草喰みの白兎   作:リヴィドーカリェー

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 そういえば、ベル君の大鐘楼の音色を初めて聞いたガレスさんとリヴェリアさん、フィンさんは一体何を考えていたんでしょうね。
 性格は似ても似つかなくても、メーテリアに似ていると称されるベル君が、アルフィアの面影がないはずがないですし。
 そこに『鐘』の要素がプラスされると、明らかに関係者だと思っても可笑しくないはずですけども。
 まあ、死者を気にするだけ無駄、という線もありますし、普通にアルフィアとは似てない線もあるため、何とも言えないのですが。


鐘の音

「───なるほどね」

 

 少年の『宣誓』、そしてそれを受けた冒険者たちが口にする情報から、彼の事情を朧げながらに理解したフィン。

 恐らくは、彼はLv2になりたて。それも、世界最速兎レコードホルダーという呼び声から、アイズのランクアップ記録を抜かしたこと。

 そして──彼が、噂に聞く『鐘兎』その人であること。

 曰く、白髪の少年。

 曰く、治療師ヒーラーでありながら、戦闘をこなし、怪我人を癒すこと。

 曰く───12階層の冒険者達を助けた、という話が出始めるまで、1ヶ月もかからなかったこと。

 そう理解し、一旦思考をやめる。

 

 戦いは終わっていない。

 未だにモンスターの大群は消えず、増え続ける限り。

 それでも───

 

 

 

「やれぇ、てめえら!」

 

 響く冒険者の喧騒。きらめく剣閃。 

 戦場では、もはや逃げ出すものなどいなかった。

 荘厳なる大鐘楼の音を背に、モンスターたちに立ち向かう冒険者達。

 傷を負っても治る現状において、もはや恐れなどない、とでも言うように。果敢にモンスターへと襲いかかる。

 フィンが指揮を出さずとも、冒険者達は自ずと五人一組を組み、一組みごとに一匹、を何度も繰り返す。

 先ほどまでは、生存域を侵していくモンスターを相手に逃げ出していた冒険者達は、今ではモンスターへと果敢に立ち向かうつわものへと成り代わっていた。

 

 しかし、その時は長くない。

 それまでは何度も鳴り続けていた大鐘楼の音色が、少しずつ弱まり始めた。

 やがて、ゴォン──・・・・・・と、終わりを告げるかのように物悲しく鳴り響く音色。

 それに伴い、冒険者達の傷が少しずつ増え、怪我人が──

 

「────【アンジェラス】」

 

 ───増えない。

 すかさず、少年が鐘の音色を再び打ち鳴らす。

 ───フィンは知る由もないが。現在の広域回復は、少しだけ回復効果を弱め、代わりに効果時間を増加したもの。

 ───それ故に、一分の効果時間と、少年の一分のチャージが、同時に進行し。

 ───永遠に鳴り続ける、大鐘楼へと鳴り果てていた。

 

 もはやフィンの後方には少年と、リヴェリアを含めた後衛達しかいない。

 皆、少年の声に導かれるかのように。各々の武器を手に立ち上がり、次々とモンスターを屠る。

 ──そう。

 

「───負けてはいられないな」

 

 ───フィンを含めて、だ。

 彼は自身の背よりも長い槍を振り下ろし、食人花を屠る。そして、その勢いを利用し、石突で飛び上がり──長槍を振り回す。

 まさに嵐の如く攻撃により、数々のモンスターが灰に変わっていった。

 鐘の音色を目掛けて一直線に向かおうとする食人花の動きは、単調としか言う他なく。

 冒険者達も、その単調極まるモンスターの動きに慣れ、怪我の数が減っていく。

 

「────君たちに勇気を問おう、か」

 

