ダンジョン学園、ゲーム転生ソロ攻略中。 作:塔乃登
経験値上昇とアイテムドロップ率上昇がついた装飾品を作りました。
「ジャック」
「ん?」
授業が終わって放課後、帰る準備をしていたらアレックス(原作主人公)に声をかけられた。
見ると相棒役がすっかり定着したルークと並んで立っている。
「これからダンジョン行くんだけど、よかったら一緒に行かない?」
「15階層まででよければ」
アレックスたちとは過去に何度かパーティーを組んでダンジョンに行ったことがあるんだけど、最近の進捗に関しては知らないので先に聞いておく。
俺より進んでたらあっちがこっちに合わせなきゃいけなくて申し訳ないしね。
「僕たちも同じ階層だから大丈夫」
「それなら行こうかな」
俺も荷物をまとめて席を立つ。
「ちなみにもう一人誘う?」
「そうだね」
俺の質問にアレックスが頷いて、クラスに視線を向けるその前に彼は後ろから肩を組まれる。
「なんだあ、お前たち一人足りねえのか? なら俺様がパーティーに入ってやるよ」
「アイザック」
登場したのはクラスメイトのアイザックくん。
主人公のアレックスより一回り身長が高い彼は、後ろから肩を組むと見た目がちょっとカツアゲしてるみたいだ。
そもそもアレックスの時点で平均的な身長の俺より一回りデカいんだけどね。
なお筋肉もかなりあるので、制服もちょっとキツそう。
その姿で授業を受けてる様子は窮屈そうだったりもする。
机も椅子も全員共通のサイズだからね。
「あぁん? どうした、ジャック。なんか言いたいことでもあんのか?」
そんな彼の鋭い視線がこちらへ向けられる。
「言いたいことというか、パーティー編成偏りすぎだけど大丈夫?」
アレックスが片手剣(近接物理)。
ルークが両手槍(近接物理)。
俺も片手剣(近接物理)。
そしてアイザックが両手斧(近接物理)だ。
……、近接物理しかいねえ!
「確かに魔法職、できればヒーラーが一人は欲しいな」
このメンバーで一番頭が良いルークがそう冷静に分析する。
「んだよ、モンスターなんて殴れば死ぬし回復なんて当たらなきゃ必要ねえだろ。もしかしてビビってんのか?」
「なんだと……?」
このふたり原作だと絡みないから口論してるのが新鮮だ。
見たまんま相性悪すぎて一周まわって女性人気出たりしそう。
いいぞもっとやれ。
「まあまあ、ふたりとも。確かにヒーラーいなくても無理じゃないし、僕はこの四人でもいいと思うよ。ジャックはどう思う?」
「じゃあ一番ポーション飲んだ奴が罰ゲームってことで」
「えっ!?」
「その勝負乗ったァ!」
「いいだろう、その挑戦受けて立つ」
「ええーっ!?」
俺の提案にルークとアイザックが同意して、アレックスはひとり困惑の表情を浮かべた。
………………
…………
……
「転移:15階層」
転移陣を使って四人で浜辺へと降り立つ。
この階層は浜辺階層としては珍しく、スタート地点から大きな島があり中を突っ切るか左右を回り込むかでルートがみっつ存在するマップだ。
「それじゃあ出発前にルールを確認するぞ」
ここに来るまでの道中で話し合ったルールをルークが確認する(激ウマギャグ)。
「一つ、HPが5割を切ったらポーションを使うこと。二つ、万が一戦闘不能になったらその時点で罰ゲーム確定。三つ、ポーション費用は個人持ち、ただし復活薬は使われた側の報酬から天引き」
要するに自然回復に頼って極端にポーションの使用回数を減らそうとするのはNGってことだね。
復活薬というのは戦闘不能から回復できる使用アイテムで、本人は動けないのでパーティーメンバーが使って復活させる必要がある。
あと普通に高いので報酬から減らされると結構痛い。
具体的に言うと一個3000オーラム。
「以上、問題はないな?」
「俺様は構わねえぜ」
「僕も大丈夫」
アレックスもここに来るまでになにか言うのを諦めた模様。
「俺も異論無し。ちなみにタンクはアレックスでいいの?」
視線を向けたアレックスは中盾装備。
