Fate/Draco―蛇竜王戦線―   作:ぴーらー

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第34話:昨日の淵ぞ今日は瀬になる

2020.04.03 02:00 UTC / 日本 愛知県・熱田神宮 視点:アサシン

 

 日本に伝わる三種の神器、草薙の剣。

 それは一般公開されることすらなく、皇族ですら直接目にすることは許されない。

 過去には「剣を見た者に祟りが降りかかった」「神職が盗み見て病に倒れた」などの逸話が残されている。

 熱田の社の最奥。誰も触れ得ぬ場所に、それは祀られていた。

 

「要するに。見ることを禁じることで――“実在するかどうか”というより、“在ると信じられている”ことで神秘性を保っているということよね」

 歴史を帯びた武具は、それだけで魔術に抗する神秘となる。

 ただ姿を晒すだけで、大抵の魔術は打ち砕かれる。

 そのうえに神話のヴェールを重ねたなら、どうなるか言うまでもない。

 

「だからこそ、視てはならぬ。聞いてはならぬ。触れてもならぬ。そういうこと」

 人の気配の消え去った神社の本殿、その最奥。

 本来なら踏み入ることは許されない場所。一本の剣が立つ場所に、私はいた。

 目を閉じ、耳と「風」で周囲を探る。ここは、霊的な防衛機構の塊だ。

 恐らくは、名だたる陰陽師たちが剣を守るために築き上げた千年物の結界。

 この場所には、「剣を見る」という行為そのものに反応する呪詛が編まれている。

 常人なら、大抵即死だろう。マスターを連れてくることなど、できるわけがない。

 サーヴァントならある程度は防げるが、それでもろくなことにならないはず。

 さて、私はその剣を――

 

「とうッ」

 掴み、投擲した。

 空気を裂く音。

 剣はまっすぐに飛び、何もないはずの空間に突き刺さった。

 

 次の瞬間、空間が「鍵を回す」ように軋みながら歪む。

 位相がねじれ、重力がぐらつく。世界が崩れるような感覚。

「なるほど、この剣はフェイクか。だが、剣自体が“真の草薙に至るための鍵”でもある……と」

 同じように目を閉じたアーチャーの分霊が、淡々と考察する。

 彼もまた……いや、私以上に「風」を扱うことができる。感覚に優れ、狙撃を得意とする「弓兵」の彼ならば、風だけで「見る」ことが可能だろう。

「資格のない者がこの剣に触れれば即死らしいわ。条件の詳細は不明。でも、“鍵穴”の場所を知らなければ、絶対に開かないように作られてる。……ええ、実に鬱陶しいほど堅牢なセキュリティね」

 私は「鍵剣」を引き抜き、歪んだ空間の奥――「異界」へと足を踏み入れる。

 そして、ようやく目を開ける。

 目の前に広がっていたのは、鮮血の池。

 まさしく、同名の地獄を連想させるような光景だった。

 池の中からは、不定形の真っ赤な怪物たちが溢れ出してきている。

「で、この八階層から成る異界の最奥に、真の草薙の剣が安置されている……私、こういう無駄に凝った仕掛けを作りそうな胡散臭い陰陽師に心当たりがあるわ。死ねばいいのに」

「大方、平安時代の何某であろう。であれば既に死している。諦めよ」

「分かってるわそんなこと。言ってみただけよ」

 ただ、さっきの「鍵の場所」がどうやら「一つ目の異界」――「呪の間」でもあるようだった。

 ここが二つ目の異界というならば、話は少しだけ早い。

 「鍵剣」に、当分出番はない。

 地上から私の権能を総動員して事前調査した限り、これが再び必要になるのは最下層だ。

 「呪・血・毒・風・影・幻・水・炎」――私の司る力と同じ「試練」を、超えた先で。

 

 

 「血の間」――

 血の池から生まれた不定形の怪物が、群れを成して襲いかかってくる。

 だが、実質最初の試練ということもあり虚仮威しもいいところ。

 逆に私の「血」の力で全部吸収し、糧にしてやった。

 

