異界渡り、ビカム -伝説のエルフは今日も勝手に深読みされる-   作:鹿紅 順

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第二章 第10話「大使」

 ビカムはいったい何を語ろうとしたのか。

 ――突如鳴り響いたノックの音によって、それは永久に明かされることはなくなった。

 

「失礼いたします」

 

 許しを得て、宿の支配人が申し訳なさそうに入室してくる。リンは救われた気持ちになった。

 賓客二名からの視線に物怖じせず老紳士が言う。

 

「今、王城からの大使を乗せた馬車が当館にお越しになられております。至急ビカム様とお会いしたいと。……いかがいたしましょう?」

 

 言外に「不都合ならこちらで断りを入れておく」とのニュアンスを含んだ言い方であった。王の使い相手に対して、凄まじい肝の座り様である。

 

 他国の大使が宿泊することもある『黄金の鷹の止まり木亭』は、高貴な者同士が直接やり取りするのに都合が悪い場合、従業員がメッセンジャーを担うことも多い。特に、否定的な回答を伝える難しい役割は並々ならぬ胆力と気遣いを要求される。同じ宿泊業でも安宿の主人ならこうはいかないだろう。

 

「……会おう(ギルド長が連絡してくれた件かな? それにしてはやたら反応が早い)」

 

 ビカムが音もなく椅子から立ち上がる。

 扉まで進んだ時、リンの方を振り返る。

 

「……リン殿はここで待っていてほしい。戻ってきたら……続きを話そう」

 

 

 

 

 

「……(〝異界渡り〟になった理由か……リン殿が聞いたら呆れるかもしれないな。私の恵まれた身の上でそのようなことを、と)」

 

 清掃の行き届いた廊下を静々と進むビカム。

 先ほどのリンとの会話は彼にどんな感情をもたらしたのか。表情からは読み取れない。

 

 やがて階上に姿を見せた麗しきエルフを、ロビーで不動の姿勢を取っていた王の使者は恭しく迎えた。

 

「……大使殿とお見受けする(嗚呼、何を言われるのだろう……)」

 

 三十代後半と見られるその男は預かった言葉を逞しい声量で伝えた。

 

「はっ! 突然の訪問、失礼いたします! ――国王陛下の命により、ビカム様のお迎えに参りました! 可能な限り早急に謁見を行いたいというのが、陛下の(おぼ)()しであります!」

 

「……(!?!?!?!?!?)」

 

 待ち望んだ面会を告げられてなお、ビカムは彫像のように動かなかった。

 

「……(ええ……? 私はヨランパ殿に会いたいだけなのに、何がどうなって謁見という話になるんだ……? 嫌だ、行きたくない。だが断れば……。どうしよう)」

 

 極めて砕けた言い方をすれば、王からの直々の呼び出し。エスタード王国の人間であれば栄誉に恐懼(きょうく)し、断れようはずもない。

 しかし、どうだろう。

 ビカムの様子は、まるで謁見する以外の選択肢があるかのごとく、選び取った先で分岐する無数の未来を一つ一つ見定めているようだった。

 そんな類を見ない反応に、大使の内心は極限の緊張に包まれていた。

 

 ――定められた相手に王命を告げるまで、大使は王と同じ存在となる。

 もちろん大袈裟な表現ではある。だが、もし大使に無礼を働こうものなら、それは王の顔に泥を塗ることに等しく、狼藉者が他国民であれば外交問題にまで発展する。

 権力ではなく権威を帯びた役割。それゆえに相対する者は皆一様に恐れおののき、畏まるものだ。

 

 しかし、今目の前に佇む存在は、この国で最も高貴なる存在の命を受けてなお、わずかな動揺すら見せることがない。まるで対等の相手(・・・・・)から気安く話しかけられたような、そんな落ち着き方なのだ。不思議な事に、それを不敬だと思わない自分がいた。

 

 今さらながら任務の重要性を認識する――たとえ命に代えても必ず連れてくるよう厳命された時は表向き畏まりながらも、心のどこかで難題になろうはずもないと高を括っていた。民にとって、王の命に是非など無いのだから。

 

 大使は理解した――もし、この方を玉座の前にお連れできなければ、家の破滅すらありえる……!

 

「(……! そうだっ!)……自分は今、チキュウ人の連れ合いと一緒にいる。その者まで王城に登らせるのは前例に無い。ゆえに申し訳ないが……(これなら角なく断れるだろう……!)」

 

 ビカムはリンと共に行動している事を理由に断った。

 確かに、リンダリアル世界においてチキュウ人の評判が悪いのは周知の事実であり、そんな出自の者を王の眼前に引き出すなど、たとえ王その人が許しても近臣たちが止めることは間違いなかった。

 

 しかし、もしこれを伝え聞いた者たちはこう思うのではないか――一緒に王城に行ったとしてもビカムだけ会えばよいのでは? というか、そもそもリンだけこの宿で待たせておけばいいのでは?  ……と。

 

 そうではない――そうでは、ないのだ。

 

 そんな反論が来ることなど、言われるまでもなくビカムは承知している。

 子供でも思いつきそうな解決策があることは当たり前に理解した上なのだ。

 いったいビカムを何だと思っている?

