「・・・・・ここか。」
そこは人も、魔物も、さえざる小鳥さえいないまるで忘れ去られたような、時が止まったかのような寂しい場所だった。
そんな場所を一人魔導士のような風体の男が歩いていた。
やがて高く聳え立つに辿り着くと男は固く閉ざされた扉を絶大な魔力でこじ開け再び歩き始めた。
「これが・・・・・この宝玉が!時のオーブ!!」
男が時のオーブと読んだ黒い宝玉は光を放ちながら荘厳に佇んでいた。
男はそれをしばらく眺めた後力のままにそれを握りつぶした。
その瞬間握りつぶされた宝玉が一層強い光を放ち始め瞬く間に視界を、世界を覆い尽くした。
「フフフフフ・・・・・ハハハハハ!!」
男が目を開けると視線の先には一面の砂漠と旅する若者達があった。半数が齢二十にも満たぬパーティであったが遠方からでも一人一人が世界に希望をもたらす大きな力を持っている事が見て取れた。
中でも一層強い力を持つ茶髪の青年が虚空に話始めると男はそれを好機と見て影となり尾行を始めた。
青年が話終わると突然視界が歪み始め気がつくと村に着いていた。
「勇者さま!よく来てくれたッチ!」
そこには人ではなくまさしくゆるキャラと言った見てくれの妙な生き物が住んでいた。精霊に近い部類の存在ではあるんだろうがイマイチそのような威厳は感じ取れなかった。
青年達も慣れたように返している辺り中々の親交があるのだろう。
男は青年達に着いて行くと広場に着いた。広場は古ぼけている、しかし長きに渡って丁寧に管理されてきたであろう気風があった。しかし重要な点はそこではない。
そこには11の祭壇とその上に置かれている書物があった。
男が祭壇を見回していると青年達は長老の様な者と話していた。
そして男はその隙を見逃さなかった。
ド ス ッ
男は影から現れ背後から杖を茶髪の青年の腹部に突き刺した。
「ッ...!?」
「助かったぞ、勇者達よ」
「何者だ!?」
紫髪の男─グレイグが叫んだ
「そうだな、教えてやろう」
「よくぞここまで案内してくれた!わしは王の中の王 竜王である!」
「クソっ・・・・・なんて・・・・・強さだ・・・・・!」
ドサ・・・・・
「ギラグレイド」
竜王がそう唱えると祭壇の間は一面全てを焼き尽くす様な火の海と化し勇者一行を焼き払った
「終わったな・・・・・さて」
竜王は祭壇を見回しながら呟いた
「始まりの祭壇、悪霊の祭壇、伝説の祭壇、導かれし者の祭壇、天空の花嫁の祭壇、幻の大地の祭壇、エデンの祭壇、呪われし姫君の祭壇、星空の祭壇、目覚まし者の祭壇、そして・・・・・」
「幻想の祭壇か」
初めての小説投稿となります。不慣れな為誤字、駄文など問題点だらけだと思われます。また、プロローグという事で不明な点や違和感、東方要素が最後しか無いなどもあると思います。すみません
そしてドラクエは最も好きなゲームと言われたらドラクエと即答するレベルで大ファンなのですが東方projectに関しては原作未プレイとなっていますのでキャラブレが激しいと思われます。
そして登場するドラクエキャラは魔物や一部を除き基本的に主人公のみの予定です。
感想、評価をしていただけると幸いです