 「毒の間」――

 人間なら一息で意識を失うような猛毒の空気。

 だが、私には効かない。

 一番濃い箇所は空間そのものが腐敗するような濃度だが、私にはむしろ心地よい。

 これも吸収し、首を再生する素材にした。

 

 「風の間」――

 私ですら吹き飛ばされるほどの、強烈な乱流に包まれた階層。

 だが、この階層の突破法は力押しではない。「逆らわないこと」こそが正解。

 風に乗り、爆速で出口に到達した。

 もっとも、アーチャーが先に出口に着いていたのが気に食わなかったが。

 

 「影の間」――

 光が一切存在せず、闇の中に姿も音もない魔獣が徘徊する階層。音に反応し、魔獣は襲いかかってくる。

 ……まあ、それなら囮を仕掛ければいいだけだ。

 雷雲や炎を設置し、それらに魔獣が反応している隙に、気配を遮断して駆け抜けた。

 

 「幻の間」――

 自分自身の幻が襲いかかってくる。

 本来なら「自分と同じ姿をした者を斬れるか」といった心を試す試練なのだろうが、さすがに私と同じ「八回殺さないと死なない幻」をまともに相手にする暇はない。

 アーチャーと協力し、この部屋の術式に干渉。

 私の力を合わせることで「幻」をもう一体造り出し、幻同士で戦わせて対消滅させることに成功した。

 

 「水の間」――

 目の前には、一本の河が流れている。

 沸き立つ激流の中を、歩いて渡らねばならない。

 

 だが、この河は「迷い」があればあるほどその距離は長く、足は重くなる。

 アーチャーは、あっという間に渡りきってしまった。

 私が渡ろうとしたその瞬間、激流が鋼のような圧となって脚を鈍らせる。

 一歩が重い。二歩目で沈む。力づくでは進めない。

 ……私は、足を止めた。

 

「何を迷う。“悪”たるお前らしくもない」

 先に渡りきったアーチャーが、振り返らずに言う。

「お前に、悩みをもたらすものは何だ?」

 

 ――私は、この男が嫌いだ。

 不気味なほど真っ直ぐな視線。

 蒼天のように曇りのない瞳。

 一切の迷いのない、断定口調。

 そして、この激流を寸分の迷いもなく渡りきる潔さ。

 そんなことができるのは、感情を持たない機械か――

 あるいは、己の正しさを盲信できる狂人だけだ。

 そう、言い切りたいところだが……

 

 少なくとももう一つ、私は該当する存在を知っている。

 それは、大自然そのものだ。

 青竜とは「東の天を司る神霊」にして、大自然の意思の代行者。

 言葉や形は持つが、それはただ「形象としてそう在る」に過ぎず、「自己」というものは本来存在しない。

 そもそもサーヴァントとして呼ばれるかも、怪しいほどだ。

 自己も選択もない。

 あるのは、天の理。

 そこには揺らぎも葛藤もない。

 ――「大自然の権化である」ということは、私やルーラーも同じなのに、だ。

 

 かつて英雄に敗れ、「悪しきもの」として葬られた存在。

 人々に恐れられ、歴史の裏側に追いやられた者。

 零落し、怪物と成り果てた原初の神。

 言わば、これは「同族嫌悪」だ。

 ルーラーにネゼミアをけしかけた理由に、それがないと言うと嘘になる。

 

 だが、彼はまるで違う。

 彼は敗者ではない。勝者ですらない。

 彼は、始めから在るべき場所に在った。

「勝ち負け」という概念から外れ、神話や物語という枠から外れた「法則」に近い存在。

 個性を捨て、選択を捨て、ただ理として在る者。

 求められれば、応える。ただそれだけの存在。

 私が捨てきれなかったものを、当然のように持っていない男。

 それを「受け入れられる」彼が、とにかく気に食わなかった。

 本当なら、そんな彼の前で本心など表したくもない。

 私はこの男の「力」と「知恵」を信用しているから、サポーターに連れてきただけだ。

 

