サヴァン少女ノ魔女裁判   作:寝心地

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合同捜査

ラリーが爆破事故?に巻き込まれているのとほぼ同時刻、警視庁捜査一課でもとあるメッセージに注目が集まっていた。

 

そのメッセージはとある路線の送電線を齧る鼠の絵が貼り付けられており同時刻、同じ電車に故障が発生し止まると言う事態に陥っていた。

 

これを受けた沢は一連の流れを事件と判断し動き始めた。

 

そしてその送電線のシステムにウイルスが流し込まれている事が判明しそのウイルスの名が【Witch】である事も判明した。

 

「……………………マドカ?」

 


 

一方アメリカのSPBでもラリーは現地の警察と協力し事故の原因が【Witch】である事が判明する。

 

「……………………彼女達に連絡を」

 

ラリーはそう言うと直ぐに準備を整え日本へ向かった。

 


 

成田空港その待合室でヒロとエマは飛行機から降りてくる人達の中から目当ての人物を探す。

 

「あ!!ヒロちゃんいたいた!!お〜い!!ラリーさ〜ん!!」

 

エマがブンブンと手を振るとラリーも軽く手を上げ2人の元に寄ってくる。そこにはチョコザイと他のSPB職員と思わしきスーツ姿の外国人も数名いた。

 

「忙しい時に申し訳無い、詳しい話はどうか車内で」

 

ラリーはそう言うと何処か慌てた様子で車に乗り込んだ。

 

「ねぇねぇ」

 

「ん?チョコザイさんどうしたの?」

 

「チョロが居ません」

 

「え?チョロ失くしちゃったの?」

 

「多分また警視庁に行くんだろうしその時一緒に探してもらおう」

 

「……………………うん」

 

チョコザイはそう言うとラリーの後を追いヒロ達も車に乗り込む。

 

「今回の件、日本でも【Witch】を使われた様ですが、私達も【Witch】を使った襲撃を受けました」

 

「という事はマドカと言う少女が被疑者?」

 

「ええ、現段階では…………それでそちらはどれ程集まって頂けることに?」

 

「全員集まるまでは時間が掛かるが前回警視庁に来たメンバーは直接警視庁に向かうそうだ」

 

そのまま警視庁まで車を飛ばし辿り着くと牢屋敷住み組みと合流し会議が行われている部屋に入る。

 

向こうは連絡を受けている最中でありその間にラリーがアメリカ側で起こった事件の説明をしていた。

 

「貴女達もFBIの捜査官?」

 

捜査一課の管理官 星野がチョコザイ達を見てそう尋ねる。

 

「捜査官は彼女だけだが私達は外部協力者と言う立ち位置にいる。FBIに認可されて」

 

「貴女達は兎も角、彼女は共に捜査出来る人物には思えませんが?」

 

「それはどういう意味でしょう?」

 

声を上げたのはラリーでは無くヒロ、その光景に少女達は「あ〜、始まった」と思った。

 

「FBIは、障害者を捜査に入れる気ですか?」

 

「障害があろうとなかろうと優秀なら調査に加えるべきだ、障害者だからという理由だけで排除するのは正しくない」

 

「共に捜査が出来るのか、私の手足になれるのか…………」

 

「か、管理官!!」

 

そこに沢が乱入しチョコザイの有用性を説明しその場は何とか事無きを得た。

 

その後、蛯名も突入してきたがその権限が無い為普通に追い出された。

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