薬屋のひとりごと〜南方将は西国の血を引く男〜 作:花札こいこい
「四方将」茘国が誇る四神の名を冠する最強の四人の武官であり平民にもその武勇伝は知られている
「南方将」朱雀
23歳 180センチ
寡黙だが温厚で礼儀正しく梨花が後宮に召し上げられるまでは彼女をそれ以降はその父と現帝の護衛をこなす。紅い髪に翡翠の瞳の西国の血が強い相貌なのだが剣術に馬術、弓術に加え格闘術そのほか総ての武術に秀でる。細身なのでそれで武官かと戦場の彼を知らぬ者は揶揄するが脱げば驚くほどの細マッチョ。「四方将」の中でただ一人名持ちの家柄ではない出身だが彼等の中で最も主上からの信頼が厚い
「東方将」青龍
25歳 178センチ
苛烈な性格で戦に勝つことが全ての戦闘狂で足を引っ張るものには容赦しない「龍」の一族出身であるがその性格故一族の要職につくことは許されていない、血筋がない朱雀に強く当たるのだがその強さは認めているようで「茘国に朱雀と青龍の双璧在り。」と言われてもそれには異を唱えない身長は余り変わらないが朱雀よりがたいがよくつり目で顔付きが怖いと言われ朱雀とは対照的な印象を持たれる
「西方将」白虎
27歳 175センチ
「四方将」では戦闘よりも索敵に長ける戦に有利な報でなく民の動向も必要な情報と考えているので普段から都を留守にしている「虎」の一族であり「四方将」で妻子持ちである。都にいないため妻子の近況が分からないと不安らしく朱雀が伝令に使う屈強な鷹を貸してくれと頼み込み情報を主上や妻子に送る娘が爸爸と呼んでくれないと嘆く白虎からの文が届くのだが妻は娘が絶賛優しくて格好いい朱雀のお嫁さんなると言い出していることを言うべきか言わないべきか悩んでいる
「北方将」玄武
36歳 170センチ
「四方将」で最も大柄な体格を誇る身の丈ほどある盾を持つ。最前線で戦う朱雀と青龍とは異なり後方で敵の遠距離攻撃から味方を護るその体格は「亀」の一族の証、彼等の中で最も長く武官を務めているから多少のことでは動じない、場の鼓舞では他の「四方将」より上手く志気を挙げるため事実上「四方将」の長としてまとめ上げる年長者だからかまだ若い朱雀と青龍にはまだ結婚はしないのか白虎にはちゃんと妻子の理解に感謝しないと家での肩身は狭くなるぞなど心配事はつきないようで部下達の前でも平気で聞いてくるそれが煩わしい青龍は文句を言うがそれも玄武はそんなんじゃ嫁も見つけられんぞと大笑いするので完全に部下達は肝を冷やしている。玄武の子供達はみな武官やその妻だが父に憧れている節はなく白虎への言葉は自分の体験談なのだろうと判断している