俺の慢心により強制的に
これからどうなるのか今から不安だ。
[自宅]
「つぅ…………………まだ完治ではないか」
まだ肩が痛む。
まぁ、昨日今日で完治できる様な怪我では無いらしい。
「当たり前だよ!昨日今日で治る怪我じゃないんだから!朝ご飯ちゃんと食べてね。私、もう学校にいかないといけないから」
「あぁ。随分と早いんだな」
「うん次の任務で色々あってね。あと、双ちゃんの転科の手続きしないとだし」
「その何だ………無理して転科手続きしなくてもだな」
「してません。それじゃ、戸締りしっかりね」
そう言い望海は慌ただしく家を出た。
にしても転科は逃れられないか。
「俺もそろそろ支度するか……」
防弾制服を着て朝食を食べる。
今日は鯖の味噌煮か本当日本食だな。
手が凝っててとても美味だ。
「ご馳走様……にしても武器携帯できないのは心細いな」
俺のデザートイーグルはカユゥに修理してもらってる為、手元にない。
ナイフとかもないので丸腰だ。
まぁ、あってもこの怪我じゃ何もできないか。
次からは予備の武器を用意しとくか。
「さて、そろそろ行くか」
少し余裕を持って登校するとしよう。
俺は鍵を締め学校に向かった。
「……っ……………」
歩く度に肩の痛みがある。
強めの痛み止めもらうか。
「ソウスケ待つネ」
「!?………なんだカユゥか」
「なんだとは失礼ネ。ちょっと工房までよってくネ!拒否権はないネ」
「わっわかった」
呼び出されるって事は説教の可能性が高いな。
[カユゥの工房]
「さてソウスケ!何で呼出しされたかワカルカ?」
工房の中に入るとカユゥは腕を組み言った。
「その………なんだ………デザートイーグルの件で説教だよな……」
「説教とは失礼ネ!」
どうやら正解らしい。
「すまん」
「……‥双介!アンタ自覚ある?」
「カユゥ、言葉戻ってるぞ」
「五月蝿いわね!工房にいる時ぐらい良いじゃない!」
「そっそうか」
圧に負けてしまった。
カユゥは元々普通に喋れる。
あえて片言で会話してるみたいだ。
俺の他にも知ってる奴はいる、望海とかな。
「双介!聞いてるの!?だいたいね!ネットで弾薬買うとか論外よ!メンテもしないで逃げるし!アンタそれでも武偵なの!?」
カユゥの怒りは正しい。
「すまん」
「武偵憲章1条!仲間を信じ仲間を助けよ!私の事信じてないの!?」
「いやっ信じてるよカユゥ」
「じゃ!何よ!?」
「その……‥なんだ……‥説教されたくなかったんだ」
「今されてるじゃない!馬鹿!」
「すまんかった」
「何の為の装備科よ!……………………心配したんだからね」
「悪かったよカユゥ」
「馬鹿双介…………はい、直したわよ」
「助かる。ありがとな、カユゥ」
修理してくれたデザートイーグルを渡される。
「大事な銃なんでしょこんな事で修理させないで」
「あぁ、身に染みた」
「さて、双介アンタ怪我大丈夫なの?」
「望海が休ませてくれなかったのと“医者”から若いんだからすぐ治るって言われた」
「あぁ~理解できた。無理そうならすぐに言うのよ」
「あぁ、そうする」
「なら、学校に行くネ!」
「あぁ」
切り替え早いな。
俺とカユゥは工房に出て学校へと向かうのだった。
[学校]
「着いたか」
「近い距離ネ、ソウスケは体カタイネ」
「肩の痛みがあるからな」
「貧弱ネ」
「悪かったな」
「そんな事より教室入るネ」
「わかってる…………はようさん」
一息をつき俺は教室に入った。
「おっ!間抜けな落ちこぼれが登校してきたぞ~」
「お前が事件解決したとか嘘じゃね」
「怪我も仮病だったりしてw」
複数人の男子からの野次がとんでくる。
全く気にはならないと言えば嘘になる。
少しだけだが腹が立ってはいるが、構うだけ時間の無駄だ。
「ソウスケは本当に怪我してるネ!言いがかりはやめるネ!」
カユゥが野次を飛ばしている男子達に反論した。
「あ?ウルセェぞ中国人!」
一人の男子生徒がカユゥを突き飛ばした。
「きゃっ」
そこまでするか普通。
俺にだけすればいいものをカユゥにまで
「おい!やめろ!」
「何だよ板倉ぁコイツに抱かれでもしたか?」
お前の頭は空っぽなのか?