 それはフィンが重要な局面でよく口にする、言うなれば鼓舞、あるいは扇動する言葉。

 ──もしも先ほどの状況でフィンが言ったとしても、彼らは聞かず、今も逃げ続けていただろう。

 『冒険者は自分の命が最優先』。一見すると自分勝手な言葉に聞こえるが、冒険者という職業の『自己責任』という性質をよく表した言葉だ。

 それ故にフィンは──第一級冒険者は彼らを責められないし、責めても知らんぷりをされるだろう。それが許される。

 ───だが、彼は違う。

 同じレベルだろう。冒険者としての腕前は──よくわからない。

 だか、確かなのは。

 彼が、ベル・クラネルが。

 ───だった1ヶ月でランクアップをした少年で、今日ここに来たばかりであること。

 そんな彼があの食人花を相手に立ち回り、挙げ句に一方的に討ち果たし。それどころか、広域回復で怪我人を癒した。

 ───じゃあ彼よりも歴が長く、レベルが同じ──ないし高い自分たちは、何をしているのか?

 尻尾を巻いて逃げている。少年は立ち向かったのに。

 冒険者達の心に火が着くのは、無理からぬことだろう。

 

「ああ、全く───」

 

 ───僕も見る目がない。

 彼はもうすでに、花開き始めているというのに。

 

 

 

 

 

────

 

 

 

 

 

 

「凄いなぁ・・・」

 

 呟きながら、アーディはモンスターを撃退する。

 周囲ではモンスターの咆哮が轟き、それに負けじと冒険者が叫ぶ。

 激化する戦いを後押しするかのように大鐘楼が鳴り響く中。

 アーディは背後を見る。

 そこには、先ほどの白い燐光を杖を握る手に集めながら、ポーションを飲む少年──ベル・クラネルの姿があった。

 その周りには後衛職が集まっており、少年を守っているようにも、あるいは自分達の背中──多分偉大な?──を見せつけていた。

 そこから少し離れた位置にはリヴェリアの姿もあり、杖を構えて詠唱をしている。

 

 状況を確認し、改めて少年を見る。

 白髪に紅眼のヒューマン、とまるで『ウィーシェの断章』に記されたアルゴノゥトのような容姿をした彼は、今も戦場を睨み、後衛に居るのにも関わらず、短杖はまだしもナイフをしまっていなかった。

 そして、突然背後を振り向きながら「【ファイアボルト】」と呟き、そのナイフをどこぞに向ける、と───

 

「サンダー・・・」

 

 ナイフから、雷撃を飛ばした。

 それは真っ直ぐと飛んでいき──モンスターが振り下ろしていた触手の鞭の軌道を、僅かに変える。それによって、冒険者に降りかかる致命の一撃は空振った。

 

「え」

 

 彼は、今度は右にナイフを向けて「フレイム」と言い、火球を飛ばす。

 それは緩いカーブを描いて飛び、冒険者の地面を砕き、沈めた(・・・)

 急な事態に驚く冒険者はその場に倒れ──前後から挟み撃ちのごとく放たれた触手が、その眼前を通り過ぎ、互いにぶつかり合う。

 驚く冒険者を他所に、触手が絡まった食人花を彼の仲間が灰に変える。

 

「後ろにも目がついてるのかな・・・・・・」

 

 ちょっと想像する。

 可愛らしい見た目の少年の背中に目がついている姿が浮かび、なんだか気持ち悪くてうぇー、となる。

 ───休んでいてほしい、とは思う。

 あんなことをしているが、そもそも彼はこの戦場における『回復』を一人で受け持っていた。

 これ程の広域回復だ、多大な精神力マインドを使用しているはずだ。

 ただでさえ今は少年の回復魔法によって維持されている前線も、彼が倒れれば殆どの冒険者の怪我も増え、何よりも彼らの『やる気』が変わってしまう。

 ───それでも、心強いことには変わらないが。

 

 同じ広域回復でも、アミッドとはまた違う心強さを発揮する少年に、アーディは興味津々だった。

 

(君は英雄譚は好きなのかな。好きだとしたら、どんな英雄譚が好きなのかな?)

