ダンジョン学園、ゲーム転生ソロ攻略中。 作:塔乃登
ヤバい女に目をつけられたジャックは滅茶苦茶誤魔化して逃げ帰った。
ちょっと気だるげな昼過ぎの授業。
今日もスカーレット先生が教壇に立つ。
ちなみに教室での座学はゲームでも聞くことがあったので聞き覚えのある内容も多いんだけど、知らない部分がテストに出ると普通に困るので勉強は真面目にやっている。
「今日の授業はこの学校に存在する戦闘科以外の学科の話をするぞ。彼らは基本的にダンジョン内で戦闘をすることがないのでパーティーを組む機会は少ないだろうが、重要な役割を持つのでちゃんと聞くように」
そんな説明だが、クラスメイトの空気にいまいち実感がないのはこの時期ならしょうがないことだろう。
学年が進むごとにどんどん実感することになってくるんだけどね。
「皆も知ってのとおり、この学園には三つの学科が存在する。一つ目がここ、戦闘科。ダンジョンを直接攻略する学科だな。主目的はダンジョンの攻略。成績もそれに直結する。学生の数が一番多いのもここだ」
これはゲームシステムで仲間キャラになるのが戦闘科の生徒がメインなのが関係しているのかもしれない。
まあリアルで戦闘科の生徒の比率が一番多くないと困るのかもしれないけど。
「二つ目が生産科。ここは装備やアイテムを製作する学科だな。例えば片手剣を作る鍛冶師。こちらにも戦闘科と同じようにスキルレベルが存在するぞ。鍛冶のスキルレベルが上がればより強力な武器を作れるようになる。攻略する階層が上がれば必然的に強力な武器が必要になり、高レベルの生産職の世話になるから覚えておけ」
装備は大体10階層毎に更新するのが序盤の目安になるので、今は入学初日からの初期装備を使っている学生たちもそのあたりで武器を買い替えることになるだろう。
「モンスターから装備が直接ドロップすることもあるが、それだけで全てをまかなうのは困難だからな。加えて言えば、ギルドを結成した際に生産職をメンバーに加えて専属として働いてもらうことも可能だ。これは戦闘科には安定した質の装備を優先的に手に入れられるメリットがある。逆に生産科は優先的な仕事の依頼によるスキルレベル上昇と相応の利益がメリットだな」
これは原作ゲームでも定石の一つで、ギルドに加えた生産職に装備を作ってもらってスキルレベルを上げ、更に強力な装備を作ってもらうというもの。
あと製作した装備は販売することもできるので、金策にもなる。
「大成するギルドには専属の生産科が存在することも多い、目標を高く持つならお前たちも覚えておけ。そして三つ目が採集科。これはダンジョン内で素材を収集することを主とした学科だな。彼らにもスキルレベルやスキルが存在し、それによって採集できるアイテムが変わってくる」
高レベルのアイテムを採集するのは同じく高レベルの採集職じゃないと失敗したりするので、彼らの存在も装備やアイテム生産には不可欠だ。
「戦闘科と他ふたつの科との一番の違いは成績の評価方法だな。戦闘科はダンジョンの踏破状況が成績に直結するのに対して、生産科と採集科は自身のスキルレベルと技能、実績によって成績が決まる。これは学科によって意識の違いが生まれる原因にもなるから留意しておけ」
「せんせー、採集科ってギルドに必要なんですかー?」
手を挙げたアーサーくんの質問に、視線を向けたスカーレット先生が答える。
「ギルドに採集科の生徒を在籍させるメリットは、当然必要な材料を融通できるところだな。とはいえ素材は装備とは違い、採集科の生徒が独自で運営する店でも手に入れやすいので必須というほどではない。だが、逆に採集科にとっては有力なギルドに在籍するのは重要だ。理由はわかるか?」
「わかりません!」
「まったく、ちょっとは考えるそぶりを見せろ。採集職の生産職との違いは、『素材がある階層に自分で入らなければならない』ことだ。自身のスキルでフィールドのモンスターを回避することもできるが、ボスはそうはいかない。よって戦闘職に頼らなければ高レベルになるのが難しいのが、採集科のクリアすべき課題の一つだな」
10階層ごとに存在するボス部屋は逃げ場無しの隔離フィールドかつ、次の階層に進むにはボスを倒す必要があるので採集は戦闘科に頼るか自力で倒すしかない。
当然後者は困難なので、コネが重要になってくるという仕組みだ。
ゲーム時代は気にならなかったけど、これリアルになると採集科の生徒は大変すぎるのでは?