なぜそうなる。
有川は………まだ登校してないか
「あ?何言ってんだ?お前」
「あ?板倉のくせに口答えすんなよ!」
いきなり胸元を掴まれた
「くっ!?」
くそっ!肩の痛みが……
「何痛がってんだよ!」
「肩やったって聞いたぜ」
「いいじゃん確認しようぜ!へい!」
「ってぇテメェっ!」
流石に我慢できそうにないな。
少し反撃するか顔面でもいいか。
「双介君お弁当渡すのわすれっ………………………今すぐその手を放して」
望海が教室に入って俺の姿を見て言った。
「!!!!?」
「ひっ!?」
「……あっ………………」
望海が殺気を放った。
目もすわっている。
まずい!
「望海!やめろ!」
「どうして?」
「俺は大丈夫だから!やめろ望海!」
「でもこの人手放さないしカユちゃん突き飛ばされたみたいだし、周りの人も止めないよ?」
望海がゆっくり刀に手をかける。
まずい、完全に殺す勢いだ。
どうする!どうすれば
「あぁ、大丈夫だよ殺しはしないから…………ただ……五体満足とは限らないけど」
「のっ望海ちゃん!私もソウスケも大丈夫ネ!刀から手放すよ!」
「そうだ!望海!大丈夫だから!」
望海は刀に手をかけたままゆっくりと近づいていく。
「なら、先にその人が双介君から手を放してよ」
「は?何で俺が言う事きかねぇと」
コイツは馬鹿なのか?
望海の殺気に気づいてないのか?
周りを良く見ろよ、他の生徒は震えているぞ。
「そう?ならいい残す事は?」
「は?ねぇよ。さっさと刀抜けよ板倉を盾にしてやるからさ!」
「ならいっか…………
更に殺気が強くなる。
「望海やめっ」
覚悟決めるしかないのか。
「やめんか!ど阿呆!」
「いった!?何するんですか!“先生”!」
「何もどーもない!何してるんや!篠原!こんな教室で殺気放つ奴何処にいるんや!」
「でもっ!」
「でもやない!それに殺気放つんやら周りじゃなく限定せぇ……なぁ?」
「ひっ!?」
俺の胸元を掴んでた手が離れた。
「板倉ぁ大丈夫かぁ?」
「はいっ大丈夫です」
「おぉそうかそうか。これで一件落着やなぁ。“松野”ぉ後で指導室こいやぁ」
「……えっ……あのっ……」
「ん?返事はどないした?」
「はっはい!“獅子堂”先生!」
「おぉ、えぇ返事や。ほな!皆席つけぇ、篠原も自分の教室戻りぃ」
「……‥‥はーい」
「篠原ぁ、次の訓練倍なぁ」
「えぇ~それはないですよ~先生~」
「えぇ~やない当然や」
「はーい……またね〜双介君、カユちゃん」
望海が教室を出ていった。
先生のお蔭で何とかなった。
「獅子堂………何でここに」
「有川ぁ先生をつけぇ。遅刻やぞ?」
「……‥‥チャイムまだ‥……」
「有川ぁ、訓練倍になりとうないなら。はよう席につけぇ」
「すみませんでした、獅子堂先生!」
有川が大人しく聞くなんてやっぱすげえな獅子堂先生は。
強襲科を担任していて、一般教科は体育の教師だ。
年齢は27とまだ若い。
昔はヤンチャだったらしい。
「えぇ~皆も驚いてるとおもうが“佐冶”先生が体調崩してしもうてなぁ、変わりにきたって訳や。“医療学部”担当なのに笑ってしもうたわ。ほな、出席とるで~」
獅子堂先生が出席を取り始めた。
HRが終わった。
「ソウスケ大丈夫だったカ?」
「あぁ、カユゥは?」
「ちょっとぶつけただけネ。大丈夫ヨ。」
「……‥……‥何?」
前の席で聞いて居た有川が聞く
「実は……………………」
カユゥが説明する。
「あっそ………………………………………松野……後で殺す」
有川の目つきが鋭くなった。
これは一旦まずいか?