 本来なら聖杯戦争において「味方のサーヴァント」などいない。

 真に勝つことを考えるなら、私は必ずこの「異界」に一人で潜らなければならなかった。

 魔術への対抗策たる、数千年ものの神秘――「草薙」が本来の持ち主たる私の元にあれば、それだけでキャスターのサーヴァントを完封できる可能性すらあるからだ。

 むしろ、召喚されてから最初に行うべきことだったかもしれない。

 

「だが、お前はそうしなかった」

 アーチャーが言う。声は淡々としていて、怒りも驚きもない。

「“試練”は力だけでなく、剣の使い手の心を試す。それを超えられるかどうか、自信がなかったからだ」

「――っ」

 まるでこちらの心を覗き見たような物言いに、胸がざわつく。

「……あの悪魔はともかく、あんたが読心能力を持つとは知らなかったけど?」

「我々が浸かっているのは、どれだけ幅が変わろうと同じ河だ。ならば、波紋となって映る心の揺らぎを感じ取れるは道理である」

 ……なるほど。さっきの「私はお前が嫌いだ」という独白も全てお見通しだったというわけか。

「是である。そして、別段気にすることでもない。我ら四神の如き“神”は、“勝手に期待され、勝手に失望される”者の典型。それが世の常である」

「……あ、そう」

 あっさりと、そんな言葉を返される。

 実際、その通りではある。

 人間にとって、「神」は便利な存在だ。

 都合の良い時だけ「一方通行な神頼み」をし、叶わなければ文句を言い、叶えば当然のように思う。普段から祈りを捧げているならともかくだ。

 そして、青竜はそんな自己中心的な存在に対し、別に怒ることも咎めることもない。

 人が信じようが信じまいが、星は巡り、大地は流れ、季節は移ろう。

「圧倒的な無関心」とすら言える大いなる容認こそが、彼だ。

 私の「感情的反発」程度、「よくあること」なのだろう。

 

「お前が望むならば、若き頃のセイバーの如く“世を拗ねた不良”のような口調に変えても構わぬが?」

「……それは本当に止めて。ちょっと興味はなくもないけど、こっちが恥ずかしくなりそうだわ」

 彼らしくないとも言える、冗談のような言葉が飛んでくる。

 

 ――分かる。これは、彼なりのアイスブレイクだ。

 空気を緩め、私の心を落ち着かせようとしてくれているのだろう。

 さて、いい加減話を本題に戻そう。

 

「……私は英霊となった時、一つの願いを抱いた。“見捨てられた者、全てを救う”と。特に難しいことも考えずに、ただそう思った。“まつろわぬ者”と呼ばれた彼らを見て、そうするしかないとすら感じていた。でも、いざ召喚されてみて気が付いた。それはあまりにも難しく、そして矛盾を孕んだ願いであることに」

 大前提として、「見捨てられた者」とは誰を指す?

 誰の視点で決める? どこまでが見捨てられたと断じられる?

 時代が、国が、立場が変われば、加害者と被害者の座など簡単に入れ替わる。

 一度でも誰かを傷つけた者は、もう救ってはならないのか?

 救われるに値しない者は、本当に存在するのか?

 「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」――そんな言葉すらあるのに。

 そもそも、私にとって最も「救いたかった」者たちは遥か昔に滅び、名前すら残っていない。祈りも忘れられ、声すら残らず消え去った。

 彼らを「救う」とは何だ? 過去を変えれば、彼らを救ったことになるとでも?

 そうなったら、マスター・ユキネを含む「今生きている者」はどうなる?

 過去を救済することで、未来を歪めることになっていいのか?