「ということで採集科は生産科に素材を、生産科は戦闘科に装備やアイテムを、戦闘科は採集科に階層の更新をと三つの学科は協力関係にあると言えるな。これは学年が上がるほど重要になるぞ」
ぶっちゃけ今なら戦闘科は先輩の売ってるアイテムを買えばそれで必要な物を用意することはできる。
しかしそれだと自身が最高学年になったときに困るのでやはり他の学科との関係は重要ということだろう。
「ということでギルドを作る作らないに係わらず、他の学科との関係は重要だ。ダンジョン登頂を目指すなら覚えておけ」
「はい!」
………………
…………
……
授業を終えて放課後、まばらに人がいる廊下を進む。
今日も今日とて同級生たちはダンジョンで攻略に励んでいるだろう。
こういうタイミングだと、このまえみたいにヤバい女(シズカ)に遭遇しないか不安になるが、今日は大丈夫か。
明らかに目をつけられたのを強引に逃げたんだけど、あれで彼女が諦めるとはとても思えない。
気にしすぎても仕方ないんだけど、早くゆっくりできる場所を作りたいものだ。
ということで今向かっているのは、普段自分が授業を受けているのは別の校舎。
そこに何があるのかといえば、別の学科の教室だ。
授業で習ったように、学校には三つの科が存在する。
まず一つは俺の通う戦闘科。
文字通り戦ってダンジョンを攻略する学科だ。
二つ目が生産科。
これは装備や消耗品など、ダンジョンの素材からアイテムを作る学科。
三つ目が採集科。
これはダンジョンから戦闘以外の方法でアイテムを集める学科だ。
ダンジョンを効率よく攻略するなら性能の良い装備は必須。
仕事を頼むとそのキャラのレベルも上がるので、ゲーム時代も攻略と並行して生産科と採集科のキャラも育てるのが基本だった。
ということで、到着したのが生産科の中でも錬金術用の実習室。
コンコン、とノックをすると中から声が返ってくる。
「どうぞぉ」
独特のイントネーションの喋り方で顔を見る前から誰がいるのかわかった。
原作キャラだからね、というか原作でここにいるキャラ目当てで来たんだけどさ。
「おじゃまします」
ドアを開けて中に入ると、独特の匂いがしてくる。
窓は全てカーテンで隠されていて、明かりもついていない室内は薄暗い。
「どなたですかぁ?」
ゆるい喋り方と長く伸びたボサ髪に目が隠れている女生徒が目的の相手。
「こんにちは。俺はジャック。戦闘科の一年」
「あたしはぁ、ケミー、生産科一年、錬金術専攻ですぅ」
「それならちょうどよかった。錬金術師に頼みたい仕事があって来たんだ。ここ、錬金術の実習室でしょ?」
「よく知ってますねぇ、ここに戦闘科の人が来たのは初めてですよぉ」
「今の時期だと生産科に頼む人は少ないかもね」
そもそも武器は入学時に使用してるので事足りるし、アイテムもほとんど必要ない。
それに必要になったとしても学内で生産科の生徒が経営している店で普通に購入することができるし。
「そんな生産科にあなたはどんな用ですかぁ?」
「魔物寄せの香が欲しいんだよね。ケミーさん、作れる?」
魔物寄せの香というのは文字通り、ダンジョンで使用するとモンスターが集まってくるアイテム。
用途はレベル上げの効率化だ。
「もちろんですよぉ、素材は必要ですけどねぇ~」
「それなら大丈夫、先に用意してきたから」
素材は魔石【Ⅰ】と魔物の肉、それと赤い実。
魔石はモンスタードロップで魔物の肉も同じく、赤い実はダンジョンで誰でも拾えるので全部自力で用意することが可能だ。