俺は小盾だし他の二人は両手武器なのでタンク適正としては一番だ。
「うん、僕が一番適任だろうからね」
タンクが一番攻撃受ける可能性が高いんだけど、それを素直に引き受けるあたりやっぱり原作主人公は性格が良い。
というか久しぶりに純アタッカーとして動けるわ。
アクアさんたちと組むときは大体タンクだし、ソロの時はそもそも役割分担自体が存在しないから結構久しぶり。
パーティー自体は他の人とも組んだりするんだけどね。
「決まったらとっとと出発しようぜ」
「いや、その前にどちらに進むか決めるべきだ」
アイザックの言葉にルークが反論する。
「ああん? そんなもん真っ直ぐ突っ切ればいいだろ」
「島の中は木々もあるし草も生い茂っているだろう。モンスターからの奇襲を警戒するなら浜辺を進んでいったほうが安全だ」
「なんだ、ビビってんのかよ」
「違う、不要なリスクは避けるべきだと言っている」
まーたやってる。
「ジャックはどう思う?」
「俺はどっちでも。アレックスは?」
「うーん、進行方向の正解が北とは限らないから外回りでマップ埋めてった方がいいんじゃないかな」
まあ北が正解とも限らないし、もし正解が北だとしても島の北側から転送陣まで道が繋がってるとも限らないから一理ある。
実際にここより下の階層でもスタート地点から西に進んでマップの外側をぐるっと回って北東の転送陣にたどり着くってマップもあったし。
砂浜が作ってる道はある意味迷宮みたいな作りになってるからね。
そもそも正解知ってるだろって?
それはそうなんだけど結局そっちに向かう決定権がないので話は変わらないかな。
あとどうせ歩き回るのもレベル上げになるし。
「二対一対棄権一で決まりだな」
「ちっ」
ルークの言葉に不満そうなアイザックは置いておいて、方針は決まったのでみんなで歩を進める。
まずは時計回りで砂浜を北西へ。
先頭にタンクのアレックスが立っているけれど、普段は自分がそこに立っているのでちょっと新鮮だ。
ちなみに俺は最後尾でゆっくりしてる。
タンクから解放されて気楽すぎてぼーっとしてると、島側の草むらからモンスターが現れた。
「『挑発』!」
アレックスのスキルを合図に俺を含む他の三人が雑魚へと向かう。
「『ウォークライ』ッ!」
自己バフをかけてから、まず最初に殴ったのはアイザック。
「『サイクロン』ッ! うおおお!!!」
横に回転しながら大斧で斬りつける豪快なスキルで巨大なロブスターを吹き飛ばす。
巨大なハサミ込みで全長3メートルを超えるレッドロブスターを吹き飛ばせるのは流石の両手斧だ。
両手斧は両手武器の中でも最重量級に位置していて、特大剣と両手鎚とともに吹き飛ばしのモーション値は最大級。
レッドロブスターを吹き飛ばせるのはこの三つと、あと斧槍くらいなので武器の長所を良く活かしている。
当然その分攻撃モーションは重いんだけど、それに見合う破壊力でレッドロブスターのHPが減った。
「オラァ! 『断頭』!!!」
頭上から振り下ろされた大斧はそのまま白い砂を津波のようにまき散らす。
モンスターの中で一番手強いレッドロブスターを進んで相手取るあたり、本人の自信に見合う勇猛果敢さ。
「『二段突き』」
一方ルークはカニの甲羅にスキルを叩き込んでいる。
槍の攻撃のほとんどが剣や斧類とは異なり刺突属性を持つので(両手斧も属性は斬撃)、斬撃属性が効きづらいカニみたいな敵を優先的に攻撃するのは狙いが良い。
あと本人のユニークスキルでクリティカルも出るしね。
加えて槍のリーチを活かしてカニの攻撃範囲外の立ち位置を保ちながらダメージを重ねていくので見ていて安定感があった。
両手槍は特にタイマン強いからなー。
一方俺は一番簡単なスパイクフィッシュを攻撃してターゲットを取る。
「『ピアス』」
今日の勝負は誰がダメージを受けたかが焦点となるので、倒しやすい敵を殴ってるのが一番効率がいいのだ。
普通にやってても攻撃食らわないだろって?
