EDF Mission149 HALLOWorld 作:あーる@しらす
エイレン試作機ってこれいつの話なの?って思った方へ
言葉足らずだったのですが、EDF6後の、敵側の技術を取り入れたエイレンIV以降のエイレンのの試作段階の話ということです、エイレン自体の試作ではありません
↓イマココ
EDF9終→デジボク2 星船挟撃→デジボク2終
↑ここらへんからデジボク2DLC
デジボク初代は9開始前に終了済
後々この世界線は別シリーズで詳しく書こうと思ってる
EDF9までにVisionsofMaliceは終わってる設定です
【白船挟撃 (前編)】
「以上が、本作戦の内容です、質問のある方は挙手を」
静かに、手を挙げる
「ストーム1、どうぞ」
「片方撃墜したらどうすればいい?そのままもう片方の援護に向かうか?」
「その時の状態を見て判断しますが、基本は援護に向かってもらう形になります」
「了解」
「他の方は、質問ありませんか?」
………静寂だけが、基地を包みこんでいる
外は今朝日が出始める頃だろうか
「本作戦には、第7師団がフォーリナーマザーシップ撃墜後に参加予定です、健闘を祈ります」
──────────────────────
「ストーム1、エイレン試作3号機α、出る!」
「ストーム5、エイレン試作3号機β出ます!」
2機の青い閃光が、乱戦の戦場を駆ける
ストーム5、というのは地球がバラバラになってからできた後輩である、一人でアースイーターを落とした実力者で、自分にも迫る強さだと、肌で感じている
いつかは自分さえも超えて、EDFの切り札になってくれるだろう
「5、新機体の調子はどうだ?」
「右ブースター、左ブースターともに異常なし、問題ありません!先輩!」
「なら良い、行くぞ、今回の役目はアレの撃墜だけだからな」
眼下の火炎の上を飛翔し、敵母船まで飛んでいく
「楽なものですね、敵空中線力は脆いですし、地上戦力は味方が抑えてくれてますし、なにより……」
龍がすぐ隣を飛び、炎で敵機を落としては離脱していく
「侵略者連中が実質味方なのが良いですよね、雑魚の処理が楽で」
「あいつらからも嫌われてるんだろうな」
「まぁ、あっちからしたら味方が洗脳されて戦わされてるわけですしね、そりゃ嫌いますわ」
ヘルメット側面をダブルタップして、AIを起動する
「Malice、目標までの距離は?」
「残り2100メートルです」
「了解、ミサイル制御任せた、5!加速するぞ!」
「はい!」
リミッターを外して、一気に加速する
感じるGが心地よく体を締め付ける
ストーム5も加速を強めてこそいるが、並ぶどころか遥か後方にいる
「…残り1800メートル」
超高空に、報告だけがこだましていた
──────────────────────
「5!あの輪っかを狙え!」
「了解しました!先輩!」
5と自分は、飛んでくるプラズマ弾とレーザーを避けながら、高空にて白いインベーダーマザーシップと高速戦闘を繰り広げていた
「白インペリアルガード、来ます!」
「了解した、迎撃する、5は引き続き攻撃を頼んだ」
スラスターを一瞬止め、高度を下げ迎撃に向かう
前方からは、インペリアルガードが相まみえた
「Malice、プラズマミサイル発射頼む」
「了解しました……あなたは私が守ります」
「…お前も変わったもんだな、昔は死ねとか言ってたのに」
一瞬だけ、ミサイルがぐにゃっとした軌跡を描く
「…あの時のことは掘り返さないでください、ストーム1」
「へいへい、これでラストっと」
ミサイルとセイバーの攻撃で、あっという間に、インペリアルガードは全機が空中分解、墜落した
「さて、戻ると…」
空中を、一際大きい影が覆う
「敵性反応…白い超爆です!」
「!まずっ」
避けようとするが、近すぎた、右側の武装が吹き飛ばされる
左肩に装備したエクスプロージョンを発射し、超爆は落とす
「5?聞こえるか…?」
「聞こえます、爆発が見えましたが、大丈夫ですか?」
