EDF Mission149 HALLOWorld 作:あーる@しらす
EDF2は逆だった、1周目はクソオブクソだったけどある程度武器揃えたら面白くなってくる
ネル「何をご覧になっているのですか?」
ストーム1「先代教主の修養録、こんな事が書かれててそれ以外はまっさらなんてどうも胡散臭い
ここまでシンプルだと他に何かありそうに思える、ただの白紙のノートじゃないな」
エルフィン「ただの白紙のノートだと思うけど?」
ストーム1「えっ」
エルフィン「うちの王宮の前にある文房具屋で買えるノートとそっくりなの」
ストーム1「嘘だろ…まさか…なぁ…ネル?」
ネル「なんということを!数千年間教団に受け継がれる神聖な本を女王様が否定してどうするのですか!?」
ストーム1「ああよかった多分ただの勘違いか」
エルフィン「そうはいっても、ノートのカバーに教主修養録って書いただけでしょ!」
ネル「大量生産されている文房具のノートが教主修養録のデザインを参考にしたとは考えられませんか?」
エルフィン「えっ?そうなのかな?」
ストーム1「多分そうでしょ…多分…そうだよな?」
ネル「もちろん、鶏が先か卵が先かという話でどちらが先かは分かりませんが…」
ストーム1「えぇ…」
ストーム1「これ以外構っても仕方ないな…とっとと読も」
ストーム1「まぁまずは普通に最後のページだろ」
まっさらだ、長期間保存されているからか、劣化で色が変わってはいるが、何も書かれていない
ストーム1「本気で思わせぶりなだけの白紙ノートってことはないでしょ…無いよな…? ん?」
ストーム1「本のカバーに…違和感?何かが挟まってる用な感じが…」
グッグッと外そうとするが、劣化で完璧に張り付いていて剥がせそうにない
ストーム1(仕方ないな…恨むなよ!)
ビリッ!
手刀でカバーを思い切り引き裂く
ネル「何をなさるんです!?神聖なる聖画を破くなんて…!」
ストーム1「俺は教主なんだろ?ならこれをどうしようと教主の勝手じゃないか?役職的にはこれは俺の所有物になるはずだし」
ネル「なっ…何を仰るのです!査問会を開いて…磔に…」
ストーム1「まぁまぁ、落ち着けよ、今ここで俺を磔にしたとて、問題は何も解決しないわけだ、せめて反乱を鎮めるまでは生かしてもいいんじゃないか?というか会的な形式を開けるほど人員集まらないし今ここで3人でやってもエルフィンと俺対ネルになるだろう?そうなったら多数決で無罪放免だろ正気に戻ってくれ」
ヒラリ、と破いたカバーの間から紙が落ちる
エルフィン「カバーの中に…紙が……?」
ネル「そのようなものが隠されているとは…どうやって気づいたのですか?」
ストーム1「触ったら違和感があって…」
ネル「なんと…!あなたには本当に教主になる資質があったのですね!」
ストーム1(なんか上手くいってる…昔から重要局面の勝負運はあるものと思っていたが…ここまでとは)
エルフィン「ねえ!何が書いてあるの?」
ストーム1「んえっ?ああ…世界樹の枝に触れた者は、真実を見抜くものになるだろう…これ新しい予言かなにかじゃない!?」
エルフィン「なーんだ、今日の運勢みたいなくだらない内容?」
ネル「教理本に書いてある内容ですね」
ストーム1「今日の運勢よりもよっぽどくだらない内容だったな」
ストーム1(いや…ちがうな…何か…何かやれそうな…気がする)
エルフィン(あぁ~もう疲れた〜ジャムの上にパンを乗せて食べたい…)
ストーム1(……!?)
