ダンジョン学園、ゲーム転生ソロ攻略中。 作:塔乃登
原作主人公とメインヒロインのイベントで吸う空気は美味いぜ。
コンコン。
ギルドハウスの個室で作業をしていると、ノックの音のあとにクローネが姿を見せた。
「失礼します、ジャックさん」
「どうしたの、クローネ」
「ジャックさんにお客様です」
「客?」
俺がここにいるのは知り合いには当然教えていないので、訪ねてくる人物に心当たりはない。
そもそも知り合い自体もそう多くはないし。
ギルドメンバーなら客とは言わないだろうしね。
「はい、新聞部の方です」
「あー……」
新聞部というのは文字通りの活動内容で、探索には直接関係がない活動であるけれどその規模の大きさから学校側に部として認められている。
「わかった、入ってもらって」
「わかりました」
頷いて部屋を出ていくクローネを見送る。
新聞部が来た用件は予想がつく。
間違いなく付与合成の件だろう。
普段はそもそも俺がこのギルドのメンバーであることを隠している関係上、ギルドの代表宛の訪問でも自分で対応することもないんだけど、新聞部相手だと話は変わってくる。
付与合成の仕組みは完全クローズドでやってるから漏れる心配はないけど、俺自身がここにいることは調べれば簡単にわかるんだよね。
出入り口を見張っていれば一日二日でバレるだろうし、新聞部ならそれくらいやるだろう。
それを記事にする価値があるかどうかはともかく、されたらめんどくさいので先に直接話してしまった方が話は早い。
それから少しして、再び扉がノックされるとそのまま開かれた。
「どうぞ」
「お邪魔しますよー」
クローネに通されて部屋に入ってきたのは一人の女生徒。
身長は低く、髪も短いので実年齢よりも幼く見える。
実際には三年生なんだけど、見た目は一年と間違えてもおかしくないくらいだ。
「はじめまして、キミがこのギルドの代表かな?」
「ええ、そうです。戦闘科一年ジャックです。よろしくお願いします、ペス先輩」
「アタシのこと知ってるんだ」
「もちろん、新聞部の部長は一年生のあいだでも有名人ですよ」
まあ本当はただの原作知識だけど。
「それは光栄。じゃあ改めて、戦闘科三年ペスよ。新聞部の部長をやっているわ。よく一年生に間違えられるんだけど、キミはそうじゃないみたいでよかったかな」
「素敵な先輩を同級生と間違えたりはしませんよ」
「あら、褒められちゃった」
軽い表情で笑顔を浮かべるけれどブラフだろうなあ。
「どうぞそちらへ」
テーブルを挟んで向かいの席に彼女を促す。
「それで先輩がなぜうちのギルドへ?」
「もちろん、キミのギルドで売っている装備についてよ」
まあそうだろうなぁ。
「キミのギルドは先月末、付与合成を用いたランク【Ⅱ】×【Ⅱ】装備の時点で注目を集めていたの。それに加えて今店頭では11階層以降の素材から作れるランク【Ⅱ】装備に特殊効果【Ⅲ】×【Ⅲ】を付与した品の展示が始まったでしょう?」
言われた通りうちのギルドの店先では先月と同じように新装備の見本展示を始めている。
「それに先月と違って今回は武器だけじゃなく防具やアクセサリーの展示もされてる。キミのギルドは今一番注目を集めているギルドと言っても過言じゃないわ」
「ありがとうございます」
商売的には知名度が上がるのは良いことだけど、個人的には面倒事が増えるから良し悪しだ。
本音を言えば装備はどうせ完売するからギルドが注目を集める方がデメリット9割くらいあるけど。
「だからこうしてアタシが取材をしに来たというわけ」
「そうなんですね」
わざわざ新聞部の部長本人が来るほどなので、大きく記事にするつもりなんだろうなぁ。
「いくつか質問させてもらってもいいかしら?」
「質問にお答えできるとは限りませんけど」
「じゃあまず、キミのギルドのお名前は?」
「…………」
「えっ、もう回答拒否?」
「いや、そうじゃないんですけど……、ギルド名なんだったかなと思って……」
「嘘でしょ、自分のギルドの名前忘れる人いるの? しかも代表やってるのに」
「大丈夫です、俺以外もだいたいみんな忘れてると思うので」
というかカッツェあたりはそもそも知らないかもしれない。
逆にクローネは確実に覚えてるだろうけど。
「全然大丈夫じゃないわよ?」
「いや、これには浜辺階層の海底よりも深い事情があって」
「なるほど、聞きましょう」
「そもそも俺がギルドの代表ってことはなるべく隠してるので、表的には営業している店名の方だけ有名になってくれればそれでいいんですよ」
ちなみに店の表には、ちゃんと『戦乙女の鎚』っていう屋号が飾られている。
そっちに視線が集まれば、自然と外部の人間は店に出ている生産職メンバーの誰かが代表なんだろうと思って勘違いしてくれるはずという算段。
どれほど効果があるかはともかく、やって損をすることではないのでやり得ではある。
「だからギルド名は空気であればあるほどいいんです」
そもそも誰も口にしなければ認知されることもないしね。
流石に学校側には申請してあるから名前も残ってるけど。
「なるほど……。キミが変わり者ってことはよくわかったわ」
なぜぇ?