 何より、聖杯戦争で勝者になることで願いを叶えたとして、それは自動的に「今戦っている相手も切り捨てる」ことを意味する。

「後で救うから今は切り捨てる」という理屈は、私の願いと相反した大いなる欺瞞だ。

 ならば「より願いをコンパクトにすればいい」というのが「現実的な視点」ではあるかもしれない。

 

「――そんなこと、できるわけがないでしょう。私が救いたかったのは、そういう時に“零れ落ちてきた者”たちなのに」

 大自然の化身たる私は、あまりにも大きな視点を持って生まれてきてしまった。

 人間ならば、「目に見える範囲」だけを守ることが正しいかもしれないが……

 私は、そんな程度で満足できない。

 ならば、もはや「過去・現在・未来全ての命を救済する」しかない。呆れるほどに大それた話だ。

「でも、この願いを覆すことは“自分に嘘をつく”こと。怪物に貶められた私を“英霊”として認めてくれた、かつての民を含む人間たち全てへの裏切りに他ならない。

私は――そう考えてしまう。私を私として成り立たせる、全ての祈りに応えようと」

 「水」の属性は、河の神である私にとって最も近しい概念だ。

 私そのもの、と言い切ってもいい。

 だが今、その激流はあまりにも鋭い牙と化して私の足に喰らい付いていた。

 

 私の独白を黙って聞いていたアーチャーは、静かに振り返る。

 その表情に変化はない。

 彼は口を開き、言葉を紡ぐ。

 ただ、

 

「……戯けが。それに悩まぬ英雄がいると思うのか。それに苦悩せぬ者が、いると思うのか」

 

 その言葉は、雷よりも鋭かった。

 

「創世以来、“全てを救えた”存在などいない。唯一絶対を名乗る神でさえも、未だそれを成し得ていない。“最後の審判”も、五十六億年後に来たる弥勒菩薩さえも、それを標榜するのみだ。“第六の魔法”の出現も、遥か未来ですら起こり得ていない。

我は四神の一、青竜。初めより“完璧な一”にはなれぬ存在。故にこそ知る。

アサシン・八岐大蛇。お前がどれだけ長大な肉体を持とうと、どれだけの首を持とうと――ただ一人の者に“全てを救う”という傲慢が成せることはない。

それは誰か一人ではなく、全ての者が手を携えてこそ成される業。お前が言う、“見捨てられた者”――救済の対象たる彼らすら、全てを含んだ上で」

 

 彼の言葉は、決して「否定」ではなかった。

「だからこうしろ」というのでもない。私に、自己選択の余地を残した言葉でもあった。

 私は目を閉じ、深く自問する。

 

 ユキネの存在があるとはいえ、私は心のどこかで「孤高であろう」としていた。

 他人にユキネの命を預けることはできないと思っていたし、「願いの重さに他者を巻き込めない」という責任感からでもある。

 だからこそ、見るだけで危険を伴うこの試練には彼女を連れて来られない。

 悩みと矛盾を抱えているから、試練のどこかで躓く。

 私一人では「できない」と諦め、見ないふりすらしていた。

 でも私は、あの「会議室」に――

 同族嫌悪の対象ですらあったアーチャーとルーラーにユキネを預け、ここに来た。

 アーチャーの分霊と共に、試練に挑んだ。

 答えなら、最初から私の中にあった。

 

「今の私は一人ではなく、その心を支える仲間がいる」。

 アーチャーは、それを気づかせるヒントを与えただけだったのだ。

 

 目を開き、私は気づく。

 ――いつの間にか、「河を渡り終えていた」ことに。

 足裏には、河原の石と草の感覚。

 さっきまで激流と格闘していた感覚は、もはや遠い昔のことのように思える。

 

「急ぐぞ。これは未だ、七つ目の試練に過ぎん」

 先を歩くアーチャーの分霊は、静かに闇の奥を見据えている。

「……それにしてもこの試練、何か“三途の川”みたいね」

 仏教において、死者はこの世との境界たる「川」を渡ってあの世に行く。

 善人は橋を渡り、凡人は浅瀬を歩き、罪人は激流に呑まれながら進む。

 三つの渡り方があるからこそ、「三途」という名前なのだという。

 死や喪失と向き合い、価値観や執着を一つ捨てる。

 そうしてようやく、彼岸に辿り着く。

 