…………、たしかに……!
まあいいか、よろしくなあ!
ちなみにアレックスは残りのモンスター二体を捌いている。
「『スラッシュ』!」
いま彼が装備している中盾はガードで物理ダメージを100%カットできるので、削りダメージでHPが減らないのは羨ましい。
小盾で受ける削りダメージも一回一回はそこまで大きくないんだけど、それでも積み重なると結構痛いんだよね。
まあ中盾でも大盾よりガード時のスタミナは減るから気をつけないといけないんだけど、今のところは安定した立ち回りを見せている。
「があっ!」
戦闘を続け俺がスパイクフィッシュを八割ほど削った頃、離れたところから叫び声が聞こえた。
その声の方向を見ると、アイザックがロブスターのハサミでガションと挟まれている。
初被弾はアイザック。
俺が喰らったら4割くらいHPが減る攻撃だけど、重鎧で身を固めている彼は3割程度のダメージで済んでいた。
軽鎧と違って重鎧は走るのが遅くなるんだけど、その分防御力が高く怯みづらくなるので重量武器には向いている。
小型モンスターなら最初の一発をゴリ押しで当てたらそのままダウンハメとかできたりするしね両手斧。
まあ今日のルールだと不利だけど。
「オラァ!」
一度被弾しても果敢に攻撃を続けるアイザックを横目に、俺とルークは担当の雑魚を倒し、アレックスの援護へと向かう。
ちなみにこれはこちらの火力が優れていたわけでなく、レッドロブスターの耐久が高いだけでDPS自体は大斧の方が上だ。
「『二段突き』」
「『断頭』ォ!!!」
最後はふたりのスキルで戦闘は終了。
ドロップアイテムをみんなで回収する。
しかしまあ、純アタッカー四人だと流石に火力は出るね。
といっても一人くらい魔法職で範囲攻撃してくれたほうが総合的な殲滅速度は上がるんだけど。
「おっ、レッドロブスターのハサミだ」
パーティーの共有インベントリを確認すると珍しいアイテムが落ちていた。
これは文字通りレッドロブスターのハサミを部位破壊した時の確率ドロップアイテムで、結構高く売れる。
アイザックがゴリゴリに正面から殴ってたので部位破壊に成功していたようだ。
「アイザック、ポーションは飲まなくていいのか?」
「ああ? いらねえよこれくらい」
ルークの確認にアイザックは面倒くさそうに答える。
アイザックのHPは残り7割。
回復しなくてもレギュレーション違反ではないか。
普通ならヒール1回入れておくくらいのタイミングだけどね。
「それじゃあ次行こうか」
再び先頭に立つアレックスに続いてみんなで歩き始めた。
………………
…………
……
それから戦闘を何度も繰り返して、ポーションの使用回数はアイザックが3回、アレックスが2回、俺とルークが1回ずつ。
やっぱり立ち回り的に被弾をある程度許容するアイザックとメインタンクのアレックスは勝負で不利みたいだ。
一回の戦闘でHPを5割以上減らすのは珍しいけど、自然回復が間に合わないのが積み重なって結局ポーションを飲むことになるというケースが多い。
「ちぃっ!」
今もアイザックが空飛ぶエイの毒針を食らって毒の状態異常にかかる。
それにも怯まずに大斧での攻撃を続けるアイザックを見て、俺は雑魚の相手をしながらインベントリを操作しアイテムを取り出す。
