今回は私の一番好きなフランを出してみました。
相変わらずの文章力ですがどうぞ。
「とうとう降ってきたかぁ・・・」
神社の外は雪が降り、神社から出たくなくなる季節 冬 がやって参りました。
冬はすきじゃないな・・・寒いし。外の世界では雪掻きしないといけないし。
「静次さん。何してるんですか?」
「ん?あぁ妖夢か」
そう言えば今日妖夢とアリス、魔理沙がくるんだっか。
「もう少しで此処に来て一年だなと思ってな」
「そうですか。此処での暮らしはどうですか?」
「妖怪が襲ってくるのを抜けば最高だな」
「フフッ それは無いですね」
だろうな。知能がある妖怪なら話し合いができるが知能が無いやつはなぁ・・・・ まぁ、妖力が使えるようになってから全くと言って良いほど襲われ無いが。
「お邪魔するぜ~」
「いらっしゃい」
「霊夢は何処だ?」
「飯を作るって言ってたから、台所に居るんじゃないか?アリスも手伝ってると思う。」
「あ、そう言えば私も手伝ってる途中でした。では」
「じゃあな妖夢」
「静次~何かないか~?」
「お前は手伝ってくれば?」
「私は食べる専門だぜ」
「俺もだ」
正直炬燵から出たくない。
「んじゃ本でも読むかな~」
本?・・・・・・・何か忘れてるような・・・・
「パチュリーは珍しい本をたくさん持ってるから時間が足りないぜ。」
パチュリー・・・・・あ・・・
「やっべぇ・・・そういや本の返却日先週じゃん」
「?別にいいだろ後でも」
「お前と一緒にするな」
これはヤバい。暇潰しの一つである本の貸し出してくれる場所が無くなったら痛い
「魔理沙、霊夢に紅魔館行ってくるって伝えといてくれ」
「おう。分かったぜ」
「いそげいそげ」
ぱっぱと外に出る準備をし、靴を履き勢い良く空に飛ぶ
雪が頬に当り水に変わっていく。外は寒く、頬と鼻の先が赤くなってしまう。
「う~さみぃ~」
そんなことを言いながらも飛び続けているとうっすらと湖の先に真っ赤な館が見えてきた
「静次さ~ん」
館につくと珍しく起きていた美鈴が声をかけてきた。
いや、起きてたんじゃないな起こされたな。だって・・・頭にナイフが刺さったであろう後が残っている。
「ちゃんと仕事しろよな」
「わ、分かってますよ~」
「ホントか?」
「本当です!!信じてください!!」
「あぁ、信じてるから信じてるから」
「・・・そう言えば今日は何しに?」
「パチュリーに本を返そうと思ってな」
「ああ!!パチュリー様が静次まで人の本を盗むのかしらって言ってましたよ?」
「まじかよ。」
「マジです。早めに言ったらどうですか?」
「おお、ありがとな」
美鈴にお礼を言い、館の中に入る。
真っ赤に染め上げられた館の中は何かの絵画や大きなシャンデリアがある。しかし、真っ赤だ
相変わらず目に悪いな・・・
「あら、静次。侵入とは良い度胸ね」
いきなり現れた咲夜。手には銀のナイフが握られている。
「冗談はよしてくれ。本を返しに来ただけだ。」
小説を手に持ち、侵入者ではないことをしめす。
「分かってますよ。」
ふふっ、と笑う咲夜。ここ一年、紅魔館にはかなり世話になり、咲夜とは冗談を言える位に仲良くなった。ここの主のレミリアとは挨拶はしているがあまり話してはいない。レミリアには妹が居るらしいが俺は見たことがない。見てぇな・・・
「では、私はお嬢様に報告してきますので」
「ああ。」
そう言い残した咲夜はそこに居なかったかのように能力を使い消えた。
「では行きますか・・・」
コツッコツッと音をたてながら紅く長い廊下を歩く。
あれ?前と道が違う?
何故だろう何時もなら迷うことが無いが今日は明らかに道が違う。
魔理沙対策か?
