Fate/Draco―蛇竜王戦線―   作:ぴーらー

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第22話:原初の歌

2020.04.01 06:16 UTC / 日本・富山 黒部ダム

 

 石片と共に、緑の鱗を纏った竜が床を転がる。

 想定以上の損傷に、彼は苦悶の声を上げた。

 

「ぐッ……が、ああああ……がはッ」

 

 彼の名は――キャスター・リンドヴルム。

 その工房は無残にも破壊され、もはやその意味を成していない。

 立ち上がろうとする竜の体を、黒い爪が無慈悲に踏み潰す。

 骨が砕けるような音と共に、再び絶叫が響いた。

 その声に、襲撃者――ライダーはわずかに口角を吊り上げる。

 

 聖杯戦争開始から、約六時間。

 山中の建造物に奇妙な魔力パターンを発見したライダーは、すぐさま襲撃を敢行。

 ダムの巨大な外壁をぶち破り、内部の制御室に魔術工房を作っていたキャスターをあっという間に制圧してしまったのだ。

 大量のマナを内包した水流を用いた複合魔術陣も意味をなさず、抵抗らしい抵抗すら許されぬままに。

 

「ま……待て! 取引だ! 交渉の余地はあるはずだ……!」

 血を吐きながら、キャスターは懇願するように声を上げる。

「私は……私はお前が知らぬ情報を複数持っている! それを提供する! だからせめて……殺すのは、今でなくてもいいだろう……!」

「――ほう。言ってみろ」

 

 爪の圧力を、ほんのわずかに緩めて。

 ライダーは、敵に最後の言葉を許す余裕だけは与えた。

 

「まず、この聖杯戦争には八騎目の――ルーラークラスのサーヴァントが存在する!」

 

 キャスターは荒い息を整えながら、喉を震わせて叫ぶ。

 

「その名はかつてのビーストⅡ、ティアマト……!現在、奴はマリアナ海溝に潜伏して私たちの戦いを監視している……!」

 

 キャスターの言葉に、ライダーの表情が少し変わる。

 そのわずかな反応に気づいたのか、キャスターは更に畳みかけた。

 ティアマトがかつて召喚された際に所持していたスキルと宝具の情報を。

 そして、彼女のパーソナリティに関わる決定的な情報を。

 

「彼女は聖杯戦争の裁定者として召喚されているが、その本質は自分本位な獣だ。いつかその公平さを失い、感情で行動する時が必ず来る……元より、その性格故にこそ奴は獣に堕ちたのだ……!つまり、奴をうまく操作すれば……その恩恵に預かることさえも……必ずできるはずだ……!!」

 

 沈黙。

 しばしの間を置いて、ライダーはゆっくりと足を上げた。

 キャスターの目に、安堵の色が浮かぶ。

 だが、その次の瞬間。

 

「――ガ、あああああッ!!?」

 

 その足は容赦なく、再び踏み下ろされた。

 甲高い破砕音と共に、キャスターの体が床へと沈む。

 

「情報には感謝する。――では、そのまま死ぬがいい」

 

 とどめを刺そうとしたその刹那。

 ライダーの背に乗っていたシェリトが何かに気づく。

 隠れて様子を見守っていたが、あまりの惨状に思わず声を上げてしまった者の存在に。

 

「……ライダー、あっち」

 彼女の声に、鋭い視線が物陰へと向けられる。

 そこにいたのは、身を縮こまらせて怯え竦む灰色のオオカミだった。

 背には令呪。彼がキャスターのマスターなのは疑うまでもない。

 

「ヒッ、ヒイィィィィィッ……」

 

 その様子を見て、ライダーは何かを思いついたという表情で口を開く。

 

「キャスターのマスターよ。その従僕が残した情報の価値に免じて――貴様の命を助けてやろう」

「……えっ?」

 

 オオカミは驚いて顔を上げた。思いもよらぬ慈悲に、戸惑いと希望が入り混じった目で。

 