せっかく説明したのに正しく理解されなかったようで誠に遺憾である。
「それじゃあ次の質問。生産科主体のギルドなのにギルマスが戦闘科の生徒とは珍しいわね」
「そうかも知れませんね」
「やっぱりこれから戦闘科のメンバーも増やす予定が?」
「今のところ決まっていません」
「なら生産科を増やす予定は? 木工師の装備は販売予定がないみたいだけど」
「必要になれば」
「必要がなければ募集はしない?」
「そうとも限りません」
「鍛冶師など既にいる職の追加補充の予定は?」
「今のところは未定です」
「付与合成の仕組みを考えているのはキミが?」
「ノーコメント」
俺の正直な受け答えに、ペス先輩は困った顔を見せる。
「んー……、これじゃあ記事にならないわね」
「店の紹介だけで十分では?」
話題の店舗の紹介だけでも記事は成り立つだろう。
記事に書ける話をまとめると、ほぼ宣伝になりそうだけど。
「それじゃあつまらないじゃない」
「そうですか」
こちらの理想としてはそれだけ書いてくれるのが一番なんだけど。
「生産科の女子に囲まれた戦闘科男子ギルマスってだけでも話題にはなりそうだけど」
それはやめてね、マジで。
「話題になりたくないから表に顔は出さないようにしてるんですよ」
その辺は察して欲しい。
いや、察したうえで言ってるんだろうけど。
「なら他に書くことを提供してほしいわね」
「わかりました。ではこれを」
机のうえに置いたのは三つの指輪。
「これは……」
「ご覧の通り、当ギルドで付与したものになります」
三つの指輪にはそれぞれ経験値上昇【Ⅰ】とアイテムドロップ率上昇【Ⅰ】、作業速度上昇【Ⅰ】の特殊効果が付与されている。
それを確認したペス先輩が大きく目を見開いた。
「効率上昇系の特殊効果を付与する方法を見つけたの!?」
「ええ」
「ほ……、方法は……?」
「それは企業秘密です」
「そこをなんとか!」
「だめ」
流石にこれはデカいシノギすぎるから人には明かせない。
それでもどうにかと粘る先輩はスルーし続けてやっと諦めてもらえた。
「わかったわ。でもこれを記事にしていいのよね?」
「ええ、宣伝になればこちらにも得がありますから」
「販売方法は一般販売を?」
「いえ、店で売るとめんどくさいことになりそうなのでオークションに出そうかと思います」
この学園では毎月末にオークションが開催され、貴重品がそこで売買される。
原作では主にここでしか手に入らない商品を買うための場所だったが、ギルド側として出品することもできる。
ただし何でも出品できるわけではなく、個数と希少さで制限がかけられているけどね。
出品料もかかるし、あんまり大量に出品されるのは困るということで抑制されている。
並べた三つの指輪なら問題なく審査は通るだろうけど。
「しかしこれは大変なことになるわよ」
「そこまで?」
「ええ、経験値上昇等の特殊効果はたとえランクが【Ⅰ】だとしても、三年生まで需要があるもの」
「あー……」
原作では普通に付与できた経験値上昇などの特殊効果が、この世界では極稀にレア装備についているだけの効果になっている。
だからたとえランク【Ⅰ】であっても上級生に需要があるという理屈。
そして収入も支出も一年生とは比べ物にならない上級生がオークションで競り合えば、大金が動くことになるだろう。
ドロップアイテムの買い取りも装備の購入額もランクが上がる毎に金額は上がってくからね。
例えば生産速度が5%上昇したとして、1個100万の装備が20個作る間に21個作れるようになれば、それだけで100万の売り上げ増加、そのうち数十万が利益になる。
まあ流石にそれは単純計算すぎるけど、それでも高額になるのは間違いなさそうだ。
「どういう仕組みかこっそり教えてくれない? ね?」
先輩が密談をするようにテーブルから身を乗り出して顔を寄せてくる。
「だめ、これは個人の利益じゃなくてギルドの利益だし」
「そう……」