「錬金術のレシピなんてよく知ってますねぇ、うちのクラスメイトでも知らない人がいるかも知れませんよぉ?」
「調べれば普通にわかるでしょ。それじゃあ仕事をお願いしてもいい?」
「いいですよぉ、今から作りますかぁ?」
「じゃあ50個よろしく」
数を伝えると、ケミーさんがこの部屋に入って初めて表情を変えた。
「え……、えぇ?」
「難しい?」
「いえぇ、難しくはないですけどぉ、すぐに用意するのは無理ですぅ」
「それなら大丈夫、急ぎではないから。ああでもここで一個貰って帰りたいかな」
「それなら大丈夫ですよぉ」
「ならよかった。じゃあ報酬はこれで」
「1万オーラムっ!? こんなにもらって本当にいいんですかぁ……?」
1万オーラムは結構な大金だ。
新入生に頼む仕事としては相場以上の金額。
まあ俺はソロでドロップアイテム総取りしてるから、資産には余裕があるおかげでこうして十分な報酬で依頼できるんだけど。
普通に四人でパーティー組んでたら1万オーラム稼ぐには10日以上かかるだろう。
「もちろん、遠慮なく貰って」
「ふへへ、それじゃあいただきますぅ」
「あと一応、早めに使いたいから三日後にできてる分だけ受け取ってもいい?」
「わかりましたぁ、それじゃあここで作業してるので放課後に来てくださいねぇ」
「了解、よろしくね」
☆★☆★☆
それから7日後、俺はケミーさんが仕事をしている実習室に4度目の訪問をしていた。
「これで約束の50個、全部できましたぁ」
「はい、確かに。10日くらいかかると思ってたけど、7日で済んだのは優秀だね、ケミーさん」
納期3割短縮は実際かなりありがたいところ。
「そ、そうですかぁ? そんなに褒められるとちょっと照れますねぇ……、ふへへ……」
「そんなケミーさんにまた頼みたい仕事があるんだけど」
「なんですかぁ?」
「次の依頼の前に準備が必要なんだ。ちょっと一緒に来てくれる?」
俺は営業スマイルで笑いかけた。
☆★☆★☆
それから更に翌日。
「あのぅ……、ジャックさん」
「どうしたの、ケミーさん」
「どうして、ダンジョンに来たんですかぁ……?」
俺は彼女と一緒にダンジョンの中へと訪れていた。
本来生産科はダンジョンに入る必要がない学科なので、こうして実際に来たことがある同級生はそう多くないだろう。
「それは頼みたい仕事に必要なレベルが5だから。ケミーさんのレベルはまだ3くらいでしょ?」
「そうですけどぉ、レベルを上げるなら合成したほうが良いと言いますかぁ……」
そんな彼女の言葉は、常識的に考えれば正論。
当たり前だけど戦力として戦闘職より見劣りする生産職は、戦闘よりも生産でレベル上げたほうが効率良いしね。
だけど今日この場に関して言えば、その理屈は反転する。
「それだと時間がかかるからね。こっちの方が早いんだ。大丈夫、危ないことはないから。でも全滅したら数日ダンジョンに入れなくなるから気をつけてね」
「いま全滅って言いましたかぁ!?」
「さ、出発しよう」
彼女の背を押してダンジョンの奥へと歩を進めていく。
生産科の生徒の大半はダンジョンを攻略することがないという例に漏れず、ケミーさんも到達階層は1階層のままだったのでそれを更新していく。
まずは俺が最短でマップを進んで3階層まで到達。
そのまま南西へと進路をとって歩き続ける。
「あのぉ……、これってどこまで行く感じですかぁ?」
そもそも俺が次の階層への転移陣を目指していないことに気付いたのかはわからないが、彼女が若干不安そうにそう聞いてきた。