「無論、お前が聖杯戦争を降りるという条件付きだ。……その令呪を全て消費し、サーヴァントを自害させろ。そうすれば、我は貴様を見逃してやる」

 

 聖杯戦争においては、「再契約」というルールが存在する。

 マスターを失ったサーヴァントと、サーヴァントを失ったマスター。

 双方の合意があり、そしてマスターに令呪が一画でもあれば、両者は再度契約を行って聖杯戦争に復帰できるのだ。

 逆に言えば、マスターは令呪がなければ、聖杯戦争に復帰することは絶対にできない。

 

「キャ、キャスターとの取引を反故にしたお前の言葉を信じろと……!?」

 死にたくない、という感情を大いに浮かべつつも、オオカミはそう叫ぶ。

 ちらりと足元のキャスターを見て、ライダーは言葉を返す。

 

「……勝利のため、キャスターを殺すのは必須だ。しかし、必ずしも令呪を失ったマスターを殺す必要はない。価値なき有象無象一匹を殺すのに全力を尽くすようでは、竜の沽券に関わる。信じられぬというのならば、主従共に仲良く焼き尽くしても構わぬが――」

「ま、待ってくれ……! へ、へへ……旦那の言う通りにしますからァ……!」

 

 哀願の声とともに、オオカミは頭を垂れる。

 

「令呪をぜ、全部使えば……あっしの命だけは助けてくれるんですよねぇ……!?」

「無論だ。何度も言わせるな、屑め」

「へへぇ、そうですよね! すいやせん……」

 そして、背の刻印が輝いた。

「れ、令呪三画を以て命ずる。キャスターよ……」

 

 ――猛々しい、血にも似た緋色に。

 

「宝具を解放し、ライダーを打ち倒せェッ!!」

 

 刹那、ライダーの足元で魔力が膨れ上がる。

『蛇竜展翅・虚滅之翼』(スヴァルティル・ヴェンギル・リンノルムス)!!」

 巨大な爪を弾き飛ばし、解放されたキャスターの翼がライダーの腹部を一閃する。

 それはライダーの魔術的防御を無効化し、鋭く切り裂いた。

 

 だが――彼の「呪毒を大いに含んだ返り血」を回避できるかどうかは、別の問題だった。

 万全の状態であれば結果は変わったかもしれない。

 しかし、すでに瀕死の状態で、至近距離にいるキャスターに逃れる余地はなかった。

 迸った大量の鮮血が、重力を伴って容赦なく牙を剥く。

 三度目の絶叫を前に、ライダーは厳かに宝具の名を宣言する。

 

『毒竜の血鎧』(ブロズハムル・ファヴニール)。そして、よくぞ死ぬ前に真名を吐いてくれたな。――『簒奪竜の呪欲牙』(アンドヴァリナウト・グラエイジル)ッ!!」

 

 悪竜の大牙は、キャスター・リンドヴルムの宝具を奪い取ると共に――その首をたやすくへし折った。

 床に叩きつけられたキャスターの死体は砕け、金の粒子となって消滅する。

 恐怖に口から泡を吹き、顔を様々な汁に濡らしながら後ずさるオオカミを、ライダーは邪悪な表情で見下ろした。

 

「――感謝するぞ、キャスターのマスター。こうすれば宝具の名を吐くと踏んでいた。無価値に死なれるよりは、遥かに得だ。約束通り、生かしてやる。……貴様の努力次第でな」

 

 ライダーは翼を広げる。

 それは先ほどまでの形状と違う――キャスターの翼そのものとなっていた。

『蛇竜展翅・虚滅之翼』(スヴァルティル・ヴェンギル・リンノルムス)……魔術を無効化する攻撃宝具か。悪くない」

 

 今度こそ、工房は完全に破壊された。

 その術式の崩壊に伴い――制御室と繋がっていた、ダムの水を堰き止める機構も崩壊した。

 轟音と共に押し寄せる奔流。

 オオカミの姿が波に呑まれていくのを、ライダーは上空から一瞥しただけだった。

 既に彼の視線は、次の獲物を求めて、ここではない遠くを見据えていた。

 

