「藤丸立香はわからない」の藤丸立香が五条悟に転生してしまいました。
果たして謎丸に無下限呪術は理解出来るのか!?
そもそも最強になれるのか!?
そんなお話です。
春…それは呪術高専でも新入生が入学して来る何ともファンタジスタでドリーミングな季節である。
しかし、今年度の新入生は3人だけ………そもそも素質に左右されるため、成り手が少なく学生の内から任務でコキ使わないといけない位呪術界の人手不足は深刻なのだ、実に世知辛い。
だからこそ、将来有望な生徒を正しき道に導かねばならない、一年生を担当する教師・夜蛾正道はそう決意している。
何よりも今年は御三家の内の一つ、五条家の跡取り息子が入学して来るのである…責任重大だ。
3人いる生徒、家入硝子、夏油傑、とあいうえお順で自己紹介をして行き、最後に五条家の跡取り息子の番になった。
「俺の名前は五条悟です!夢はマシュと一緒に美味しいパン屋さんになる事です!!!」
「「「呪術師は!!?」」」
呪術界の御三家の跡取り息子にも関わらずいきなり自己紹介で実にベーカリーな願望をぶち撒けた見た目と性格と術式だけは良い男(by後の硝子)、五条悟。
なお、呪術界の台風…いや、ハリケーンの目である、本人はあまり自覚していないのがアンジャッシュな酷さに拍車をかけているが。
五条悟はわからない 第1話 ドキドキ⭐︎新入生!! 完
そして、仲を深めるのに良いだろうと手頃な初任務に行かされたさしすトリオ。
「私の術式は呪霊操術、取り込んだ呪霊を操れるよ」
「私は反転術式で怪我を治せるな」
「俺の術式は…なんか………ギュイイインてなってぐわーみたいな感じでビームが出るよ!」
「「何で自分の術式でそんなふわっふわなんだよ………」」
「いや、だってよくわからないし…そもそも無限の距離を操る云々でビームが出たりワープが出来ること自体よくわからない!!」
なんか単眼猫先生に反逆する様な発言をし出す五条に「コイツ本当に大丈夫なのか…?」という気になる夏油と家入、しかし呪霊は待ってはくれない。
現れた呪霊…なのだが、槌田先生が描いた様な姿をしていた、ぶっちゃけ槌田ワーウルフだ。
ゆるキモデザインだろうと呪霊には変わりはないので祓おうとする夏油と家入、しかし、五条は!!
「くかー」
レムレムしていた、気持ち良いまでの熟睡である。
「「だから何でだよ!?」」
「落ち着いてください、先輩はこうやって唐突に電池が切れた様にレムレムしてしまうのです!」
もういっそブン殴って起こそうか…と思った夏油と家入の前に立ち塞がるのは大盾を持ちどこかナスビを思わせるコスプレ美少女なのであった。
「君は誰だい!?」
「そうですね…通りすがりの後輩Xとでもお呼びください!!今はとにかく呪霊を祓うのが先ですよ!!!」
「ツッコミどころが多くてついていけね〜」
「ついて来れるか…?」
「また知らない人が増えた!?」
とにかく、通りすがりの後輩Xと知らない赤い人が頑張ってくれたため呪霊を祓えた一行。
五条は全てを終えた後に目を覚まして「いやぁ!ごめんね〜聖杯と素材あげるから許して!!」と特級呪物・聖杯を頑張った夏油に渡して来た。
五条悟はわからない 第2話 ワクワク⭐︎初任務!! 完
そして、数日が経ってなんだかんだで仲良くなったさしすトリオ、五条は世界を救える程のコミュ強者なのである(比喩無し)
夏油はいつも通り内心オエー!!(AA略)しながら呪霊玉を呑んでいると、五条が「俺にも呪霊玉貸して」と言うではないか。
とりあえず、その辺の蝿頭の呪霊玉を渡すと、五条はおもむろに呪霊玉を口に入れてしまったではないか!