「ルーク」
「ん?」
丁度自分の担当していたスパイクフィッシュを倒したルークへと薬瓶をトス。
そのままアイザックの方を左手でちょんちょんと指差す。
「なるほど」
納得したルークが瓶を振りかぶり、そのまま投げた。
パリンッ。
「痛え!?」
後頭部に当たった薬瓶が割れると同時に、アイザックの毒が回復する。
原作でも他のキャラに一部のアイテムを使えたからできるのは知っていたけれど、リアルになると結構暴力的だ。
そのままアイザックが敵を倒すと、毒消しの瓶を投げたルークの方を睨む。
「やってくれたな、オイ」
「ジャックがやれと言ったからな」
「おいジャックてめえ、どういうつもりだ」
「アレックスがやれって言いましたー」
「えっ、僕!?」
焦るアレックス。
「いやお前が犯人だろ!」
はい。
アイザックは犯行当時の状況は見ていなかったはずだけど、流石に騙されなかった模様。
そんな俺の代わりにルークが答える。
「そもそも、私はパーティーメンバーの毒を治療しただけで、文句を言われる筋合いはない」
毒を放置すればアイザックのHPが不要に減ることになり、パーティー全体の不利益に繋がる可能性があるというルークの言葉は正論。
行動は暴力的だったけど、戦略としては間違ってはいない。
加えて言えば文句があるなら毒を食らうなという言外の正論パンチにアイザックも文句を引っ込める。
「ちっ、覚えとけよ」
「私が毒になることは無いだろうが、アレックスが毒になったら好きなだけ瓶を投げるといい」
「だからなんで僕なのさ!?」
順調にいじられキャラと化してる主人公であった。
………………
…………
……
探索が続き日が暮れてきた頃、他のパーティーに遭遇する。
そのパーティーは同級生の女子で金髪と銀髪の二人組。
他のパーティーを見かけることはそこまで珍しくないんだけど、今回はその相手がアレックスの知り合いということで話しかけられた。
俺は探索中に知り合いに会うことはほとんど無いので新鮮である。
原作でも(一部のキャライベを除いて)探索している他のパーティーと遭遇するみたいな仕様はなかったしね。
シンプルに俺に知り合いが少なすぎるだけだろとか言うな。
アレックスが原作主人公らしく知り合いが多いだけだぞ。
「ごきげんよう、アレックス」
「こんばんは、トーナ様」
トーナ様と呼ばれた女性は長い金色の髪を揺らめかせて、言葉遣いや立ち居振る舞いから品のある雰囲気を纏っている。
そんな彼女が不満そうな表情を見せた。
「トーナと呼んでと言ったでしょう、アレックス?」
「流石にそういうわけにはいかないよ」
「トーナ」
「うっ……」
「トーナ」
「…………、トーナ」
「よろしい」
呼び捨てを強要されてアレックスが困っているのも無理はなく、彼女はこの国の王女様。
御付きの女性が険しい顔でアレックスを見ているし、学園内と言えどあまり互いの立場に相応しい振る舞いでないことは見て取れる。
本人は気にしないみたいだけど周りがね……。
なお原作主人公であるアレックスに対してトーナ様はメインヒロインだから、将来的には恋人同士になる可能性もあるんだけど。
(ルーク)
(どうした、ジャック)
(トーナ様とアレックスって仲良いの?)