2020.04.02 21:20 UTC / 北太平洋上空 視点:シェリト

 

 ライダーの背に揺られながら、私はぼんやりと昨日のことを思い返していた。

 特に、一番最初に倒したキャスターとの戦いを。

 宝具の名前と、「緑の胴体に前足しか無い蛇に似た竜」という特徴から、その真名は「リンドヴルム」だろうとライダーは推測した。

 ドイツやスカンジナビアの伝説に伝わる竜。

 だが、正直なところ特に大した逸話を持っているわけでもない。

 「疫病、死、呪いなどをもたらす存在」として恐れられた伝承からキャスターとして召喚された可能性が高いらしい。

 ……まあ、これは全部ライダーが言ってたことをそのまま反芻してるだけで、正直よく分かってないんだけど。

 強いて言えば、私にとって「竜」のイメージは最初に見たライダーのそれだったので、後ろ足がないキャスターの姿に少し驚いた……くらいだ。

 

 そして、何故彼がティアマトのことをあそこまで知っていたのか、ということが気になったが……当人がもういない以上、知る術はない。

 あと、大水に流されたダルグレインが何故か生きていたのかは……多分アーチャーが助けたとかそんなところだろう。

 ……ともかく、死んだ奴やいない奴のことはいい。

 今大事なのは、ティアマトとの戦いだ。

 

 本来、聖杯戦争というのは参加者七組の他に、戦いを進めていくための「監督役」がいるらしい。戦いを放り出して、サーヴァントの力で好き勝手するやつがいたら大変だからだ。

 でも、今は「監督役」をする奴がいないので聖杯は「裁定者」……ルーラーという、特別なクラスのサーヴァントを呼び出した。

 それが、かつて「ビースト」というこれまた特別なクラスだったサーヴァント――ティアマトだった。

 ちなみに、これがティアマトのステータスだという。

 

クラス:ルーラー

属性:混沌・中庸

筋力:A+ 耐久:EX 敏捷:C 魔力:A++ 幸運:EX 宝具:EX

 

 ……明らかに何かがおかしい。

 ライダーのステータスもかなり高水準だが、ここまでの規格外じゃない。

 そもそもルーラーは戦いに勝つことが目的じゃないから、別にそれでもいいのかもしれないけど……

 次に、キャスターが教えてくれたティアマトのスキル。

 

 【神明裁決:B】。聖杯戦争に参加しているサーヴァント全員に二回令呪が使える。

 【真名看破:C】。直接会ったサーヴァントの真名とステータスが自動で分かる。ただし、情報が隠蔽されていた場合は運任せ。……幸運:EXっていうのがEの間違いだと信じたい。

 【怪力:A++】。自身の筋力アップ。これまた数値がおかしい。

 【自己封印:C+++】。いつもはビーストとしての特別な力の大半を封じているが、いざという時に解禁するらしい。逆に言えば、追い詰めなければライダーが奪いたい宝具を使ってくれない。

 【自己改造:EX】。本気を出すと、体長が60メートルの巨体に変化する。しかも、そこから最大7400万k㎡まで成長できるとかで……この辺から理解が追いつかなくなってくる。

 【青き星の瞳:B】。ティアマトは目そのものが不思議な力を持っているので、できるだけ目を合わせない方がいい……らしいことしか分からなかった。あと、魔眼の力はもう一つあるらしい。

 【単独顕現:B】。マスターなしに存在を維持する。世界の修正力や人理の消滅の影響も受けず、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にし、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

 

 ……頼むから、私にも理解できるように話してほしい。

 魔眼とかタイムパラドクスとか人理とか世界の修正力とか、何が何だか分からない。

 まだまだスキルがあるようだけど、もうこれ以上はライダーに任せた。

 

 そして、肝心の宝具について。

 ルーラーとして召喚されたことで、ビーストとしての能力が宝具の規格に辛うじて収まっている……らしい。

 その真名までは不明だけど、一番大事なところだけは理解している。

 ティアマトは「あらゆる生命の源」そのもので、「死」の概念を持たない。

 そして、彼女が展開する「黒い泥」――それは「生命の起源」そのものであり、ランサーの「乳海」と同じようにとてつもなく危険だということ。

 