「まぁ!獅子堂先生のお蔭で解決ネ!」
「ふぅん………何でアンタは学校に………病院は?………」
「すぐ退院だ、望海と有川の応急処置のお蔭様でな」
「あっそ」
興味ないみたいな返事するなよ有川。
聞いたのそっちだぞ?
「素直じゃないネ」
「うっさい」
カユゥが有川をからかい始めた。
巻き添え食らう前に1限目の順日済ませておくか。
[放課後]
怪我もあってか探偵科の授業は免除されたので、普通の授業が終わった俺は帰る支度をする。
「ソウスケ、ゆっくり休むネ!」
「あぁ、そうするよ」
「何かあったらすぐ連絡するヨ!」
「俺は子供か」
「変わりないネ。保護者の望海ちゃんは任務の準備でいないネ」
「大丈夫だ。何かあったらすぐ連絡するし流石にこの怪我じゃ撃てないしな」
「そもそもソウスケはあんまり銃扱えてないネ」
「そうか?」
「そうネ。自分にあった装備じゃないと苦労するネ。それにソウスケは全然射撃訓練しないネ」
「怪我が治ったらきちんとするさ。またな、カユゥ」
「バイバイネ……寄り道したら駄目ヨ」
「だから俺は子供かよ……」
俺はカユゥと別れの挨拶をした。
寄り道しないで帰らないとな。
「今日の飯は何を食うか……‥……‥アイツは」
確か松野だっけか?俺の胸元を掴んだ。
俺の数歩先に歩いてる。
絡まれたくないから別の道行くか。
方向転換しようとすると
「板倉!テメェのせいで!Cランクになっちまったじゃねぇか!」
むしろその程度の罰で感謝しろよ先生に。
俺のせいでもない完全にお前のせいだろ。
「そいつは悪かったな」
「あぁ!?ふざけんな!ちょっとこい!」
大人しく着いていくか余計に面倒になる前に。
連絡は……‥……できそうにないか。
「ってぇ懲りないなお前」
裏庭に連行された途端、乱暴に突き飛ばされた。
「あ?ウルセェ板倉の癖に!おいやっちまえ!」
物陰から取り巻き連中が現れた。
何だ暇人か。
校舎裏って人目が付きづらい場所なんだよな。
どう切り抜けるか。
「ぐっ!?」
いきなり発砲だと。
イカレてやがるコイツ。
幸い怪我してない方の肩だが痛い事に変わりはない。
「安心しろって訓練弾のゴム弾だよ!」
「松野さぁん次俺いいっすか!」
「おう!好きにやれ!」
松野、お前一線を越える気か?
取り巻き連中からも発砲させる。
よく見ると他のクラスの奴らか。
「ぐぁ………っく……………くっう」
下手に躱す事もできないか。
くっそ、防弾制服着てるからって普通に痛いんだぞ。
マジでどう切り抜ける?
やるか?でも目立つ訳には
[望海サイド]
「先生!アレ!」
「こりゃ、いかんなぁ。松野の奴全然反省してへぇんなぁ」
廊下の窓から双ちゃんが集団リンチにあってるのを目撃する。
「先生が来る前に締めとくべきだった……止めてきます」
「息の根をかぁ?やめときぃ。それに屋上みてみぃ」
「屋上?えっ?“姫ちゃん!?”」
先生に言われ屋上を見ると姫ちゃんも同じ光景を見ていた。
あれはかなり怒ってる。
いつものムスッとした顔じゃない。
真剣に怒ってる顔だ。
「お前さんと同じぐらい腹立てる奴がいたんやなぁ。篠原、任務の準備せぇ」
「でもっ!双介君が!」
「大丈夫や。有川に任せといて現場いってこい」
「…………わかりました」
納得はいかないけど姫ちゃんに任せておけば大丈夫かな。
お願い姫ちゃん、私の分までおもっきり殺って!