「もうすぐつくよ。ほらあそこ」
「なにもありませんけどぉ……」
ケミーさんの言葉の通り、そこは一見何の変哲もない草原。
しかしデータ的には別の意味を持ち、それを元にしたこの世界でもそれは同じだ。
「とりあえず、雑魚を倒そうか」
近くで沸いたスライムを確認して、ケミーさんに魔石【Ⅰ】を渡す。
「簡易錬金はもう使えるよね?」
「使えますけどぉ……」
「使ったことはない?」
「はい……」
「まあそれは大丈夫。とりあえず使ってみて」
「……、『簡易錬金:ボム』」
ケミーさんが極小の魔石を握ってスキルを唱え、一旦光を帯びた魔石をそのままスライムに投げると『ボンッ』と景気の良い音と共に爆発が生まれる。
そして煙が消えると、スライムの姿は跡形もなくドロップアイテムの魔石が落ちている。
「流石の威力だなあ」
錬金術師の使うスキル、『簡易錬金』はダンジョン内で魔石を別のものに錬成することができる。
初歩的なものでは爆弾やポーション、レベルが上がれば状態異常アイテムやデバフアイテム、最終的には隕石を落としたりもできる優れモノだ。
加えて言えば、爆弾生成のスキル『ボム』は同レベルの戦闘職のスキルも凌ぐ威力を持つ。
なんていうとバランスが壊れているように聞こえるかもしれないが、代わりにその魔石を消費してしまうというデメリットを持っているのが特徴。
ドロップの魔石に稼ぎを依存しているゲームシステムで、その魔石を消費してしまうのは結構なデメリット。
あと本体スペックは結局生産職なので、戦闘職並みの活躍ができるかといえば時と場合とプレイヤースキルによるんだよね。
「じゃあ次ね」
拾った魔石をそのままケミーさんに渡して、次のスライムを指さす。
スライムの動きはあまり速くないので、こうやって戦うときにはちょうどいい相手だ。
「あ……、あのぅ……、魔石を使っちゃうんですけどぉ、大丈夫ですかぁ?」
「次に頼む仕事の為の前準備だから大丈夫。あとで魔石代を請求したりしないから安心していいよ」
「そういうことならぁ……」
彼女が諦めたようにスキルを使い、ポイっと魔石を投げると再び爆発が起こる。
やっぱりスライムは一撃、これなら問題なさそうかな。
「じゃあ次から忙しくなるから、先にこれ渡しておくね」
「えっ、えぇっ!?」
渡したのは魔石が100個。
全部売ったらちょっとした大金になる量だけれど問題ない。
「んじゃどんどんモンスター湧いてくるからがんばって」
その場で彼女に作ってもらった『魔物寄せの香』を置くと、四方からスライムが湧いてくる。
『魔物寄せの香』は文字通り、周囲にモンスターを発生させるためのアイテムで、使い道はレベル上げ。
「ひえぇ……」
全方向からモンスターに囲まれるのは戦闘科でも身構える事態なので、当然サポートに動く。
「『挑発』」
生産職のケミーにこれを全部捌けというのは酷なので、俺が挑発を使って一旦ターゲットを固定する。
これなら俺が引っ張ってる間に、彼女が安全に魔石を投げられるので危険はほとんどない。
「ジャックさぁん……、なんかすごい勢いでスライムが湧いてきますぅ……」
簡易錬金で爆弾を投げながらもそんな弱音を漏らす彼女にヘイトが行かないように、湧いたスライムを片手剣で軽く殴りつつパリィや蹴りで一か所に集めていく。
「そりゃそういう場所だからね」
ここは一見他と変わらない場所だが、その実この狭い場所にだけシステム的にはモンスターのスポーン判定が重なっている。
