ドラクエ3主人公 アルス
勇者オルテガの後を継ぎバラモス、そしてその裏で暗躍する大魔王ゾーマを倒しロトの称号を得た真の勇者である。
『・・・・・勇者よ・・・・・勇者よ』
アルスは目を覚まし周りを見ると暗い、しかし何よりも暖かく不思議と安心するような謎の空間が広がっていた。
「ここは・・・・・?」
『大魔王ゾーマを打ち倒した勇者ロトよ・・・・・よく聞きなさい・・・・・今この世界、ひいては存在する全ての世界は危機に瀕しています。』
「全ての世界・・・・・!?」
『今 全ての世界の調和は闇の覇者 竜王によって崩壊の道を辿っています・・・・・』
「闇の覇者・・・・・竜王・・・・・!」
『彼の力は強大です・・・・・恐らく大魔王ゾーマを破った貴方でも竜王には手も足も出ないでしょう・・・・・』
「なんだって・・・・・!?」
彼が衝撃を受けるのも当然であった。
大魔王ゾーマはアレフガルドを闇で染め上げあのバラモスを従える絶対的な強さの持ち主である。
仲間を連れていたとはいえそんなゾーマを破ったアルスは自分の力にかなりの自信を持っていた、しかしそれでも手も足も出ないと判断されるというのはかなりショッキングな出来事であった。
『しかし・・・・・まだ希望は残っています・・・・・』
「ここから入れる保険があるんですか・・・・・!?」
『真面目に聞いてください』
「はい」
『貴方以外にも・・・・・この世界に勇者が来ています・・・・・彼らと・・・・・そしてこの幻想郷の少女達の協力を仰ぎ、そしていつの日か襲来するであろう竜王を打ち倒してください』
「分かりました!必ずや竜王を打ち倒して未来を切り開いて行きます!」
正直言って彼に竜王を倒せる自信など無かった。自分が手も足も出ない存在に自分と同等かそれ以上の人物がいくら集まっても倒せるのかと頭をよぎった。そして不可解な点もあった。この幻想郷?ここはアレフガルドでは無いのか?少女達?幼い少女達が竜王と戦えるのか?戦えるだけの力を持っていたとしても本当に竜王の話を信じて協力してくれるのか?
しかし彼は選ばれし勇者である。諸々の疑問点を口にする前に正義感から一人でに決断をしてしまったのだ。
その決断にアルスは一点の悔いも無かった。
目が覚めると彼は森の中に居た
「・・・・・ただの夢、って訳じゃないよな・・・・・」
「闇の覇者 竜王か・・・・・しかしゾーマ以上の力を持っている割にはそんな様子は一切無いな・・・・・」
「今持ってるのは・・・・・王者の剣と光の盾、兜、鎧、よし!あるな!後は道具袋の中身だが・・・・・」
「うう・・・・・お腹空いたのだー」
妖怪の少女ルーミアはここ数日何も食べておらず空腹状態になっていた
「人間か何か居ればいいのに〜」
人間を探してぶらぶら歩いていると荷物を整理していて隙だらけな人間が居た
「いた〜!!」
俺の名前はアリアハン探偵 工藤アルス 幼馴染でパーティメンバーのシンシア(錯乱)と森に迷い込んで現在の自分の装備が気になった。装備を整理するのに夢中になっていた俺は背後から近づいていた妖怪に
「気づいた!」
ギィン!!
アルスは寸前でルーミアに気付き王者の剣で受け止めた。
「気づかれちゃったのだ」
(少女!?いや違う!!少女の妖怪だ!!本当はもっと生きている!!・・・・・だけど実年齢違うとはいえ殺すのは気が引ける、ここは・・・・・)
「トヘロス!」
アルスがそう唱えると周りに光の結界が現れた
「なんなのだー?これ」
ルーミアが結界に触るとパリッと弾かれた
「痛ッ!!」
「そういう事だ、お前は俺に触る事はできない。諦めて帰るんだな」
「うう〜ちょっとくらい分けてくれたっていいのに〜」
ルーミアは逃げて行った
アルスが一安心していると上空に浮かんでいる少女に声を掛けられた
「へえ、私が助けに入ろうと思ったのだけれどその必要は無かったみたいね」
「飛んでる・・・・・!?」