はぁ……帰ったら双ちゃんを一杯甘やかそう。
今日は豚カツにしよう。
[姫サイド]
「うん…………もぅ、“
今日は訓練も任務もない日、学校の屋上で“愛しの弟”と通話中
「うんそれで?っ!」
下の方から発砲音が聞こえる。
「え?大丈夫だよ春樹!ごめんちょっとお姉ちゃん用事できた!またね!」
春樹との通話を切り発砲音を確認する。
あれは板倉と松野と取り巻きか……
「獅子堂…………っち……きちんと見ててよ」
3階の廊下から『任せたで』って合図があった。
ぷらす、望海ちゃんの分までか。
「はぁ……本当に……面倒くさい!」
リンチにあってる板倉。
馬鹿正直に全弾喰らってるし。
アンタなら避けられるでしょ!
「高くつくわよ……変態板倉!」
今の装備はグロックだけか。
「後で請求してやる」
私は屋上から飛び降りるのだった。
[校舎裏]
「はぁっ…………はぁっ」
実弾では無いから命に別状はないが、全身が猛烈に痛む。
「おい!もうバテたのか!これだから落ちこぼれは!」
「ぐぁぁぁっ」
肩の痛みさえなければ……
避けられるレベルなのに。
まずい意識がなくなってきそうだ。
「じっとしてろ!“板倉”!」
空から声が聞こえる。
「ぐぁ!」
「うぁ!」
「ぐはぁ!」
取り巻き連中が次々と倒れた。
一体何が?
「弱すぎる………………こんな奴に負けるアンタも弱いわね」
「ありっ…………かわっ……」
取り敢えず助かった。
センキュー、有川
「そのまま寝てろ“板倉”」
俺の意識が遠く
マジで厄日だ。
【姫サイド】
「松野………アンタ覚悟はできてる?」
こんな奴一瞬で片付けられるけど、いたぶらないと望海ちゃんの気がすなまさそうだし。
何より腹の虫が収まらない!
「あっ有川!俺は別に!」
「全部この目で見た………」
「ちっ!くそっ!」
「遅い」
松野が発砲する前に避け腕を掴み銃を取りあげる。
「松野……今回ばかりは……覚悟しろ……板倉をイジメたな……」
「ウルセェ!テメェだって!いじめてるんじゃねぇか!」
私のは弄りだ。
この馬鹿が。
「武偵憲章1条 仲間を信じ、仲間を助けよ。そして、3条 強くあれ。但し、その前に正しくあれ 松野、アンタこの意味わかる?」
「はっんなもんわかってる!」
「あっそう」
分かっててやったのか。
なら遠慮なく。
掴んだ腕を強く捻じる。
「ぐぁぁぁっ放せ!」
「確かに、コイツは落ちこぼれのEランク……普通はならない……普通なら……」
「は?何意味わからねぇ事言ってっくそ!離せ!」
「松野、何でEランクか考えた事は?」
「知らねぇよ!コイツが弱っちいからだろ!」
「ぐぁ!?」
私は取りあげた銃で松野を撃つ。
全弾腹に命中させる。
「訓練弾………死にはしないから」
松野のポッケからマガジンをとりリロードする。
そしてまた発砲した。
「ぐぁぁぁぁあ」
松野はその場で悶えてる。
「……………」
私は無言でリロードし全弾撃ち尽くすまで撃ち続けた。
「ぐぁ……ぅっ」
「良く聞け松野……次同じ様な事を板倉や他の人にしてみろ……次は実弾で撃つぞ」
「はっ‥‥はい……」
「そこの倒れてる取り巻き。松野を医務室に運べ!早くしないと松野と同じ様にするぞ?」
「はっはぃ!」
「今すぐ!」
取り巻き連中が松野を運んでいく。
「……熱くなりすぎた……汗ベトベト……早く帰ろう……」
気持ち悪い早くシャワー浴びたい。
「……はぁ……そのままには……できないか……」
本当なら医務室に運ぶけど松野達がいる。
他のところに板倉を運ばないと学園内は人が多過ぎるから近くには
「あそこしかないか最悪……」
[???]