残念そうだけど本当に教えてもらえるとは思っていないだろうしそういうポーズだろう。
「ところでもう一つ頼みたいことがあるんですけど」
「なにかしら?」
俺はこの時のために事前に用意していた用紙を彼女に渡した。
☆★☆★☆
「ジャック、聞いたか?」
「どうしたの、サイモン」
朝、教室に登校してきて授業の準備をしているとクラスメイトに話しかけられた。
「どうもこうも、新聞部の記事だよ」
話を聞くと、この前の打ち合わせから数日経ってギルドのことが記事になったらしい。
サイモンが持ってきた新聞を見ると、付与合成を用いた装備を販売していること、一度目の販売は完売御礼に終わり、二度目の販売が今月末にあることが紹介されている。
更に記事の目玉として経験値上昇【Ⅰ】、アイテムドロップ率上昇【Ⅰ】、作業速度上昇【Ⅰ】のついた指輪がオークションに出品されることが書かれていた。
まあ打ち合わせ通りだね。
「オークションは無理だろうけどよ、装備の方は俺たちにも買えるかもしれないだろ」
オークションはいくらになるかわからないけど、装備の方は一年生に買える金額に設定してある。
行列の前の方に並べれば。
「ってことで月末一緒に並ぼうぜ!」
「え、それはやだ」
「なんでだよ!」
だって買う必要ないし。
金の無駄である。
いや、金はギルドの予算からギルドの売上に項目が書き換わるだけだから減りはしないか。
消費税もこの世界にはないし。
とはいえ間違いなく時間の無駄ではある。
そんな事情を説明するわけにもいかないので端的に拒否すると、サイモンが不満そうな顔をするけど結局諦めた。
「しゃーねえ、ルカでも誘ってみっか」
「それがいいと思うよ」
「ああそうだ、あとこれもあったな」
思い出したように机に置かれたのはもう一枚の新聞。
そこには俺が頼んでおいたもう一つの記事が載っていた。
☆★☆★☆
時は少し戻り実際に記事が掲載されるよりも前のこと。
新聞部部長のペス先輩は再びうちのギルドハウスを訪れていた。
「おじゃまします」
「いらっしゃいませ」
「おじゃましまーす……」
そんな彼女の隣にはもう一人、こちらは一年生の女子。
「ジャックくん、ご注文の品よ」
「人を商品みたいに言わないでください、部長」
連れてこられた女子は抗議をするようにペス先輩の顔を見た。
「はじめまして、戦闘科一年ジャックです」
「あっ、はじめまして、生産科一年彫金専攻、トインです。それで、私はなにをするために呼ばれたんですか?」
「先輩から聞いてない?」
「はい、何も言わずに連れてこられたので」
それはまた災難な。
「この話はなるべく漏れないほうがキミにとっても都合がいいでしょう?」
「まあそうですね。それでは説明の前にこちらの資料を見てください」
差し出したのは俺が書いた攻略中のダンジョンに関する資料。
各階層のマップ、出現モンスター、採集ポイント、モンスターのステータス、ドロップアイテムなど。
あとボス行動パターンと立ち回りも。
要するに攻略本である。
本の形にして絵を足したら前世でも攻略本として売れる(権利的にダメだけど)くらいには攻略本だ。(あと情報ソースがそもそも原作攻略本と有志wikiだからそういう意味でもダメだけど)
『大丈夫。ダンジョンの攻略本だよ。』って帯に書いてもいいよ。
そんな資料を手に取って視線を落としたトインさんが、一通りを確認してから顔を上げる。
「部長、今の一学年の最高到達階層は17ですよね?」
「そうね」
「ここには20階層まであるように見えるんですけど」
「そうね」
「そうねじゃないですよ! どういうことなんですか!?」
「アタシに聞かれてもわからないわよ。どういうことなのかしら?」
ふたつの視線がこちらに向けられる。
「別に一年が到達してないからといって情報がないわけでもないでしょう? 図書館にはモンスターの資料がありますし、二年や三年の先輩たちはもう攻略しているんですから」
俺のそんな苦しい答えに、ペス先輩は目を細めた。