 ……でも、確かにそれはライダーが「奪う」価値がありすぎる宝具だ。

 上手く制御できるかは分からないけど……ランサーの「不死」すらも遥かに超えた力だということは私にも分かる。

 ただ、だからこそ不可解だ。

 

「……バーサーカーって、本気で聖杯戦争に勝つつもりあるの? ライダーがあのルーラーの宝具を奪えたら、私たちの優勝は決まったようなものでしょ……それなのに、なんでそれを手伝うの?」

 

 ネゼミアは無言だった。

 隣を飛行中のバーサーカーはこちらを見て、少し間をおいてから答えた。

 

「そうだな。――ところで唐突だが、俺はお前たちが何を願って聖杯戦争に参加し、サーヴァントとマスターが契約したか知ることができるのだが」

「は、はぁ……っ!?」

 

 本当に唐突に、とんでもない発言が出た。

 なんと、「契約の達人」であるバーサーカーは、彼の宝具によって他者の契約についても条件付きで知覚できるらしい。

 

「……だからどうした。その話に我らを不愉快にさせる以上の意味があるのか?」

 ライダーも多少の怒気を滲ませつつ唸る。

 個々の抱いた願い、なんていうのはそれぞれの一番重要な指針も同然だ。

 奥底に秘められたそれを簡単に覗かれては、たまったものではない。

 

「勿論、俺も全員の願いを把握しているわけじゃない。セイバー・アーチャー陣営とはまともに喋ってもいないからな。ああ、敗退済みのキャスターもそうか。

 ――誰かさんは“願いに貴賤はない”と言っていた。だが、実際はどうだ? いざ物語となると、哲学的だの壮大だの、高尚な願いこそが“正しい”とされる。おまけに“愛”絡みの願いなんかは、やたら持ち上げられる始末。ましてや“願いを否定することが正しいんだ”とされることすらある。

 一方で、俗っぽい欲望――カネだのチカラだの、そういうのは軽く見られがちだ。結局はどちらも“欲”に変わりはねえってのにな」

 

 バーサーカーは愉快そうに笑い、言葉を継ぐ。

「その点お前たちは素晴らしい。『すべての輝きを手に入れる』、『世界を支配する』。そして我が相棒は『誰よりも強くなる』だ。実に直球で素敵じゃないか。俺としちゃあ、こういう願いこそ応援したくなるってもんだよ」

 バーサーカーはすらすらと遠慮なく語る……のだが。

 

「……結局、質問の答えは?」

「おおっと失礼、つい答え忘れようとしていたところだった」

 本当になんだこいつは。

 

「――敵としては言うべきじゃないかもしれないが、そいつの発言は話半分で聞いておいた方がいい」

 これまで沈黙を保っていたネゼミアが口を開く。

 その言葉には、「常にこういうサーヴァントに付き合っている者」にしか出せない疲労が滲んでいた。

 ……正直、少しだけ同情する。

 

「フン、その点に関しては同感だな。敵サーヴァントに関する情報の正確さは、奴の誠実さを保証するわけではない。まして“悪魔”の言葉などな」

「オイオイ冷たいじゃねぇの。悪魔と悪竜――“悪”同士、もう少し仲良くしてもバチは当たらねぇと思うがね、兄弟? アサシンは俺とだって酒を酌み交わすくらいの度量があったってのによォ〜〜??」

「貴様に兄弟呼ばわりされる筋合いはない。状況が許せば、貴様もレギンのようにしてやったところだ。せいぜいティアマト神に感謝でもするがいい」

「クァハハハハ! それはどちらも勘弁願いたいな!」

 

 ……話を振ったのは私だけど、凄惨な殺し合いの前にどうしてこんなに話を弾ませられるのだろうか。

 あと、バーサーカーはボケたのに拾われなかったな……と少し残念そうな顔をしていた。

 そういうのはアサシン辺りを相手にやってほしい。

 私は分からないし、ライダーは絶対無視するし。

 

