シェリーをハンナ殺しの犯人として少女達は満場一致で決まる。
ゴクチョーが処刑執行ボタンを押す様に急かし少女達はボタンを押す。
「いや〜完全犯罪を目指したつもりだったんですが、やっぱりチョコザイさんにはバレてしまいましたね!エマさんも他の皆さんも彼女の言葉の意図を読み解いてましたし、完敗です」いっそ清々しいまでに明るい彼女をエマは涙でいっぱいの瞳で睨む。
「ゲームでもやってるつもりだったの!?シェリーちゃん、人を殺したんだよ!!君はハンナちゃんを…………友達を殺したんだ!!」
「friendship turned her into a criminal」
感情的に怒るエマにチョコザイの言葉は届かない。
「ではこれより、魔女の処刑を執行します…………が、すいません。最近処刑台の調子が悪くてですね、今回はそのまま、この場にある処刑台を使います」
ゴクチョーがそう言うとシェリーは自ら処刑台に歩いていく。看守によりシェリーは処刑台に括り付けられる。
「友達ごっこに付き合わされていたエマちゃん達に心底同情するわ」
マーゴがシェリーを見ながらそう言いエマはこれ以上シェリーを見ないように俯き唇を噛み締める。
「friendship turned her into a criminal」
そこに再びチョコザイの言葉が響き今度はエマもその言葉を聞く、今までの様な単語では無くはっきりとした文章。エマは翻訳アプリを起動しチョコザイの言葉を翻訳する。
「…………え?」
その言葉の意味にエマはチョコザイを見た後シェリーを見る。
その意味は
「
「チョコザイさんは本当に名探偵ですね、その通り、私達は友達です!!」
「頭のネジどっかに落としたの?どこの世界に友情の為に犯罪犯す奴がいるんだっての」
「エマちゃんメルルちゃん、もう聞かない方が良いわ、傷付けてる自覚が彼女には無いのよ」
「…………違う」
気遣うマーゴの言葉をエマは否定しシェリーの元へ歩み寄る。
「教えてシェリーちゃん、どうしてハンナちゃんを殺したの?」
真っ直ぐシェリーを見つめるエマにシェリーは口を開く。
「私、ハンナさんに頼まれたんです。処刑されちゃ駄目なんですよ、約束したんです。【ハンナさんを魔女にしない】って」
そこで漸く少女達は殺人の動機を理解した。ハンナを魔女にしない為のハンナ同意の元の殺人、【嘱託殺人】
「ッ!!」
エマは気付けば走り出していた、その手をあらん限り伸ばし足を前に進める。しかしその手も足も看守によって止められシェリーに届く事は無い。
「見せつけてやれましたよね?私達は友達だって、ずっと仲良しだって」
シェリーはそう言い残し灰となりエマはその場に泣き崩れる。
「
その背後でチョコザイもまた魔女へと近づく一言と共に眠りについた。