「つまりそれを集めて書いたのがこれ?」
「ええ」
「自分の目で確認したわけではないと?」
「そうなりますね、物理的に不可能ですし」
「それを記事にしろと?」
「疑わしい部分があればご自身で確かめてもらえればいいと思いますよ。記事の裏取りくらい当然するでしょう?」
新聞記者ならそれくらいはしてほしい。
「もし断ったら?」
「その場合は自分で記事にして張り出しますよ。一部業務内容が被るような形になるかもしれませんけど、断った上で記事にするのもやめろとはまさか言わないでしょう?」
この学園においてダンジョン攻略の記事は何よりもホットなネタだ。
あまつさえその記事を逃した上で自身の新聞と競合するように張り出されれば、新聞部としてのプライドはどれほど傷がつくか想像に難くない。
まあ普通に考えれば受けるメリットに対して断るデメリットの方が大きいし、ここまでのやり取りは譲歩を引き出すための先輩の交渉術といったところだろう。
隙を見せたら他の情報や有利な条件を付けられそうなので、ここは強い姿勢を保つのがいい。
交渉ってめんどくさーい。
「それで、私がここに呼ばれた理由はなんでしょうか?」
「こちらの希望としてはこの資料をまとめて記事にすることと、もう一つ」
「もう一つ?」
「記事にする時に絵を描いてほしいんです」
「マップの情報とかですか?」
「いえ、どちらかといえば情報を解説するキャラクターですかね」
ゆ◯くり実況、とは言わないけれどキャラクターによる解説があった方が情報が頭に入ってきやすいという側面は確かにある。
俺が先輩に依頼したのは、そういう絵が描ける人に手伝ってもらうことだった。
「あと意図としてはもう一つ。先にキャラクターを出すことで、この資料の出どころはどこなんだろうという疑問を持たせない効果を期待してです」
目の前に想像しやすいアバターがあったら、そこで納得してさらに奥を想像するのを防ぐ効果がある、かもしれない。
あるといいなぁ。
「そういうものですか?」
「そういうものですよ」
タブンネ。
昔あった某国製のスパイウェアも、アンインストールの際に可愛いキャラクターを出したら思い留まる人間がいた、なんて話もあるし見た目のパワーは侮れない。
その奥の開発者はただの情報抜くだけの犯罪者なのにね、人の心理って不思議なものである。
「ちなみに描くものに制限は?」
「分かりやすくまとめてくれればそれでいいですよ。キャラクターは人でもいいし動物やマスコットでもいいし、その組み合わせでもいいです」
まああんまり増やすと紙面に情報を書くスペースが足りなくなるかもしれないからアレだけど。
そんなオーダーにトインさんは真剣な顔で何かを考え込む。
「部長」
「どうしたのトイン?」
「この仕事って結構大きな仕事ですよね? 私でいいんですか?」
「もちろん、そのために連れてきたんだから。こういう仕事はトインが向いてるでしょ」
トインがペス先輩の顔を見て頷いた。
「わかりました、それならやってみます」
言いながら彼女はペンと紙を取り出し、また資料に視線を落とす。
どんなキャラクターにしてどういう記事の構成にするのか、彼女の頭の中で駆け巡っているんだろう。
その集中力は傍目から見てもよく分かるくらいだった。
「ちなみにこれを一度に記事にするのは無理があるけど、大丈夫?」
裏面を使ってない片面だけの資料だからアレだけど、それでも背表紙をつけてまとめたら自立しそうなページ数がある。
これを1日で出したら新聞じゃなくて本当に攻略本だ。
「ええ、どちらかといえば情報は継続的に出してもらった方が都合がいいです。どうせ30階層以降は到達階層の更新速度も鈍化するでしょうし」
「それも知ってるのね」
「普通に授業でやりましたよ?」
入学からもうすぐ二ヶ月、攻略進捗は学年トップが20階層。
この調子で行くと100階層余裕すぎるので攻略は曲線的に遅くなっていくという話はスカーレット先生がちゃんとしていた。