「――雑談はそこまでだ。奴の姿が見えてきた」

 冷静なネゼミアの言葉に、一気に全身が引き締まる。

 ……海面に立ち、上空のこちらを見据える「巨大な角を持つ二つ足」。

 その身体は想像より遥かに小柄で、華奢にすら見えた。

 それなのにその存在感は、あのランサーよりも遥かに重く、圧倒的だった。

 海の中に潜んでいる、と聞いていたけど……

 既にルーラー・ティアマトは、臨戦態勢に入っていたのだ。

 

 ――空に、赤い火花が灯る。

 休戦期間は、終了した。

 まだ距離はあるが、彼女が口を開いたのがわずかに見える。

 果たしてどんな攻撃を仕掛けてくるのか。

 ブレスの類か。炎か、毒か?

 だが、ライダーの機動力なら――

 

「A――Aaaaaa、aaaaaa――!」

 

 世界が、震える音がした。

 耳をつんざく、異常なまでに澄んだ声。

 その「歌」はライダーの魔力障壁を貫通し、私の頭の中を直接かき乱した。

 それは錯覚なのか? それすらも分からない。

 前が見えない。

 頭が割れるようにいたい。

 いきが、できない――から、だが――っ











サーヴァントマテリアル⑤

クラス:キャスター
真名:リンドヴルム
属性:中立・中庸
筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:B 宝具:B

 保有スキル
【陣地作成:A】
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げるスキル。
キャスターの場合、洞窟・地下空間・結界内部など、外界から隔絶された空間において特に高い性能を発揮する。
即ちそれは、竜が作る「巣」そのものである。
【道具作成:B】
魔力を帯びた道具を作成するスキル。
本人の性質として大量生産には向かず、一つ一つを時間をかけて作り込む傾向がある。
効率は良いとは言えないが、完成した道具の精度は高い。
【竜種魔術:A】
竜種としての魔力炉心を用いた、高密度の魔術行使。
通常の魔術師が行う術式とは根本的に規模が異なり、詠唱を簡略化してなお高い威力を発揮する。
雷、風、流星に関わる術式を得意とする。
【竜種:B】
幻想種としての竜の性質を示すスキル。
リンドヴルムは蛇竜・翼ある竜としての伝承を持ち、魔力・生命力・神秘の面で通常の生物を大きく上回る。
【高速詠唱:B】
魔術詠唱を高速化するスキル。
竜種としての発声能力と高い魔力制御により、複雑な術式を通常より短い工程で発動できる。
特に風・雷・流星に関わる術式の展開を得意とする。
ただし、詠唱そのものを完全に省略できるわけではなく、大規模魔術の発動には相応の準備を必要とする。

 宝具
『蛇竜展翅・虚滅之翼(スヴァルティル・ヴェンギル・リンノルムス)』:B
種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
効果:Svartir Vængir Linnorms。
リンドヴルムの翼を魔力によって展開し、広範囲を薙ぎ払う宝具。
その翼には竜種由来の高密度な神秘が宿っており、命中した対象の魔術・スキル・宝具による防御効果を一時的に乱す。真名解放時は相手の防御魔術や宝具を無効化することすら可能。
単純な破壊力よりも、相手の術式を崩して攻撃を通すことに重きを置いた宝具である。

『焔輝咆聲・天哭之星(ビャルトグリュム・リンドヴルム)』:B
種別:対軍宝具 レンジ:10〜99 最大捕捉:300人
効果:Bjartr Glymr Lindwurm。
リンドヴルムという存在が流星や稲光と結びつけられた逸話が昇華された宝具。
竜種魔術によって天より流星を呼び寄せ、広範囲を攻撃する。
真名解放時には雷光を纏った隕石状の魔力塊が降り注ぎ、地上の敵陣を焼き払う。
ただし、発動には相応の魔力消費を伴うため、連発は困難。
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