 そして、その先で待つのは冥府の王、閻魔。

 ならば、この試練もまた――

 かつて私を討ち、冥府の王となった「彼」の元へと至る道なのだろう。

 最後の「火の試練」で、私が相対するのは――







サーヴァントマテリアル⑦
クラス:アサシン
真名:八岐大蛇
属性:混沌・悪
筋力:A+(人型時はB+) 耐久:A 敏捷:C(人型時はEX) 魔力:A+ 幸運:D 宝具:EX

 保有スキル
【気配遮断】:A
蛇は音もなく移動し、獲物を捕らえる。まさにその動きの体現。

【蛇神の神核】:EX
日本神話における災厄の象徴。氾濫する大河の神。

【竜種】:EX
自然の化身として、規格外のランクを持つ。

【八重の毒魂:A】
やえのどくこん。
八岐大蛇の八つの首はそれぞれの意思と能力を持っている。が、人型である現在は人格は一つのみが出てきているようだ。
毒・火・風・呪・影・幻・血・水の力を切り替えながら戦うことができる。人型の現在は髪の毛が蛇の首のように変化し能力を行使する。応用力の高さが強み。
①毒:蛇の武器、毒を操る。鉄をも溶かす猛毒であり、竜種相手にも確かな効果を発揮する。
②火:鬼灯の如く燃え盛る火を操作する。八岐大蛇とたたら場の関係から製錬や剣造りの知識も持つ。
③風:厳密には天候に干渉する力。八岐大蛇の頭上には常に暗雲があった逸話からだが、大雑把なことしかできない。
④呪:祟り神の呪術。人間体では髪の毛を用いた呪いを得意としている。応用力が高いため、もっとも使われている能力。
⑤影:蛇の冥界にまつわる者としての力。無生物の影に干渉し、動きを操ることができる。
⑥幻:瘴気による幻術。対象の五感を欺くだけでなく、分身を作り出すこともできる。
⑦血:八岐大蛇の腹は常に血で赤く爛れていたということに由来。自身の血中の魔力を相手に分け与えたり、逆に相手の血から魔力を吸い取ることが出来る。
⑧水:八岐大蛇は大河の化身とされることに由来。自身の触れた、もしくは周囲の水に干渉し操ることができる。

【山河の膂力:A+】
怪物としての常識すら超えた怪力スキル。そのため、アサシンでありながら正面からの戦闘を得意とする。

【戦闘続行(蛇):EX】
八岐大蛇は8つの個別の魂を持つ。首を切られても、7回までは問題なく蘇生することができる。大量に魔力を補充すれば死んだ首の再生も可能。
また、死んだ首がいても出力は下がるが【八重の毒魂】の能力が使えなくなるわけではない。


 宝具
『八首八意・斬贄連環(やくびやつい・ざんしれんかん)』:A
種別:対人宝具 レンジ:1~3  最大捕捉:8人
効果:八つの首がそれぞれ異なる術式/能力を使用する連続多重攻撃。相手がそれをすべて受けた場合、複雑に混ざり合った呪いが一つとなり相手を即死させる。

『八塩折之酒(やしおりのさけ)』:A
種別:対人宝具 レンジ:0  最大捕捉:1人
効果:八岐大蛇討伐の際、スサノオが使用した酒。アシナヅチ・テナヅチという夫婦の神によって作られており、神や竜種でさえも酔わせ、昏倒させるというれっきとした神造兵器。
酒呑童子もそうだが、もはや「暗殺された側」がこの手の宝具を所持しているのは常識であると言える。

『神剣・草那芸之大刀(しんけん・くさなぎのたち)』:EX
種別:対界宝具 レンジ:1~99  最大捕捉:レンジ内全て
効果:日本における三種の神器の一つ。八岐大蛇が自身の尾に秘めていたとされる神剣。
「娘」にして分霊である伊吹童子が振るう際には「八つの谷と峯を切り拓き、八つの大河を新たに生み出す程に恐るべきものであるが、それでもまだ真価ではない」という。
極端に厳しい使用制限がかけられているため、令呪3画の使用でも真の力は解禁されない。
(以下:封印状態)
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