「ああ、俺は大丈夫だが…武装が飛ばされた、そっちは?」
「そろそろ砲台が…あっ壊れた!」
「どっちが!?」
「砲台に決まってるでしょう!?」
「だからどっちの!」
「マザーシップのです!カメライカれたんですか!?」
「カメラは無事だが…関節に傷はいったかもな…」
「それって大丈夫なんですか?腕とか…」
「腕か…動かないな…というより右は取れてるか」
「先に帰っててください、これはそろそろ落とせそうなので、あとは第七を待ってなんとかします」
「遠慮しておく、元はあのプライマーのシップだ、一機で落とせるほどやわじゃないだろう?」
「いや、しかし!そんなk」
爆発音が無線越しに彼の言葉を遮り轟く
「白フォーリナーマザーシップ、大破しました」
「爆発で通信が死んだか………仕方ない、先に向かうとしよう」
かろうじて両方生きていたスラスターを、少なくなっていく推進剤を騙し騙し使い、次の、この作戦の最後の標的に向かう
──────────────────────
【白船挟撃 (後編)】
「攻撃は失敗か…」
本部の落胆が伺えるような声色の通信が、流されている
「変形するマザーシップ…かつて落とした事はありましたが…アレはここまででは…」
「…………」
頭をぶつけたようだ、視覚がぼやけて、少し前のことがハッキリと思い出せない
「あ………」
コクピット内で、気を失っていたのだろうか…ドア自体は開いているようで、上から暖かい陽光が差し込んでいる
「先輩!大丈夫ですか!?」
「すまない…起こしてくれ」
外から伸された手を掴み、起き上がる
足場が悪く、一瞬ぐらつくが、すぐに姿勢を立て直して前を見る
外に顔だけを出して、周りを見渡すと、仲間が火炎放射器で地上の虫やメカどもを焼いているのが見える
「僕のβを使ってください、αには及ばずとも生身で戦うよりかはマシなはずです」
「君用の調整をしてあるものなのだが…」
「αはもうダメです、見れば分かります」
計器を叩いてみるが、特に異常はない
外に引き上げられ、ダメだと言われた機体を見る
両手足は吹き飛び、スラスターはひしゃげてしまっている
なるほど、これはもうダメだろうと一瞬で理解できる
「よし、分かった、やはり君はβで出てくれ、地上からシールドの発生装置を壊す、弱点の攻撃は任せた」
言い終わったタイミングで、丁度白いプライマー・マザーシップのジェノサイド砲が、破壊された
「健闘を祈る」
「こちらのセリフです」
──────────────────────
【ストーム1視点】
「第七か、援護する」
「助かります!ところで貴方は…」
「ストーム1、遊撃隊ストームの隊長だ、よろしく頼む」
「ストーム1…8年前の戦いで3つの戦場を渡り歩いて軽装で敵を壊滅させ、この前の戦いでリングと時間移動船を落としたあの…?」
「いや、一つしかやってないな、他にもストーム1はいる、今は再編で他の二人は別の部隊にいるがな」
「まるで伝説…ですね」
紫色の、ダロガに似た姿のシスターが口を挟む
「で、結局強いのか?」
「強いさ、そうでなきゃストーム隊なんてやれてない」
話しながら、シールドを発生させているビットにライサンダーを当てて落とす
「おお!」
「凄すぎるだろーが!」
「な?」
「さて…それじゃあストーム5にも悪いしそろそろ本気で落としに行くぞ?お前もジャイアントキリングで有名なんだ、期待してるぜ」
「……よーし!行くよ!ネオンちゃん!」
「行くぞ!行くぞ!突撃ー!」
「その意気だ、ちゃんと着いてきてくれよ?第七!」
「着いて行くどころか、追い越してやるぞ!」
──────────────────────
【ストーム5視点】
青い、どこまでも青い空を、同じく青い機体で駆けてゆく
戦況は圧倒的多数優勢に推移している
眼下の戦場も、序盤こそ優勢だった白い軍勢は、もはやマザーシップの直下に追いやられ、少数の大型機械のみで構成されるようになっている
