った。『ただの子供じゃなくて良かったと』
これだと親が子供を放置しているように見えるんだが....どうすれば良いんだろうか?
違和感がひでーなこれどうしよ