どうぞ
「ん~。これだ!!」
「残念、ババでした。」
「くそぉ~!!」
絶賛、魔理沙、霊夢とババ抜き中である。
「あんたたちまだやってんの?」
「お前の勘が良すぎるだけだ。ヒョイッ ババかよ」
「私は普通にやってるだけよ?」
いや可笑しいから。ババを一度も引かずに毎回カードが揃う人なんて居るわけない。
「私はあがっちゃって暇なのよ」
「お前は何時だったか暇が一番とか言ってなかったか?」
「それはそれよ」
「霊夢らしいな ヒョイッ おっしゃ!!あがり!!」
「だぁ~!!またかよ~!!」
そういや今何時だ。昼か・・・仕事だぁ・・・
「霊夢、魔理沙。仕事行ってくる」
「いってらっしゃい」
「じゃあな」
「ああ、行ってくる。」
ん~、少し涼しく成ったな。もう夏も終わりか~
名前のない刀を片手に、青空を飛ぶ。
夏の空は暑いから余り飛びたくは無かったが、今はかなり温度が丁度いい。
何分か飛んでいると、森の奥の方にうっすらと人間の里が見えてきた。
今日は仕事の量はあまり無いって慧音が言ってたし、さっさと終わらせて弾幕の練習でもするか。
やっと治った左腕を触りながらそんなことを考える。
人間の里に入り寺子屋に真っ直ぐ向かっていると八百屋の菊子さんが話かけてきた。
「おや、静次くんじゃないかい。仕事かい?」
「あ、はい。これから」
「がんばりんしゃい」
「ありがとうございます。それでは」
「はいよ~」
何分か歩いていると慧音が寺子屋に入っていくのが見えた。
慧音の後を追うように俺も寺子屋に入っていく。
「慧音さん、こんにちわ」
「静次じゃないか、こんにちわ」
「今日はどうすれば良いですかね」
「今日は前やっていた物がまだ残っているだろう?それをやったら今日は帰って良いぞ」
「それだけでいいんですか?」
「ああ。」
「分かりました。」
「ん~。相太は成績が少し延びてるな~。大ちゃんも。チルノは・・・」
そんなことを口にしながらも資料の整理をしていく。
どれくらい立ったのだろう。仕事が終わり、帰ろうと思って外を見ると夕日が山に隠れかけていた。
「もうこんな時間か・・・」
不意に欠伸が出てしまう。長時間座っていたからだろうか、尻が痛い。
寺子屋の玄関に行くと、生徒は皆帰ったのか靴は1つも無く、俺の足音が響いた。
帰りの途中に甘味処によると甘味処は少し混んでいた。
ん~、人が居るな~今日はこんまんま帰るか。
甘味処で饅頭を買うことを諦め、八百屋で夕食の食材を買い、麗神社に帰宅することにした。
「ただいまぁ~」
神社に帰ると靴が何足か玄関に置いてあった。
霊夢のと魔理沙、アリスの靴があるが、もう1つは誰のだ?
居間に行くとその靴の持ち主がいた。
「ですから、明日紅魔館に来てくれませんか?」
「分かったわよ」
「んじゃ、私も行こうかな」
「魔理沙、貴女は来ないでほしいのだけど。最近パチュリー様が大切な本が無くなったって呪文の様に何回も喋ってますから」
「私は見に覚えが無いぜ?」
「はぁ・・・」
何やら話してるが咲夜だったのか。
「ただいま、霊夢」
「あらお帰り静次」
「何話してんだ?」
「このメイドのご主人が私に用事が有るそうで、明日来いって」
「どんな用事かは聞かないが、ほら、霊夢今夜の夕御飯の食材。久々に鍋でもしようぜ」
「良いわね、鍋」
「私も食べてくんだぜ。」
「咲夜はどうだ?」
「私はもう帰りますので」
「そうか」
「んじゃ早速鍋にしましょうか。静次、少し手伝ってちょうだい。」
「ああ。」
「私は失礼しますわ。」
「じゃあな、咲夜」
咲夜が消えた。
あの能力便利だな~
「私も何か手伝うぜ」
「それじゃあ鍋持ってきて頂戴」
「いいぜ」
弾幕の練習はいいか・・・
今回も短いですがどうでしたでしょうか。
では、次回で