それなら納得がいく。
先ほどと同じように音をたてながら歩いていく。
どれくらい歩いたのだろうか。他の造りとは違う廊下に出た。
「・・・・」
この道は他の廊下とは違い、石造りになっている。
「いくか・・・」
すこし緊張しながらもゆっくりと歩いていく。
カッコン、カッコン という音と共に冷たい空気が肌に伝わる。
しばらく歩くと道が階段に変わり、下へと下へと続いていっている。
階段を降り始めるもなかなか降り終わらない。
長すぎないか・・・・そろそろ足がきついんだが。
そんなことを言っても階段はまだまだ続く。
どんどん暗くなり、それに比例するようにどんどん寒くなっていく。
静次の足が少し痛み始めたころにやっと階段が終わった。
「疲れたぁ・・・・」
俺が座り込んでいる前には一つの扉がある。その扉は古く、魔方陣が書かれている。しかし、その魔方陣はボロボロで効果がきれていそうだった。
静次は人間。この先に何があるのか好奇心が収まらない。気付けばもう扉を開けていた。
ギギイッと扉は音を立てる。
部屋の中は薄暗く、何が在るのかが分からない。
そのまま静次は部屋に入り、明かりを探す。
「どっかに無いのか?」
紅魔館には何故か電気が通っているからこの部屋にもあると思うが・・・・
そう思った瞬間、パッと当りは明るくなり、幼い女の子の声が部屋に響いた。
「貴方は誰?」
ゾッとするような感覚に陥る。
逃げたい。今すぐこの場から立ち去りたい。
そう思うほどの力が身に染みた。
後ろを振り替えるとこの紅魔館の主、レミリアのようなドレスを着ており、背中には宝石のような物をぶら下げた羽を持つ金髪の子供がいた。
「き、君は?」
見た目で予想はできるがついこう言う風に聞いてしまった。
背中は冷や汗で肌にシャツが張り付いてくる。手に手汗が滲み出てくる。
「私?私はフランドール・スカーレット。吸血鬼よ。それで貴方は?」
「お、俺は佐々木 静次。好きによ、呼んでくれ。」
「じゃあ静次、私と遊びましょう?」
絶対嘘だ。この子の目は純粋な目をしているが絶対に遊びじゃない。
「す、すまない。疲れているんだ。休ませてくれ」
「えー!!何でよ!!あ~そ~ん~で~!!」
涙目になりながら可愛い顔をして俺に抱きついてくる。
ギュゥゥゥゥゥ
「いだいいだいいだだだ!?」
なんつー力してんだよ!!化け物か!?・・・妖怪だったわ
「えっ、あ、ごめんなさい・・・・・」
パッと手を話すフランドール。
「や、やっぱ怖いよね、私なんかとは遊びたくないよね・・・・」グスッ
「泣いているのか?」
「泣いてないわよ・・・ズズッ・・ヒック・・・」
何故フランドールはこんなに悲しそうなんだ。それとこの子がいる場所が可笑しすぎる。何故こんなにも地下にいる?
「なぁ、何でフランドールはこんな地下に居るんだ?もしかして閉じ込められているのか?」
気になり、つい聞いてしまう。
「ここに居るのは好きで居るだけよ・・・グスッ・・それとフランでいい」
・・・・・何だよ
「なぜフランがこんなに泣いているのは分からないが何だか可愛そうになってきた」
「だから泣いてないってば・・・グスッ・・・それと、早く出てって・・・」
「だから・・・その・・・さっきはすまなかった。俺で良ければ遊ばないか?」
「・・・・・え?い、いいわよっ!!早く帰りなさいっ!!」
「んじゃあ、フラン、俺と遊んでくれないか?これは俺の頼みだ」
俺がそういった瞬間パァーと顔が明るくなるフラン。
「しょ、しょうがないわね。静次!!一緒に遊ぼっ!!」
俺の手を掴みグイグイと引っ張るフラン。
「分かったから、まてって」
俺の言葉を無視して何かを持ってきた。
トランプか
「魔理沙がね、教えてくれたの!!・・・でもね、遊んでくれる人が居なくて、魔理沙もたまにしか来てくれないから・・・・」
そういうことか・・・
「でも、今は俺が居るだろ?」
「でも、遊んだら帰っちゃうでしょ?」
少し暗い顔をして此方を伺うフラン
「ああ。帰る」
「・・・・」
「でも、また遊びに来る」
「えっ・・・?」
「だから、帰ったらまた遊びに来るから。俺は仕事があって毎日は来れないがずっと来れない訳じゃない。な?」
「うん!!」
「さぁ、何やる?ババ抜き?大富豪?」
「ババ抜き!!」
「かかってこい!!」
「「アハハハッ」」
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「お嬢様、静次さんが来られました。」
「ええ、知っているわ。だって、私が呼んだんだもの」フフッ
「そういう事で御座いましたか」フフッ
どうでしたでしょうか。フラン回