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↑をメインにして演奏してくれますが、全然急に違う楽器持ったり役割入れ替えたりするので、固定ではありません。
俺は、SNSで深淵を見た。
くそ、どうなってやがるんだこの国は。
ふた○りやら壁○やら四肢○損もあったが、そのことごとくで『盛られて』いる。
ハァ〜……
しかし、まあ、裏を返せばこの子たちが愛されているということでもある。
この調子なら
グッズ制作の話も来てたしな。
……こっちが主事業になってしまいそうだ。
「これは!期待していた以上によく出来てるじゃないですか!」
「そう言って頂けると嬉しいです。」
「良いですよ!とっても!置きましょう、いえ、置かせてください。」
「ッありがとうございます!」
ぬいぐるみの制作をしているクリエイター集団だというアリヤさん。
SNS経由で、ぜひウチの子たちのぬいぐるみを作らせてくれないかという打診があった。
『ん~クオリティ次第かな』と超適当な返事をしてからしばらくして、最高のぬいぐるみを持ってウチの事務所に来てくれたのだ。
ある程度の量産も可能とのことなので、いくつかは店舗の方で販売させてもらうことにした。
「あれ、こちらは……?」
超デフォルメした2頭身のぬいぐるみ。
手のひらサイズでもふもふのそのぬいぐるみたちを熱く紹介する最中、アリヤさんの鞄から何かが落ちる。
「あ、えっとこれは……」
それは、精巧なフィギュアだった。
「へぇ、よく出来てるじゃあ「し、趣味で!」……趣味?」
「ええ、そうです!趣味で、ちょっとこういうフィギュアも作ってるんです!こ、個人、いや、自分用で!」
アリヤさんは俺からフィギュアを分捕ると、鼻息荒くそう言った。
……M字開脚の8頭身(目分量)フィギュアを、趣味で?
いや、たぶんこれは、あんまり触れちゃいけないやつだ。
商業的な意味で。
◆◆◆
あぁ~やっちゃった〜!!
製作者の前で同人フィギュア出すとか……
社長さんが見逃してくれて助かった。
まさか、家に忘れてきた最後の1個を焦って鞄に入れたのが仇になるなんて……
うう、フィギュアの方ならまだしも、ぬいぐるみの件が立ち消えとかになったら私、みんなからチョー怒られちゃうし。
このタイミングしか無かったとは言え、同人イベントの直前に会うんじゃなかった〜!
ホント、見逃してくれてありがとう、社長さん。
……そう言えば、結構若い人だったな。
あの会社、学生時代に創ったとか言ってたっけ。
凄いな〜。
そんな凄い人の前であんなことしちゃったのか、私……
新店舗がオープンしてから、1年が経った。
ステージでは3体の
配膳用に作った2体の猫メイド型双子ロボ、
ステージの時間が終われば双子は一旦捌け、
そして左側にある厨房の自動ドアを通り、反対側の自動ドアから料理を持って出てくる。
少し遅れて、双子はトレイを取り外された状態でホールへ出てくれば、ホールをうろうろとしながらお客さんを楽しませるのだ。
席では各キャラクターのぬいぐるみを持つ子供がはしゃぎ、親はそれを汚すんじゃないかとハラハラしながら見つめている。
すっかり常連になった近所の中学生2人組は、いつしかより多くの友達を連れてくるようになり。
女子高生は、近くに来てにこやかな笑顔を浮かべる
その光景は、いつしか見慣れたものになりつつあった。
──今、
いや、そんなわけない。
そんな仕様変更は飯田から聞いてないしな。
「はあ?
「気の所為、かな。」
「当たり前だろ、そんな仕様入れてないんだから。つーか、写真撮られてるかなんてどう判別させんだよ。」
「そうだよなあ……」
そう。
ウチの
いや、高性能ではあるんだけどね。
大企業が本腰入れて作ったら、比じゃないくらいの代物が出来るんだろう。
基本的な、近くにある障害物や自分の現在位置の認識はもちろん。
自分が今何の料理を持ってて、それをどのIDの元に持っていくべきで、自分がどういうルートで向かうべきなのか。
今の時間は何時で、ステージにはいつまでに向かわなきゃいけないのか。
電池残量はいくつで、身体に異常は起こっていないか。
出来るのはそのくらいで、
「あ、でも、システム的には名前を認識して呼ばれた方を向くようにはしてあるぞ。」
「あぁ、そう言えばそうか。でもあそこ作ったのお前だよな?しかも反応するのは名前だけなんだろ?」
「そうなんだけどさあ。」
「……ちょっと調べてみるか。なんかあってからじゃ遅いしな。」
◆◆◆
プルルルルル……
プルルルルル……
ガチャ。
『あー、もしもし?聴こえてるかな?』
『この度は夜間警備員のアルバイトに応募してくれたこと、嬉しく思うよ。』
『既に説明されてると思うが、これから君には6時間、この店舗で
ま、服含め全部金属の
(それはそれとして下半身は服と脚パーツが別れてるので全力で床に這いつくばればパンツも見れるぞ!ちなみにエッッッグイや……)