「それじゃあアタシたちはこの辺で……、と言いたいところだけどこの子はしばらく動かなそうね」
「かまいませんよ。次に出す記事の打ち合わせでもしましょうか」
「検閲は遠慮したいんだけど」
「やだなあ、ただの権利者チェックですよ」
俺は言いながらニコっと笑った。
………………
…………
……
ふう。
新聞部を見送ってからギルドで一息つく。
交渉自体は概ね上手くいったので一安心だ。
特にダンジョン攻略の記事を出す話がまとまったのはデカい。
あの記事を見て一年生の攻略が進めば、それだけ俺も目立たずに攻略速度を上げられる。
それに全体の攻略進度が底上げされれば、それだけうちの装備の顧客を増やすこともできる。
戦闘科の稼ぎは攻略階層で概ね決まるので、まだ一桁階層を攻略している一年生にはうちのランク【Ⅱ】装備は高額だ。
その生徒たちが浜辺階層までくれば、それだけ購入してくれる顧客候補が増えることになる。
今は作れば即完売の状況だけど、この先同じランクの階層の攻略に数ヶ月もかかるようになると購入側の総数は重要になってくるだろう。
加えて言えば攻略記事の価値が認められればそれだけ、その記事を取り下げるという選択肢を持つこちらに新聞部との力関係は傾く。
だからといって自主的に何をするわけでもないけれど。
少なくとも、うちのギルドに対して不利益な情報を流すことは無いだろうし、俺個人についても秘密にしてくれるだろう。
記事用の資料についても、よそに情報が漏れたら連載打ち切りもあるとあっちも理解しているから、むしろ必死に秘密を隠してくれるはず。
メディアとの癒着は最高だぜ。
ハーレムギルドとかって記事にされたら困るしね。
「ジャックさん、取材は終わりましたか?」
頃合いを見計らったようにクローネが顔を見せる。
取材を取り次いだのがクローネだから、その結果を確認しておこうと顔を見せたんだろう。
「うん、上手く話はまとまったよ」
「女子を囲っている悪徳ギルドって書かれませんでしたか?」
「書かれそうになったから阻止したよ」
「それならこれからも手綱は握っておかないといけませんね」
俺の冗談にクローネも楽しそうに笑った。
【キャラクター図鑑/No.444】
キャラネーム:ペス
性別:女
身長:低
胸:普
髪色:橙
髪型:ショート
瞳色:赤
年齢:17歳(ゲーム開始時)
誕生日:9月5日
呼称:アタシ/キミ
カテゴリー:原作キャラ/非パーティーメンバー/先輩(3年生)
パーティー加入:不可
武器適性:不明
ユニークスキル:不明
キャラtier:【F】(ランク外)
公式人気投票:【178位】
備考:新聞部部長でふたつ上の三年生。
仲間キャラではないのでステータスは設定されていないが、設定資料集では短剣を装備しているイラストが確認できる。
原作では非仲間キャラなのでユニークスキルも設定されていないが、この世界では持っている模様。
実質一年間しか顔を合わせないキャラとしては人気投票の順位はかなり上の方。
男子のような動きやすい格好をすることもあるが、正面から見れば間違わない。
好みのタイプは年下。
【キャラクター図鑑/No.353】
キャラネーム:トイン
性別:女
身長:普通
胸:小
髪色:黒
髪型:おさげ
瞳色:緑
年齢:15歳(ゲーム開始時)
誕生日:4月20日
呼称:私/ジャックさん
カテゴリー:原作キャラ/パーティーメンバー/同級生
パーティー加入:無制限
武器適性:彫金師(110%)/裁縫師(105%)
ユニークスキル:『デッドライン』(敵の残りHP20%以下の時、自身のダメージ+20%)
キャラtier:【E】
公式人気投票:【366位】
備考:新聞部一年。
生産科の彫金専攻。
キャラ性能としては見るべきところはなく完全な趣味枠。
そもそも本人自身が趣味に熱中していて、彫金師としてはさほどやる気を見せていないのがわかる。
趣味は薄い本を描くこと。