東方仁無録   作:キーマカレー

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キーマカレーです。
23話どうぞ!!



23話 金髪幼女な神様

薄暗い部屋の中、布団の上で一人の女が息を荒げ、一人は見守っていた。

「霊夢・・・」

「せ、せいじぃ」ハァハァ

顔を赤く染め上げている霊夢。それを強く抱きしめ、霊夢を見守る静次。

「霊夢、そろいくぞ」

「ええ、いいわよっ・・いって・・・」ハァハァ

二人が話しているときにある訪問者が障子を開けてガツガツと入ってきた。

「邪魔するぜ」

「魔理沙、後は頼む」

「別にいいんだぜ。これくらい」

「帰り甘味処で何か買ってくるよ」

「ほんとかっ!?」

「ああ」

「じゃぁ・・私のもぉ・・・」

「ああ、霊夢には取って置きの薬を持ってこよう」

「・・・」

 

 

 

 

 

―人間の里に移動中―

まさか霊夢が風邪をひくとはな・・・

俺の風邪が移ったな。多分

ぱっぱと仕事終わらせて帰るか

 

里に着くと何時ものように賑わっていた。

子供は元気に外でチャンバラごっこしている。

ん・・・?

仲間はずれか?

一人だけ金髪の女の子が隅っこで踞っていた。

周りの子供は皆茶色の髪か、黒。差別かなぁ・・・

可愛そうだな・・・声を掛けるか

「おーい、お前らー」

俺が近付くとセンセーダなどと聞こえてきた。

って、生徒じゃないか。

「あの子が可愛そうだろ。一緒に遊んであげなよ」

と、言うと一人の坊主の男の子が答えた

「え?あの人は神様だよ?」

「は?」

「お山の頂上にある神社の神様だよ!!」

この子何て言った?神様?この子が?

俺が金髪の子を見ると、いかにも一般人が出せそうにないオーラを纏って此方を睨み付けていた。

あの力は神力か

「えっと・・・ごめんねぇ・・・子供にしかみえなかっグベラッ!?

いっでぇぇ!!殴ってきやがった。神のする事かよ!?

泣きそう。痛い。でも此処で泣いてはいけない。周りに生徒がいる。

「す、すまない。」

横たわっている俺の近くに来て笑みを浮かべた。・・・目が笑ってないけど

「ちょっと此方にこい」

そう言うと片手で俺の服を乱暴に掴み、引きずって近くの家の裏に移動させはじめた。

「せんせー元気でねー」

あぁ・・・生徒たちよ。助けて・・・

 

 

 

 

「それで?」

「いやぁ・・・だってさ・・・」

絶賛拷問中です。

「子供たちの輪の近くで俯いていると省かれたように見えるじゃん?」

「・・・」ゲシッ

「いっでぇぇ!?」

くそっ・・・どうしたらこの場から逃げれる・・・

「てかさ、お前何であんな隅っこに居たんだよ?」

「うっ・・・そ、それは・・・」

・・・お?

「何かあったのか?」

「・・・」

「答えてみろって」

「分かったよ・・・それがさ、今日の朝神社から追い出されたんだよ。早苗に」

早苗って、確か守矢神社の巫女か、たまに霊夢と一緒に話してる。

「何でこんなことするのって言ったらさ、『諏訪子様も少しは信仰集めをしてくださいっ!!毎日毎日部屋でだらだらしてばかりでグチグチ・・・』って、言われた挙げ句一人でも信仰者を増やしてくださいって言われて今に至るんだけど・・・」

「それであんな隅っこで」

「うん。最初は信仰集めを頑張ってたけどさ皆して私を子供扱いするから一向に集まんなくて・・・」

「そ、それでか・・・グフッ」

「?」

や、やばい。笑いが。と、止まらない、か、神様が巫女に追い出されるって・・・考えただけでも・・フフッ、クフッ、ま、まるで親と子・・・フフッ

「・・・いっておくけど私、そこそこ力持ってるよ?妖怪」

先程と雰囲気がガラッと変わった。

やばい、怒ってんじゃん。それと、一応まだ人間です。

「・・・すいませんでした。」

こ、ここは素直に土下座しておこうか。

「はぁ・・・良いよもう。信仰を集めてくるからさ」

「なあ、俺も手伝うか?」

「えっ?」

「だから、俺も手伝うぞ?信仰集め」

「何でさ!?あんた早苗が言っていたけど博麗の巫女の所に住んでいるんだろ!?」

「だから何だよ。違う神社に住んでいるやつが他の神社の手助けしちゃ駄目なのか?」

「そうじゃないけど・・・」

「なら良いだろ」

「・・・ありがと」

「素直で宜しい」

つい諏訪子 だっけ? の頭を撫でてしまった。いやぁ、やっぱ子供にしか見えない。

ん?何か諏訪子が物凄い震えているけどどうしたんだ?

「私を・・・子供扱いするなぁぁぁぁぁぁ!!!」

諏訪子が叫んだと同時に俺の視界が黒に染まった。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、やっちゃった・・・」

 

 

 




どうでしたでしたでしょうか。
諏訪子可愛いよね


では、次回で
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