サヴァン少女ノ魔女裁判   作:寝心地

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開廷

チョコザイとココの死に少女達は傷付きながらも調査を開始した。

 

何かを知っていそうだったココと名探偵ばりの推理を披露したチョコザイ、共に魔女裁判で多大なる功績を上げこれからも事件が起こる度に活躍すると思われた2人の連続死に少女達は少なからずショックを受けた。

 

それから時間が過ぎ魔女裁判の時間になり解放され裁判所の証言台に立つ。

 

「それでは、魔女裁判開廷です」

 

ゴクチョーの開廷の合図と共に話し合いが始まりレイアが話を始める。

 

「では、まずは私からざっくりとした検死の結果を報告しよう。殺されたのは沢渡ココ君、そして猪口 在君、皆にはチョコザイ君と言えば分かってもらえるだろう。ココ君は雨が降る中庭で、チョコザイ君は牢屋敷から少し離れた湖付近で見つかった。死因はそれぞれココ君が銃殺、チョコザイ君が近くに落ちていた岩による強打による撲殺、共に死後そんなに経っていない事から恐らく同一犯の犯行だと思われる。そして死体の第一発見者はエマ君とヒロ君、状況はこんなところかな?」

 

「うん」

 

「ああ、間違いない」

 

レイアの言葉にヒロとエマが返事する。

 

「また、ココ君とチョコザイ君のスマホも一緒に見つかっているよ」

 

「まどろっこしい事は良いよ、二階堂や桜羽がうだうだ言ってるが、怪しいのは1人しか居ないだろ」

 

レイアの話の継ぎ目を遮りアリサはそう言うと1人の少女に目を向ける。

 

「犯人は黒部だろ、脳天を銃でぶっ飛ばされてんだ。なら、犯人は銃を持ってる黒部しかいねー」

 

「それは間違いだ」

 

アリサの主張にヒロが即座に反論を示す。

 

「ああ?何が間違ってるっつーんだよ」

 

「確かに黒部ナノカは銃を持っているが、銃はもう一丁存在する。エマが持っていた拳銃だ」

 

「あ?もう一丁だと?」

 

「ああ、現場には拳銃が残されていた」

 

「じゃあ、銃は黒部の以外にもあったって事かよ」

 

「そういう事になるね。だから死因が銃殺だからといってナノカの銃によるものとは限らない、それに仮にナノカが犯人だったとしても在を殺した殺人犯も見つけなくてはならない。だからまだ話し合いの余地は残っている」

 

「わかったよ。ウチが間違ってた……………………クソ、こんな時チョコザイなら何か分かったかも知れねぇのに」

 

アリサの最もな意見に少女達の目線が自然とチョコザイの証言台に集まる。そこに件の少女の姿は無い。

 

「兎も角謎を1つずつ解明していこう。まずはココ君を殺した犯人についてだ、此方はチョコザイ君の事件とは違って容疑者が絞り込めるだろうからね」

 

レイアの言葉に皆同意しココの事件から詳しく話し合いを進める事になった。

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