(いや、私も話しているのを見るのは初めてだ)
ならまだそこまで親しくはなっていないのかな。
それでも既に接点があるのは流石原作主人公とメインヒロインだなあ。
「そこの二人、なにをコソコソと話している」
俺とルークの会話を見咎めた御付きの女性がこちらへ視線を向ける。
ルークはあまり関わり合いになりたくないようなので、仕方なく俺が口を開いた。
「私たちのパーティーはこれから階層入口へと戻るつもりなのですが、よければ御二方も御一緒にいかがでしょう?」
「それはいいですね!」
俺の提案にトーナ様は乗り気の声を上げる。
それとは対照的にもう一人の女性は反対の声を上げた。
「トーナ様、護衛は私一人で十分です。どうかお考え直しを」
三人とか四人のパーティーに比べて二人組のパーティーは結構珍しいんだけど、実際にあの二人のパーティーはそれで探索に問題はなかった様子。
二人だとタンク/アタッカー/ヒーラーの基本構成ができないから難しいんだけどね。
二人の実力はペアで探索するのに十分で、それでも主人の意見を翻すことはできなかった。
「アイギス、いいじゃありませんか。パーティーは四人で組めるんですから、いつまでも貴女と二人きりでいても仕方ないでしょう。人が多い探索に慣れておくことも必要ですよ」
「ですが……」
「もう決めたことです。良いですね?」
「……、かしこまりました」
上からの言葉を受け入れたアイギスさんは、代わりに余計な提案をしたこちらをキッと睨む。
(ルーク、睨まれてるよ)
(明らかに対象はジャックだろう)
王女様の護衛騎士である彼女も結構身分の高い家柄のはずなのでそれなりのプレッシャーがあった。
まあ原作でも似たような流れはあるので、それもう見た感は否めないけど。
「それでは参りましょうか」
当然のようにその場を仕切るトーナ様が歩き始め、アイギス嬢がその後ろに控える。
今更だけど、メインヒロインと積極的に関わらないようにすると言ったな。
あれは嘘だ。(そもそも言ってない)
まあ別に彼女たちと仲良くなりたいわけじゃないけど。
*長くなったので分割しました。次回に続きます。
【キャラクター図鑑/No.110】
キャラネーム:アイザック
性別:男
身長:巨
髪色:赤
髪型:短
瞳色:黒
年齢:15歳(ゲーム開始時)
誕生日:10月15日
呼称:俺様/ジャック
カテゴリー:原作キャラ/パーティーメンバー/クラスメイト/貴族
パーティー加入:制限有り(主人公のレベル11以上)
武器適性:両手斧(145%)/片手斧(135%)
ユニークスキル:『バーサーカーソウル』(ウォークライ効果中、自身のダメージ+40%)
キャラtier:【B】
公式人気投票:【183位】
備考:原作主人公のクラスメイトで両手斧使い。
スキル適性としては平均ちょい上。
ユニークスキルはウォークライ効果中のダメージ上昇。
ウォークライは斧系武器のアクティブスキルだが効果時間が短めなのでユニークスキルの効果も限定的。
倍率自体は高めではあるが、時間制限あり+使いこなすにはひと手間かかるので使いこなすのは難しい。
性格は俺様系。
実は貴族なので礼儀作法に則った振る舞いもできる。(やらない)
婚約者がいるらしい。
好きな動物は虎。
・両手斧
長い柄の付いた大斧を振るうメインスキル。
モーションは遅いが一発が重いタイプの武器で、敵を怯ませる力が強いのが特徴。
小型モンスターはスキル連打でハメることが可能。
中型モンスターもスキルで吹き飛ばすことで戦闘を有利に進められる。
原作ではジャンプ攻撃の威力が高く、その場でピョンピョンする光景がよく見られた。
ウォークライというアクティブスキルの自己バフを早期に覚えるのも特徴の一つ。
効果は与ダメージが+10%、被ダメージも+10%。
総じて攻撃的な立ち回りが向いている武器である。
・レッドロブスターのハサミ
レッドロブスターの部位破壊報酬。
食材になる他、武器の素材としても使用できる。
制作できる武器はレッドロブスタークロー(斧槍)。
見た目は棒の先にそのままハサミを取り付けたグレイブのような形状。
氷属性付き。
攻撃力が高いので氷耐性持ち以外には結構有用。