サヴァン少女ノ魔女裁判   作:寝心地

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調査開始

佐伯ミリアの死後、ゴクチョーの指示により再びラウンジに集められた少女達の前にゴクチョーが現れる。

 

「ハァ、殺人事件起きちゃいましたね。しかも夜に、捜査は迅速にした方が良いでしょうし、特例措置となりますが、今夜の0時に【魔女裁判】を開廷します」

 

ゴクチョーの言葉に少女達は驚く、時計を確認すれば夜の10時半だった。

 

当然その事に抗議の声を上げるがゴクチョーは取り付く島も無く何処かに飛んでいった。

 

MISSION accepted(調査、開始します)

 

少女達が戸惑う中でチョコザイはそう言い捜査の為動き始める。同時に他の少女達も何か手掛かりが無いかと捜査を始める。

 

チョコザイが最初にミリアの死体がある懲罰房。そこに遅れてエマがやってくる。

 

「あ!!いたいた、チョコザイさん待って!!」

 

マーゴの提案で馴染みのグループから別れて行動する事になったエマはマーゴの頼みでチョコザイに付くことになった。

 

「Key」

 

「え?キー?ああ鍵?そう言えば懲罰房の鍵が閉まってたね、これって【密室殺人】?」

 

チョコザイが指差した懲罰房の扉と【Key】と言う言葉にエマは【密室殺人】の文字が浮かぶ。

 

エマが考えている間にチョコザイは良い感じの高さの踏み台をミリアの死体の前に置きミリアの口の中を調べる。

 

「ちょっ!!チョコザイさん駄目だよ!!」

 

エマが止めようとする前にチョコザイが踏み台から降りエマに何かを見せる。そこには鍵があった。

 

「鍵?ミリアちゃんの口の中に入ってたのかな?じゃあこれがこの懲罰房の鍵?でも何でそれがミリアちゃんの口の中に?」

 

エマが理由を考えようとするがチョコザイが何処かに向かうのを見て慌ててその後を追い掛けた。

 

次にチョコザイが向かったのはシャワールーム。そこにはアリサがいた。

 

「あ?チョコザイと桜羽か丁度良かった。桜羽、お前これシャワー浴びた後忘れてったろ?」

 

アリサはそう言うとエマのスマホを渡す。

 

「僕のスマホ?お風呂の後忘れてっちゃったのかな?」

 

「気をつけろよ、ここには何もなさそうだ」

 

「え?でも」

 

エマはチョコザイの方を見てアリサの言葉に反論しようとするがチョコザイはぐるっとシャワールームを見渡した後さっさと部屋を出ていってしまう。

 

(チョコザイさんでも間違う…………と言うか証拠が無い場所を見る事があるんだ)

 

エマはそんな事を思いながらチョコザイの後を追うとラウンジに入る。

 

そこにはココがおり蹲り震えていた。

 

それから周りを調べているとココがエマ達に気付く。

 

「…………何だエマっちとチョコザイか、捜査してんの?そんなんやって意味ある?」

 

「意味って、調べなきゃミリアちゃんを殺した犯人が分からないよ」

 

「そんなん誰でもいいじゃん。アイツは殺されて当然だよ。だって裏切り者だし、殺されてザマァみろって感じ!!」

 

エマはココが無理をしている事に気づきその言葉に何も言わない。

 

「そうだ、これあげる」

 

するとココから丸まった紙を渡されエマが中を見るとそこには【20時懲罰房で拷問ショー】と書かれていた。

 

「これって…………」

 

「今日の夜ここの壁に貼ってあったのを剥がした。運営が書いたんじゃねえの?趣味悪」

 

ココの疲弊具合を気の毒に思ったエマはチョコザイを連れラウンジを後にした。

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