 

 8つも年の離れた少年と「友達になれないかな」、と。

 純粋に、アーディは思っていた。

 

 

 

 

 

 

────

 

 

 

 

 

 

「【───間もなく、は放たれる】」

 

 そんな戦場の様子を、リヴェリアは俯瞰して見ていた。

 

「【忍び寄る戦火、免れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる騒乱が全てを包み込む】」

 

 詠唱をするリヴェリアの視線は、視界の端に映る少年の姿を含め、戦場の殆どを見ていた。

 ───彼は、息を切らしている。

 通常であれば既に倒れているであろう精神力マインドの消費に、恐らくはスキルによる体力の消耗。

 ポーションの類でその消耗は幾分かは回復するのだろうが、それでも疲れ──あるいは、気力、魂とでも言うべき部分の消耗は回復しない。

 額には汗が浮かび、足もわずかに震えている。

 彼を囲む後衛たちは、そんな姿を隠すかのように壁になる。

 やめさせないのは、彼の意地を尊重したためだろうか。

 ───これがかのベル・クラネル。アルフィア(・・・・・)が患っていた病を『治病』に変えた存在か、と。

 関係はないのだろう彼と彼女──誰かのために頑張れる彼と、あの暴虐無人な暴君が知り合いなどと思いたくない──の共通点である『鐘』の音は、リヴェリアの心をかき乱す。

 

「【至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり】」

 

 ───早く終わらせよう。

 そうでなければ、この少年はずっと無理をし続けるし、私の精神衛生上よろしくない。

 ───既に限界を迎えているほどに魔法を、援護をし続ける少年を突き動かすのは、いったい何なのだろうか。

 彼が先ほど述べた信条とは、何なのか。

 彼の良さ凄さよりも気にしなければならない部分に目がついてしまうのが、彼女がママと言われる所以なのだろうか。

 

「【ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを】」

 

 ───あと少し。

 彼女がそう思った時。

 ソレ(・・)が街の街の包囲網へと近づいてきた。

 

『────オオオオオォォ!!!!』

 

(ここにきて、新たな新種か・・・・・・!)

 

 それは蛸のようにも見える、食人花の集合体だった。

 下半身とも呼べる食人花達は、次々と自身の近くにいるモンスターを見つけては────喰らい尽くす。

 まるで晩餐でも貪るかのように獰猛に、貪欲に食い荒らすその様は、醜悪そのもの。

 何よりも醜いのは───その上半身が、女体であることだろうか。

 下手な人よりも美しいそれは、緑色の肌を持っていることも相まってひどく不気味だ。

 そして、その怪物の前方。

 ソレから逃げているかのように、追いかけられているかのように全力で走っているのは───

 

(───アイズ?)

 

 姿が見えないと思ったら、一体何をしていたのか。

 後で説教だな、とリヴェリアが考えていると、逃げている彼女が少し震えた気がした。

 まるで嫌な予感がしたとでも言うように。

 

 

 

 

 

 

────

 

 

 

 

 

 

 

 それは少し前の、『街』の状況を一つも伺うことのできない岩路地の中。

 周囲を囲っていた筈の輝かしい水晶は、今や数多の食人花に潰されて粉々になり、怪物たちが移動する度にガリガリと不快な音を発する。

 こちらを囲う様は、怪物で作り出した闘技場の様にも見える。

 であれば───剣闘士グラディエーターは彼女たちだろうか。

 ───アイズと襲撃者の戦いは続いていた。

 

「───フッ!」

 

「──ふん」

 

 息遣いの音が鳴る中、サーベルと剛腕がぶつかり合う。

 やはり何度聞いても慣れない肉と鉄がぶつかった音とは思えない甲高い音を聞きながら、アイズは相手の観察を続ける。

 ───違和感がある。

 剛腕が拳風で地面を削りながら迫る中、アイズは違和感の正体を探る。

 ───ステイタス?

