城ヶ崎ノアの死体が見つかりラウンジに少女達が集められる。死体発見直後と言うこともあり少女達の間には気不味い空気が流れていた。
そこにゴクチョーが舞い降りる。
「ハァ、殺人事件起きちゃいましたね。今夜、【魔女裁判】を開廷します。今居る囚人の中から必ず殺人犯を特定して下さい。その者は魔女として処刑されますので。また、囚人全員への告知ですが、特定できなかった場合は、全員処刑とします」
ゴクチョーはそう言うと飛び去って行き再び少女達だけが取り残される。
「
「え?」
蓮見レイアが何かを言おうと中央に躍り出るより一瞬早く、チョコザイはそう言いラウンジを出ていく。
「あ、ちょっとチョコザイさん待って!!」
エマの言葉にチョコザイは振り返りもせずラウンジを出ていった。
「行っちゃいましたね」
「ほっときなよ、どうせ役に立たないだろうし」
沢渡ココはそう言うとエマは怒り鋭くココを睨む。
「役に立たないって何?」
「本当の事でしょ〜、サヴァン何とかとか発達障害とか知らないけどさ〜結局はお頭残念なだけだろ〜?ていうかもうアイツが犯人で良くね?」
「あら、それはどうかしら?そんな適当な判断で犯人を取り逃がしたら次は貴女が殺されるかもしれないわよ?」
マーゴの言葉にココは黙り込みマーゴもラウンジを出ていく。
「マーゴちゃん何処行くの?」
「あの娘が言ってた言葉が気になるの」
「えっと…………み、ミッション…………何だっけ?」
「MISSION accept、【任務を受け入れた】と言う様な意味よ、それが何を意味するのか、見てみたくなっちゃったの♪」
マーゴはそう言い残すと今度こそラウンジを出ていった。
マーゴがチョコザイと再会するまでそう時間がかかる事はなくチョコザイは城ヶ崎ノアの死体のある牢屋の前にいた。
「こんな所でどうしたの?考え事?」
マーゴが尋ねるとチョコザイは城ヶ崎ノアの死体の横にある傷を指差す。
「bolt……Sword……Cloth WHITE OIL Paint」
「ボルト……剣……布……そして白い塗料………塗料が乾く前に付いた物の名前?」
次にチョコザイは天井を指差す。
「eye guidance eye guidance」
「eye guidance…………目を導く…………ごめんなさい、難しい英語はわからないの」
最後にチョコザイは城ヶ崎ノア、正確にはその傷口を指差す。
「足りません…………深さ…………足りません」
「深さが足りない?何の深さ?」
しかしチョコザイはそれ以上は答えず何処かへ向かう。
その後を追いかけるとマーゴはエマ達と遭遇した。
「あらエマちゃん、奇遇ね」
「マーゴちゃん、チョコザイさんも」
「貴女達、こんな所で何をしてやがりますの?」
「私はこの娘に着いてきただけよ、ある意味で一番信用出来るもの、それにこの娘、ただのサヴァン症候群じゃあ無いみたい」
そんなマーゴの言葉を裏付ける様にチョコザイは装備箱を空け中身を指差す。
「これは、掃除道具?」
チョコザイはほうきの持ち手を持つとエマに持たせ自身は反対側に立つ。
「???」
その行為も流石のマーゴも意図を読み取れずその場はそれだけで解散となり捜査は続いた。