ネル「大丈夫ですか?先ほどから無言ですが…」
ストーム1「あ…ああ…ネル……いや…ちょっとな…」
ネル(会話で何度も言葉に詰まるなんて、教主様は知力が低いのでしょうか、子犬ほどの知力なら訓練すれば…)
ストーム1「…………」
ストーム1(テレパシーだこれ…というか物凄い愚弄されてるな…)
ネル「おやつでも召し上がりますか?そちらへお座りください」
ストーム1「いや、大丈夫だ、自前のがあるからな、しかもスナック付きだ、ああ、あと訓練は遠慮しておく」
ネル「えっ?いえ…く、訓練ではなく…」
エルフィン「ネル!座ったわ!おやつをちょうだい!早く!」
ネル「子犬以上の知能があるのは間違い無いようですね、よかったです」
ネル(おやつではダメでしたか…女王様のように楽にはいかないようです)
ストーム1(役に立つっちゃあ立つが…気分を害するデメリットの方が強いな…)
ブルミ「クスクス…他人の心を読む時は、気を付けなきゃ」
ブルミ「とにかく良かった!かなり昔に隠したメモなのに、見つけてくれたんだね!」
ストーム1「メモを隠したのはお前か…何のためにこんな物を?」
ブルミ「いわゆるテストだよ、少しでも頭の切れる子のほうがいいでしょ?レベルが違うと話が通じなくてイライラするし」
ストーム1「ああ、まったくだな、地位だけあって知能が伴ってないやつに能力を与えるとろくな事にならない。
……それを俺が言うのはどうだとは思うが」
ブルミ「このおバカさん達は今までこんなことにも気づかなかったの。昔過ぎてどれぐらい待ったかも覚えてないよ」
ストーム1「あー…なんでそんな事を?話なんて言葉が通じるなら一応出来るだろ?」
ブルミ「はぁ…まだ分かってないみたいだね、でも、ここで暮らして行けばそのうち分かるようになるよ。
あの子たちと話すのって、かなり疲れるんだよね、自分より賢いものを見つけたらあれこれ頼んですぐ他人に頼る」
ストーム1「確かにな、なりふり構ってられない状況なのは理解するが部外者にいきなり聞く限り殆ど最高権力のような物を渡すなんて馬鹿らしい、そのくせ、知能が低いと見下してる」
ブルミ「このメモを見つけられた奴に心が読める能力が発現するよう、魔法をかけておいたんだ!」
ストーム1「心を読む…やっぱりテレパシーだったか…だがそんな事が本当に出来るのか?」
ブルミ「とーっても偉いお方から借りた力だからね、この世界では、あのお方の意思こそが世界の法則だし。
どうせ面倒な事を任されたんだから、しっかりやってみてって背中を押してあげたってわけ」
ストーム1「はぁ…『かの者』みたいな奴が居るのかよ…悪いやつじゃ無さそうなのは救いだな」
ブルミ「とにかく!この能力はあなたにとっても役立つと思うよ?」
ストーム1「そうか…?すごい能力に違いは無いが馬鹿との会話にわざわざ裏を読む必要も無さそうだが」
ブルミ「そうだ!あたちと能力の事は秘密にしておいたほうがいいと思うよ」
ストーム1「能力は性質上そのほうが良いのは分かるが…お前を秘密にとは?」
ブルミ「あたちの存在や、あなたが心を読めるってバレたらすーっごく面倒な事が起こると思わない?」
ストーム1「どうだろうな…心が読めることはともかくとして、神に遣わされた救世主にそれにしか見えない精霊がいる、程度は逆にプラスに働きそうだが…」
ストーム1「まぁあんたほどの人が言うなら…秘密にしておこう」
ストーム1「というか手遅れじゃないか?近くにエルフィンとネルがいるが…」
ブルミ「平気平気、教主ちゃんと話し合うために時間を止めておいたから」
エルフィンとネルを見てみると、確かに1ミリたりとも動いていない
ストーム1「時間を止めた?うーん…よく分からないな…遡った事ならあるんだが」
ブルミ「厳密にいえば、考える速さで話してるんだけどね」
ストーム1「なるほどな」
ブルミ「それにどうせあたちが見えるのは教主ちゃんだけだし」
ストーム1「そうじゃないかと思ってたぜ、お前みたいのが誰にも見えてたらよっぽどのことがない限りとっくのとうに担ぎ上げられてるだろうからな」
ブルミ「教主の資格がある奴にしか見えないってとこかな」
ストーム1「おお」
ブルミ「あたちだって久しぶりに話ができる相手に会えてうれしいもん」
ストーム1「久しぶり?ああ、先代の?じゃあ数千年も待ってたのか…」
ブルミ「じゃ、基本的な準備は終わったし…後はエルフィンとネルを手伝うことに集中しよう!」
ストーム1「えっ結局まだこの世界の常識すら教えられてないが」
ブルミ「全部を教えるのは大変だし…あの二人と一緒にいて覚えたくれればいいと思うんだ」
ブルミ「初めて見るものがあれば、じゃ~ん!って登場して教えてあげるから!」
ストーム1「わかった」
ブルミ「うん、その意気だよ!隣で応援するから一緒に頑張ろ!」
ストーム1「OKだ」
ネル「突然宙に向かって話しかけるなんて…心配したほうがいいでしょうか?」
ストーム1「いや…少しぼーっとしてただけだ、心配しないでくれ」
ストーム1「とりあえず、そろそろ出発するか、友達に会いに行くんだろ?」
エルフィン「あっ、そうだった!えへへ、私についてきて!」
─続く─
やっぱ6は歴代で一番ゲーム外の描写多いとはいえ通信1.2個分しかないから戦闘描写ないと腐るな…
今のところちょっと賢いだけの教主だし…
M.E.O.W戦初戦で出す武器
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