マーゴは本を取り出し残った少女達に翻訳した内容を聞かせる。
「この本には魔女に関する様々な事が書かれていたわ、まだきちんと解読は出来ていないけれど、読める部分に書かれていたのが魔女を殺す薬、名前は【トレデキム】」
「トレデキム…………どんな薬なの?」
「どんな…………と言われても、魔女を殺す薬としか言えないわ、不死身の魔女を殺す事が出来て…………後は副作用として瞳が宝石の様になってしまうみたいなの」
「宝石?…………ッ!!」
何かに気付いたエマは自身のスマホを操作し少女達に写真を見せる。そこにはアリサの死体の写真がありエマはその瞳を拡大するとルビーの様にキラキラと光り輝いていた。
「これは…………間違いなくトレデキムの副作用ね」
「じゃあさぁ、結局はコイツの自殺な訳?この場合って投票どうすんの?」
「皆さんが自殺と納得するのであれば投票の際、紫藤アリサさん本人に投票して下さい」
ゴクチョーが空からそう言い少女達は紫藤アリサに投票する。
「はい!!では魔女の処刑を行います…………と言いたい所ですが、その魔女は死んじゃってますし、今回はメンテナンス後の動作確認の意味も込めて処刑台の起動だけさせて頂きます」
ゴクチョーがそう言い処刑台が入れ替わる。
現れた処刑台に少女達は息を呑む。
そこにはナノカの死体が寝そべっていた。
「これは、困りましたね、また殺人事件ですよ、ホント勘弁してもらいたい物です」
ナノカの死体を見たゴクチョーがそう言いその場は一時解散&黒部ナノカ殺人事件の捜査となった。
「はぁ~マジでビビった……なんでナノカが死んで出てきたのかもう訳わかんねぇ〜し」
「そう言えば、チョコザイの奴アレ言わなかった」
不意にココがチョコザイの話を始める。
「アレ?」
「ほら、何だっけ……み…ミッション…………兎に角事件解決した時に言う奴」
ココの言葉にエマは漸くココが言いたい言葉を思い浮かべる。
『
「もしかしたら解決してないのかも」
「はあ?あのヤンキーは自殺だろ?チョコザイも何も言わなかったし〜」
「うん、確かにアリサちゃんは自殺したけど、チョコザイさんにとってはそうじゃないのかも」
「ふぅ~ん、じゃあまぁ、捜査頑張ってねぇ〜」
ココはそう言うとエマと捜査に乗り出した。
エマは裁判所に戻りココ以外の全員でナノカの死体を詳しく調べる。
「…………Cut」
チョコザイがアリサの口を指差しそう言う、確かに口には切傷の様な物が付いている、しかしそれ以外の外傷等も無く死因は不明。
その後もナノカの死体をくまなく調べると衣服のポケットの中から【169231】と言う意味不明な数字の羅列が走り書きされていた紙を見付けた位だった。