そして、たった今それも破壊されようとしている
一つ、また一つと、ヘクトルも、大型アンドロイドも、キュクロプスも、マザーシップのシールド発生装置も、第七とストーム1の大進撃に耐えられず次々と壊れていく
そして、マザーシップは、おそらく最後の敵を投下する
複数のランディング・シップがそれから出撃し、その中身が土を踏む
かなり小さい、人間よりも小さいのではないか?そんな物を殺すのは、如何かとも思った
それらは、逃げるものもいれば、勇敢に立ち向かうものもいる、おそらくは白い軍団の中枢、だろう
最後の抵抗に出てきたか、とりあえず、自分の役割を果たす
ビットが落とされ、シールドも砲台も無くなったマザーシップを、パワーダインとセイバーで破壊した
出撃したそれらは、逃げた者も、立ち向かう者も、等しくそれに慟哭した、泣き出す者も、さらに怒る者もいた
──────────────────────
【後日談 ストーム5談】
それからは早かったそうだ
諦め、投降した集団は捕虜に、怒り、抵抗を試みた集団は空爆で蹴散らされたらしい
あとから聞いた話には、抵抗側の長はたまたま生き残り、捕まったらしい
捕まらなかった一部の敵が今も潜伏して、機を伺っているらしい
当時はデマだか本当だか分からない噂が飛び交った
エイレンは、惜しくも本部には採用されなかったらしいが、今までの戦いのデータを利用して開発されたエイレンアサルトが、日本支部に採用されたらしい
本部の採用した、クロロバスターとやらは、また別の事件を引き起こしたが、それは割愛しておく
その事件で、一時的に人類はほとんどの地球で生きられなくなった
その時に捕虜になったそれらは、別の星だか別の世界だかに逃げ出したと聞いた
事件が解決した後、日本支部や中東支部も含めEDFは再度の再編をした
その時、ストーム1さんは辞職したらしい、彼は「流石に若い時を戦いに使いすぎた、これからはゆっくり生きる」と言って家に帰ったと、ストーム2に聞いて、長期休暇を取って、土産を持って家に向かった
僕もまだ若いし、共にゲームでもしてしばらく遊ぼうか
色々と考えながら、彼の家の扉を叩いた
「おーい■■■■さーん?僕ですよぼーくー!ストーム5です!お土産も持ってきたしスマ◯ラでもしましょー?」
「……あれ?扉空いてるじゃん、あの人も不用心な事あるんだな…いや、どうせ空いてたとしても誰もアレ相手に争い事したくないだろうからわざわざ掛ける意味ないからか…」
………いない、どこにも
「いくら何でも出るときくらいは鍵かけるよな…」
彼は、どこに行ってしまったのだろう?
何年か3桁態勢で探したが、終に見つからず、捜索は打ち切られた
本来前後編に分けてMission05まで書く予定だったけど1週間近く本編を投稿してなくてそろそろ見限られそうだったから大幅に内容を削ってのお送りになりました
ストーム5は4.1主人公のストームチームが元ネタです
この子はこれからメインに出すつもりあるのかって?
ククク…どうだろうね?
試作3号機α 装備
右手・左手 パワーセイバーα
セイバー型フレーム用レーザーライフルのカスタム型
出力の向上の代わりに燃費が悪化、長期戦には向かない性能になっている
右肩 プラズマ・バーストミサイル
バーストショット型のプラズマミサイル
爆発時にプラズマがその場に滞留、周囲の敵を焼き尽くす
左肩 エクスプロージョン
エクスプロージョンです
クソ強拡散榴弾砲、ロマンの塊
火力と制圧力の化身
ちなみにMaliceは私がオールどんまいの次に好きなAIキャラです、昔のこと恥ずかしがって照れてほしい(完全なる願望)
感情(憎悪)あってシンギュラリティには到達してるから何かが変われば…あるいは…
次回は4章開始です
M.E.O.Wへのトドメ
-
ティグとダブルオーバードライブで締め!
-
ルポとC90爆弾で吹っ飛ばしてやれ!
-
魔力強化フルパワー!ライサンダーZZ!