 

 彼は理屈を()ねたいのではい、己が意思を示したいのだ。〝断る〟という明確な意思を。結論が変わらないなら、理屈など建前に過ぎないのだから。

 

 そして大使に任じられるほど気心の効く者が、その意を汲めないはずもなし。

 穴だらけの断りの理由を考えなしに突き崩せば、「……言葉の裏も読めぬ粗忽者(そこつもの)よ」と侮られ、それは王の威光を傷つける愚行となるは必至!

 

「――ッ……‼」

 

 王はビカムを絶対に連れてこいと命じた。

 ビカムは王の下に行きたくないと言った。

 

 究極の二律背反――これを回避するには、ビカムですら完璧な論理に唸らざるをえない〝新たなる理屈〟を捻り出さなければならない。

 出来るだろうか、たかが一役人に過ぎない自分に。

 

(――出来る出来ないじゃない、やるしかないんだッ!)

 

 大使の目が決意の光を帯びる――!

 

 

 

「――大丈夫です! 陛下はビカム様のお連れ様にもお会いすると仰せです!」

 

 

 

 出来なかった。さすがに無理だった。

 出来なかったがやるしかないので、大使は嘘をぶっこいた。

 

(ああ、終わった、俺の人生……)

 

 なんでこんな事言ってしまったんだろう、冷静に考えれば絶対ダメなのに……体の芯からサーっと熱が引いていくも、一度口にした言葉は取り消せない。

 

「……、…………、……………………」

 

 面貌端正なる〝異界渡り〟はゆっくりと言葉を咀嚼する。

 瞳を閉じ、厳かな空気を従えて身じろぎもしない姿は、さながら深山幽谷の仙人か、または古塔頂きの星見の賢者か。

 

 果たして――

 

「…………承知した……(それを言われたら上手く断る口実が無いじゃないか……)」

 

 ――ここにビカムとリン、王城への登城が決定した!

 

 大使は胸を撫でおろし、そして諦めの表情で自らの首を撫でたのであった。

 

 

 

 

 

 ……余談だが、大使が王命を超えて勝手な判断をしたことは当然大問題になる。

 しかし、王妃・王太后・王女・公爵令嬢の連名による取り成しによって、彼はしでかした事に対して極めて異例の、お咎めなしとなった(どころか金一封を褒美に下賜された)。

 

 後に外務大臣となった彼は回顧録で、「人生で間違いなく、一番緊張した瞬間だった。長年の敵国と休戦条約を取りまとめた時よりも」と書き記している。

 

 

 

   ***

 

 

 

「――ええ……ええ、そうでございますな。そちらのキョウカガイコッカク? ……鎧は外された方がよろしいかと。責任をもってお預かりいたします。もちろん武器も。帯剣は近衛のみ許されておりますがゆえ。それから……ああっ、ビカム様! どうか、どうかお脱ぎなさらず。ビカム様におかれては着帽のうえ(・・・・・)謁見の間に、と。ええ、そのように指示が、ええ。貴方様のご尊顔はその、刺激が、はい」

 

 場所は王城、謁見控えの間。

 これから王侯に拝謁を願う者、または式典に参加する者が通され、事前の進行次第の擦り合わせや、単に順番待ちなどの場に使用される。

 

 慌ただしく謁見の準備に奔走する侍従たちを尻目に、ビカムとリンはクッションの効いた椅子に腰かけ、侍従長なる白髪の老人から聞かされる服装の細かい注意事項に耳を傾けていた。

 もっとも、ほとんどはリンに関することばかりだ。チキュウ人と国王の謁見という前例のない事態に、誰もが正解を求めて右往左往していた。

 

 典礼官の総力を挙げて検討に検討を重ねた結果……強化外骨格だけを脱ぐという無難(?)なところに落ち着いた。

 対してビカムは、背負ったハイテク銃を外すのみだ。

 もともと謁見に不遜にならない身形(みなり)であるが、誰もがこの完成された美に手を加えることを無意識に避けた結果でもあった。

 

 オホン、と侍従長が喉を鳴らす。

 

「介添えは私がいたします。玉座の間に入られましたら、指定の位置で片膝を着き、そのままの姿勢で待機願います。ええ、間もなく陛下が御入来(ごじゅらい)されましたら、宮内大臣の進行の指示に従いご起立ください。その後は陛下よりご下問があります。……リン様、いかがなされましたかな?」

 

