林檎に付いた塗料と言う決定的な証拠を突きつけられレイアは犯行を認めた。
投票は満場一致でレイアになり彼女の処刑が決まった。
「どうして!!どうしてノアちゃんを殺したの!!」
エマは連れて行かれる蓮見レイアに問い掛ける。
「ノア君の同室であるアンアン君が倒れただろう?それで私は、彼女を守らないとと思ってしまった」
「ッ!!」
エマはレイアの言葉にアンアンがスプレーの刺激臭で参っていた事を思い出す。
「私は、か弱きものを守らなくてはと言う思いに突き動かされてしまった様だ」
「…………Butterfly」
レイアが言い終わると同時にチョコザイはアンアンを指差す。
「Butterfly」
その言葉にアンアンはスケッチブックに描かれた蝶の絵を思い出す。
「ノアは言っていた、この絵がお守りだと、本当に皆の事を思っていたのは、ノアの方じゃないのか?」
アンアンはレイアに向けてそう言い涙を流す。
「あ、お話終わりました?そろそろ進行したいのですが…………」
ゴクチョーは空気も読まずそう言う。
「各自のスマホにボタンが表示されてると思うので、全員がそれを押したら処刑執行スタートします」
ゴクチョーがそう言うと全員自身のスマホを見ると確かにスマホにボタンが表示されていた。
皆青ざめながらもボタンを押していく。
「はい!!ではこれより、魔女の処刑を執行します〜」
ゴクチョーがそう言うと何か大掛かりな装置が動く音が響く。
現れたのは巨大な天使像。その真中に線が走っておりそこから無数の針と青薔薇が入っていた。
「い、嫌だ…………」
レイアは口からそう漏らし逃げようとするが看守に捕まり無理やり引き摺られていく。
「嫌だ!!アレの中には入りたくない!!知らなかったんだ!!アンアン君とノア君が上手く行きそうだったなんて!!」
必死に抵抗するがそれを無視し看守は天使像の中にレイアを放り込む。
「嫌だ!!これを閉じないでくれ!!だって、だって皆に見えないじゃないか!!」
死の間際で口から漏れる本音に他の少女達は違和感を覚える。
「やっぱりね、ノアを殺した本当の理由、分かっちゃった」
「ああ成る程、目立ちたかったんですね、レイアさん」
次々に剥がされていく王子様の仮面を容赦無く剥がされレイアは崩れていく。
「ああそうだ認めるよ!!私は目立ちたかった!!一番目立たないといけなかった!!だから許せなかった!!アイツを殺さないといけないと思ったんだよ!!」
レイアは本心を叫びながら女神像の向こうへ消えた。
「
チョコザイの言葉に少女達はそちらを見る。そこには涙を流し異常なまでの力を手に込めるチョコザイがいた。
「チョコザイさん?大丈夫?」
エマが問い掛けると同時にチョコザイはその場に倒れ少女達は急病かと駆け寄る。
「ZZZZ ZZZZ ZZZZ」
「寝てんの?」
同時にパァンと銃声が鳴り響き少女達がそちらを見るとナノカがゴクチョーを撃ち殺していた。
「この茶番を何時まで続けるつもり?私達の中に居るんでしょう?この事件の黒幕が」
ナノカの言葉が裁判所に響き渡った。