 確かに、これほどまでに強いのに、情報一つもないのは不自然だが、それではない。違和感のもとは戦闘中にある。

 ───なら、バランス。

 そうだ、バランスだ。重心の移動の仕方が何処かぎこちない。多分、武器が違う(・・・・・)

 微かに大振りな腕の動きから、敵の違和感の正体を見抜き。

 そして、ほんの少しの焦りの感情が芽生えた。

 ───武器を取り出す前に、決着をつけないと。

 本来の武器でないのにもかかわらず、互角な存在を前に。長期戦の選択肢を捨てた彼女は───切り札カードを、切った。

 

「【目覚めよテンペスト】!!」

 

 名を呼ばれたことに歓喜するかのように、少女の体を風が包み込む。

 ───それは、ベルのものとも異なる付与魔法エンチャント

 風の属性を伴うそれは、彼のものとは異なり、たった一度の発動で暴風の様に吹き荒れる。

 

「何・・・・・・・・・?」

 

 驚く敵を無視し、アイズはそのまま飛び掛かる。

 風の援護を受けたそれは、先ほどよりも速く、鋭い胴斬りを放つ。

 驚きにより遅れた敵は、すぐに迎撃のために腕を剣にぶつけ───風を纏った剣が、その腕を弾いた。

 

「!?」

 

 驚く襲撃者を他所に、隙だらけの胴体へと胴切りの勢いを込めた回し蹴りをぶつける。

 

(───硬い!)

 

 剣を腕で弾いていたことから分かっていたが、それでもここまで硬いとは思わず。

 人形のような無表情とも称される美貌を歪ませながら、そのまま敵を吹き飛ばす。

 

 

『────────アァ!!』

 

 ようやくアイズの風を認識したのか、食人花が一斉に動き出す。

 醜悪な花弁を揺らしながら迫る怪物を前に、彼女は狼狽えない。

 ───そこから始まるのは虐殺だった。

 次々とモンスターを一撃で屠るその姿は、まさに噂に聞く戦いに飢えた『戦姫』のよう。

 すると突然、ゴォォン、ゴォォォン──、という音が聞こえた。

 街の方角から鳴るそれは、離れたこの地にまで響き渡る。

 そんな大鐘楼の音色は、少女の焦る心を和らげる。

 

「綺麗な音───」

 

 アイズの呟きが漏れる中、彼女の背後にいたレフィーヤがその音を聞いて───アイズが見たことのない表情を浮かべる。

 無事であることがわかって嬉しいような、相変わらずの無茶をしていることを心配するような、少しは隠そうとしないのか、という怒り、さらに自分は何も出来ていないのに彼はまた活躍しているのだろう、という悔しさ。

 ありとあらゆる感情をその音で表すかのように百面相する様は、はたから見ると不気味だ。その証拠に、そばにいたルルネは引いている。

 

 彼女達を取り巻く空気が変わる中、食人花達の狙いも変わった。

 執拗にアイズを狙っていた怪物は、その狙いを街──今も鳴り響く大鐘楼を狙う。

 これ以上街を襲わせてたまるか、とそのすべてを切り捨てるよりも速く。

 弾丸のように迫る殺意を受け、アイズはそれを受け止めた。

 

「──っ?」

 

「・・・・・・あぁ、やはりか。面倒だな」

 

 全力で蹴りつけた筈なのに、傷一つない敵の姿にアイズは驚く。

 被っていたフードは消え、その姿が顕になっている。

 腰に届くほどに赤く長い長髪に、貴石のごとく緑色の瞳。

 

「・・・・・・・・・アリーゼさん?」

 

 驚くアイズは、一人の人物の名を口にする。

 それは『正義の派閥』の団長の名前。

 彼女も目の前の敵と同じ髪と瞳の色をしている。

 そのため、自分の知っている存在に似ている女性を前に、思わずその名前が出たのだが───

 

(あ、でも違う。別人だ)

 

 そもそもアストレア・ファミリア所属の彼女がこんな事をするはずもない。

 『暗黒期』の頃から、毎回自分を見かける度に何かとこちらを構う彼女が、こんなことをするはずがないことをアイズは理解している。

 敵は、アイズの知る彼女の性格とはまるっきり違う、静かな雰囲気。

 そして───

 

(────胸が、ある)

 

 ───そう、胸があるのだ。

 アイズの知るアリーゼはまな板──それでもティオナよりはある──とも呼ばれ、薄い胸元を張っていたはずだ。

 けれど襲撃者のソレは──でかい。

 インナーで包まれた豊満な胸を揺らす姿は、アイズの知る彼女の姿とは似ても似つかない。

 よかった、と何処か焦りの感情があった彼女は、アリーゼの無実を理解した途端ホッとする。

 ───アリーゼが聞けばコラ、と頭をコツンと叩くことを考えながら。

 

