文才ほしいなぁ・・・と思う毎日。
ではどうぞ。
「パチュリー様、どうぞ」
「ええ、ありがと」
「では、これで」
紅茶を霊夢とパチュリー、静次の三人ぶん入れ直した小悪魔は仕事の多さに半泣きしながら大きな本棚の影に隠れていった。
少し前にこの図書館を荒らしていった魔理沙にすこし呆れながらも散らかってしまっている本を一冊拾い上げる。
「これも魔導書か?」
「ええ。そうよ」
大きな椅子に腰を深くかけながら話をする。
俺の膝の上でお腹に寄りかかりながら寝てしまったフランを起こさないように静かに話す。そのせいか周りの空気がよりいっそう静けさが増していった。
「それで言いたい事があるのだけど」
本を読みながら突然質問をしてくるパチュリー。
「何だ?」
「フランの事についてなんだけど」
"フラン"と言う言葉に少し反応した霊夢に疑問を抱きながらもパチュリーの質問に耳を傾ける。
「フランは貴方に気があるわ」
「「は?」」
唐突な発言に思わず声に出してしまった俺と霊夢。
霊夢は何を言っているんだと言わんばかりの目をパチュリーに向けながらも紅茶を一口飲む。
「気があるといってもlikeかloveかは私も知らないわ。でもフランは静次、貴方に好意を持っているわ」
顔は少し笑っているが目は真剣な眼差しをしている。それを俺に向けながら俺の反応をまっている。
「いや、まぁ好意を抱いてるのはわかるがloveはないだろ」
手に持っていた魔導書をテーブルの上に置き、霊夢とパチュリーの反応を伺いながら自分の思ったことを話す。それに何か突っ掛かりを覚えたのかパチュリーは眉間にしわを寄せる。
「本当にそう言えるかしらね?」
「どういうことだ」
「そりゃあ貴方が女だったらそう言い切れるかもしれないわ。でも貴方は男でしょう?そんな簡単に違うと言い切れるのかしら?」
「それは・・・まぁ、絶対とは言えないが」
「でしょう?」
「それってフランが静次のこと恋愛的に好きって言ってるわけ?」
話に疑問を持った霊夢は肘をテーブルにつき、手で顎を支えながらパチュリーにいい放つ。
「話をちゃんと聞いていたのかしら。可能性の話よ可能性の。それとも何か不満があるのかしら?」
本から目を離したパチュリーの目が霊夢の顔を捉える。
「別に不満なんて無いわよ。ただ・・・何でも無いわ。それじゃあ私は先に帰ってるから」
何かを言いかける前に紅茶を飲み干して入り口の近くに倒れているレミリアに見向きもせずに出ていってしまった。
「何を言おうとしたんだ?」
「さぁね」
興味が無いと言わんばかりに両手を上に伸ばしあくびをするパチュリーに対し静次は頭を傾げる。
「まぁ、そろそろ俺も帰るよ」
「あら、そこのお姫様を忘れてない?」
「お姫様?・・・あぁ」
忘れてた。フランは未だに膝の上で寝ている。
「ん~フランには悪いからなぁ・・・起きるまで待つか」
「・・・好きにしなさい」
「んあ・・・?」
いつの間に寝てしまったんだろう。それに何故かとても言い香りがする。甘い匂い。そして温もりを感じる。
目を開けると俺の目の前にはフランが恥ずかしそうにしながら俺を見つめていた。
「静次おはよう・・・いやこんばんわだね」
「こんばんわフラン。ごめんな」
「いいよ」
今から早く帰らないと霊夢に怒られるな。
「フラン。少し降りてくれないか?帰る準備するから」
「え?かえっちゃ「その必要はないわ」
「お、レミリア生きてたのか」
「おや、私は誇り高き吸血鬼だぞ?随分と舐められたものだな?」
「さっきまで無惨に倒れてた奴が言ってもなぁ」
「くっ・・・!!う、うるさい!!」
本当の事だし。
「それに、とっくに起きていたわよ!!」
そういえばどれくらい寝ていたんだろう。
「そういえばその必要はないって言っていたな。何が必要が無いんだ?」
どうでもいい話をして忘れていたがレミリアは何を言おうとしたんだ。
「そうそう。もうすでに霊夢には静次がここに泊まると言ってあるから」
「随分とお早く」
「当たり前よ。咲夜は何でもできるからね」
自分の従者を自慢げに話すレミリア。
・・・レミリアは何もしていなさそうだな。まあ、あえて何も言わないが。
「それじゃあ部屋に案内するから此方に来てちょうだい」
一週間以上たってしまった。
もっと投稿ペースを早くせねば。
では次回で