 一枚の絵画のごとく優雅に椅子に座すビカムの隣では、リンが今さらながら緊張に顔を青白く染めていた。

 

「あっ、いえっ、あのっ」しどろもどろにリンは言う。「まさか王様に会うなんて思ってなくて……ちゃんと受け答えできるかどうか……」

 

「ええ、陛下が異世界の民草に拝謁を許すなど、王家に仕える者全員が思ってもいなかったでしょう」

 

 チキュウでは王国などというものは絶えて久しいが、大会社の社長と面会すると置き換えてみればリンの緊張も一入(ひとしお)だ。

 なおちょうど同じ頃、外務院で事の次第と自らの大嘘を報告した大使は、様々な感情が()い交ぜになって、言い終えるや否や気絶した。報告を受けた外務大臣も気絶した。

 

「しかし、ええ、後の方(・・・)の心配はなさらずともよろしいでしょう」

 

 綺麗に整えた鼻下の豊かな髭をしごきながら、侍従長は胡散臭いものを見る目をリンに向ける。

 

「今回はあくまでも、陛下とビカム様の謁見。貴方はさしずめ、ビカム様の身を飾る装飾品のようなもの。居ないものとして大人しくされるがよろしいかと。指輪や首飾りに話しかける酔狂な人はいないのですから、ええ」

 

「む……」

 

 あまりにもあんまりな言い草であったが、グッとこらえる。

 懸念も分かるのだ――身近な例に置き換えてみると、知り合いとの会話で、完全には初めましての他人が同席してくるようなもの。いきなり好意的になれという方がおかしいだろう。

 それにリンとしては、余計な事を口走ってビカムに迷惑をかけたくはない。

 

 王国側としても切実である。

 下手にチキュウ人と言葉を交わすことは未だ大きな危険性を孕んでいる。

 同じ世界の住人同士でも、たった一語の取り違えで関係が悪化するなど、ありふれた話。

 ましてや文化も風俗も世界も違う、二十年前に争って関係修復も出来ていない相手なのだ。何が戦争の切っ掛けとなるか……〝大衝突〟の再来は誰も望んでいない。

 

 ゆえに、一切会話をせず何事も無かったように終わらせたい事情は、リンをして察して余りある。

 

「ビカム様も、よろしいですな?」と侍従長が問いかけた。

 美しい横顔は普段と変わらないままだ。

 

「(ヤバい、王様から何を言われるんだろう。そもそも何で急に呼び出されたのだ? 王国が未発見の〝ゲート〟を報告せず密かに利用していたのがバレたのか? 支払いを忘れて滞納した税金があったのか? 分からない。疑い出したら全部心当たりがある気がする)…………ん、ああ(ん? 何て言ったんだ? 聞き逃した……)」

 

 寡黙こそが雄弁と言わんばかり。

 極上の名酒は香りから既に舌を唸らせるように、ビカムの相槌はそれだけで明確な意思を芳醇に覗かせた。

 意図を十分に汲んでくれたようで、安心した侍従長は大きく頷いた。

 

「侍従長、謁見の手筈が整いました」

 

 そこへ女性の侍従が準備の完了を告げに来る。

 もちろん彼女はちらちらとビカムを見やりながら、名残惜しそうに部屋を後にする。

 

「やれやれ……。では参りましょうか」

 

 ビカムとリンは侍従長の先導の下、掃き清められた廊下を静々と歩いていく。踝まで沈み込むと錯覚してしまいそうなほど柔らかな絨毯は、ゆえにこの場所に住まう者の高貴さを表している。

 

 さほど時間のかかることもなく、大扉の前に辿り着いた。美しく装飾の施された扉の両脇には、精悍な面構えの騎士が両脇に控えて守護している。

 騎士たちは素早い動作で礼をすると躊躇いなく大扉を開け放った。

 

 ――豪華にして絢爛な空間がビカムとリンを出迎える。

 

 白を基調にした空間は天井が高く取られ、余白を塗り潰すかのように精微な浮き彫り(レリーフ)が壁に天井にと刻み込まれていた。

 足下を染める長大な緋絨毯(レッドカーペット)はまるで運河に思える。継ぎ目が無いことが信じられず、これ一枚を織るのに一流の職人が何人、何日をかけたのだろうか。

 空間の用途上、置かれた備品は最低限だが、その高級感は疑いようもない。

 

 謁見の間――いと高き唯一の存在が会見する公的な場所。王国の威信があらゆる技法で表現された、もっとも貴い空間である。

 

 その正面最奥に安置された玉座。床より三段高い位置に置かれたそこに座るべき人間はまだいない。

 壁際には主だった大臣と官吏たちが黙して控えており、入場した美剣士を不躾に見る者はいない事実が、行き届いた教育を窺わせる。

 侍従長の無言の指図に従い、定められた位置で片膝を着き、首を垂れる。リンはビカムの左斜め後方で同じように控えた。

 