「その風──もはや見間違えるはずがない」

 

 何処かムシャクシャした様子の敵は、その双眼でアイズを睨む。

 

「お前が『アリア』か」

 

 その『名前』を聞いた途端、アイズの心臓がドクン!と強く脈打つ。

 ──何故その名前を。

 そう叫びそうになる彼女よりも速く。

 

『───ァァァァァァアアアアア!!!!』

 

 レフィーヤが抱える鞄の中で、不気味な声が響き渡る。

 急な事態に鞄を振り落として後退するレフィーヤとルルネが目にしたのは、鞄の中から胎児のような存在が、一直線にアイズの元へ跳んだ。

 

「アイズさん!?」

 

 不気味な現象を前に、その対象が憧憬の少女であることを理解したレフィーヤは、思わずその名を叫んだ。

 耳障りな声か、あるいはレフィーヤの声から異常を察したアイズは、その胎児を危なげなく避ける。

 焦燥をあらわにする敵を前に、その胎児はまだ残っていた食人花に寄生(・・)した。

 

「なっ───」

 

 次から次へと起こる異常を前に驚きに目を見開く中。

 胎児が接触した食人花が絶叫をあげる。

 そのまま胎児が中心となるように、血管のような物が花に浮き出る。

 それはドクリ、ドクリと脈打ちながら、何かを胎児へと送り込んでいた。

 胎児が食人花に埋まっていく中。食人花自体にも変化が訪れる。

 体全体が膨れ上がり、隆起した全身が変化──否、進化するかのように変貌を遂げるそれは、最後に胎児がいた箇所にも及ぶ。

 ──そこには、何処か人を思わせる輪郭があった。

 宛ら羽化寸前の蛹のように埋まるその存在を前に、レフィーヤ達のときが凍る。

 変貌の時を迎えるモンスターは──その途中であるのにも関わらず、アイズへと襲いかかる。

 

「ええい、何もかも台無しだ・・・!」

 

 何処か吐き捨てるかのように舌打ちをしたあと、敵の姿が消える。

 それを確認した瞬間、アイズはすぐに駆け出した。

 

『────オオオォォォォォォ!!!』

 

 逃げるアイズを追う怪物は、その進行上にいる食人花を見つけては捕食し、また追いかける、を繰り返す。

 段々と高まる存在感を前に、アイズは食人花を斬り殺す暇もなく逃げ惑う。

 道を埋め尽くし、アイズの『風』に反応する食人花を足場に、少女は駆ける。

 ───大鐘楼の鐘の音色が鳴り響く、戦場へと。




 唐突に胸を比較されたアリーゼさん・・・ひとえにお前の胸が薄いせいだが。

〜それぞれのベル君への印象〜

フィン
 ラウルの補佐に良いかも・・・いや、駄目かな。彼は医療系志望だしね。

リヴェリア
 アルフィアとの関係を疑うが、同時に関係があってほしくない、とも。
 頑張りすぎていて心配。母みたい。

アイズ
 レフィーヤと話しているところを見て、友達が兎と戯れている様を幻視し(あのモフモフ、触れないかな・・・)とか考えてた。
 天然って恐ろしい。

ティオナ
 ちょっと前にアーディと話していた『ウィーシェの断章』に記されたアルゴノゥトの姿に似ている彼に、何処か興味津々。
 今回、何故か胸を比較された。可哀想。

アーディ
 心強いけど心配。リヴェリアが母のような心配なら、アーディは姉のような心配。
 絶対にベル君と友達になれるから、頑張れ。

レフィーヤ
 感情がバグり始めた。
 エルフの尊ぶ純潔の様にも、急に体を触る変態にも、怪我人を助けようとする医師にも見える彼を前に、ぐっちゃぐちゃ。
 このままベル君が成長したら、レフィーヤとベル君ととあるキャラで、完璧な三位一体が完成して全ての敵を焼き払うチームとなる。書きたいけど、見方によってはレフィーヤのハーレム(恋愛感情等は抜きにして)。
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