と言われても分かりづらいと思うので説明すると、まず一定範囲に入るとモンスターが湧くか抽選されるエリアがある。
それは基本的に重なることなくフィールドに配置されているのだが、ここだけそれが四つも重なっているのだ。
要するにモンスターの縄張りが四つ重なってる場所。
設定ミスなのかどうかは不明だが、原作プレイヤーからはこの設定が発見されてから高速レベリングの場所として重宝されていた。
移動時間もスポーン待ちの時間も省略して、単純計算でレベル上げの効率四倍だからね。
全滅せずにサクサクとスライムを狩れるなら、こんなに美味しい狩場はない。
「ひえぇぇぇ~~、『簡易錬金:ボム』っ、~~~~っ」
まあ狩る方も心の準備ができてないと大変だけど。
あとこれ自体が結構価値を持つ裏技だし、事前に説明しても信じてもらえる要素がないので説明は省いたけど俺は悪くない。
「お疲れ様、ケミーさん」
「つ……疲れましたぁ……」
それから四時間後、『魔物寄せの香』の効果が切れてスライムの無限おかわりがひと段落すると彼女がその場にへたり込む。
「スキルレベルは5まで上がった?」
「えーとぉ……、えー……」
俺の質問に彼女は緩慢な動きでステータスウィンドウを開き、自身のスキルレベルを確認する。
「確かにぃ、レベル5まで上がってますぅ……」
「それはよかった。多分レベルアップの速度は同級生の生産職の中でもほぼ最速だよ、おめでとう」
「嬉しいですけどぉ、嬉しくないですぅぅぅ」
うん、ケミーさんも喜んでいるようでよかったよかった。
「大丈夫、ちゃんと錬金術師としての仕事もこれから沢山お願いするから」
「ひえっ、ジャックさんが沢山っていうと本当に山ほど仕事が来そうでちょっと怖いっていうかぁ……、ちょっと考えさせてほしいんですけどぉ……」
「そういうことなら、とりあえず頼む仕事の内容を見てから判断してよ。ということで明日も空いてる?」
「明日ですかぁ……?」
明日は土曜日。
ダンジョン学園でも週末の土日は授業が休みになる。
つまり朝から夜まで仕事ができるってことだよ、やったね。
「ひぇぇ……」
そんな俺の気持ちが漏れた表情を見て、ケミーさんがなぜか悲鳴を漏らした。
【キャラクター図鑑/No.361】
キャラネーム:ケミー
性別:女
身長:普
胸:巨
髪色:紫
髪型:ロング、おさげ
瞳色:赤
年齢:15歳(ゲーム開始時)
誕生日:7月3日
呼称:あたし/ジャックさん
カテゴリー:原作キャラ/生産職/同級生
パーティー加入:無制限
武器適正:錬金術(125%)/闇魔法(105%)
ユニークスキル:『ポーション狂い』(ポーション系アイテムの生成時成功確率/作成個数/効果が上昇)
キャラtier:【C】
公式人気投票:【261位】
備考:錬金術専攻を持つ生産科一年。
錬金術適性は同スキル適性持ちの中では平均より下。
ポーション系にボーナスを得るユニークスキルを持つが、そのポーション系の範囲がさほど広くなく有用性は限定的。
とはいえ無能というわけではなく、錬金術師としての仕事は問題なくこなすことができる。
無条件加入キャラとしてもスキル適性がケミーより上のキャラが存在する関係上採用されることはあまり多くないが、仲間にすれば錬金術師としてパーティーを助けてくれるだろう。
性格は消極的。
いつも猫背で身長が低い印象を受けるが実際には普通、背筋を伸ばすと代わりに前が飛び出る。
好きなものは自家調合したポーション。