「――国王陛下の、御入来!」

 

 やがて典礼官が朗々とした声で王の来臨を告げる。

 玉座から見て左側の扉が開き、儀仗兵を付き従えた存在が姿を現した。

 

 迷いない玉座までの足取り。座ることなく正面で立ち止まり、全てを睥睨する。

 彼こそが王。彼こそが王国。

 

「グウェン・グアド・エスタード・デ・レヴォウル・アーライン・ユーヴィン・ネレス陛下の御成りでございます」

 

 エスタード王国、国王グウェン。

 外見年齢は四十代前半、人間であれば乗り切った脂に深みと貫禄が出る頃。

 その名は〝偉大なるエスタードの獅子たるアーライン家ユーヴィンの長子〟を意味する。

 

 宮内大臣が一歩前に進み、典礼官から進行を引き継ぐ。

 

「陛下、エルフ族にその者ありと謳われるビカム殿と……その御付きの者でございます」

 

 どうやらリンはその役名で通すらしい。

 

「英雄ビカム、久しいな。最後に会ったのはいつ以来か。息災そうで余は嬉しいぞ」

 

 眼下で(こうべ)を垂れる美剣士にグウェン王の言葉が投げ掛けられる。

 嬉しい……という割にはどこか隔意――悪意とまでは呼べない――を滲ませた声。

 

「……陛下におかれてはご健勝で何より。拝謁をお許しいただき、お礼申し上げる(拝謁を望んだわけではないのだが……本当にどうしてこうなった)」

 

「よい。余が急に召し出したのだ。礼を言うのは余であろう」

 

「……お言葉、恐悦至極に存じます(どんな理由で呼ばれたのか、恐ろしい)」

 

「うむ。それで、其方(そなた)の用向きはいかなるや?」

 

 並みの者であれば、今になるまで召し出された理由も理解できず心中で右往左往と無様をさらしたであろう……当然、ビカムにとっては杞憂だが。

 ビカムの用向き――ヨランパの占星術の力を借りたい旨はギルドが出した使者を通じて既に伝わっている。

 しかし、わざわざ謁見の手順を踏んだのは、ビカムから直接の請願という形式を取る必要があるのだ。王が一言「良きに計らえ」と命じれば終わることだとしても。

 

 権威を保つには儀式(・・)が重要になる。下位者からの願い出を、上位者が許すというプロセス。権威とはそうして形作られる。

 それを理解しているからこそ、ビカムも一度は断ったが王の権威を傷つけるのは得策でないと、こうして折れて城をおとなった。面倒だが形式を踏むことが正道だと飲み込んだのだ。

 

「(ああそうだ、紹介しておかないと)……その前に、こちら、チキュウから来た人間のリンであります」

 

 ――音の無い悲鳴が玉座の間を満たした。

 

 静寂に見えて、騒がしいほどの動揺にほとんどの者が包まれている。

 その筆頭は侍従長だろうか。眼窩(がんか)から転げ落ちそうなほどに目を剥き、口をわなわなと震えさせている。当然だ、謁見の進行予定に承知と頷いたにも関わらず、ビカムはそれを破り捨てたのだから。

 

 宮内大臣も負けてはいない。なにせ、王に謁見の事前説明をしたのは彼であるし、チキュウ人に何も喋らせず終わらせる台本を提案したのも彼なのだ。なのにこの始末……「(けい)はいったい何を擦り合わせてきたのか?」と王から勘気を賜ってもおかしくない。

 

 沈黙は既に不自然な長さへ突入している。

 驚愕から復活した宮内大臣はビカムの発言をどう収拾するか思考を巡らせた。自分がどうにかせねばならない。壁際の官吏たちの機転は最初から(たの)むべくもなかった。彼らは下問されなければ王と賓客の会話に口を差し挟む権利も爵位もないのだから。

 

「……フン」

 

 事態を動かしたのは――王その人。

 

 グウェン王は今、明確にリン・ツカモトを見た。

 ビカムの傍に咲く野花に徹しようとしていたリンもまた、グウェン王を見た。

 

(――なんて凄まじい……)

 

 ただ見られているだけなのに、物理的な圧力すら伴うと錯覚するほどの眼力。

 エスタード王国数千万の民草、その頂に君臨する支配者の覇気。

 いかにグウェン王が恰幅に優れていようと、武力では間違いなくリンに軍配が上がる――だが、気を抜けば精神を吞まれかねないとリンは判断した。その緊張感たるや、同じ実力のサムライと仕合った時に比肩する。

 これが生まれながらに人間を支配することを運命づけられた男なのだ。

 

「チキュウの者、リン」グウェン王は言う。「貴様はこのリンダリアルを訪れ、何を感じ、何を思った」

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