「……いってぇ………ここは?どこだ?」
有川が来てそれからどうしたんだ?
全く知らない部屋だぞ。
いい匂いがする。
「……匂い……嗅ぐな……変態……殺す」
「有川!?何で!?」
「アンタを助けたそれだけ」
「すなまい、助かった……それでここは?」
「私の部屋……」
「なっなぜに?」
「医務室は松野達がいる……それに早く帰りたかったから」
「すなまい有川」
「別に……」
良く見たら包帯やらついてる。
有川が手当てしてくれたのか。
「本当にありがとう“姫”いや!有川!」
「次その名で呼んだら殴る……」
「すまん」
そうだった下の名前で呼ばない約束だったな。
「何であそこに居た?」
「松野から呼び出されてな。すぐ終わると思ったんだかこうなるとは」
「あっそう……次は助けないから……」
「すまん」
「望海ちゃんから連絡あった……任務終わるまで……ここにいろって」
「そうか………お邪魔してます」
「はぁ………板倉、食欲は?」
「結構ある」
「作るから……焼きそばで良い?」
「あぁ、ありがとう」
「アンタ、本当に強襲科くるの?」
「望海の強制命令だ。今回の件で色々と反省してな自分の身くらいは守れないと」
「あっそう…………せいぜい足引っぱらないで……」
「あぁ、努力するよ」
「…………アレルギーあった?」
「特にないな」
「そう」
会話が途切れ有川の調理する音だけが聞こえる。
良い音だ。
良くみるとここ、有川のベットか。
何か良い匂いする。
これが女子の匂いって奴か望海とは違うんだな。
「匂い嗅いだら殺すって言った」
「っ!?」
嘘だろ見えてないのに気づかれた。
これがAランク武偵か。
数分たつと
「ん」
焼きそばができたようだ。
「いただきます」
有川の手料理は中1ぶりか。
「美味い!」
「あっそう」
よく見たら有川のエプロン姿可愛いな。
「………何?」
「いやっ何でもない」
俺は残りの焼きそばを黙々と食べるのであった。
「ご馳走様」
「………お粗末様」
有川が食器を片づける。
「本当に助かった。ありがとう有川」
「タダじゃない」
「マジか……いくらだ?」
「後で請求する」
金足りるだろうか?
望海と相談しないと。
「……強めの痛み止め…………」
有川から薬をなげ渡される。
「すまない、助かる…………ふぁ~」
飲んだ直後、眠気が襲ってきた。
この薬速攻制過ぎないか。
「……家こんなかたちであげたくなかった…………それにベット嗅がれた……恥ずかしい……汗染みてないかな……」
<<ピンポーン>>
「ん」
多分、望海ちゃんね。
「普通の返事してよ姫ちゃん。双ちゃんの事ありがとね!双ちゃんは?」
「寝てる」
「あっそうなんだ!姫ちゃん何か良い事あった?嬉しいそうな顔してるよ?」
「別に何も」
「本当に〜?」
「ちっ」
「舌打ちしないでよ〜。それじゃ、双ちゃん運ぶね。本当にありがとう姫ちゃん!」
「ん」
「後で請求?」
「ん」
「双ちゃん助けた代と食費?わかったよ……明日渡すね」
「ん」
「はいはいきちんと渡すから!またね!」
「………気をつけて」
「ふぁ~良く寝た~」
次目が覚めると自宅に帰っていた。
「あっ双ちゃん起きた?今晩御飯できるからね!」
「望海」
「ん?なぁに?」
「迷惑かけた」
「別に大丈夫だよ。怪我直ったらいよいよ強襲科だからね!」
「そうだな…………」
「逃げないでね双ちゃん」
「あぁ善処する」
強襲科か……明日なき科と呼ばれている学科。
それもそうだ荒事専門だからな。
危険な任務が多い。
覚悟を決めるか。
にしても不安だな〜
続く