■アマテラス・ドックブロック
整備アームが静かに停止している。
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作業音はない。
誰も動けない。
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全員の視線が、
同じ場所へ向いていた。
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白い機体。
そして、
赤い巨影。
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■Hi-νガンダム
白銀に近い装甲。
内部を流れる、
淡いサイコフレーム光。
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まるで、
鼓動しているようだった。
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装甲表面に、
時折わずかなノイズが走る。
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完全ではない。
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だが確かに、
こちら側へ近づいている。
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その隣。
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■ナイチンゲール
巨大な赤。
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だが。
それは、
かつて存在した赤とは違う。
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どこか静かで。
どこか薄い。
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まるで。
記録から再構築された赤。
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装甲端が、
時折わずかに揺らぐ。
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完全固定には、
まだ至っていない。
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■ジョブ・ジョン
整備ブロックで立ち尽くしている。
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「……馬鹿な」
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震える声。
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「アムロの……
機体……?」
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ジョブは知っている。
νガンダムを。
サイコフレームを。
そして——
アムロ・レイという男を。
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■整備クルー
「本当に動いてるのか……?」
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「あり得ねぇ……」
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「記録映像じゃないんだぞ……」
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誰も近づけない。
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機械として認識できない。
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兵器なのに、
生物に近い。
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そんな違和感。
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その時。
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ドック照明が、
一瞬だけ遅れる。
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Hi-νガンダムの
サイコフレームだけが反応した。
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淡い光が脈動する。
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ナイチンゲール側でも、
赤い粒子がわずかに揺らぐ。
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■ジョブ・ジョン
端末を確認する。
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「……質量値が安定してない」
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「なんだこれは……」
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「存在してるのに、
機体データが固定されない……?」
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誰も返事をしない。
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だがその言葉だけで、
空気がさらに冷える。
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ドック入口。
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一人の女性が、
足を止める。
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■ベルトーチカ・イルマ
視線が、
Hi-νガンダムから離れない。
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呼吸が浅くなる。
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■ベルトーチカ
「……アムロ」
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その瞬間。
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Hi-νガンダムの
コクピットハッチが静かに開く。
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全員が息を呑む。
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ゆっくりと。
一人の男が降りてくる。
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■アムロ・レイ
年老いてはいない。
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だが。
昔のままでもない。
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長い時間を生きたはずなのに、
その時間だけが見えない。
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そんな違和感があった。
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足が床へ触れた瞬間。
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ドック全体の照明が、
わずかに明滅する。
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空間そのものが、
彼を受け入れ始める。
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■ジョブ
「アムロ……?」
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■アムロ
静かに周囲を見る。
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「……アマテラスか」
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その声で、
現実になる。
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誰ももう、
幻覚とは思えなかった。
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■ベルトーチカ
駆け出していた。
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「アムロ!!」
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抱きつく。
強く。
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消えてしまわないように。
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■アムロ
一瞬だけ目を閉じる。
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「……久しぶりだな」
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■ベルトーチカ
「久しぶりで済むと思ってるの!?」
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涙混じりの声。
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怒っている。
泣いている。
笑ってもいる。
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■アムロ
少し困ったように笑う。
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「悪かった」
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■ジョブ・ジョン
その姿を見ながら、
小さく呟く。
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「本当に……
帰ってきたのかよ」
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その奥。
重い足音。
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■シャア・アズナブル
ナイチンゲールの影から現れる。
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赤い気配。
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だがそこにあるのは、
かつての苛烈さではない。
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燃え尽きた恒星の残光。
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■シャア
「騒がしい艦だな」
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■旧クルー達
一斉に凍りつく。
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「シャア……?」
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「本当に……?」
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■シャア
わずかに肩をすくめる。
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「幽霊にしては重いだろう」
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その時。
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ドック入口に、
ブライトが現れる。
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足が止まる。
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アムロ。
シャア。
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死んだはずの男達。
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長い時間を共に戦った、
宇宙世紀そのもの。
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■ブライト
「……遅かったな」
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■アムロ
少し笑う。
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「ああ」
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■シャア
「寄り道をしていた」
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■ブライト
「勝手に死んだ奴らが言う台詞か」
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一瞬だけ、
ドックに笑いが漏れる。
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■アムロ
「……ハサウェイは」
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空気が止まる。
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■アムロ
「見ていた」
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「ずっと」
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「だが、
届かなかった」
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ブライトは目を閉じる。
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■アムロ
「……すまなかったな」
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■ブライト
「お前が謝ることじゃない」
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■アムロ
「それでもだ」
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「俺達は……
あいつらに背負わせすぎた」
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■シャア
何も言わない。
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ただ静かに、
ナイチンゲールを見る。
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そこに映っているのは、
終わらなかった時代だった。
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■ブライト
「……終わったんだ」
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■アムロ
ゆっくり首を振る。
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「いや」
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「終わってない」
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■シャア
小さく笑う。
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「だから我々がここにいる」
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■ブライト
苦く笑う。
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「まったく、
迷惑な亡霊共だ」
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その瞬間だけ。
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ドックに、
昔の空気が戻る。
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だが。
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突然、
警報が鳴り響く。
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■オペレーター
「外縁宙域に異常反応!」
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「未確認機影、二!」
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アムロの表情が変わる。
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シャアの目が細くなる。
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「来たか」
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モニターに映る。
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白でも黒でもない機影。
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そして。
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消えかけた赤。
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■ブライト
「……あれは」
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■アムロ
「俺達じゃない」
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■シャア
「だが、
よく似ている」
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その瞬間。
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Hi-νガンダムの
サイコフレームが脈動する。
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ナイチンゲールの装甲が、
わずかに揺らぐ。
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まるで。
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向こう側が、
こちらを見つけた。
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そして。
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世界は静かに、
次の接続を始めようとしていた。