東方仁無録   作:キーマカレー

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どうもキーマカレーです。
今回はアリスの登場です。では、どうぞ


3話七色の魔法使い

「今日はこれくらいにしておくか・・・」

 

冬を越すまで幻想郷にいると決めてから一週間がたった。多分外の世界では俺が居なくなったから心配している人もいると思う。そんなことを思いながらも幻想郷で段幕の練習したり空を飛ぶ練習をして日々を過ごしている。

最近はほんの少しだけ地面から浮くぐらいなら出きるようになったが段幕は一個も出せず。

俺には才能がないのか・・・?

まぁ、少しでも出来るようになりたいから毎日練習しているわけだが。

 

「おーい、静次ぃー!!」

突然、俺を呼ぶ声が後ろから聞こえてきた。

「魔理沙か。いらっしゃい」

「お邪魔するんだぜ」

「ん?魔理沙、隣にいるのは?」

「友達のアリスだぜ」

「初めまして、私は アリス マーガトロイド よ。貴方が魔理沙の言っていた静次ね?」

「ああ、俺は 佐々木 静次 だ。今はここの居候してる。宜しくな」

「ええ、よろしく」

「んじゃ、寒いから中に入ろうぜ」

「ああ」

 

 

 

 

「あれ、静次。霊夢のやつ留守か?」

「今は人里に昼飯の食材を買いに言ってる」

「そうか。 ところで静次」

「なんだ?」

「お前は外で何してたんだ?」

「練習だよ。段幕と空を飛ぶ」

「へー。んで?少しは出来るようになったのか?」

「まったく」

「ははっ、苦労してんだな」

「ほんとだよ」

「静次、少し聞いてもいいかしら」

「なんだ?アリス」

「あともう少しで冬は終わるのよ?」

「そうだな」

「静次は帰るんでしょ?なら、段幕や空を飛ぶ練習しなくてもいいんじゃない?」

「あー、それは暇潰し見たいなもんだよ。することが特に見つからなくてな」

「そうだったの」

「そういえば静次。あれには何が入ってるんだ?」

「あれか?あれには俺の私物が入ってるよ」

「みていいか?」

「別にいいよ」

「どれどれ」

と言いながら魔理沙は俺のリュックの中身を調べ始めた。

「おお!!この本は何だぜ?魔導書か?」

「違うよ。それは数学の教科書だ」

「数学?」

「ああ。それで勉強してるんだよ。」

「へ~どれどれ・・・・・全然分からないんだぜ・・・・」

「幻想郷ではそういうのは学ばないのか?」

「人里に寺子屋があるんだぜ」

「古っ!!」

「私は一回だけ寺子屋の授業を見せてもらったことがあるけど、ここまで難しそうな物はなかったわよ」

「そうなのか」

「んじゃあこれは何だ?」

といい、魔理沙は俺のスマホを取り出した

「それはスマホ、携帯電話だよ」

「携帯電話?」

「ああ」

「携帯電話・・・・そういえばそんなもの誰だっか持ってなかったかしら?」

「幻想郷にも携帯電話あるのか?」

「幻想郷には外の忘れ去られた物が流れつくんだぜ」

「静次、これはどう使うのかしら?」

「それは電源ボタン押せば使えるよ」

「えー・・・と、ここかしら?」ポチッ

アリスがスマホの電源ボタンを押した瞬間ロック画面が写し出された。

「かっけえええ!!」

魔理沙は初めて見たのかジーっとスマホを見続けていた。

「これはどうやって操作するの?」

「手でタッチしてつかうんだよ。すこし貸して」

「分かったわ。はい」

「どうも、」

俺はアリスからスマホを受け取り、ロックを解除した。

「これは何につかうんだ?」

「これは遠くにいる人と連絡をとるための物何だけど、他にも分からないことを調べたり、写真を取ったりできるんだよ。」

「今使えるのか?」

「ここは・・・電波がないな・・・すまないがこれは幻想郷では使えないらしい」

「ちぇーつまんねーの」

「そんなこと言うなよ。あ、でも写真は撮れるぞ?」

「そうなのか!?」

「なら、私を撮ってくれよ」

「いいよ」

「おっしゃ。ほらアリスもこっちに来るんだぜ。」

「え?ちょっと!」

「撮るぞー」

「ああ、撮ってくれ!!」

「はい、ピース」 カシャ

写し出された写真には満面の笑みの魔理沙とすこし恥ずかしそうにしているアリスが写し出された。

「もっと撮ろうぜ!!」

「いいぜ」

などと話している内に霊夢が荷物をもって帰ってきた。

「あんたたち何してんのよ・・・」

「おお、霊夢お帰り」

「ただいま」

「写真を撮ってたんだぜ。」

「あっそう」

「今からご飯作るから待っててね。魔理沙の分はないけど」

「霊夢は冗談がきついぜ」

「冗談?なんのことかしらね」

霊夢と魔理沙の会話を聞いているとアリスが近づいてきた。

「静次、すこし聞きたいんだけど」

「なんだ?」

「貴方は元の世界に戻りたいのかしら?」

「なんでそんなことを聞くんだ?俺としては帰ろうかと思っているんだけど。」

「深い意味は無いわ。こっちの世界にきた人のなかには此処に住むことを決める人もいるからね。」

「そうなのか・・・」

はじめて知った。幻想郷にきてから一週間、個人的には外の世界よりも楽しかった。でも、家族のこともあるし俺は帰るべきだろう。

 

本当に・・・・俺は帰りたいのか?・・・・

 

アリスの質問を聞いてから迷いが俺の中にできた。

 

 

 

 

そのあと、アリスと魔理沙はご飯を食べて帰っていった。霊夢は今後片付けをしている。

「な、なぁ霊夢」

「なに?」

「外来人の中で幻想郷に残った人ってどれくらいいるんだ?」

「いきなりどうしたの?」

「い、いや別にな、何となく気になっただけだ」

「そう・・・」

「お、俺掃除してくる」

逃げるように俺は霊夢から離れた。なぜあんな質問をしたのかは自分でも分からない。俺はもしかして幻想郷に残りたいのか?

そんなことを疑問に思いながら一日が過ぎていった。




読んでいただき有り難う御座います。
投稿ペースは休み期間は早くしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
では、次回で
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