転生者山内春樹くん   作:裏桜

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書くのって難しい


4月後半

 4月D日

 高育に来て約二週間が経過した。

 そのくらい経てばクラス内で大体のコミュニティは形成される訳で、斯く言う俺はスクールカースト上位で陽キャの平田、軽井沢グループにはおらず綾小路君と基本的に行動し偶に池や須藤とつるんでいた。なのでクラスでの立場は悲しいことにかなり低い。

 それと正直、この時期の池や須藤とはあまり関わりたくなかった。

 遊んでいて波長が合うのは分かった、楽しいのも事実。

 けれど、俺も馬鹿なのは否定は出来ないが一緒にいることによってクラスメイトの女子たちに三バカと一括りにされて嫌悪感を抱かれるのは少々堪える。綾小路君も自発的に人間関係の学習をしてくれるとよかったが話し掛けなければ即帰宅をされたので連れ回すしかなった。

 ついでに今の他クラスとの交流関係も記載しておく。

 Aクラス

 橋本、葛城、戸塚。

 Bクラス

 一之瀬、神崎、柴田。

 Cクラス

 椎名

 2年

 鬼龍院先輩、桐山

 A、Bは友達100人宣言を継続していたのでそのノリで接触。Aクラスの3人は警戒されて連絡先を交換しただけだが、Bクラスのメンバーとは+αで遊んだりもした。

 椎名とは図書館で出会ってそのまま意気投合。最初は俺の態度にビビられちゃったけど、本の話題を振ったらグイグイと迫って来たのは逆に驚いた。

 なんというかメインキャラだとかそういうの抜きにして椎名とは喋っていて滅茶苦茶楽しい。原作だと綾小路君の彼女候補筆頭だけど、付き合ってみたい欲が出て来た。今の内に好感度を稼げばいけるか?。

 2年についてはまず鬼龍院先輩はボッチ飯をしていた先輩に近くで食べる旨を言うために声を掛けたら何か気に入られた。桐山は先輩として敬う価値なし。堀北会長の紹介で生まれた縁だが出会って早々Dクラスというだけで見下された。同じクラスである鬼龍院先輩を御しれて居ない時点で底が知れてる。

 原作でも兄北の卒業後は南雲の傘下に入る小物ぷりを見せたので俺としては簡単に裏切る可能性がある駒に用はないが大変不本意だが後輩として先輩の顔を立てなければならないのが辛いところ。

 

 4月E日

 軽井沢が接触してきた。

 どうやら平田君との会話を盗み聞きしていたらしい。

 有益な情報を教えろと舐めた態度を取ってきた。餌に掛かったのはどうやら外れのようだ。原作知識からいじめられない為に自分の立場を盤石にしたい気持ちは解らないでもない。けれど、これは桐山にも言えることだが、高育で大した能力や人望もなく人に胡麻擂りするだけで自己研鑽すらしないやつに価値は無い。聴いてきたのがまだ櫛田や松下、王辺りの優秀な人材ならこちらにもメリットはあるので協力するのも吝かではないが。

 それに軽井沢は綾小路君に救済(教材)してもらう予定でいるので寄生されても困るのであまり関わりたくないのが本音だ。なので水泳の授業をネタに適当に追い払った。

 

 4月D日

 今日は4月の最終日で小テストが行われた。

 テスト自体はこの一ヶ月の自主勉のお陰で解くこと自体は割と簡単だった。だけど、点数をどうすべきかちょっと迷った。

ここで満点を取ることは論外。平均点以上か赤点か。前者は勉強会への免除と多少の地位の向上。後者は赤点組へのフォローがしやすくなる点。結果は後者を選んだ訳だが。理由は初回というのもあるし、堀北へのフォロー(潰す)するのを考慮した。後は接点作りの為の茶柱が釣れることを願うばかりだ。 

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