「何やってんだい悟!?」
「ま…まず…まずいっ…まずっ…まずい…っ」
「あまりのまずさに錯乱してる…!」
「とにかく!ペッしなさい!!」
そして、五条から呪霊玉を吐き出させたが、何でそんな真似をしたのかと問いかけると「傑が辛そうだったから心配していた」と言うのだ。
「ホラ…呪霊って明らかにまずそうじゃん、傑が無理してないか心配で…」
「私はいきなり何でも口に入れちゃう赤ん坊みたいな真似をされて肝が冷えたよ」
「ごめん、でも傑も辛いことあったらもっと俺を頼ってよ!俺たち友達でしょ?」
「悟…ありがとう」
実際問題、呪霊玉の味は何とかならないのか、と五条に相談すると彼は「実家に持ち帰ってみるよ!」と言って無下限ワープで消えた。
そして、きっかり3時間後、何やらドヤドヤと人を引き連れて高専に帰って来たのだ。
「お待たせ傑!何とかなりそうだよ〜」
「悟、後ろの人達は一体…?」
「過労死周回組だよ!彼らに頼んで傑に『呪霊玉がリンゴ味になる錬金術』を作ってもらったんだ!!」
「過労死周回組!?」
そして、過労死周回組に囲まれた夏油は『呪霊玉がリンゴ味になる錬金術』を教わったのである、伊達に脳死周回はしていないのだ。
これには大喜びの夏油であったが…………後日。
「やだ!!!もうリンゴ飽きた!!!食べたくない!!!」
「やっぱりそうなっちゃうよね〜俺も通った道だよ」
五条悟はわからない 第3話 呪霊玉の味は…? 完
そして、休日。
五条が夏油と家入に「実家に遊びに来ないか」と誘うのである、高専は寮生活だからだ。
「でも、悟の家って確か呪術界の名家だったろ?」
「私たちが急に行って大丈夫なのか?」
「ウチはそういうの気にしないよ〜むしろ友達を連れて来なさい!って家のみんながうるさいんだ…」
そして、外泊許可を取り無下限ワープでインスタントに五条家に向かった一行なのだが…
「紹介するよ、俺の実家………五条家チェイテ梁山泊ピラミッド姫路城ジグラット凱旋門キャメロットだよ!!!」
はい、この冒涜的な建築物の様なナニカを見てしまった夏油と家入は1d10or1d100のSAN値チェックお願いします。
夏油………成功
家入………成功
2人は発狂こそ免れたが、感想は「狂ってんのか?」である、建築基準法とかないんか?
五条にそう伝えると「住めば都だよ?」と返された、もう感覚が完全に麻痺しきっているのだ………哀れな命である。
五条悟はわからない 第4話 お家においでよ! 完
そして、いざ!この狂っている建築基準法ガン無視物件に足を踏み入れる3人、中は案外普通である。
だが、五条が帰って来たと分かるとドヤドヤと人が出て来るのである………何気に美男美女ばかりだ。
「ようこそ!五条家チェイテ梁山泊ピラミッド姫路城ジグラット凱旋門キャメロットへ!!私は先輩の後輩です!!!」
「母です」
「同じく母です」
「姉です」
「妹です」
「祖母です」
「義母です」
「前世の恋人です」
「恋人です」
「妻です」
「弟です」
「娘です」
「家です」
これには夏油も家入も宇宙を背負ったキャットになってしまう、思わず「「なんて?」」と口に出た。
「後輩です」
「母です」
「同じく母です」
「姉です」
「妹です」
「祖母です」
「義母です」
「前世の恋人です」
「恋人です」
「妻です」
「弟です」
「娘です」
「家です」
「共犯者です」
「マイフレンドです」
「イリヤです」
「なんか増えた………」
「ハハッ意味不明だよ」
「まぁ、ようは家族って事で」
なお、この後、夏油と家入は滅茶苦茶もてなされた。
でも、「蘆屋道満と清少納言と紫式部と小野小町がレッツゴー!陰陽師を踊る」のは想像の遥か外を行っていた、加藤機関でも想像不可能だろう、蘆屋道満と清少納言はノリノリだったし…
ご飯はすごく美味しかった………でもデカ盛りにされかけて硝子は結構辛そうだったが。
後は露天風呂を満喫して、男子部屋と女子部屋に別れて遊んでから寝た。
そうして、彼らの呪術高専一年目は過ぎて行くのである………
五条悟はわからない 第5話 俺の実家は… 完
とりあえず思いついたところまで形にしてみました。
この夏油は五条がふわっふわ過ぎて見ていて心配になるので離反しません。
夏油も家入も夜蛾センも「私がしっかりしないと………」みたいなメンタルになります。
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